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2009/11/15

【エリザベス女王杯】相手候補にベテラン女優を

Buena_vista_at_the_oaks3_2009秋華賞から勢いに乗って参戦してくる3歳勢を、実績に勝る古馬牝馬が貫禄でねじ伏せる・・・・・かつてはそんな決着が多かったエリザベス女王杯も、近年はすっかりと様相が様変わりしている。最近3年のレースでは、3歳牝馬が3連勝中。世代間構想の勢力図は3歳優位の図式へと、はっきり塗り替えられてしまった感がある。


そんな傾向が今年も続くと仮定するなら、3歳世代のトップに君臨するブエナビスタに注目が集中するのも、仕方のないことだろう。強い差し馬が持てる力を遺憾なく発揮できる京都芝外回り・二千二百という条件設定を考慮しても、おそらく前走のような不完全燃焼の競馬にはならない。ブエナビスタの相手探しという切り口から、予想作業を進めるのがまずは定石だろう。
主演女優が3歳なら共演者にも3歳をという見立てからか、ブロードストリートや仏国から来たG1馬シャラナヤが対抗格として人気を集めているようだが、忘れてならないのは、古馬中距離戦線で実績を残してきたベテラン女優たちにとっても、このレースが一世一代の檜舞台であるということだ。

過去2年の女王杯、優勝した3歳牝馬に続いて2着の座を占めたのは、フサイチパンドラ(4歳時)カワカミプリンセス(5歳時)。2年前のレースでラストランを迎えたスイープトウショウ(5歳時)などもインを突いて渋太く3着に食い込むなど、今にして思えば、なかなか良い仕事をしていた。これら3頭はいずれも、かつてこの舞台で優勝またはそれに準じる実績(カワカミプリンセスは1着降着)を残してきたベテラン女優たち。仮に近走の成績がひと息でも、G1級の実績を残しているベテラン牝馬であれば、大舞台で一変する可能性も視野に入れ、マークが必要と考えたほうがよいだろう。ブエナビスタは別格としても、他の3歳勢との比較なら、古馬優位の傾向はまだ生きている。

<結論>
◎ブエナビスタ
○リトルアマポーラ
▲カワカミプリンセス
△ムードインディゴ
×メイショウベルーガ
×ニシノブルームーン

仏国G1馬シャラナヤの手綱を取るのは、本国で騎乗経験のあるスミヨンでなく、昨年の優勝騎手ルメール。その一方で、スミヨンは昨年ルメールに導かれたリトルアマポーラに騎乗するという外人騎手の乗り替わりが少々不可解なのだが、いずれにせよ時計勝負の経験が不足している欧州馬に過大な期待は禁物だろう。また、2番人気ブロードストリートにしても、オークスではブエナビスタに水を空けられた4着に終わっている。母父コジーンという血統背景からも、前走からの距離延長がプラスに働くか否かは微妙と言わざるを得ない。3歳勢の対抗格2頭に見え隠れする不安も考慮するなら、ブエナビスタの2着に食い込むのは、やはり歴戦の古馬ではないかと考える。
スミヨンのリトルアマポーラも怖いが、京都のG1戦なら横山典のカワカミさんも怖い。外回りの長い直線が大好物のムードインディゴが台頭してくる可能性まで視野に入れ、ブエナビスタからの馬連・馬単の馬券で勝負してみたい。

11月 15, 2009 09年競馬予想・回顧 |

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