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<title>そのまま、そのままっ！！</title>
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<title>【アイビスＳＤ】経験値も問われる速力比べ</title>
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<description>夏の新潟名物・直線競馬の重賞競走。施行時期が開幕２日目に移され、今年で３年目を迎えるが、過去２年は、レース直前の驟雨や重馬場が災いし、優勝馬の走破時計も５５秒台と低調な水準に終わっていた。だが、今年は土・日を通じ好天に恵まれそうで、パンパンの良馬場を舞台にした掛け値なしのスピード競馬になる。土曜日の５００万下（閃光特別）で５４秒５のタイムが記録されているのだから、重賞レベルでの決着タイムの目安は、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Niigata_long_straight_at_2008_jul_3&quot; title=&quot;Niigata_long_straight_at_2008_jul_3&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/20/niigata_long_straight_at_2008_jul_3.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;夏の新潟名物・&lt;strong&gt;直線競馬&lt;/strong&gt;の重賞競走。施行時期が開幕２日目に移され、今年で３年目を迎えるが、過去２年は、レース直前の驟雨や重馬場が災いし、優勝馬の走破時計も５５秒台と低調な水準に終わっていた。だが、今年は土・日を通じ好天に恵まれそうで、パンパンの良馬場を舞台にした&lt;strong&gt;掛け値なしのスピード競馬&lt;/strong&gt;になる。土曜日の５００万下（閃光特別）で&lt;strong&gt;５４秒５&lt;/strong&gt;のタイムが記録されているのだから、重賞レベルでの決着タイムの目安は、おそらく&lt;strong&gt;５３秒台中盤&lt;/strong&gt;。ペース次第では、&lt;strong&gt;レコード更新&lt;/strong&gt;の可能性も十分とみるべきだろう。&lt;br /&gt;
このレベルに耐えうる速力を装備した上位候補を見極めるために、出走各馬の&lt;strong&gt;持ち時計の比較&lt;/strong&gt;が欠かせないが、今年のメンバーで直線競馬に出走した経歴をもつ馬は、わずかに５頭を数えるのみ。その最速時計も春競馬の条件戦で記録された５４秒台なのだから、これではいささか心許ない。そこで、経験や持ち時計よりも、目下の勢いと軽量の利、さらには枠順の有利・不利のほうに注目が集まり、&lt;strong&gt;３歳勢や外枠の恩恵を受ける各馬&lt;/strong&gt;が上位人気に支持されるという構図になっているようだ。&lt;br /&gt;
例えば、前日売り単勝オッズで１番人気の&lt;strong&gt;３歳牝馬エイムアットビップ&lt;/strong&gt;。いかにもスピードに優ったタイプであり、昨年暮れのＧ１で僅差の３着があるなど実績も申し分ない。だが、この馬とて過去の戦績で経験している千メートル通過の最速ラップは&lt;strong&gt;２歳時（ファンタジーＳ）５６秒９&lt;/strong&gt;。確かに超ハイペースではあるが、それはあくまでコーナー２回のどこかで息が入る展開で記録されたものであり「参考」に過ぎない。果たして、どこまで時計を短縮することができるか？５３秒台のスピード競走でラストまで踏ん張りが効くがどうか？それは、「&lt;strong&gt;やってみなければわからない&lt;/strong&gt;」というのが正直なところだろう。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それなら、３歳勢の未知の可能性よりも、むしろ&lt;strong&gt;古馬世代の経験値&lt;/strong&gt;に注目してみる手もある。例えば、５歳牝馬の&lt;strong&gt;アルーリングボイス&lt;/strong&gt;。昨年の北九州記念では、前半千メートル通過&lt;strong&gt;５５秒１の通過ラップ&lt;/strong&gt;を早めに動いてゴール前、クビ差２着にまで浮上している。直線競馬は未経験でも、前半戦から先行勢が競り合う展開になれば、ラスト１ハロンでの決め手が生きてくる可能性がありうる。同じく古馬世代では、&lt;strong&gt;クーベルチュールやサープラスシンガー&lt;/strong&gt;ら４歳勢の速力にも時計の裏付けがあって注意が必要だ。だが、ここは「&lt;strong&gt;格より調子&lt;/strong&gt;」が重要な夏競馬。休み明け初戦の仕上がりにも注意して、上位候補を絞っていきたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎アルーリングボイス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○マルブツイースター&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲エイムアットビップ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△アポロドルチェ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ナカヤマパラダイス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注クーベルチュール&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注サープラスシンガー&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注タマモホットプレイ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アルーリングボイスは前走・福島戦取消後の出走になるが、あえて得意の小倉まで待機することなく、ここへと目標を切り替えてきた意欲を買う。陣営はゲート不安を盛んに公言しているが、ハイペースを追走する展開そのものへの不安はない。中団で流れに乗ることさえできれば、ゴール前の決め手の差で浮上してくるかも。&lt;br /&gt;
人気の３歳勢は、各馬の能力差がまだ判然としないので、とりあえず&lt;strong&gt;外枠から順番に評価&lt;/strong&gt;（汗）。とはいえ、オープンクラスでのスプリント戦の経験値ならば、&lt;strong&gt;マルブツイースター&lt;/strong&gt;最上位という見立てで特に問題はないだろう。以下では、直線競馬への適性を証明済みの古馬ナカヤマパラダイス。クーベルチュールやサープラスシンガーは、前述したとおり仕上がり状態を確認してから最終評価を下したい。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、&lt;strong&gt;シンボリグラン&lt;/strong&gt;。歴戦のキャリアの持ち主で、新潟外回りコースでは確かに強いのだが、芝千二の持ち時計が１分８秒台と時計の裏づけを欠いているのが、どうか？&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-20T08:13:59+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_dd61.html">
<title>【七夕賞】前走エプソムＣ組の取捨選択を考える</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_dd61.html</link>
<description>全国各地の夏競馬を舞台に、芝の重賞５競走で争われる「サマー２０００シリーズ」の開幕初戦は、福島名物のハンデ戦「七夕賞」。比較的重い斤量を課される重賞常連の実績馬に、軽ハンデの上がり馬が挑むというレースの興趣は、まさしく夏競馬に相応しい一戦といえるだろう。両者の比較では、重ハンデの実績馬に軍配が上がるケースが多いようだが、「格より調子」が重要と言われる夏競馬のこと。出走馬の実績比較だけでなく、近走の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Tosho_voice_at_epsom_cup_08&quot; title=&quot;Tosho_voice_at_epsom_cup_08&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/13/tosho_voice_at_epsom_cup_08.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;全国各地の夏競馬を舞台に、芝の重賞５競走で争われる「&lt;strong&gt;サマー２０００シリーズ&lt;/strong&gt;」の開幕初戦は、&lt;strong&gt;福島名物のハンデ戦「七夕賞」&lt;/strong&gt;。比較的重い斤量を課される重賞常連の実績馬に、軽ハンデの上がり馬が挑むというレースの興趣は、まさしく夏競馬に相応しい一戦といえるだろう。両者の比較では、重ハンデの実績馬に軍配が上がるケースが多いようだが、「&lt;strong&gt;格より調子&lt;/strong&gt;」が重要と言われる夏競馬のこと。出走馬の実績比較だけでなく、&lt;strong&gt;近走のローテーション&lt;/strong&gt;というファクターにも注意を払っておく必要がある。&lt;br /&gt;
そこで、前走レース別の成績を確認してみると、目立っているのが、&lt;strong&gt;前走エプソムＣ（東京芝千八）&lt;/strong&gt;をステップに参戦してきた馬たちの活躍だ。過去５年で２勝・４連対。３着入賞まで含めるなら、毎年何らかの形で馬券に絡むという実績を残している。今年も、前走エプソムＣ組は&lt;strong&gt;全５頭がエントリー&lt;/strong&gt;。これらの取捨選択が、レースの行方を占ううえでの重要なポイントになることは、論を待たない。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;エプソムＣと七夕賞&lt;/strong&gt;････東京と福島のコース形態や距離・負担重量の条件設定に違いはあれど、ともに&lt;strong&gt;最終週の荒れ芝&lt;/strong&gt;を舞台に施行されるＧ３重賞である。メンバー構成も似たようなレベルになることが多く、これら両レースの上位馬の顔ぶれが共通していても、確かに驚けない。だが、実際の傾向は少し異なっており、&lt;strong&gt;両重賞の上位馬&lt;/strong&gt;が単純に連動しているというわけではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むしろ目立つのは、エプソムＣで凡走し下位着順に泣いた馬が次走・七夕賞に出走し、一気に&lt;strong&gt;巻き返してくるパターン&lt;/strong&gt;である。昨年の覇者&lt;strong&gt;サンバレンティン（８着→１着）&lt;/strong&gt;や０４年の２着馬&lt;strong&gt;ストロングブラッド（１８着→２着）&lt;/strong&gt;が、その典型例にあたる。大変身の背景には、エプソムＣを叩いて馬自身の調子が上がっていたという事情もあるのだろう。だが、それだけではない。注目すべきは、&lt;strong&gt;両重賞のペースの違い&lt;/strong&gt;である。&lt;br /&gt;
競馬データベースソフト・&lt;strong&gt;TARGET frontier JV&lt;/strong&gt;を使用し、&lt;strong&gt;ＰＣＩ&lt;/strong&gt;（ペースチェンジ指数。レース前・後半のペースの違いを指数化したもの）を確認してみると、近年のエプソムＣ上位３頭の平均値（ＰＣＩ３）は&lt;strong&gt;概ね５０前後&lt;/strong&gt;の値と、前後半のラップがほぼイーブンペース。それに対し、七夕賞では&lt;strong&gt;４０台の指数&lt;/strong&gt;が記録されることが多い。両者の比較では、七夕賞のほうがエプソムＣよりも４ポイントほど数値が小さい（過去３年）というのがポイントだろう。すなわち、七夕賞では&lt;strong&gt;前半速いペースになって、後半３ハロンで上がりを要す展開&lt;/strong&gt;になっている。この流れを味方に、平均ペースのエプソムＣで不発に終わった差し馬の末脚が、&lt;strong&gt;ハイペースの七夕賞ではしっかり届いているという仮説&lt;/strong&gt;が成立する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もう一つ注目しておきたいファクターは、&lt;strong&gt;各馬のコース取り&lt;/strong&gt;。最終週の荒れ芝で、逃げ馬を含む全馬が馬場の良い所を求めて、コースの外・外を回していく展開が想定されるが、小回りコースで外を通る距離ロスを考えると、&lt;strong&gt;少しでも内を通れるほうが有利&lt;/strong&gt;であることも事実。昨年の覇者サンバレンティンにしても、４角で思い切って内に進路を向けたコース取りの選択が、ゴール前での大きなアドバンテージにつながった感がある。&lt;strong&gt;外差し一辺倒&lt;/strong&gt;の不器用なタイプよりも、荒れ馬場を苦にせず&lt;strong&gt;自在に立ち回れる器用さ&lt;/strong&gt;を備えた出走馬に注目してみたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎トウショウヴォイス　 ５３キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○グラスボンバー　　　５７キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲カネトシツヨシオー　５７キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△マイネルキッツ　　　５４キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×キャプテンベガ　　　５５キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ドリーミーオペラ　　 ５２キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注アルコセニョーラ　　５２キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ヴィータローザ　　　５６キロ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;エプソムＣのゴール前、&lt;strong&gt;内からスルスル&lt;/strong&gt;と上位陣を猛追してきた&lt;strong&gt;トウショウヴォイスの決め手&lt;/strong&gt;を評価する。過去の出走履歴からも典型的なサウスポーといえそうな同馬だが、得意条件というべき新潟の関屋記念（芝千六）を待つことなく、敢えて右回りの福島戦に挑戦。このローテーションの選択自体が、目下の体調の良さと、サマーシリーズ優勝に色気を持つ陣営の意欲を裏付けている。前走から&lt;strong&gt;ハンデも３キロ軽減&lt;/strong&gt;され、最終週の荒れ芝も苦にしないタイプならば、昨年のサンバレンティンと同様に、コース最内からの鮮やかな抜け出しを期待できるかもしれない。&lt;br /&gt;
これに続くのが、出走馬中エプソムＣで最先着している&lt;strong&gt;グラスボンバー&lt;/strong&gt;と、福島開幕週のオープン特別を快勝した&lt;strong&gt;カネトシツヨシオー&lt;/strong&gt;の&lt;strong&gt;ハンデ５７キロ組&lt;/strong&gt;。ともに福島巧者というべき実績の持ち主であり、直線外から併せ馬の格好で上位を狙ってくるだろう。両者の比較では、最終週の荒れ馬場適性が高そうなグラスボンバーを上位に取りたい。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;マイネルキッツ&lt;/strong&gt;は、東京巧者のイメージが強いが、昨夏小回りの札幌で実績を残しており、コース替わりは意外と減点にならない。&lt;strong&gt;人気のキャプテンベガ&lt;/strong&gt;は、前走５７．５キロを背負って完勝した事実を評価せざるを得ないが、デビュー以来、&lt;strong&gt;４４０キロ台の馬格にほとんど成長が見られない&lt;/strong&gt;ことが不満。初の長距離遠征で果たしてどこまでやれるか？人気ほどの信頼は置けず、ひとまず押さえの評価としてみた。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;キルトクール候補馬&lt;/strong&gt;は、印をつけた上記各馬以外ということになるが、単勝２０倍以上の人気薄ばかり。敢えて「キル」と大見得を切るほどの意味はなく、今週は&lt;strong&gt;指名をパス&lt;/strong&gt;したい。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-13T03:48:15+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/nikkei_bd1d.html">
