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2009/03/08

【弥生賞】今年は年明け初戦組

Yayoi_sho_2008クラシックへの登竜門・弥生賞。かつては冬場を休養に充てていたエリートたちがここを叩いて皐月賞へと向かうイメージが強かったが、過去4年間、実際のレース結果を振り返ってみると、年明け初戦で参戦してきた馬の連対例がない。ちょっと意外に思えるが、前走・ラジオたんぱ杯(現ラジオNikkei杯)組で連対を果たしたのは、5年前のコスモバルクが最後である。前走・朝日杯組となると、2歳王者2頭(マイネルレコルト、ドリームジャーニー)が年明け初戦ここから始動したが、ともに3着に終わっている。その一方、ディープインパクトアドマイヤムーンなどは、1~2月に一度レースを消化してから、年明け2戦目に弥生賞を快勝。年を追うごとに、素質の高さや早熟性よりも、近走の順調さが問われる傾向が強くなっているのが、興味深いところだ。
だが、2歳王道路線からロジユニヴァースセイウンワンダーが揃って参戦してきた今年は、近年の傾向を一度リセットして考えたほうがよいかもしれない。ブレイクランアウト(朝日杯3着)やリーチザクラウン(ラジオNIKKEI杯2着)が2月に重賞制覇を成し遂げた事実からも、大駒2頭の能力上位は明白。ブランク明けでも調整過程に狂いがなければ、両馬ともまず勝ち負けに持ち込めるはずだ。元々1~2番人気が強く堅く収まる傾向が強いこのレース。しかも10頭の小頭数となれば、紛れは考えにくい。

対する年明け順調組は、シンザン記念を制したアントニオバローズが馬番決定前に出走取消を決め込むなど、勢いという点で見劣りが否めない。唯一、一角崩しの可能性を残しているのが、1月に同じ舞台での重賞勝利を飾っているアーリーロブストか。力の要る冬場の芝コースでの走破タイムが2分2秒7なら、弥生賞でも上位争いに加わってくる資格は十分だろう。鞍上の福永騎手が土曜・阪神最終レースの発馬直後落馬事故(当ブログひとくち出資馬クリストフォルス)で厄落としができているような、ちょっと面白いかもしれない。

<結論>
◎ロジユニヴァース
○セイウンワンダー
▲アーリーロブスト
×モエレエキスパート
×ケイアイライジン

大駒2頭の比較では、ラジオNIKKEI賞のレース内容が秀逸だったロジユニヴァースが一歩リード。前を行く各馬よりも後ろのセイウンを警戒する必要があるメンバー構成を考えると、恐らく中団からの競馬になるだろうが、動きたいとき自在に動ける機動力があり、中山コースへの適性にも特に不安がない。今開催の中山で既に重賞2賞と好調な鞍上・横山典のコース取りとペース判断も、ここでは強調材料になる。
対するセイウンワンダーは、初距離で折り合いに気を使う必要がある分、後方待機のポジションか。だが、内を捌ける器用さ外を回していける脚力を兼ね備えたタイプであり、ゴール前にはキッチリと馬券圏内に食い込んでくるだろう。
アーリーロブストがこれら2頭に互していくためには、内有利・先行有利の今の馬場状態をフルに生かし切る展開に持ち込みたいところ。一歩先に抜け出す策で後続を慌てさせることができるか?以下では、初経験の長距離輸送だった前走を度外視してみれば、まだ見限れないモエレエキスパートと、中山巧者のケイアイライジン
キルトクールは、昨年9月以来の実戦となるミッキーペトラ。新馬戦でブライクランアウトからコンマ7秒差、2戦目はプロスアンドコンズからコンマ4秒差と重賞級相手によく闘ってきたといえるが、ここはさらに相手が強化される。単騎先行でも、果たしてどこまで抵抗できるだろうか?

3月 8, 2009 09年競馬予想・回顧 |

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なんか拍子抜けじゃないですか? 豪華キャストだったはずが、フタを開けてみたら、世代最強(暫定)馬、初距離の3歳チャンピオン、同コースのG3勝馬の3頭で争う構図というか、もっとタレントがいただけに、それでも相当物足りない。 ロジユニヴァースは、ラジニケ杯で評価がうな... 続きを読む

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報知杯弥生賞 ◎ 10番 ロジユニヴァース ○ 4番 アーリーロブスト ▲ 6... 続きを読む

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