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2009/10/25

【菊花賞】混戦・混戦といわれるけれど

Kyoto_race_course◎イコピコ
○リーチザクラウン
▲アンライバルド
△セイクリッドバレー
×シェーンバルト
×ナカヤマフェスタ





G1当日ですが、時間の都合で予想はひと言だけ。
ダービー馬不在の菊花賞は波乱必至、今年は混戦といわれるけれど、人気が分散している分、無理やり穴馬を狙わなくとも、それなりの配当は期待できそう。
馬券はイコピコから。単勝を買うほどの自信はないけれど、リーチザクラウンを並ぶ間もなく突き放してみせた神戸新聞杯の脚勢は、とてもフロックと思えない。先週G1制覇の余勢を駆る四位騎手にも注目。「喧嘩と博打はツラを張れ」という金言にしたがい、もう一丁狙ってみる価値はあるかもしれない。

10月 25, 2009 09年競馬予想・回顧 | | コメント (4) | トラックバック (1)

2009/10/18

【秋華賞】単勝2倍なら妙味は十分

Buena_vista_at_the_oaks2_2009◎ブエナビスタ
○レッドディザイア
▲ブロードストリート
△ジェルミナル
△ミクロコスモス






秋華賞の舞台となるのは、京都芝内回りの二千メートル。直線走路が外回りコースより80メートルも短くなる条件設定で、ブエナビスタの追込が果たして届くのか?不安材料はそれだけでない。前走・札幌記念での敗戦を受けたローテーション変更、さらにはこの中間に蟻洞を発症したとの情報もファンの疑心暗鬼を煽っているようで、出走すれば常に単勝1倍台の圧倒的支持を集めてきたこの馬が、今回ばかりは前日売り単勝オッズ2倍以上と、ちょっとした人気低下の様相を示している。
だが、短い直線で追込不発という懸念は、さほど問題視すべきことではないだろう。過去10年間の秋華賞を振り返ってみると、道中で中団より後ろの位置から進んだ差し・追込馬が優勝6回・2着6回という好成績を残している。データ上は、差し・追込優位の傾向がむしろ明白だ。
差し馬優位の理由は、スタートから最初のコーナーに飛び込むまでの距離が約300メートルと短く、先行争いが激化しやすいコースレイアウトに裏付けられている。18頭フルゲートの内から外から、前をめざす先行勢同士の陣取り合戦が1コーナーまでに決着することは少なく、結果、レースの流れは前がかりの展開になってしまうことが多いのだ。今年のメンバーも、先行争いに名乗りをあげそうな逃げ馬が4~5頭エントリーしてきた。レース前半のペースがスローに落ち着く可能性は小さく、直線は差し馬が台頭してくる競馬になる。
また、ブエナビスタの体調に関しても、直前の2週に強い追い切りを2本消化していることを考えれば、おそらく心配は無用だろう。まだ後塵を拝したことのない同世代の牝馬を相手に回して単勝オッズ2倍台の評価なら、むしろ妙味は十分。牝馬三冠の達成にリーチがかかる本命馬を素直に中心視してみたい。馬券は単勝でレッドディザイアとの馬複が2.5倍では、逆に妙味がなさすぎる。