<title>【ラジオNIKKEI賞】軽量の恩恵プラスアルファが問われる</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/nikkei_bd1d.html</link>
<description>一昨年に負担重量の設定条件が「ハンデ」に改められて以降、５４キロ以下の軽量馬が２年連続してワンツー・フィニッシュ。対照的に、５５キロ以上のハンデを課せられた実績馬は「0-0-1-6」と苦戦を強いられており、クラシック未出走だった上がり馬有利の傾向が、従来以上に強調されている感がある。 そもそも「格より調子」を重視すべき夏開催の重賞レース。クラシックを目標に目イチに仕上げてきた反動が懸念される実績馬...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Fukushima_summer_series&quot; title=&quot;Fukushima_summer_series&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/06/fukushima_summer_series.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;一昨年に負担重量の設定条件が「&lt;strong&gt;ハンデ&lt;/strong&gt;」に改められて以降、&lt;strong&gt;５４キロ以下の軽量馬&lt;/strong&gt;が２年連続してワンツー・フィニッシュ。対照的に、&lt;strong&gt;５５キロ以上のハンデ&lt;/strong&gt;を課せられた実績馬は「&lt;strong&gt;0-0-1-6&lt;/strong&gt;」と苦戦を強いられており、クラシック未出走だった上がり馬有利の傾向が、従来以上に強調されている感がある。&lt;br /&gt;
そもそも「&lt;strong&gt;格より調子&lt;/strong&gt;」を重視すべき夏開催の重賞レース。クラシックを目標に目イチに仕上げてきた反動が懸念される実績馬よりも、勢いに乗って参戦してくる上がり馬を狙うのは、&lt;strong&gt;セオリー&lt;/strong&gt;に適っていると言えるだろう。今年も、ハンデ５３キロで２戦２勝の&lt;strong&gt;ダイバーシティ&lt;/strong&gt;が前日売り１番人気に推されるなど、大方の見解は、&lt;strong&gt;軽量の上がり馬優勢&lt;/strong&gt;という傾向の再現を支持しているようだ。&lt;br /&gt;
だが、昨年・一昨年のこのレースを思い起こしてみると、当時の馬場状態は、雨で渋化した道悪だったり、ボコボコの荒れ馬場だったりと、&lt;strong&gt;時計を要する特殊な条件&lt;/strong&gt;の下での争いだった。その事実には、改めて注意を払っておく必要がある。すなわち、スピードよりもパワーの優劣が問われる馬場状態になれば、通常の良馬場以上に、軽量の恩恵が上位馬の大きなアドバンテージとして作用していた可能性があるということ。２週前の&lt;strong&gt;阪神・マーメイドＳの大波乱&lt;/strong&gt;の結果にも象徴されているように、それもまた競馬のセオリーだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そうした視点で今年の福島の馬場状態を確認してみると、Ｂコース替わり初日だった開催５日目、芝千八の３歳未勝利戦の勝ち時計が&lt;strong&gt;１分４７秒４&lt;/strong&gt;と、昨年のラジオNIKKEI賞を凌駕する水準が記録されている。また、９レースの&lt;strong&gt;南相馬特別（芝二千・500万下）&lt;/strong&gt;でも&lt;strong&gt;２分を切るタイム&lt;/strong&gt;が出ているように、開催後半に突入してもまだまだ&lt;strong&gt;走破時計は速い&lt;/strong&gt;。福島市内では土曜夜に小雨が降ったようだが、日曜日は好天の予報が報じられており、おそらくメインレースの時間帯になっても、良好な馬場状態が維持されるはず。となれば、軽量馬＝買い、重量馬＝消しという単純な分類法で着順が分かれるというよりも、時計の速い決着になっても対応できる&lt;strong&gt;ポテンシャルの有無&lt;/strong&gt;が問われてくるのではないか？&lt;br /&gt;
軽量の恩恵を受ける上がり馬の勢いを重視するだけでなく、スピード競馬への対応力も含めて、各馬の戦力比較を慎重に進めていく必要がありそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎スマートギア　　　   ５３キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○タケショウオージ　   ５６キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲ダイバーシティ　　   ５３キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△アロマキャンドル　  ５４キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×モンテクリスエス　   ５５キロ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ルールプロスパー　５４キロ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;前々走・京都の千八を&lt;strong&gt;１分４９秒５&lt;/strong&gt;、前走・中京千八を&lt;strong&gt;１分４７秒４&lt;/strong&gt;で勝利。ペースの違いはあれど、持ち時計を大幅に短縮しながら連勝街道を歩んできた&lt;strong&gt;上がり馬スマートギア&lt;/strong&gt;の勢いに注目してみる。デビュー当初から課題だったスタートの鈍さは、ここに来て克服しつつあり、ペースの緩急に応じて自在に立ち回れる脚質の幅も、ここでは強調材料になりそう。武豊から&lt;strong&gt;福島得意の津村騎手&lt;/strong&gt;への乗り替わりで単勝７倍台なら、馬券的妙味も十分だ。&lt;br /&gt;
同じく５３キロのハンデを与えられ１番人気の支持を集める&lt;strong&gt;ダイバーシティ&lt;/strong&gt;は、大物感を漂わす勝ちっぷりに魅力があるものの、&lt;strong&gt;持ち時計の裏付け&lt;/strong&gt;がなく、小回りコースへの条件変更に対応できるかどうかも未知数。ならば、５６キロのハンデでも、このコースでデビュー勝ちを収めている&lt;strong&gt;タケショウオージ&lt;/strong&gt;のほうを上位に評価すべきではないか？今回は国枝厩舎の主戦というべき後藤騎手への乗り替わり。３月から使い詰めのローテーションでも状態をキープしており、ここでも&lt;strong&gt;勝負になる手応え&lt;/strong&gt;があればこその鞍上スイッチとみた。&lt;br /&gt;
２年連続で牝馬が３着に食い込んでいる事実も考慮し、連下には&lt;strong&gt;アロマキャンドル&lt;/strong&gt;をマークしておきたい。２走前のオークスＴＲでは溜める競馬で圧倒的な爆発力を披露。肝心な本番では道悪で決め手不発に終わったが、前走で減った馬体が回復していれば、牡馬相手でも侮れない。以下では、最内枠から好位を立ち回れそうな&lt;strong&gt;モンテクリスエス&lt;/strong&gt;と、関西からわざわざ主戦・&lt;strong&gt;和田竜二&lt;/strong&gt;とのコンビで遠征してくる&lt;strong&gt;ルールプロスパー&lt;/strong&gt;の逃げ粘りにも、少し期待してみる。&lt;br /&gt;
キルトクールは、若葉Ｓの覇者・&lt;strong&gt;ノットアローン&lt;/strong&gt;。藤岡兄から蛯名への乗り替わりは一見すると鞍上強化と言えそうだが、高額条件になればなるほど、逃げの積極策を取らない&lt;strong&gt;鞍上との相性に疑問&lt;/strong&gt;が残る。５７キロのハンデにも陣営の&lt;strong&gt;泣き&lt;/strong&gt;が入っており、直線であっさりと後続馬群に飲み込まれてしまうシーンが目に浮かんでくる。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-06T03:57:08+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c829.html">
<title>【宝塚記念】ドリームレースの夢からさめて</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c829.html</link>
<description>春競馬のラストを飾るドリームレースと銘打ちながら、毎年のようにフルゲートに達しない出走頭数。エントリーしているのは、もう何度も手合わせをしているお馴染みの顔ぶれ。出馬表をいくら眺めてみても、ドキドキするような高揚感はいっこうに沸き上がってこない････ こうして考えてみると、宝塚記念というのは、古馬Ｇ１のなかでも本当に地味な部類に属するレースだと思う。 もちろん、その年々によっては好メンバーが顔を...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Meisho_samson_2007_jc&quot; title=&quot;Meisho_samson_2007_jc&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/29/meisho_samson_2007_jc.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;春競馬のラストを飾る&lt;strong&gt;ドリームレース&lt;/strong&gt;と銘打ちながら、毎年のようにフルゲートに達しない出走頭数。エントリーしているのは、もう何度も手合わせをしているお馴染みの顔ぶれ。出馬表をいくら眺めてみても、ドキドキするような高揚感はいっこうに沸き上がってこない････&lt;br /&gt;
こうして考えてみると、&lt;strong&gt;宝塚記念&lt;/strong&gt;というのは、古馬Ｇ１のなかでも本当に&lt;strong&gt;地味な部類に属するレース&lt;/strong&gt;だと思う。&lt;br /&gt;
もちろん、その年々によっては好メンバーが顔を揃え、混戦ムードが演出される場合もあるけれど、３歳牝馬ウオッカの参戦が賑々しく話題を集めた昨年のようなケースは、あくまで例外中の例外。多頭数で本命不在の大混戦よりも、人気を集める実績馬を中心に各馬の戦力図が比較的ハッキリしている今年のようなレースこそ、本来の意味で&lt;strong&gt;宝塚記念らしい一戦&lt;/strong&gt;と言えるのかもしれない。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;比較的小頭数&lt;/strong&gt;のメンバー構成のなかを、人気を背負う実績馬が有無を言わせぬ強い勝ちっぷりを見せる。&lt;strong&gt;９３年のメジロマックイーン&lt;/strong&gt;や、&lt;strong&gt;９６年のマヤノトップガン&lt;/strong&gt;の勝利した宝塚記念がまさしくそんなレースのお手本だったが、今年の&lt;strong&gt;メイショウサムソン&lt;/strong&gt;も今ではこれら古豪と肩を並べる実績を有する立場になった。春天で苦汁を飲まされた好敵手が宝塚には参戦してこなかったという事情も、上記の古豪２頭の優勝年と共通している。ならば、ここは素直に&lt;strong&gt;負けられない一戦&lt;/strong&gt;と位置づけてもよいのではないだろうか？&lt;/p&gt;&lt;p&gt;実際のレースデータを確認してみても、出走頭数が&lt;strong&gt;１５頭に満たない比較的小頭数の宝塚記念&lt;/strong&gt;では、１番人気馬が圧倒的に好成績を残しており、馬券的にも波乱が成立する余地は小さいという結果が示されている。わずか&lt;strong&gt;１４頭立て&lt;/strong&gt;の一戦で、敢えて&lt;strong&gt;１番人気馬に逆らう道理はない&lt;/strong&gt;と言うべきだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;&lt;B&gt;■宝塚記念１番人気馬の着順分布（過去１０年）&lt;/B&gt;&lt;/FONT&gt;&lt;br /&gt;
　　&lt;strong&gt;出走頭数１５頭未満　4-2-0-0　馬連平均配当　1,528円&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
　　&lt;strong&gt;出走頭数１５頭以上　1-0-0-3　馬連平均配当　7,215円&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このような事情を鑑みても、馬券的に中波乱を期待するなら、本命馬を捻るより&lt;strong&gt;２着のヒモ荒れ&lt;/strong&gt;を想定した方がよい。上位２頭によるマッチレースになった年（９９年・０１年）を別にすれば、強い１番人気馬が優勝した年でも、&lt;strong&gt;ナリタセンチュリー（０６年）のような伏兵&lt;/strong&gt;が２着に突っ込んでくる可能性は残されている。&lt;strong&gt;雨予報&lt;/strong&gt;が報じられている空模様と、稍重程度の馬場渋化も想定に入れつつ、もしやのケースにも備えを怠れない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎メイショウサムソン&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○アルナスライン&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲アドマイヤフジ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△ロックドゥカンプ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△アサクサキングス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注エイシンデピュティ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ここは素直に&lt;strong&gt;メイショウサムソンの勝機&lt;/strong&gt;とみる。対抗するのは、&lt;strong&gt;目黒記念上位の４歳勢&lt;/strong&gt;。大雑把に捉えるなら、まさしく前日売りオッズに反映された下馬評通りに決着が濃厚といえるだろう。だが、その目黒記念では天皇賞４着の&lt;strong&gt;ホクトスルタン&lt;/strong&gt;が&lt;strong&gt;アルナスライン&lt;/strong&gt;や&lt;strong&gt;ロックドゥカンプ&lt;/strong&gt;に先着。この事実をふまえれば、サムソン以外の&lt;strong&gt;春天組&lt;/strong&gt;への目配りも必要と思われる。&lt;br /&gt;
中波乱決着を呼ぶ伏兵候補として、&lt;strong&gt;川田騎乗のアドマイヤフジ&lt;/strong&gt;に少し期待。良い脚は一瞬で、なおかつジリ脚質（笑）の中距離型。そんなタイプだからこそ、有力各馬が早めに仕掛ける消耗戦で台頭の余地がある。&lt;strong&gt;漁夫の利をさらう格好での２～３着入線&lt;/strong&gt;なら、馬券的妙味もソコソコは期待できるかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、思い切って２頭出し。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;アドマイヤオーラ&lt;/strong&gt;と&lt;strong&gt;カンパニー&lt;/strong&gt;は、ともにタメを効かせた瞬発力勝負でこそ本領を発揮できる&lt;strong&gt;カミソリタイプ&lt;/strong&gt;。雨馬場のなかでの消耗戦になってしまえば、やはり減点が必要だろう。昨シーズン、同じ勝負服に身を包んでサムソンを下した、&lt;strong&gt;ミスプロ系のムーン&lt;/strong&gt;とはやはりタイプが異なる。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-06-29T01:41:27+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_1b04.html">
<title>【みちのく大賞典】人気の遠征馬、何するものぞ</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_1b04.html</link>
