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2009/06/21

【福島テレビOP】前走からの距離短縮組を狙い打て

The_sky_at_fukushima_race_courseJRA夏競馬も開幕週ということで、福島競馬場まで遠征することにした。府中近郊の自宅から車を飛ばすこと約4時間。只今福島市内に潜伏中である。
ほんとうは、伝統の重賞・みちのく大賞典が行われる水沢競馬場まで足を伸ばしたかったところだが、そのプランだと片道で6時間以上になる。ETC特別割引の恩恵があるとはいえ少し遠すぎるので、福島競馬場内の売り場にて岩手の馬券も買うという旅打ちの計画となった。ともあれ、自分にとっては約4年ぶりの福島競馬再訪である。
さて、日曜日のメインレースに組まれているのは、オープン特別の芝・中距離戦「福島テレビオープン」だ。オープンとはいえローカルに相応しいB級の顔ぶれが揃って、いかにも低調な競馬になりそうだが、見方を変えれば本命不在の大混戦。馬券的な興趣は尽きない。
昨年から施行時期が2週目から開幕週へと繰り上げられたとはいえ、近年はすべて良馬場で争われてきたこのレース。そんなわけで過去5年分の戦績データからは、わりと明確な傾向と対策を抽出することができる。見逃せないのは、出走馬の前走距離による成績の明暗がハッキリと表れていることだ。前走で二千メートル以上のレースに出走した馬が千八のここへと矛先を向けてきた場合「5-3-1-23」(連対率25%)とまずまずの成績を残しているのに対し、前走マイル以下の距離からの転戦馬「0-1-0-17」(連対率5.6%)と極端な不振に陥っている。特に前走・距離千六組の状況は深刻で「0-0-0-11」と1頭も馬券に絡めていない。

前走マイル以下のレースに出走した距離延長組が活躍できないのは、平坦ローカルというイメージとは裏腹に、福島競馬場の中距離戦がそれなりの底力を要求するコース条件になっているからと推察される。コース内の微妙な起伏と、3角に設けられたスパイラルカーブ。上級条件になればなるほどレースの流れも前半から速く、コーナーでもペースが落ちないため、直線に入ると上がりの勝負というより消耗戦の様相を呈することが少なくない。
また、開幕の翌日であり、各ジョッキーの脳裏にも「先行有利で前が止まらない」というイメージが強くインプットされてしまうせいか?昨年のレースでも前半からペースが沸騰し、最後方に待機していたカネトシツヨシオー(前走・金鯱賞5着)の外差しがハマる競馬になった。距離千八ながら、中~長距離戦のように道中でどこまで脚をタメるかが問われる一戦。となれば、短距離戦のようなスピードに任せて先行するタイプでは苦しく、前走である程度長い距離を試走してきた組が活躍できるのも道理だろう。
前走からの距離短縮組は狙い打ち距離延長組は評価を割り引く。シンプルな馬券作戦で、本命不在の大混戦を読み解いてみようかと考えている。

<結論>
◎フォルテベリーニ
○ダブルティンパニー
▲アルコセニョーラ
△ヒラボクロイヤル
注ショウワモダン

典型的な逃げ馬のエントリーがなく、昨年のようなハイペースが再現されるかどうかは微妙だが、ミドル~スローペースになっても道中のタメはやはり重要。そう考え、前走・阪神の距離二千四百で3着しているフォルテベリーニを中心視してみた。3走前、後に重賞2連勝を飾るシンゲンに食い下がって2着の実績があるのだから能力の裏付けは十分。問題は枠順だ。ピッタリと内に張りついてロスなく追走するのが好走パターンのこの馬にとって10番枠は微妙なのだが、そこは福島コースへの適性の高さで不利を相殺できるだろう。
ダブルティンパニーは、長めの距離をゆったりと先行してこその馬。好枠を生かして単騎逃げに持ち込めれば、ここでも粘り込みを見込めるかもしれない。
アルコセニョーラは、前走でマイルのG1に出走してきたローテーションが減点材料。ベスト条件の二千に比べ、千八だと意外と好走例が少ないことも気になるが、そこは名うての福島巧者。内をつくのか外を回すのか、自在なコース取りを武器に上位進出をうかがう。
以下では、短期休養明けのヒラボクロイヤル。目標はまだ先という気もするが、小倉で初勝利を飾っているように意外な小回り適性がある。展開次第だろう。
人気のショウワモダンは、前走ダート千四を度外視するとしても、本来マイル路線が主戦場の馬。半兄ユメノシルシ(父フジキセキ)がこのレースを制しているといっても、ショウワモダン自身は父エアジハードとより短距離寄りの血統背景をもつ馬。中山・東風ステークスのパフォーマンスをここでも再現できるかというと、ちょっと微妙ではないだろうか。

水沢競馬・みちのく大賞典。今年は名古屋からキングスゾーンも参戦してくるが、菅原勲を鞍上に迎えた船橋からの遠征馬リュウノキングダムを中心視したい。前走・水沢のシアンモア記念で見せたパフォーマンスが圧巻の一言。

6月 21, 2009 09年競馬予想・回顧 |

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