10月 18, 2009 09年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2009/10/11

【毎日王冠】女王の練習試合

Vodka_mainichi_ohkan◎ウオッカ
○ヤマニンキングリー
▲カンパニー
△アドマイヤフジ
×ナムラクレセント





休養明けの5歳牝馬が負担重量57キロ。常識的には買いづらい女王ウオッカの秋初戦だが、「春よりさらに成長」「期待に応えられるだけのデキにある」と陣営は自身満々。宝塚記念をパスした春のローテーションは正解だったようで、初戦から万全の態勢を整え、府中にその姿を現してきそうだ。
これに対抗する面々は、女王の偉容に恐れをなしたか?僅か10頭が名乗りを上げただけで、今年の毎日王冠は少し寂しい顔ぶれになった。ウオッカとは既に勝負づけの済んだ感のあるベテラン(カンパニー・アドマイヤフジ)、弱い世代の4歳馬(スマイルジャック・ナムラクレセント)、あるいはオリンピック精神の格下馬・・・・この程度の相手関係なら、ウオッカにとってよもやの取りこぼしは考えられないだろう。唯一逆転の可能性を残しているのは、ウオッカとは未対戦のG2ウイナー・ヤマニンキングリーだが、札幌記念の走破時計がいかにも平凡。昨年のスーパーホーネットのように、金星を期待できるかといえば、それもまた微妙と言わざるを得ない。
要するに馬券的妙味を探す余地がほとんどない一戦。女王の練習試合の観戦料として、少額の馬券を購入すればそれで十分だろう。これから府中競馬場に行ってきます。

10月 11, 2009 09年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/04

【スプリンターズS】1分7秒台なら差し馬を警戒

Urbanityカルストンライトオアストンマーチャンなどの鮮やかな逃走劇が記憶に残っているせいか、逃げ・先行有利という印象が強いG1競走だが、過去10年、逃げ切り勝ちが決まった年の決着タイムは、いずれも1分8~9秒台。差し馬が届かない重・不良馬場になって道悪巧者の逃げ馬が穴を開けるというケースが多いため、時計がかかる競馬になっている。だが、小雨の中とはいえ良馬場を逃げ切ったテイクオーバーターゲット(豪州)の年にしても、計時されたタイムは1分8秒1。走破時計は案外と平凡だった。この事実から導き出せるのは、「スローペースなら先行有利」という初歩的な競馬常識が、スプリント頂上決戦にも適用できるのでは?という仮説である。
これとは対照的に、1分7秒台前半のスピード決着になった年には、差し馬が台頭している。レコード(1分7秒0)が計時された01年のレースでは、最内を器用に捌いたトロットスターが優勝。好位差しに転じたサイレントウィットネス(香港)と外から追い込むデュランダルによるワンツー決着になった年にも、1分7秒3の好時計が記録されている。すなわち、「1分7秒台のハイペースになれば差し馬が有利」。良馬場で先行勢がガンガン飛ばしていく展開なら、待機する差し馬にもチャンスが回ってくる。デュランダルのような桁外れの切れ味がないと、さすがに大外一気は難しいだろうが、4角で先団を射程圏に入れる形に持ち込めれば、差しタイプにも勝機はあると考えるべきだろう。

さて、前日の雨による影響が心配された今年の中山の芝は、日曜朝の時点でまだ「稍重」の発表ながら、前日の1000万特別戦(芝千六)で1分33秒台前半の好時計が飛び出しているように、事実上「良」のコンディションにまで回復している。午後になり、さらに芝が乾いてくれば、1分7秒台が記録される素地は整うことだろう。先行するローレルゲレイロアルティマトゥーレには、ともに1分7秒台の持ち時計がある。これら先行勢が前半からレースを引っ張って時計勝負の様相を呈するようなら、展開に乗じ台頭してくる差し馬の末脚に注意を払っておきたい。

<結論>
◎アーバニティ
○ビービーガルダン
▲シーニックブラスト
△アルティマトゥーレ

展開を考えると、先行2騎を目標に直線抜け出しをはかるビービーガルダンが最も有利な位置にいると思えるが、この馬にとっても1分7秒台の決着は未知の世界。先頭に立ってからゴールまでの間に、何かが後ろから強襲してくる可能性を想定してみたい。
アーバニティは、名うての中山千二巧者。芝千二の持ち時計こそ1分8秒台後半と平凡だが、千四~千六の持ち時計の水準をみれば、高速決着になっても大丈夫だろう。オーシャンSのようにインから鋭く脚を使う競馬が理想であり、今回の枠順は少し外過ぎる気もするけれど、名手・横山典の手綱捌きなら何とかしてくれるはずだ。
実績断然・話題の豪州馬シーニックブラストは、勝てばアッサリの可能性まであるが、日本の芝への適性が走ってみるまでわからない。前走大敗後の来日というのも少し気がかりで、今回は3番手評価にとどめる。

10月 4, 2009 09年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (0)