<description>今週はＪＲＡの予想エントリをお休みして、岩手競馬・伝統の重賞を展望してみたい。「一條記念みちのく大賞典」は、盛岡春開催のハイライトを飾る古馬の王者決定戦。盛岡・水沢で施行される数々の重賞競走のなかでも最も高い格式を与えられた一戦であり、岩手競馬版の宝塚記念とでもいうべき大レースである。 優勝馬は馬運車にその名を刻まれ、岩手を代表する名馬として長く栄誉が称えられることになる。だが、出走馬の資格は、岩...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Michinoku_daishoten&quot; title=&quot;Michinoku_daishoten&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/22/michinoku_daishoten.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;今週はＪＲＡの予想エントリをお休みして、&lt;strong&gt;岩手競馬・伝統の重賞&lt;/strong&gt;を展望してみたい。「&lt;strong&gt;一條記念みちのく大賞典&lt;/strong&gt;」は、盛岡春開催のハイライトを飾る古馬の王者決定戦。盛岡・水沢で施行される数々の重賞競走のなかでも最も高い格式を与えられた一戦であり、&lt;strong&gt;岩手競馬版の宝塚記念&lt;/strong&gt;とでもいうべき大レースである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;優勝馬は&lt;strong&gt;馬運車&lt;/strong&gt;にその名を刻まれ、岩手を代表する名馬として長く栄誉が称えられることになる。だが、出走馬の資格は、岩手所属馬に限定されるわけではない。「&lt;strong&gt;地方競馬全国交流競走&lt;/strong&gt;」である以上、他地区からも色気をもった&lt;strong&gt;遠征馬&lt;/strong&gt;がやってくる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;■盛岡１０Ｒ・一條記念みちのく大賞典　ダート二千&lt;/FONT&gt;&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;img alt=&quot;Michinoku_daishoten_entry_hyou&quot; title=&quot;Michinoku_daishoten_entry_hyou&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/22/michinoku_daishoten_entry_hyou.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今年も南関東から&lt;strong&gt;ノムラリューオー&lt;/strong&gt;、愛知から&lt;strong&gt;マチカネモエギ&lt;/strong&gt;の２頭が参戦を表明。前者は岩手のトップジョッキー&lt;strong&gt;小林俊彦&lt;/strong&gt;を、後者はおなじみ名古屋の&lt;strong&gt;吉田稔&lt;/strong&gt;騎手を鞍上に配してきたことからも、この一戦に臨むモチベーションの高さが伝わってくる。特に前者は１か月前にも岩手に遠征して、&lt;strong&gt;水沢のシアンモア記念&lt;/strong&gt;（ダート千六）を制しており、９歳の高齢ながら、ここでも主役候補の筆頭という下馬評が高いようだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一方、これらに対する岩手勢は、大将格の&lt;strong&gt;テンショウボス&lt;/strong&gt;が骨折で参戦を見送り、&lt;strong&gt;サイレントエクセル・エアウィード&lt;/strong&gt;ら有力どころも今回は休養明け初戦。そのせいか、今ひとつ意気込みが上がっていないという印象を受ける。地元専門紙（ケイシュウＮｅｗｓ）の本命・対抗評価をみても、予想印は他地区からの遠征馬２頭へと集中している。&lt;br /&gt;
だが、これら遠征馬２頭は、けっして&lt;strong&gt;大回りコースの距離二千&lt;/strong&gt;という条件でも大歓迎というタイプではない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;マチカネモエギは、ＪＲＡ在籍当時の４勝がすべて距離千二という&lt;strong&gt;スプリンター&lt;/strong&gt;。ノムラリューオーも過去に勝利を記録している距離は、前々走の千八が最長というタイプである。ゴール板が１ハロン先に延びてしまう条件変更に不安がないといっては、嘘になるだろう。また、同馬によるシアンモア記念の優勝タイム&lt;strong&gt;１分４３秒１&lt;/strong&gt;というのも、このレースが距離千六に変更された００年以降、最も遅い勝ち時計。２着との着差も僅かにクビ差ならば、大駒を欠く地元勢にとっても逆転の可能性がないとは言い切れないだろう。&lt;br /&gt;
そこで、左回りのコーナー４回・二度の坂越えという条件を味方につけられそうなタイプを探っていくと、意外な伏兵の名が浮かび上がってくる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ニシノグレイシャ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○サイレントエクセル&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲ノムラリューオー&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△ダンストンリアル&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ダンディキング&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注エアウィード&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ブラーボウッズ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ＪＲＡ勢在籍当時の一昨年には、左回りの&lt;strong&gt;新潟巧者&lt;/strong&gt;で鳴らしていた&lt;strong&gt;ニシノグレイシャ&lt;/strong&gt;は、左回りコースの新潟・東京・盛岡で通算６連対をマーク。特に盛岡では、移籍以降３戦に出走してすべて馬券圏内に食い込むなど堅実な活躍をみせおており、その&lt;strong&gt;適性の高さ&lt;/strong&gt;には十分に注意を払っておくべき価値がある。ブライアンズタイムの産駒にふさわしく典型的な&lt;strong&gt;叩き良化型&lt;/strong&gt;なのだが、今季は既に３月の水沢以来５戦を消化。ここに来てようやく調子を上げてきており、今回は注文通りにすんなりと先行できそうな組み合わせにも恵まれた。昨年末にコンビを組んで勝利を収めている&lt;strong&gt;高松騎手&lt;/strong&gt;への乗り替わりも減点材料とはならず、「&lt;strong&gt;おいでおいで&lt;/strong&gt;」の逃げ切りまで期待してみたい。&lt;br /&gt;
対抗には、遠征馬よりも地元の&lt;strong&gt;名牝サイレントエクセル&lt;/strong&gt;を重視。昨年のこのレースでも人気を集めていたが、レース前のテンションが高く力を出し切れないまま敗退してしまったのが残念。当時は馬体もスッキリと仕上がり過ぎていた感があり、それなら休み明けのフックラした状態が、むしろ吉と出るかもしれない。&lt;br /&gt;
以下では、勢いに乗る&lt;strong&gt;上がり馬ダンストンリアル&lt;/strong&gt;にも少し注目。&lt;strong&gt;ダンディキング&lt;/strong&gt;は、隣枠のノムラリューオーをマークする作戦と思われるが、鞍上の&lt;strong&gt;草地騎手&lt;/strong&gt;が例によってエキセントリックな戦法に出るようなら、ここでも侮れない。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、&lt;strong&gt;遠征馬マチカネモエギ&lt;/strong&gt;。距離適性だけではなく、ＪＲＡ在籍当時の&lt;strong&gt;左回り成績「0-0-0-6」&lt;/strong&gt;、４～９月の&lt;strong&gt;春夏シーズンの成績「0-0-1-11」&lt;/strong&gt;というデータからも、ここで積極的に狙える材料がない。&lt;br /&gt;
先週の地震被害からの復興に向けて、立ち上がる県民を元気づけるような&lt;strong&gt;地元馬の奮闘&lt;/strong&gt;に是非とも期待をしてみたいところだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>岩手競馬</dc:subject>
<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-06-22T03:18:30+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/jpn_0900.html">
<title>オフィサー、帝王賞（JpnⅠ）に挑戦</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/jpn_0900.html</link>
<description>上半期のダート戦線を締めくくる大井競馬のＧ１競走・帝王賞。 今年は、６月２５日（水）にレースが予定されているが、肝心の大一番まであと１週間を切った段階に至って、ＪＲＡ勢の有力どころが次々と出走回避を表明。思わぬ番狂わせの結果、どうやら当ブログのひとくち馬オフィサー（６歳・栗東・森厩舎）に「出走可能です！」と、お呼びが掛かっているようだ。 このレースに登録した時点でのオフィサーの出走順位は、ＪＲＡ所...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Officer_going_to_teiohsho&quot; title=&quot;Officer_going_to_teiohsho&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/20/officer_going_to_teiohsho.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;上半期のダート戦線を締めくくる&lt;strong&gt;大井競馬のＧ１競走・帝王賞&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
今年は、６月２５日（水）にレースが予定されているが、肝心の大一番まであと１週間を切った段階に至って、ＪＲＡ勢の有力どころが次々と&lt;strong&gt;出走回避&lt;/strong&gt;を表明。思わぬ番狂わせの結果、どうやら&lt;strong&gt;当ブログのひとくち馬オフィサー&lt;/strong&gt;（６歳・栗東・森厩舎）に「&lt;strong&gt;出走可能です！&lt;/strong&gt;」と、お呼びが掛かっているようだ。&lt;br /&gt;
このレースに登録した時点でのオフィサーの出走順位は、ＪＲＡ所属の登録馬のうち上から数えて８番目。つまり&lt;strong&gt;補欠の第３位&lt;/strong&gt;という順番だった。何事も起こらなければ、まずゲートにたどり着くことさえ許されないポジション。敢えてそれを承知のうえで、陣営がこのビッグレースに登録を済ませていたのは、「&lt;strong&gt;エントリーすることに意義がある&lt;/strong&gt;」という&lt;strong&gt;オリンピック精神&lt;/strong&gt;の発露、もしくは単なる冷やかしと見るのが常識というものだろう。&lt;br /&gt;
だが、同馬が主戦場としているＪＲＡのダート短距離路線はオープン馬が過剰気味で、適条件のレースとなれば、常に&lt;strong&gt;除外ラッシュとの戦い&lt;/strong&gt;を覚悟せざるを得ない状況。普段とは少々勝手が違う条件であっても、出走の目がゼロでない限り、僅かな可能性を模索してみようというスタンスは悪くない。当初は函館シリーズ参戦を目標に調整を進めていたオフィサーだが、吉報が届いた以上、大一番に矛先を向けることに迷いはなかった。「&lt;strong&gt;正式に目標をこちらに切り替えました&lt;/strong&gt;」（森厩舎・日高助手～&lt;a href=&quot;http://www.hirootc.jp/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;広尾ＴＣ&lt;/a&gt;メンバーズサイトより引用）と、早くも臨戦態勢は整いつつある。&lt;br /&gt;
鞍上にも、&lt;strong&gt;福永祐一騎手&lt;/strong&gt;を配することが早々と発表された。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;府中のダート千四や中山千二のスピード比べで闘っていた、追い込み脚質の愛馬が果たして、一気の距離延長、しかも煌びやかなナイトレースという異次元の競馬に対応できるのかという心配は当然あるけれど、コーナーを４回通過するナイター競馬という条件は、３年前の&lt;strong&gt;川崎（中央交流ゴールデンフラワー賞・１着）&lt;/strong&gt;で既に経験済み。スタートが良すぎて思わず先行してしまう近走のレースぶりを思えば、思い通りの位置取りで立ち回れそうな中距離戦というのも、案外と悪くないのかもしれない。&lt;br /&gt;
ＪＲＡ勢の大駒が回避した結果、昨年の覇者&lt;strong&gt;ボンネビルレコード&lt;/strong&gt;に、船橋の&lt;strong&gt;フリオーソ&lt;/strong&gt;と地の利を生かせる&lt;strong&gt;南関ゆかりの猛者たち&lt;/strong&gt;が人気を集めると思われる今年の一戦。&lt;strong&gt;Ｇ１初挑戦&lt;/strong&gt;となるオフィサーにとって相手は強いが、ひょんなことから出走可能になった幸運も味方につけ、全力で強敵にぶつかってほしい。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>ひとくち馬主日記</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-06-20T00:32:28+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_09fd.html">
<title>【エプソムＣ】サンデー系の受難は今年も続くのか</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_09fd.html</link>
<description>土曜日の朝、岩手・宮城の両県で震度６強を記録した地震には、ほんとうに驚かされた。被害を受けた地域の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。 こんな時に不謹慎との誹りを受けそうだが、１ファンとしてやはり気がかりなのは、岩手競馬への影響だ。震源に近い水沢競馬場では、地震当日の土曜日も平常通り場外発売が行われた模様であり、まずは一安心といったところだが、先行きは予断を許さない。開催中の盛岡への競走馬の輸...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Fast_rock_at_fuchu_s&quot; title=&quot;Fast_rock_at_fuchu_s&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/15/fast_rock_at_fuchu_s.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;土曜日の朝、&lt;strong&gt;岩手・宮城&lt;/strong&gt;の両県で&lt;strong&gt;震度６強&lt;/strong&gt;を記録した地震には、ほんとうに驚かされた。被害を受けた地域の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。&lt;br /&gt;
こんな時に不謹慎との誹りを受けそうだが、１ファンとしてやはり気がかりなのは、&lt;strong&gt;岩手競馬&lt;/strong&gt;への影響だ。震源に近い&lt;strong&gt;水沢競馬場&lt;/strong&gt;では、地震当日の土曜日も平常通り場外発売が行われた模様であり、まずは一安心といったところだが、先行きは予断を許さない。開催中の盛岡への競走馬の輸送や、馬券の売上に何らかの影響が及ぶことは必至だろう。水沢に生活拠点を置く厩舎関係者や騎手にとっても、不安のなかでレースを強いられる辛い開催になりそうだ。だが、こんなときだからこそ、被災地の方々を元気づけるような熱戦を期待したい。遠く府中の杜から、エールを送ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、&lt;strong&gt;東京競馬&lt;/strong&gt;はいよいよ春開催のフィナーレ。メイン競走には&lt;strong&gt;Ｇ３の重賞・エプソムＣ&lt;/strong&gt;が組まれている。このレースは、知る人ぞ知る&lt;strong&gt;サンデーサイレンス系種牡馬の鬼門&lt;/strong&gt;というべき一戦だ。&lt;br /&gt;
コース改修が施された０３年以降、エプソムＣに出走したサンデー系産駒の成績を改めて確認してみると「&lt;strong&gt;0-0-2-25&lt;/strong&gt;」。サンデー直子だけでなく、フジキセキやダンスインザダーク産駒のような孫の世代も含め、まだ&lt;strong&gt;１頭も連に絡めていない&lt;/strong&gt;ことに改めて驚かされる。&lt;br /&gt;
