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2010/02/07

【共同通信杯】今年も関東馬に注目

Kyodo_tushinhai_2009スタート直後から各馬の隊列がアッサリ決まってしまえば、道中は淡々としたペース。33秒台の上がり時計が要求される決め手比べの競馬になる。昨年のレースがちょうどそんな展開で、1着ブレイクランアウトと2着トーセンジョーダンの明暗を分けたのは、瞬時に他馬を突き放すことができる加速性能の違いであった。脚力さえあれば中団・後方からでも差してこれるが、比較的前のポジションから抜け出すことができるなら、それに越したことはない。展開要らずの府中千八といえど、センスに恵まれた好位差しタイプが最有力とみるのが基本。後方からの大外一気では差して届かずの懸念がある。
レベルの高いラジオNIKKEI杯2歳Sで3着と実績最上位のダノンシャンティにとって取りこぼしがあるとするなら、まさにそんな競馬になってしまうケースだろう。デビュー後2戦の手綱を取った内田博幸の負傷欠場で、今回は吉田豊とのコンビ。おそらくレース前半は、位置取りよりも折り合いを重視して後方よりのポジションで脚をタメる策に徹するだろうし、直線では外から脚を伸ばしてくる。この馬にとって33~34秒台の上がりを駆使することは無理な注文ではない。だが、一歩先に抜け出す前方の有力馬がこれと同じくらいの脚を使えるとなると、俄然苦しい立場に追い込まれてしまう。
前に位置する馬のなかで最も速い脚を使えるのは、アリゼオだろう。前走・ホープフルSでは道中2番手の先行策。このとき記録した推定上がりは35秒台だが、スパートして一気に後続との差を拡げた瞬発力には、数字以上のインパクトがあった。ルメールとのコンビも2戦目で折り合い不安はなく、スタート直後から最も理想的な位置取りでレースを進めることができそう。
2年続けて関東馬の優勝が続いているこのレース。配当的妙味は薄くても、今年も関東期待の1頭に注目してみたい。

<結論>
◎アリゼオ
○ハンソデバンド
▲ダノンシャンティ
△ダイワアセット
×タイセイレジェンド

対抗も関東馬。ハンソデバンドは、前走中山マイルの淀みない流れを好位から抜け出した。今回の展開はそれとは異質なペースになりそうだが、府中千八で速い上がりを使えることはデビュー2戦で既に実証している。
ダイワアセットは、どちらかといえば切れるというよりジリジリと長く脚を使うタイプではないかと思える。上位とは決め手に差があるかもしれない。以下では、昨夏の札幌以来の復帰戦となるタイセイレジェンド。ホープフルS4着のヤングアットハートや京成杯2着のアドマイヤテンクウに先着しており、単純な能力比較なら上位候補の資格がある。仕上がり具合を確認する必要はあるが、穴馬として狙ってみる価値はありそうだ。

2月 7, 2010 10年競馬予想・回顧 |

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