この事実が何を意味しているのか？といえば、まず第１に開催後半・しかも雨の影響を受けることが多い季節ゆえに&lt;strong&gt;芝コースの傷み&lt;/strong&gt;が確実に進行しているということ。そして、そのような馬場コンディションゆえ、毎年のように&lt;strong&gt;上がりの速さを要求されない我慢比べ&lt;/strong&gt;のような競馬が繰り返されているということだ。&lt;br /&gt;
良馬場で競馬が行われる今年も、果たして昨年までと同様に、&lt;strong&gt;サンデー受難&lt;/strong&gt;の結果が繰り返されるのか？その見極めが、レースの行方を占ううえでの最大のポイントと言えるだろう。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そんな視点から、今シーズンの府中・春開催の芝コースの推移を振り返ってみると、前半戦こそ、コース取りや脚質を問わない中立的なレースが多かったものの、&lt;strong&gt;ＮＨＫマイルＣ&lt;/strong&gt;の頃から露骨に&lt;strong&gt;イン有利の傾向が表面化&lt;/strong&gt;してきたことに注意を要する。先週の日曜１０レース・&lt;strong&gt;湘南Ｓ&lt;/strong&gt;が終了した直後の&lt;strong&gt;武豊騎手&lt;/strong&gt;のコメントを拝借していうと、「&lt;strong&gt;外を回しても伸びない変な馬場&lt;/strong&gt;」。それでいて、良馬場になると、かなり速い決着時計が記録される。開催後半＝内が荒れて外が伸びる、時計の掛かる馬場というセオリーからすると、まさしく正反対の傾向が表れているわけだが、こんなコンディションのなかで活躍している競走馬の血統背景を確認してみると、実は、例年とあまり差がないことがわかる。&lt;strong&gt;ノーザンダンサー&lt;/strong&gt;に代表される芝のパワー血統や、ダート競馬向きの系統が活躍しているのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;例えば、土曜１０レースの&lt;strong&gt;エーデルワイス賞（３歳・芝千六）&lt;/strong&gt;では、ノーザンダンサー系（&lt;strong&gt;タケショウオージ・ロードニュースター&lt;/strong&gt;）がワンツーを独占。３着にも母父ノーザンの&lt;strong&gt;マイネルファルケ&lt;/strong&gt;が粘ったわけだが、ノーザン系優位の傾向は、実は昨年の同レースと共通している。また、土曜・&lt;strong&gt;最終レース（稲村ヶ崎特別・芝二千）&lt;/strong&gt;では、スペシャルウィーク産駒の&lt;strong&gt;エルソルダード&lt;/strong&gt;が優勝したが、この馬自身、父の産駒らしくなく５３０キロ台の大型馬で、瞬発力よりも持続力こそが持ち味というタイプ。昨年のこのレースで勝利した&lt;strong&gt;ソリッドスライダー&lt;/strong&gt;（バブルガムフェロー産駒）も、同じような持続力型だった。さらに稲村ヶ崎特別の３着には、去年も今年も&lt;strong&gt;ミスプロ系種牡馬&lt;/strong&gt;の産駒が食い込んでいるのも、両年の馬場が近似した状態にあることの傍証と言えないだろうか？&lt;br /&gt;
このように土曜競馬の傾向からは、今シーズンも開催末の芝の状態が、瞬発力型のサンデーにとって、決して有利な状態ではないことが推測できる。&lt;strong&gt;上がりの鋭さよりも、我慢強さ&lt;/strong&gt;。さらには有利といえる内目のコース取りを選択できる脚質を重視して、上位候補を絞り込んでいきたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ファストロック&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○ブライトトゥモロー&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲ヒカルオオゾラ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△マイネルキッズ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×イクスキューズ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ダブルティンパニー&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×トーホウアラン&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×サンライズマックス&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とんとん拍子でオープンに登り詰めてきた&lt;strong&gt;藤沢和雄厩舎&lt;/strong&gt;の上がり馬&lt;strong&gt;ファストロック&lt;/strong&gt;の先行力に期待してみる。血統表には父方にも母方にも&lt;strong&gt;ノーザン系が一杯&lt;/strong&gt;で、母の父にはブラッシンググルーム系の&lt;strong&gt;ナシュワン&lt;/strong&gt;。持ち時計の短縮という宿題はあるけれど、開催後半の荒れた芝への適性が高そうだ。黙っていれば次開催以降、降級の恩恵に預かれるのに、敢えて&lt;strong&gt;安藤勝己&lt;/strong&gt;を鞍上に起用してきたことにも注目したい。ちなみに、同馬は当ブログ管理人が会員になっている&lt;strong&gt;広尾ＴＣの所属馬&lt;/strong&gt;だが、残念ながらこの馬に関して、自分は一口も権利を持っていません。贔屓目無しの純然たる予想です。&lt;br /&gt;
これに続くのが、昨年の２着馬&lt;strong&gt;ブライトトゥモロー&lt;/strong&gt;。ほぼ全馬が上がり３３秒台で駆けた新潟大賞典では力を出し切れなかったが、瞬発力から持続力へと重視される要素が変わる条件変更で変わり身を期待できるだろう。&lt;br /&gt;
人気の&lt;strong&gt;ヒカルオオゾラ&lt;/strong&gt;は、サンデー系・&lt;strong&gt;マンハッタンカフェ&lt;/strong&gt;の産駒。前走で示した時計の速いマイル戦への対応力は、同馬が単なる瞬発力型でないことを裏付けているが、不安材料は&lt;strong&gt;鞍上のスイッチ&lt;/strong&gt;。秋山騎手やペリエとのコンビでは好位からレースを進めることが多いこの馬の手綱を武豊騎手が取ったとき、過去２回はいずれも控える策を選択している。常識的にはトップジョッキーへの乗り替わりで勝負なのかもしれないが、こと今回に限っては、ラチ沿い付近の有利なコース取りへと各馬が殺到するなかで、&lt;strong&gt;タメ殺しのリスク&lt;/strong&gt;が怖い。&lt;br /&gt;
以下では東京巧者の&lt;strong&gt;マイネルキッズ&lt;/strong&gt;。府中冬開催から久々の登場となるが、過去５年、前走から１０週以上の間隔を取って出走してきた馬の好走例が少ない一戦だけに、仕上がりの具合を慎重に確認する必要がありそう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、&lt;strong&gt;ドリーミーオペラ&lt;/strong&gt;。オペラハウスの直子で、ヨーロッパタイプのノーザン系だが、時計の速い今の府中では少し&lt;strong&gt;鈍重&lt;/strong&gt;すぎる印象をぬぐえない。時計の速い良馬場での持ち時計が致命的に不足している。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-06-15T09:56:25+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_2cd2.html">
<title>【安田記念】屋根から考える香港勢の取捨選択</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_2cd2.html</link>
<description>グッドババ（好爺爺）、アルマダ（好利威）、そして一昨年の覇者ブリッシュラック（牛精福星）。今年も香港から３頭の刺客が襲来し、２か国対抗戦の様相が色濃くなった安田記念だが、これら香港勢の取捨を抜きにして、レースの行方を占うことはできない。身も蓋もなく、いきなり結論から先に書いてしまうが、今年に関しては「取」の選択をすべきというのが、当ブログの下した結論だ。 注目すべきポイントの第１は、前哨戦チャンピ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Good_baba_2007&quot; title=&quot;Good_baba_2007&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/08/good_baba_2007.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;strong&gt;グッドババ（好爺爺）&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;アルマダ（好利威）&lt;/strong&gt;、そして一昨年の覇者&lt;strong&gt;ブリッシュラック（牛精福星）&lt;/strong&gt;。今年も香港から&lt;strong&gt;３頭の刺客&lt;/strong&gt;が襲来し、２か国対抗戦の様相が色濃くなった安田記念だが、これら香港勢の取捨を抜きにして、レースの行方を占うことはできない。身も蓋もなく、いきなり結論から先に書いてしまうが、今年に関しては&lt;strong&gt;「取」の選択をすべき&lt;/strong&gt;というのが、当ブログの下した結論だ。&lt;br /&gt;
注目すべきポイントの第１は、&lt;strong&gt;前哨戦チャンピオンズマイル&lt;/strong&gt;の走破時計。このレースで&lt;strong&gt;１分３３秒台&lt;/strong&gt;の走破時計を記録し上位入線していた馬なら、近年の安田記念では凡走例が無いという事実だ。今年のレースは、１着のグッドババが&lt;strong&gt;１分３３秒５&lt;/strong&gt;、２着アルマダも&lt;strong&gt;１分３３秒７&lt;/strong&gt;。２頭が基準をクリアしている。&lt;br /&gt;
第２のポイントは、&lt;strong&gt;手綱を取る騎手&lt;/strong&gt;がいったい誰かということ。過去５年の香港馬に関するデータを洗い直してみると、この点については面白い傾向が出ていて、前走からの&lt;strong&gt;騎手乗り替わり&lt;/strong&gt;で安田記念に参戦してきた香港馬はハッキリと「&lt;strong&gt;捨&lt;/strong&gt;」、前走と&lt;strong&gt;同じ騎手&lt;/strong&gt;を配してきた場合は「&lt;strong&gt;取&lt;/strong&gt;」という選択が、正解であることがわかる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;&lt;B&gt;■香港馬　騎手乗り替わり別成績（０３年～０７年）&lt;/B&gt;&lt;/FONT&gt;&lt;br /&gt;
　&lt;strong&gt;騎手乗り替わりで参戦　０－０－１－６&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
　&lt;strong&gt;前走と同一騎手で参戦　１－０－１－２（うち４着１回）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;香港サイドの視点に立ってみるなら、重い芝で右回り・平坦のシャティン競馬場から、軽めの芝で左回り、直線には坂も設けられた府中コースに舞台が替わるのは、かなり劇的な&lt;strong&gt;条件変化&lt;/strong&gt;。地元開催とは何から何まで勝手が違う海外遠征で、乗り慣れた鞍上までスイッチしてしまうのは、馬にとっても決してプラスの材料とはいえないだろう。例えば、&lt;strong&gt;昨年の安田記念当時のグッドババ&lt;/strong&gt;は、前走チャンピオンズマイルで手綱を取っていた主戦の&lt;strong&gt;ドゥルーズ騎手&lt;/strong&gt;から、&lt;strong&gt;サンマルタン騎手&lt;/strong&gt;への乗り替わりで参戦していたが、結果は７着。名手への鞍上スイッチといえど、それが必ずしも良策と言い難いことは、この着順が証明している。&lt;br /&gt;
また、国際レースの大舞台だけに、騎手の技量・経験もやはり重要。一昨年、他馬への走行妨害・迷惑騎乗で顰蹙を買った&lt;strong&gt;ザデュークのダン騎手&lt;/strong&gt;のような輩の参戦は、やはり勘弁してもらいたいところだ。その点、今年の香港勢の顔ぶれは心強い。&lt;br /&gt;
アルマダに騎乗するのは、日本でも実績のある&lt;strong&gt;香港トップジョッキーＤ.ホワイト&lt;/strong&gt;、グッドババは主戦の&lt;strong&gt;ドゥルーズ騎手&lt;/strong&gt;とのコンビで再来日を果たしてきた。両馬とも前走・香港マイルと同じジョッキーが手綱を取るのが強調材料といえるだろう。ブリッシュラックには、前走のモッセから乗り替わりになるとはいえ、一昨年の優勝時にも手綱を取った&lt;strong&gt;Ｂ.プレブル&lt;/strong&gt;が配されている。&lt;br /&gt;
これら各騎手の近況を知るうえでは、香港賽馬会が公開しているのリーディング騎手ランキングが参考になる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;&lt;B&gt;■香港リーディング騎手ランキング　2008/06/05&lt;/B&gt;&lt;/FONT&gt;&lt;br /&gt;
&lt;img alt=&quot;Jockeys_ranking_of_hong_kong&quot; title=&quot;Jockeys_ranking_of_hong_kong&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/08/jockeys_ranking_of_hong_kong.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;データは、&lt;a href=&quot;http://www.hkjc.com/english/index.asp&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;香港賽馬会公式サイト&lt;/a&gt;より引用&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ホワイト・プレブルは第１位と２位の座を分け合い、ドゥルーズは第７位。今回が初来日となるグッドババの鞍上の戦績がやや低調か？という印象を受けるけれど、昨シーズンには６７勝を挙げてリーディング第３位の実績を残しているので、その技量に不足はない。過去の仏２０００ギニーやオークスを制した実績も残している。この３人、&lt;strong&gt;岩手競馬&lt;/strong&gt;に例えて言うなら、&lt;strong&gt;菅原勲・小林俊彦の両3000勝ジョッキー&lt;/strong&gt;に加えて、若手のエース・&lt;strong&gt;村上忍&lt;/strong&gt;が３人まとめて参戦してくるようなもので、それだけでも馬券的には軽視できないと言うべきだろう。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;マイル王・ダイワメジャー&lt;/strong&gt;が現役を去った後、いまだ混迷ムードが続くわが国のマイル戦線。果たして強力な鞍上を配して安田記念を本気で獲りに来ている香港勢に対応できるかどうか？今年に関しては、本気度の高い&lt;strong&gt;香港勢に一日の長&lt;/strong&gt;があるのではないか？という気がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎アルマダ（好利威）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○グッドババ(好爺爺)&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲スズカフェニックス（鈴鹿鳳凰）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△スーパーホーネット（超級黄蜂）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ウオッカ（伏特加）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ブリッシュラック（牛精福星）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注エアシェイディ（気亜快駒）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注オーシャンエイプス（海猿）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;例年にも増して本気度の高いチャンピオンズマイル１・２着馬によるワンツー再現が有力と考える。前走で優勝したグッドババよりも、２着のアルマダを上位を見立たのは、&lt;strong&gt;鞍上（ホワイト）&lt;/strong&gt;と&lt;strong&gt;調教師（香港リーディングトレーナー・サイズ師）&lt;/strong&gt;の技量を重視してのジャッジ。グッドババとの対戦成績が３戦３敗、初来日で初の左周り出走という情報が懸念されているせいか？単勝５倍台の支持を集めるグッドババとは対照的に、アルマダは単勝２３倍台の低評価となっているが、両者の力関係にそれほどの差はない。左回りへの対応に関しても、サイズ師がこのようなコメントを残している。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;Size has been more than happy with Armada&#39;s preparation in Japan. He says Armada won&#39;t have any trouble adjusting to anti-clockwise way of racing and believes his six-year-old is capable of finding some improvement on his run in the Champions Mile when second to Good Ba Ba.&lt;/FONT&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;「サイズ師は、日本でのアルマダの仕上がりに満足している。左回りコースへの対応にも何ら問題はなさそうで、グッドババの２着となった前走チャンピオンズマイル当時よりも、上積みがあると、６歳の同馬に信頼を寄せている。」&lt;/FONT&gt;&lt;br /&gt;
（英文は&lt;a href=&quot;http://www.hkjc.com/english/index.asp&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;香港賽馬会公式サイト&lt;/a&gt;より引用、超訳は当ブログ管理人）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;良馬場だった土曜の東京芝コースでのレースを振り返ってみても、大外一気の差しに賭ける器用なタイプよりも、&lt;strong&gt;一歩先に抜け出せる器用さを&lt;/strong&gt;備えた競走馬のほうが有利であることは明白。外目１６番枠からの発走でも、名手ホワイトの手綱捌き込みでアルマダを首位候補の筆頭と評価したい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本勢では、距離千四の京王杯を完勝している&lt;strong&gt;スーパーホーネット&lt;/strong&gt;よりも、&lt;strong&gt;スズカフェニックス&lt;/strong&gt;を上位に評価。後方待機なら上がり３２秒台の決め手も繰り出せる同馬が、中団の位置につけたとき、果たしてどれほどの脚が使えるのか？まだ未知数な部分は残るが、千二～千六の路線で常に馬券圏内に食い込んできた安定味を買いたい。以下では、&lt;strong&gt;ウオッカ&lt;/strong&gt;も前走より馬体重が増えているようなら、府中コースへの適性から軽視できない。穴で、素質馬&lt;strong&gt;オーシャンエイプス&lt;/strong&gt;などの馬券も少々。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は案外と難しいが、大外枠の&lt;strong&gt;ドリームジャーニー&lt;/strong&gt;を指名。一瞬のキレで勝負するカミソリタイプがこの大外枠。道中のタメを効かせるのが難しいうえに、府中の直線も少し長すぎるように思える。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-06-08T03:57:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_b5f5.html">
<title>【日本ダービー】皐月賞組はそんなにダメなのか？</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_b5f5.html</link>
<description>主役不在。そんな頼りない形容こそが相応しく思えた今年の牡馬クラシック戦線も、同世代の頂点を決める大一番を前にして、ようやく有力各馬の勢力図のようなものが浮き彫りになってきたように思える。 ターニングポイントとなったレースは、３月の阪神・芝外回り千八で争われた毎日杯（Ｇ３）だ。１着馬の走破時計（１分４６秒０）が良馬場を考慮に入れても優秀な水準で、高レベルと評されてきた重賞だったが、このレースの上位２...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Black_shell_at_nhk_mile_c_08&quot; title=&quot;Black_shell_at_nhk_mile_c_08&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/01/black_shell_at_nhk_mile_c_08.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;strong&gt;主役不在&lt;/strong&gt;。そんな頼りない形容こそが相応しく思えた今年の牡馬クラシック戦線も、同世代の頂点を決める大一番を前にして、ようやく有力各馬の勢力図のようなものが浮き彫りになってきたように思える。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;ターニングポイント&lt;/strong&gt;となったレースは、３月の阪神・芝外回り千八で争われた&lt;strong&gt;毎日杯（Ｇ３）&lt;/strong&gt;だ。１着馬の走破時計（１分４６秒０）が良馬場を考慮に入れても優秀な水準で、&lt;strong&gt;高レベル&lt;/strong&gt;と評されてきた重賞だったが、このレースの&lt;strong&gt;上位２頭が次走で示したパフォーマンス&lt;/strong&gt;が、何と言っても圧巻だった。勝ち馬&lt;strong&gt;ディープスカイ&lt;/strong&gt;は、ＮＨＫマイルカップ（JpnⅠ）に矛先を向けると、桁外れの決め手を発揮し後続を圧倒。２着&lt;strong&gt;アドマイヤコマンド&lt;/strong&gt;も、次走の青葉賞であっさりと勝利をおさめ、ダービーの優先出走権を手にしている。毎日杯といえば、失礼ながら&lt;strong&gt;クラシックの裏街道&lt;/strong&gt;という位置づけがお似合いの地味な重賞競走。そこで上位を占めた馬たちが、およそ２ヶ月後のダービーを前にして一躍主役候補として脚光を浴びることになるとは、その時点でいったい誰が予想し得ただろう？&lt;br /&gt;
ダート無敗からの挑戦が話題の&lt;strong&gt;サクセスブロッケン&lt;/strong&gt;も含め、どうしても別路線組に注目がが集まりがちになるのは、本来なら主役を張るべき&lt;strong&gt;皐月賞組の頼りなさ&lt;/strong&gt;に起因した現象とも言えるのかもしれない。その皐月賞といえば、逃げた馬を後続が捕まえきれぬまま、上位各馬が団子状態でゴールに流れ込んだ単調な展開。勝馬の走破時計も２分１秒台後半と平凡な水準だった。レースを振り返ってみても、各馬ともダービーに向けて巻き返しを期待できそうな材料が乏しく、おまけに勝った&lt;strong&gt;キャプテントゥーレ&lt;/strong&gt;も骨折で戦線離脱を余儀なくされる始末。皐月賞組と別路線組････両者の比較では、どうしても勢いに勝る後者に軍配を上げたくなる。&lt;br /&gt;
だが、皐月賞出走組が、３歳春の時点で&lt;strong&gt;同世代トップクラスの能力・実績&lt;/strong&gt;を有する競走馬であるという構図そのものは、例年も今年も変わらない。その事実を軽く見るべきではないだろう。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;例えば皐月賞１６番人気で１３着だった&lt;strong&gt;ベンチャーナイン&lt;/strong&gt;。皐月賞で見せ場すら作れなかった同馬が、次走プリンシパルＳで相手関係がちょっと弱化すると、「&lt;strong&gt;闘ってきた相手が違うっ！&lt;/strong&gt;」と言わんばかりのレースぶりで圧勝を収めてしまう。ＮＨＫマイルカップでディープスカイに渋太く食いさがって２着した&lt;strong&gt;ブラックシェル&lt;/strong&gt;にしても事情は同じ。要するに。時計のかかる馬場状態だった中山・芝二千という少しトリッキーな条件下で力を出し切れなかったタイプが、&lt;strong&gt;広々とした東京コース&lt;/strong&gt;に替わって、一転して本領を発揮してくる可能性があるということ。そんなタイプなら、ダービーでも警戒は怠れない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;過去のレースデータに目を転じてみると、０３年の東京コース改修以降、ダービーにおける前走レース別勝利数は、&lt;strong&gt;皐月賞組が３勝&lt;/strong&gt;。&lt;strong&gt;ＮＨＫマイルＣ、桜花賞が各１勝&lt;/strong&gt;となっている。やはり皐月賞を筆頭にして、&lt;strong&gt;前走Ｇ１（JpnⅠ）で実績を積んできた組が優勢&lt;/strong&gt;であり、青葉賞や京都新聞杯のＧ２組では２着までが精一杯といったところだ。&lt;br /&gt;
さらに、前々走にまで検索対象を広げてみると、今年と同様に別路線組が優勢と見られた０４年（優勝馬キングカメハメハ）に２着した&lt;strong&gt;ハーツクライ&lt;/strong&gt;は、前走・京都新聞杯組ながら２走前には皐月賞出走という経歴の持ち主だった。さらに昨年２着の&lt;strong&gt;アサクサキングス&lt;/strong&gt;（皐月賞→ＮＨＫマイルＣからダービー出走）もカウントするなら、前走・前々走で皐月賞に出走していた馬は、５年で&lt;strong&gt;１着３回・２着２回・３着４回&lt;/strong&gt;の好成績を残していることがわかる。過去１０年を遡ってみても、皐月賞出走馬が連に絡まなかったという年は１回もなく、別路線組がかなり強力な年であっても、やはり&lt;strong&gt;皐月賞組を抜きにしたワンツー決着というのは、あり得ない&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
毎日杯、青葉賞、ＮＨＫマイルＣ。さらにはダート路線も含め、王道路線以外のステップに注目が集中するようなら、むしろ&lt;strong&gt;積極的に皐月賞組を狙い打つ&lt;/strong&gt;という馬券作戦も成立する余地がある。ひょっとして、人気低落傾向の皐月賞組が、&lt;strong&gt;ＪＲＡプレミアム&lt;/strong&gt;による配当付加価値プラスアルファの高配を運んでくれるのかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ブラックシェル&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○ディープスカイ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲タケミカヅチ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△レインボーペガサス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×マイネルチャールズ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ベンチャーナイン&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×アドマイヤコマンド&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注クリスタルウイング&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注モンテクリスエス&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日曜日には天候回復が見込まれるとはいえ、前日に一度は&lt;strong&gt;不良まで渋化&lt;/strong&gt;した芝コース。おそらくダービー発走時の馬場状態は、同様に雨の影響を受けていた&lt;strong&gt;ＮＨＫマイルカップと同じか、それより少し乾いているか？&lt;/strong&gt;といったところ。パンパンの良馬場での瞬発力比べというより、&lt;strong&gt;パワーや持続力の優劣&lt;/strong&gt;が問われる競馬になるのだろう。馬場の内側から乾燥が進むことを考えれば、安全運転で外を回すより、ラチ沿いから抜け出すコース取りを選択した馬に一日の長がありそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな条件設定なら、まさしくＮＨＫマイルの再現が有望ということになる。だが、当時のディープスカイは、４角で全馬が大きく外を回していくなかで、迷わず&lt;strong&gt;内へと舵を切り一気にワープ&lt;/strong&gt;。労せずして先行勢との着差を縮小できたのが大きかった。雨上がりなら内有利という傾向が各騎手の頭脳にしっかりとインプットされている今回は、そう簡単に前がぽっかりと開く展開にもなるまい。それならむしろ、内で密集する馬群の真ん中あるいは少し外を通って抜け出した方が、&lt;strong&gt;ゴールへの近道&lt;/strong&gt;になるという可能性がある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;対する&lt;strong&gt;ブラックシェル&lt;/strong&gt;は、前走忙しい距離で４角４～５番手、直線坂の途中で早めに先頭に立つという&lt;strong&gt;積極策&lt;/strong&gt;。結果、馬体を併せてきたディープスカイとの加速競走で適性の差を露呈してしまった感があるけれど、&lt;strong&gt;瞬時のギアチェンジが効かないクロフネ産駒&lt;/strong&gt;だけに、あの戦法は大正解だった。前走から８００メートル長い距離を走る今回、前走と同様の策を取ってセフティーリードを奪ってしまえば、距離適性の差でディープスカイを逆転できる可能性がある。再び同馬の手綱を取る&lt;strong&gt;武豊騎手&lt;/strong&gt;は、当ブログが&lt;a href=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_cb61.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;こんなエントリ&lt;/a&gt;を公開した途端、それに反発するかのようにクレバーな好騎乗を連発。&lt;strong&gt;渋った馬場状態のコース取りの巧さ&lt;/strong&gt;なら、現役騎手の中でも、やはりこの名手の右に出る者はいない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下では、東京コース替わりで前進を見込めそうな、皐月賞組２頭（&lt;strong&gt;タケミカヅチ、レインボーペガサス&lt;/strong&gt;）を連下にマーク。&lt;strong&gt;マイネルチャールズ&lt;/strong&gt;なども、府中向きという印象はないけれど、これまで世代を牽引してきた実績を侮れない。息の長い末脚で、ひょっとしたら３着候補筆頭なのかもしれない&lt;strong&gt;ベンチャーナインと青葉賞組&lt;/strong&gt;も少々。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、無敗のダート王・&lt;strong&gt;サクセスブロッケン&lt;/strong&gt;。&lt;strong&gt;クロフネ&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;ゴールドアリュール&lt;/strong&gt;、そして&lt;strong&gt;アドマイヤドン&lt;/strong&gt;。後に国内トップクラスの戦績を残すことになる歴代ダート王たちが、ダービーで健闘しつつも馬券の対象に食い込むまでに至らなかったことを思えば、この&lt;strong&gt;異種格闘技戦&lt;/strong&gt;を制することが如何に困難なことか、実感をもって理解できるだろう。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-06-01T02:47:42+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a09f.html">
<title>【オークス】桜花賞凡走から巻き返せる条件とは？</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a09f.html</link>
<description>ウオッカ、ダイワスカーレット、そしてベッラレイア。世代を牽引する強い牝馬が次々と現れ、豊作の印象が強かった昨年の３歳世代とは対照的に、今年は牝馬クラシック第２弾の時季を迎えても、いまだに主役候補が不在。依然として、混戦ムードの解消される気配が見えない。桜花賞は、３連単７００万円の超・高額配当が飛び出す大波乱。上位人に支持されていたトライアル上位組が揃って凡走する一方で、単勝２桁人気の伏兵が３頭も掲...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Black_emblem_at_oka_sho&quot; title=&quot;Black_emblem_at_oka_sho&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/25/black_emblem_at_oka_sho.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;strong&gt;ウオッカ&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;ダイワスカーレット&lt;/strong&gt;、そして&lt;strong&gt;ベッラレイア&lt;/strong&gt;。世代を牽引する強い牝馬が次々と現れ、豊作の印象が強かった昨年の３歳世代とは対照的に、今年は牝馬クラシック第２弾の時季を迎えても、いまだに&lt;strong&gt;主役候補が不在&lt;/strong&gt;。依然として、混戦ムードの解消される気配が見えない。桜花賞は、&lt;strong&gt;３連単７００万円&lt;/strong&gt;の超・高額配当が飛び出す大波乱。上位人に支持されていた&lt;strong&gt;トライアル上位組が揃って凡走&lt;/strong&gt;する一方で、単勝２桁人気の伏兵が３頭も掲示板に載るという不可解な結果に終わった。だが、その着順は能力よりも、&lt;strong&gt;展開やコース取りによるマギレ&lt;/strong&gt;を色濃く反映した感があり、距離が八百メートルも伸びるオークスで、そのまま参考にできるとは思えない。&lt;br /&gt;
とはいえ、過去１０年のレースを振り返ってみれば、&lt;strong&gt;前走・桜花賞出走組&lt;/strong&gt;は、オークスでも７頭の優勝馬と８頭の２着馬を輩出している。何だかんだ言っても、頭から桜花賞組を無視したオークスの予想というのもあり得ないだろう。&lt;strong&gt;前走・桜花賞組の取捨選択&lt;/strong&gt;。それが、オークス予想の最重要ポイントであることは、今も昔も変わらない。&lt;br /&gt;
厄介なのは、前走・桜花賞上位組だけではなく、&lt;strong&gt;凡走組の巻き返し&lt;/strong&gt;にも警戒を怠れないということだ。過去１０年のオークス上位馬には、桜花賞で掲示板を外していながら、府中の二千四百で突如として復活を遂げ、波乱の立役者になった&lt;strong&gt;気まぐれな牝馬&lt;/strong&gt;が少なからず存在している。最近では０６年の&lt;strong&gt;フサイチパンドラ&lt;/strong&gt;（桜花賞１４着→オークス２着）がその典型例。もう少し前の時代に遡ってみれば、&lt;strong&gt;ダイワエルシエーロ&lt;/strong&gt;（桜花賞７着→オークス１着）や&lt;strong&gt;スマイルトゥモロー&lt;/strong&gt;（桜花賞６着→オークス１着）の名を、歴代優勝馬のなかに見つけることができる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;桜花賞で６着以下からオークスで３着以内に巻き返してきた競走馬&lt;/strong&gt;は、過去１０年に９頭を数えるが、これら各馬の戦歴を振り返ってみると、面白い共通項があることに気がつく。桜花賞の１走前、すなわち前々走で&lt;strong&gt;関東圏の牝馬重賞・クイーンカップまたはフラワーカップに出走し連対実績を残していた馬&lt;/strong&gt;が、９頭のうち８頭を占めているのだ。前述した各馬を例にとるなら、フサイチパンドラはフラワーＣの２着馬。ダイワエルシエーロとスマイルトゥモローは、その年のクイーンＣ・フラワーＣでそれぞれ優勝を飾っていた。&lt;br /&gt;
この傾向の真偽を確かめるため、今度は、前々走クイーンＣまたはフラワーＣで連対し、前走桜花賞で６着以下に敗れた馬たちのオークスの着順をすべてチェックしてみた（過去１０年）。すると、&lt;strong&gt;前々走クイーンＣ連対組&lt;/strong&gt;の戦績は「&lt;strong&gt;2-1-0-2&lt;/strong&gt;」、&lt;strong&gt;フラワーＣ連対組&lt;/strong&gt;の場合は「&lt;strong&gt;1-1-2-1&lt;/strong&gt;」。両者を合算すると「&lt;strong&gt;3-2-2-3&lt;/strong&gt;」。&lt;strong&gt;連対率５０％・３着内率７０％&lt;/strong&gt;と驚異的なアベレージで復活を記録していることがわかった。データの中には４着以下でも、桜花賞７着からオークスで３着テイエムオーシャンとクビ差の接戦（４着）を演じた&lt;strong&gt;サクセスストレイン&lt;/strong&gt;（クイーンＣ優勝馬）なども含まれていたりする。レース内容まで吟味するなら、前々走クイーンＣ・フラワーＣの好走馬には、かなりの確率で復活を期待できる素地があるというべきだろう。&lt;br /&gt;
一方、それとは対照的に、同じ桜花賞凡走組でも&lt;strong&gt;前々走で関東２重賞以外のステップ&lt;/strong&gt;を踏んできた馬たちのオークス成績は「&lt;strong&gt;0-1-0-15&lt;/strong&gt;」と、散々たる有様であった。チューリップ賞やフィリーズレビューなど、桜花賞トライアルのメインストリームを歩んできながら、本番で掲示板を外すという失態を演じたエリート牝馬たち。残念ながら彼女たちにとって、オークスでの&lt;strong&gt;名誉挽回の可能性&lt;/strong&gt;は、殆ど残されていないと言わざるを得ない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;桜花賞凡走組を狙うなら、関東馬・関西馬を問わず、&lt;strong&gt;前々走の関東牝馬重賞で好走歴を重視&lt;/strong&gt;。それ以外の桜花賞凡走組は、思い切って軽視すべきこと。どこからでも馬券を買えそうな一戦だけに、過去１０年のデータから導き出された傾向と対策を頼りに、有力各馬の取捨選択を進めてみるのも一興だろう。今年のオークスにも、そんなデータの裏付けから復活を想定できそうな出走馬がエントリーしている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ブラックエンブレム&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○リトルアマポーラ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲レッドアゲート&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△レジネッタ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ソーマジック&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×スペルバインド&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×アドマキャンドル&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×シャランジュ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;前々走・フラワーＣで折り合い不安を露呈しながらレッドアゲートの追撃を封じて優勝。前走・桜花賞では出遅れて１０着に終わった&lt;strong&gt;ブレックエンブレムの復活&lt;/strong&gt;を期待できそうだ。&lt;br /&gt;
栗東に滞在し直前追い切りを消化しないまま本番に臨んだ前走の調整過程は、様々な憶測を呼んだけれど、その間の事情については、&lt;a href=&quot;http://s-kojima-stable.at.webry.info/200805/article_5.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)さんのエントリ&lt;/a&gt;で詳細が明らかにされている。このようなインサイドレポートが、当事者の立場から公開されたこと自体、素晴らしい出来事であり、大いに拍手を送りたいと思う。&lt;a href=&quot;http://s-kojima-stable.at.webry.info/200805/article_7.html&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;直前のエントリ&lt;/a&gt;でも「&lt;strong&gt;ブラック自身もこれだけやって胸を張って出走できるのは、ある意味初めて。トライアルに出走したメンバーなどに過去に負かした馬も多く、その物差しからも負けてはいないはず。&lt;/strong&gt;」と小島師自身が、かなりの手応えを感じている様子。巷間囁かれている折り合い不安は、スマイルトゥモローやフサイチパンドラにも指摘されていたこと。その脚質から渋った馬場にも対応できる可能性は高く、桜花賞凡走からの巻き返しに向けて、好材料は少なくない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;リトルアマポーラ&lt;/strong&gt;は桜花賞５着といっても、辛うじて掲示板に間に合った印象。ならばクイーンＳ好走・桜花賞凡走のパターンから、今回は巻き返しの可能性が濃厚だろう。５００万下と京成杯で&lt;strong&gt;道悪競馬の好走歴&lt;/strong&gt;を残していることが心強い。大外枠発走も馬場の良い外目を選んで追走できることを思えば、悪くない条件というべきだろう。&lt;br /&gt;
以下では、前走で&lt;strong&gt;馬が変わった感のあるレッドアゲート&lt;/strong&gt;。全身が冬毛に覆われていてまだ完調手前と思われた２月の東京・芝二千四で２分２６秒４の好時計を記録しており、例年の水準に照らしてみれば、上位候補の一角を占めることは明白だ。&lt;strong&gt;桜花賞馬レジネッタ&lt;/strong&gt;も、&lt;strong&gt;兄弟（アエローザ）の戦歴&lt;/strong&gt;から距離延長に不安は感じられず、マークを欠かせない有力候補の１頭と考える。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、&lt;strong&gt;武豊マイネレーツェル&lt;/strong&gt;。前走桜花賞凡走・&lt;strong&gt;前々走フィリーズレビュー組&lt;/strong&gt;は、過去１０年「&lt;strong&gt;0-0-0-5&lt;/strong&gt;」と全くの不振。府中の芝・高額条件で信頼を置けない鞍上の近況込みで消しの評価が妥当と思われる。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-05-25T02:53:30+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_cb61.html">
<title>【ヴィクトリアＭ】天才・武豊に死角あり</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_cb61.html</link>
<description>最近、職場の宴席で「ＪＲＡのＧ１レースで儲ける秘訣」というのが、ちょっと話題になったことがある。話題を持ち出した某氏曰く、「１番人気の武豊を蹴飛ばして買う」というのがその秘訣らしい。いかにも穴党らしいシンプルな馬券術なのだが、なかなかどうして、これが効果テキメンなのだそうだ。 そう言われてみると、当ブログ管理人も、最近のＧ１レースでは武豊騎手との相性があまりよくない。この１年間、ブログで公開したＪ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Take_yutaka_with_faridat&quot; title=&quot;Take_yutaka_with_faridat&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/18/take_yutaka_with_faridat.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;最近、職場の宴席で「&lt;strong&gt;ＪＲＡのＧ１レースで儲ける秘訣&lt;/strong&gt;」というのが、ちょっと話題になったことがある。話題を持ち出した某氏曰く、「&lt;strong&gt;１番人気の武豊を蹴飛ばして買う&lt;/strong&gt;」というのがその秘訣らしい。いかにも穴党らしいシンプルな馬券術なのだが、なかなかどうして、これが効果テキメンなのだそうだ。&lt;br /&gt;
そう言われてみると、当ブログ管理人も、最近のＧ１レースでは武豊騎手との相性があまりよくない。この１年間、ブログで公開したＪＲＡ・Ｇ１（Jpn１を含む）の予想エントリのうち、武豊騎乗馬を本命にしたことが６回あったが、その成績は「&lt;strong&gt;1-0-0-5&lt;/strong&gt;」と目を覆うばかりの惨状を呈している。絶望的な相性の悪さには天を仰ぐばかりだが、自分の馬券を紙くずに変えたこれら６頭の本命馬は、当時いずれも１～２番人気に支持されるのが当然と思われていた実力馬ばかり。それぞれに敗因があるとはいえ、３着にすら食い込めず敗退しているようでは、昨年の秋天当時、武騎手が優勝インタビューで飛ばしたジョーク「&lt;strong&gt;国民の信頼に応える&lt;/strong&gt;」も悪い冗談だったように思えてくる。どうやらこの問題、単に相性の善し悪しだけで片付けてよいことではなさそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;１９８７年のデビュー以来、２０年以上の長きにわたり&lt;strong&gt;天才騎手&lt;/strong&gt;の名をほしいままにして、中央競馬のトップに君臨してきた武豊も、来年には&lt;strong&gt;不惑を迎えるお年頃&lt;/strong&gt;。全盛時との比較で身体能力に衰えが無いといえば、やはり嘘になるだろう。０５年の年末には、&lt;strong&gt;ディープインパクト&lt;/strong&gt;という最良のパートナーが引退。そして昨年になると、&lt;strong&gt;アドマイヤ軍団との訣別&lt;/strong&gt;や関西競馬界における&lt;strong&gt;エージェントたちの勢力図の変動&lt;/strong&gt;など、不都合な話題もちらほらと聞こえるようになってきた。&lt;br /&gt;
とはいえ天才は死なず。今シーズンも既に６０勝以上をマークし、&lt;strong&gt;全国リーディング首位の座&lt;/strong&gt;をがっちりキープしている。表面的な数字を見ている限り、武豊は、まだまだ競馬ファンの信頼を裏切っているとは思えない。&lt;br /&gt;
そこで、もう少しデータを掘り下げ、武豊騎手が騎乗したＪＲＡ・芝の重賞競走で、&lt;strong&gt;０７年以降&lt;/strong&gt;と&lt;strong&gt;それ以前の３年間（０４～０６年）&lt;/strong&gt;における戦いぶりを比較してみることにした。両期間の&lt;strong&gt;脚質別・戦績比較データ&lt;/strong&gt;である。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;なお、０４年～０６年はディープインパクトの現役時代にあたるが、重賞だけで１０勝を挙げている、この&lt;strong&gt;突出した怪物の戦績（10-1-0-0）&lt;/strong&gt;だけは除いて考えたほうが、騎手・武豊の真相に迫れるのではないかと思い、今回の集計対象から除外したことを、お断りしておく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Take20042006&quot; title=&quot;Take20042006&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/18/take20042006.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br&gt;&lt;br /&gt;
&lt;img alt=&quot;Take20072008&quot; title=&quot;Take20072008&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/18/take20072008.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;０７年以降の最近の重賞では、合計の勝率・連対率が、ともに&lt;strong&gt;１０％近くも低下&lt;/strong&gt;している。アドマイヤと袂を分かったことなどで騎乗馬の質が低下したとも考えられるが、ちょっと見過ごせない数値である。脚質別にみると、&lt;strong&gt;先行した場合の連対率、差しに回ったときの勝率・連対率の低下&lt;/strong&gt;がやはり気になる。差しても追い込んでも馬券になる寸前で届かない･････この騎手をめぐってファンの間でよく囁かれる「&lt;strong&gt;タメ殺し&lt;/strong&gt;」の現象が、芝の重賞レースで顕著になってきているということだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;武豊＝タメ殺し説を、別の角度から検証してみよう。&lt;br /&gt;
０４年～０６年当時の芝・重賞の武豊騎乗馬（ディープインパクトを除く）が出走馬中、&lt;strong&gt;上がり３ハロン第１位をマークしたときの勝率&lt;/strong&gt;が６７％、連対率は７９％。３着内率なら８８％。何と&lt;strong&gt;９割近くの馬を馬券圏内に導くという驚異的な成績&lt;/strong&gt;を残している。タメにタメてお手馬の決め手を引き出し、ファンの信頼に応える。まさしく天才騎手の真骨頂というべき技量の高さを表現した数値というべきだろう。&lt;br /&gt;
ところが、０７年シーズン以降の芝・重賞で同じデータを検索してみると、&lt;strong&gt;勝率２６％、連対率５３％、３着内率６６％とその信頼度が著しく低下している&lt;/strong&gt;。例えば、土曜日のメイン・京王杯スプリングカップの&lt;strong&gt;スズカフェニックス&lt;/strong&gt;のように、何とか３着に食い込んで面目を施したものの、勝馬には到底及ばない。２着の伏兵にも足下をすくわれてしまう。そんな競馬を、天才騎手が最近の重賞レースでずっと繰り返していることが、数字の上でも証明されてしまった感がある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さらにデータを追加すると、&lt;strong&gt;直線の長い東京コースの芝重賞&lt;/strong&gt;では、０７年以降の&lt;strong&gt;勝率・連対率がともに１８％&lt;/strong&gt;。それ以前の３年間で２８％の連対率を記録していることと比較すれば、タメ殺し現象の出現は府中の芝でより顕著になっていることが伺える。そもそも東京・芝の重賞レースでは、武豊騎乗馬が上がり３ハロン第１位を記録するケース自体が少なくなった（０７年以降、スズカフェニックスで２度記録しているのみ）。タメ殺し以前に、お手馬の決め手を引き出すことに失敗した&lt;strong&gt;不完全燃焼の競馬&lt;/strong&gt;ばかりが増えていることが、心配されるのだ。&lt;br /&gt;
前半の位置取りやペース判断に関する判断ミスか？それとも、体力的に馬を追い続けるのが辛くなってきているのか？その真相は神のみぞ知るといったところだが、もはや府中の芝・重賞では、&lt;strong&gt;天才・武豊も普通の騎手とさほど違わない&lt;/strong&gt;と考えた方がよいのかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「&lt;strong&gt;牝馬同士なら負けられない&lt;/strong&gt;」と必勝の構えでヴィクトリアマイルに参戦する&lt;strong&gt;ウオッカ&lt;/strong&gt;といえど、武豊騎手の手綱に全幅の信頼は寄せられないことを心しておく必要がある。一昨年の&lt;strong&gt;北村宏&lt;/strong&gt;、昨年の&lt;strong&gt;松岡&lt;/strong&gt;。過去２年のレースでは、関東の若手・中堅どころが&lt;strong&gt;乾坤一擲の手綱捌き&lt;/strong&gt;をみせ、見事に栄光を勝ち取ったことを思えば、昔の名前で出ているベテラン騎手よりも、&lt;strong&gt;日の出の勢いに乗る若武者&lt;/strong&gt;にこそ、勝利の女神は微笑むのではないかという予感がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ニシノマナムスメ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○ブルーメンブラット&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲ウオッカ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△ジョリーダンス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ベッラレイア&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×エイジアンウインズ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×パーフェクトジョイ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×マイネカンナ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×トウカイオスカー&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;先週時点で&lt;strong&gt;関東リーディング８位&lt;/strong&gt;。いまやすっかりトップ騎手の仲間入りを果たした感のある&lt;strong&gt;吉田隼人騎手&lt;/strong&gt;が手綱を取る&lt;strong&gt;ニシノマナムスメ&lt;/strong&gt;を狙ってみる。武豊騎手からの乗り替わりで初コンビを結成したのが、前走・阪神のマイラーズＣ。良血とはいえ、牡馬混合のＧ２戦では一介の伏兵に過ぎなかったこの馬を、&lt;strong&gt;首位カンパニーとクビ差の接戦&lt;/strong&gt;にまで持ち込んだ隼人騎手の手綱さばきが光った。マナムスメ自身も、３歳春当時ウオッカに子供扱いされていたことを思い出せば、いまや全く別馬と思えるほどの充実ぶり。人馬とも勢いに乗って初のＧ１制覇に王手をかける。&lt;br /&gt;
相手筆頭は、&lt;strong&gt;ブルーメンブラット&lt;/strong&gt;。千四ベストの印象だが、併せ馬の形でなくても&lt;strong&gt;１頭だけでグンと伸びてくる逞しさ&lt;/strong&gt;があるので、距離延長は問題ないだろう。鞍上の&lt;strong&gt;後藤騎手&lt;/strong&gt;も、土曜日は８レースの落馬を全く問題にせず、１０レース・１２レースで勝利を奪取、メインレースでも大逃げを打つなど&lt;strong&gt;絶好調&lt;/strong&gt;だ。直線坂の半ば、内で密集する馬群を捌いて抜け出す格好に持ち込めば、首位の可能性もありうる。&lt;br /&gt;
これらと対照的に人馬とも近走精彩を欠く&lt;strong&gt;ウオッカ&lt;/strong&gt;は、３番手の評価。それならむしろ、前走阪神の直線で真剣に追っていなかった&lt;strong&gt;安藤勝己のジョリーダンス&lt;/strong&gt;のほうが、府中マイルへの高い相性があり、面白い存在かもしれない。&lt;strong&gt;ベッラレイアの秋山騎手&lt;/strong&gt;は、馬券的に信頼できる乗り手だが、この大一番ではまだ修行が不足しているかも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、&lt;strong&gt;ローブデコルテ&lt;/strong&gt;。この距離への適性はありそうだが、前走がちょっと負けすぎの感。鞍上・&lt;strong&gt;福永祐一騎手&lt;/strong&gt;も、今シーズンは関西リーディングで&lt;strong&gt;若手の藤岡佑介や浜中俊&lt;/strong&gt;の後塵を拝するなど、ちょっと勢いを欠いている印象を受ける。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-05-18T02:34:37+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_e969.html">
<title>【愛馬追悼】悲しい別れは突然に</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_e969.html</link>
<description>セプタード（当ブログひとくち出資馬） 父　　Dubai Destination 母父　Nashwan 栗東・平田修厩舎　広尾ＴＣ所属 通算成績0-1-0-6 5月11日京都第１レース ９着で入線後、故障により予後不良 （写真は広尾ＴＣ公式サイトより転載しました） 日曜京都・朝イチのダート未勝利戦。待望の初勝利をめざしエントリーしていた愛馬が９着に敗退したというレース結果は、この日の朝、東京競馬場に...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Sceptered&quot; title=&quot;Sceptered&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/13/sceptered.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;セプタード（当ブログひとくち出資馬）&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;父　　Dubai Destination&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;母父　Nashwan&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;栗東・平田修厩舎　広尾ＴＣ所属&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;通算成績0-1-0-6&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;5月11日京都第１レース&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
&lt;B&gt;&lt;FONT COLOR=&quot;#C00000&quot;&gt;９着で入線後、故障により予後不良&lt;/FONT&gt;&lt;/B&gt;&lt;br /&gt;
（写真は&lt;a href=&quot;http://www.hirootc.jp/&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;広尾ＴＣ公式サイト&lt;/a&gt;より転載しました）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日曜京都・朝イチのダート未勝利戦。待望の初勝利をめざしエントリーしていた愛馬が９着に敗退したというレース結果は、この日の朝、東京競馬場に出かける時点で知っていたし、鞍上の&lt;strong&gt;小牧太騎手&lt;/strong&gt;が負傷しそれ以降のレースで乗り替わっていたことも、場内アナウンスで何度か耳にしていた。しかし、実際のレース映像を目のあたりにしたのは、日曜の夜、自宅にたどりついてからのこと。&lt;br /&gt;
左前球節部の開放もしくは粉砕骨折発症による&lt;strong&gt;予後不良&lt;/strong&gt;･････。直線で力尽き、後退を強いられたとはいえ、それでも先頭から９番目にゴール板を駆け抜けた愛馬が、その直後にまさか生命にかかわる程のアクシデントに見舞われるとは、全く思いも寄らない出来事だった。率直にいうなら、悲しいというより、今でも信じられない思いで天を仰ぐばかりである。&lt;br /&gt;
ゴール後、転倒した愛馬から投げ出され負傷した小牧騎手によるなら、同馬に異変が生じたのは、ゴールの手前で既に手応えを失ってからのこと。直線入口で内・外の両馬から挟まれる格好になり、一瞬身体を捻るような不自然な体勢を強いられたことは映像でも確認できるが、どうやらそれが直接の原因ということでもないようだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;城崎哲氏の著作「&lt;strong&gt;コースの鬼&lt;/strong&gt;」新書版によるなら、最近の競馬における出走馬の故障率は、&lt;strong&gt;芝で1.1～1.2％、ダートなら1.4％&lt;/strong&gt;であるという。すなわち競走馬が100回レースに出走するなら、そのうち1～2回は何らかの事故に遭遇するリスクがあり、さらに運が悪ければ競走能力もしくは生命を奪われる事態にも見舞われる。誰のせいでもないけれど、それが&lt;strong&gt;競馬というジャンルの宿命&lt;/strong&gt;。わずか500分の1口の出資を頼りにして愛馬のレースぶりに一喜一憂するクラブ会員であろうと、そのことを肝に銘ずべきことは当然だろう。だが、そうはいっても、無念の気持ちを抑えるのはやはり難しい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いかにも外国産馬らしい逞しさを感じさせる筋肉で覆われた&lt;strong&gt;パワフルな馬体&lt;/strong&gt;。素軽い&lt;strong&gt;先行力&lt;/strong&gt;と卓越した&lt;strong&gt;闘争心&lt;/strong&gt;。短い現役生活で遂に勝利を収めることはできなかったとはいえ、&lt;strong&gt;セプタード&lt;/strong&gt;は、競走馬としての豊かなポテンシャルを感じさせてくれた頼もしい存在だった。最後のレース。クラブからの追悼コメントにもあるように、骨折後も力のかぎり走り続けゴール板を迎えた&lt;strong&gt;精神力の強さ&lt;/strong&gt;には、本当に頭が下がる思いがする。&lt;br /&gt;
今はただ、彼の冥福を祈るとともに、その勇姿をいつまでも心に焼き付けたいと願っている。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>ひとくち馬主日記</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-05-13T01:30:05+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_18bd.html">
<title>【ＮＨＫマイルＣ】雨にぬれても虚心坦懐</title>
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<description>何か時季的な理由でもあるのか？それとも、誰かの日頃の行いのせいか？春の３歳マイル王決定戦は、とにかく雨に縁の深い一戦である。 写真は、昨年のＮＨＫマイル当時のパドック風景から。この数分後にあっと驚く大波乱の主役を演じることになるピンクカメオの背景には、一斉に傘の花が咲き乱れている。思い起こせば昨年のレースばかりでなく、一昨年も雨空の下での中波乱決着。そして今年も、前日朝から五月雨が降り続き、府中の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Pink_cameo_the_winner_of_last_year&quot; title=&quot;Pink_cameo_the_winner_of_last_year&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/11/pink_cameo_the_winner_of_last_year.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;何か時季的な理由でもあるのか？それとも、誰かの日頃の行いのせいか？春の３歳マイル王決定戦は、とにかく&lt;strong&gt;雨に縁の深い一戦&lt;/strong&gt;である。&lt;br /&gt;
写真は、昨年のＮＨＫマイル当時のパドック風景から。この数分後に&lt;strong&gt;あっと驚く大波乱&lt;/strong&gt;の主役を演じることになる&lt;strong&gt;ピンクカメオ&lt;/strong&gt;の背景には、一斉に&lt;strong&gt;傘の花&lt;/strong&gt;が咲き乱れている。思い起こせば昨年のレースばかりでなく、一昨年も雨空の下での中波乱決着。そして今年も、前日朝から五月雨が降り続き、府中の芝は既に土曜の午後から&lt;strong&gt;稍重まで渋化&lt;/strong&gt;している。天気予報によるなら、残念ながらこの雨は日曜夕方まで降りやみそうもない。１時間１ミリ程度の雨量自体は大したものでなくとも、パンパンの良馬場でのスピード決着は望み薄と覚悟すべきだろう。&lt;br /&gt;
これで３年連続して雨のなかでのレース。ならば、過去２年の競馬から何かヒントを探せないものかとも考えてみたが、どうやらその試みも無駄骨に終わってしまいそうである。馬場の内目が断然有利な状態で各馬のコース取りの巧拙が明暗を分けた０６年。残り２００メートルの地点でまだ後方に位置していた追込馬が大外から猛然とゴボウ抜きを決めた０７年。同じコースの同じような馬場状態で行われたレースとは、とても思えない&lt;strong&gt;対照的な決着&lt;/strong&gt;であり、２つのレースの間に何か共通項のようなものは見いだせなかった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;とはいえ、雨が降ってもラチ沿いのコース取りのほうが何故か有利という０６年春に顕著だった現象は、それ以降の府中の芝で以前より目立たなくなっていることも事実。&lt;strong&gt;新書版「コースの鬼」（城崎哲氏著）&lt;/strong&gt;によるなら、０５年～０６年のシーズンの府中・芝コースの向正面には、「&lt;strong&gt;エルトロ系&lt;/strong&gt;」と呼ばれる地下茎の密度が通常よりも高い野芝の品種が使われていたが、０６年夏以降は&lt;strong&gt;従来型の野芝に戻した&lt;/strong&gt;のこと。そんな管理方法の変更が影響しているのか？昨シーズン以降の府中コースでは、内を通る先行馬の粘りもあれば、外を通る差し馬が台頭するシーンもあり。従来よりも、脚質やコース取りに関して&lt;strong&gt;ニュートラルな傾向&lt;/strong&gt;が強くなったように思える。&lt;br /&gt;
また、雨が降ると、特定の枠順や脚質の馬が有利になったり不利になったりする傾向が出ているのかといえば、それもまた&lt;strong&gt;ニュートラル&lt;/strong&gt;。０７年冬開催以降の東京・芝千六のレースを対象に調べてみると、良馬場でも道悪（稍重～不良）でも、脚質別の連対率に殆ど変化は見られなかった。例をあげてみると、当該レースの推定上がり３ハロン第１位を記録した馬の連対率は、&lt;strong&gt;良馬場の場合５４％&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;道悪（稍重～不良）の場合には６１％&lt;/strong&gt;。道悪競馬になると、差し馬の決め手が殺がれ先行有利になるのでは？という先入観からすると、むしろ逆の数値が出ているわけだが、道悪での例数の少なさも考慮するなら、有意差はほとんど無いと結論づけてもよい。&lt;br /&gt;
レースの結果が、雨による馬場渋化の影響を受けることは間違いない。だが、それを過剰に意識しすぎると、むしろ予想の結論は、正解から遠ざかっていくように思える。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;虚心坦懐&lt;/strong&gt;。そんな心持ちで素直に、出走各馬の能力・適性を推し量りつつ、今年のＮＨＫマイルカップを展望してみてはどうだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ファリダット&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○ディープスカイ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲ブラックシェル&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△レッツゴーキリシマ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×サトノプログレス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×エーシンフォワード&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ダノンゴーゴー&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;注ドリームシグナル&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;前走の距離短縮で、いきなり&lt;strong&gt;短距離走者&lt;/strong&gt;としての本領を発揮した&lt;strong&gt;ファリダット&lt;/strong&gt;。良くも悪くも&lt;strong&gt;母ビリーヴの資質&lt;/strong&gt;を継承した競走馬とみているが、距離千六までなら守備範囲内。その母は現役当時に道悪での良績が無く、果たして雨の府中で前走の再現が可能かどうかが焦点になるが、ファリダット自身は&lt;strong&gt;回転の速いフットワーク&lt;/strong&gt;が鋭い決め手を生む原動力になっているタイプ。馬場の痛んでない外目に持ち出せば、前走以上の圧倒的パフォーマンスを発揮してくる可能性もあるだろう。&lt;br /&gt;
これとは対照的に、&lt;strong&gt;クロフネ産駒ブラックシェル&lt;/strong&gt;は、とにかく不器用なタイプ。力感豊かな走法でも、&lt;strong&gt;道悪馬場がけっしてプラス材料にならない&lt;/strong&gt;ことを、前走・皐月賞で露呈してしまった感がある。活路を見いだすなら、速め先頭に立つ策からの粘り込み。その意味で、この鞍上スイッチは悪くないが、何かの目標にされてしまうリスクも否めない。ならば、鋭さは◎に譲っても、&lt;strong&gt;長く脚を使えるディープスカイ&lt;/strong&gt;。高レベル決着だった毎日杯の時計の優秀さは改めて強調するまでもないが、うまく外に持ち出しエンジンに点火できれば、&lt;strong&gt;大跳びのフットワーク&lt;/strong&gt;でも何とかなるかもしれない。&lt;br /&gt;
昨年の&lt;strong&gt;ローレルゲレイロ&lt;/strong&gt;のような戦法を取れるなら、&lt;strong&gt;道悪平気のレッツゴーキリシマ&lt;/strong&gt;は上位の圏内だろう。以下では、&lt;strong&gt;ＮＺＴ上位組&lt;/strong&gt;とその決め手を過小評価されている感のある&lt;strong&gt;追込馬２頭&lt;/strong&gt;をマークしたい。&lt;br /&gt;
キルトクールは、&lt;strong&gt;男・藤田のダンツキッスイ&lt;/strong&gt;。とにかく逃げて４角セフティーリードを奪えるかどうかがポイントだが、１８番枠では序盤戦に必要以上のエネルギーを浪費してしまいそう。&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-05-11T02:29:20+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_313f.html">
<title>【天皇賞・春】夢のつづきを、見に行こう。</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_313f.html</link>
<description>貴方にとって最も印象に残る最強馬とはどの馬か？競馬ファン１００人に訊けば、それこそ１００通りの回答が返ってきても不思議ではない、そんな質問を受けたとき、当ブログ管理人なら、迷わずその名を挙げる１頭のサラブレッドがいる。天皇賞馬・メジロマックイーン。91年、92年と春の盾２連覇の偉業を成し遂げた芦毛の怪物である。 長丁場で要求される無類のスタミナと中距離戦での俊敏なスピード。それらを絶妙のバランスで...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Hokuto_sultan_2007_winter_2&quot; title=&quot;Hokuto_sultan_2007_winter_2&quot; src=&quot;http://yamashiro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/05/04/hokuto_sultan_2007_winter_2.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;strong&gt;貴方にとって最も印象に残る最強馬とはどの馬か？&lt;/strong&gt;競馬ファン１００人に訊けば、それこそ１００通りの回答が返ってきても不思議ではない、そんな質問を受けたとき、当ブログ管理人なら、迷わずその名を挙げる１頭のサラブレッドがいる。&lt;strong&gt;天皇賞馬・メジロマックイーン&lt;/strong&gt;。91年、92年と春の盾２連覇の偉業を成し遂げた芦毛の怪物である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;長丁場で要求される&lt;strong&gt;無類のスタミナ&lt;/strong&gt;と中距離戦での&lt;strong&gt;俊敏なスピード&lt;/strong&gt;。それらを絶妙のバランスで兼ね備え、勝利はすべて他馬を寄せつけぬ横綱相撲。明け６歳（現年齢表記では５歳）当時、&lt;strong&gt;トウカイテイオーとの世紀の対決&lt;/strong&gt;に沸いた春天では、４角で外から迫った好敵手を一瞬にして突き放し、最強馬にふさわしい圧倒的貫禄を誇示してみせた。悠々と、涼しい顔で淀のゴール板を駆け抜けていったこの名優に対して「&lt;strong&gt;どんなもんだいメジロマックイーン！どんなもんだいと言ったところ！&lt;/strong&gt;」と連呼し、惜しみない賞賛を贈った&lt;strong&gt;杉本清アナ&lt;/strong&gt;の名実況とともに、今でも強く印象に残るシーンである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;祖父メジロアサマ&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;父メジロティターン&lt;/strong&gt;、そして&lt;strong&gt;名優マックイーン&lt;/strong&gt;へと受け継がれていった芦毛の父子３代天皇賞制覇の&lt;strong&gt;伝説&lt;/strong&gt;。競馬歴１０年以上を数えるちょっとしたオールドファンなら誰でも、伝説の継承者・４代目の登場という「&lt;strong&gt;夢&lt;/strong&gt;」を心に描いたことがあるはずだ。だが、06年には種牡馬マックィーンもこの世を去って、ＪＲＡに在籍する現役産駒も僅かな頭数を残すばかりとなっている。今となっては、芦毛伝説継承の夢が現実になることなど、望むべくもないと思われた。&lt;br /&gt;
しかし、誰もが諦めかけていた時、&lt;strong&gt;夢の続き&lt;/strong&gt;は静かにその幕を開ける。芦毛のマックイーン産駒・&lt;strong&gt;ホクトスルタン&lt;/strong&gt;。数少ない伝説継承の有資格者が、春の天皇賞挑戦に名乗りを上げてきたのだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;単騎先頭で４角を駆け抜け、首位からコンマ６秒差の６着に終わった菊花賞から、およそ半年ぶりの復帰戦は、中山競馬場の長丁場・&lt;strong&gt;サンシャインＳ&lt;/strong&gt;。手綱を取った横山典騎手が「&lt;strong&gt;暴走気味だった&lt;/strong&gt;」と評したとおり、前半１０００メートルで１１秒台のラップが４回も連続する勢いで先頭を奪ったホクトスルタンは、中盤戦で巧みにペースダウン。４角に入るやいなや一気に加速して他馬との着差を拡げていった。まさしく父を彷彿とさせるような圧勝劇。&lt;strong&gt;走破時計の２分３３秒１&lt;/strong&gt;は年末の有馬記念を楽に上回り、雨の影響で力の要る馬場状態だったことも想起すれば、かなり優秀な水準と評価できる。ディフェンディング王者・メイショウサムソンのスランプ突入で、混迷ムードが漂う今年の春天なら、上位候補の一角として狙える時計的裏付けは十分だ。&lt;br /&gt;
加えて今回は内目の枠順・&lt;strong&gt;４番枠からの発走&lt;/strong&gt;。外の１７番枠からの発走で、先頭に立つまでかなり脚を使っていた菊花賞との比較では、これが大きなアドバンテージになりそうな予感がする。合計で６回もコーナーを通過する京都・芝３２００は、&lt;strong&gt;内枠有利・外枠不利&lt;/strong&gt;がセオリー。過去１０年の春天でも、&lt;strong&gt;１２番枠より外&lt;/strong&gt;を引いた馬は最高で２着までは来れても、優勝できないという&lt;strong&gt;ジンクス&lt;/strong&gt;がある。&lt;strong&gt;アサクサキングス・アドマイヤジュピタ&lt;/strong&gt;の有力２頭は、今回ともに桃色帽を被っての出走。ひょっとして、好走しても２着までが精一杯なのかもしれない。ならば、内枠の利を最大限生かすことができる強い逃げ馬こそが、枠順メリットを最大限享受する立場で、外の２頭を負かす最有力候補に浮上するのではないだろうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ホクトスルタンの手綱を取るのは、マックイーンの現役当時、&lt;strong&gt;好敵手ライアン&lt;/strong&gt;の主戦騎手として名を馳せた&lt;strong&gt;横山典弘&lt;/strong&gt;。これも何かの因縁だが、同騎手が距離2500を超えるレースで逃げ・先行策を取ったときの戦績（近３年）をみると、&lt;strong&gt;「7-10-2-12」（連対率55％）&lt;/strong&gt;と驚異的なハイアベレージを記録している。４年前、&lt;strong&gt;イングランディーレの大逃走劇&lt;/strong&gt;であっと言わせた戦略力の高さは、長丁場の大一番でこそ真価を発揮する。&lt;strong&gt;&lt;br /&gt;
芦毛伝説の継承者&lt;/strong&gt;が、変幻自在の先行策で他馬を翻弄････そんな夢のつづきを楽しみにしながら、天皇賞春の出走時刻を待ちたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜結論＞&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;◎ホクトスルタン&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;○アサクサキングス&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;▲アドマイヤモナーク&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;△アドマイヤジュピタ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×メイショウサムソン&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×トウカイトリック&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×ポップロック&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;×アイポッパー&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;長距離戦にしては前々の位置取りで立ち回りたいタイプが多く、逃げるホクトスルタンにとっては、３角の坂上あたりから後続のプレッシャーが一気に厳しくなる可能性もありうる。しかし、道中のどこかでラップを１３秒台にまで落としてタメを効かせれば、&lt;strong&gt;父譲りの息の長い末脚&lt;/strong&gt;が坂下からゴールまで持続するはず。勝負所の３～４角。追えども追えども、先頭との差が縮まらなければ、後続の焦りもそれだけ大きくなる。最後の１ハロンを12秒台にまとめてしまえば、栄光のゴールまであと一歩だ。&lt;br /&gt;
逆転候補の筆頭はやはり&lt;strong&gt;アサクサキングス&lt;/strong&gt;。菊花賞当時とほぼ同じ臨戦過程に好感。&lt;strong&gt;アドマイヤジュピタ&lt;/strong&gt;は、例年に比べやや&lt;strong&gt;低調だった阪神大賞典の走破時計&lt;/strong&gt;が気になる。ならば、内枠から息の長い末脚を使ってくる&lt;strong&gt;同馬主のモナーク&lt;/strong&gt;のほうを馬券的には重視していみたい。以下では、ベテランの域に差し掛かった長距離走者たちも、連下評価ならマークを欠かせない。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;キルトクール&lt;/strong&gt;は、&lt;strong&gt;ドリームパスポート&lt;/strong&gt;。昨秋の復帰後５戦を消化し、重賞戦線で常に上位をうかがう所まで復調してきたが、３歳当時の勢いまでは感じられない近況なのが歯がゆい。父フジキセキ、母の父がトニービン。３０００メートルを超える長距離戦では、&lt;strong&gt;特に強調するところがない血統背景&lt;/strong&gt;でもある。ここでも善戦どまりの評価が無難と思えるが、果たしてどうだろう？&lt;/p&gt;</content:encoded>

<dc:subject>０８年競馬予想・回顧</dc:subject>

<dc:creator>山城守 </dc:creator>
<dc:date>2008-05-04T02:48:32+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_7490.html">
<title>【フローラＳ回顧】本日の主演女優は････</title>
<link>http://yamashiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_7490.html</link>
<description>いや本当のことをいうと、これほどまでに人気があるとは思っていなかったんですよ。 フローラＳに出走してきた白毛のお姫様ユキチャン。 午後から初夏の陽気に恵まれた東京競馬場。第１０レースの本馬場入場が終了した後、窓口で馬券を購入し、何気にパドックの方向を振り返ってみると、既にものすごい人だかりが集結しており、まるでＧ１レース直前のような熱気がムンムン。パドックを囲むほとんどすべての人たちが、レースそっ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;いや本当のことをいうと、これほどまでに人気があるとは思っていなかったんですよ。&lt;br /&gt;
フローラＳに出走してきた&lt;strong&gt;白毛のお姫様ユキチャン&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
午後から初夏の陽気に恵まれた東京競馬場。第１０レースの本馬場入場が終了した後、窓口で馬券を購入し、何気にパドックの方向を振り返ってみると、既にものすごい人だかりが集結しており、まるで&lt;strong