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2009/03/15

【中山新馬戦】米国G1馬の弟、いざ出陣!

Rendir_at_the_miho_training_center中山6Rメイクデビュー中山・芝千六
◎レンディル
(当ブログひとくち出資馬)
父  Danehill Dancer
母父 In The Wings
姉  Luas Line
美浦 藤沢和雄厩舎
鞍上 北村宏司
広尾TC所属

当ブログひとくち出資馬の現3歳世代のなかでも、密かにオープンまでの上級出世を目論む愛馬が、本日いよいよデビューを飾る。藤沢厩舎の良血マル外・レンディル。「米G1馬の半弟、迫力満点の馬体」と手元の競馬新聞(ダービーニュース)の本紙予想でも絶賛の評価を与えられているようだ。果たして、素質の違いにモノを言わせ、他馬を打ち負かしてみせることができるだろうか?
愛馬の半姉にあたる米国G1馬とは、ルアスライン(父デインヒル)のこと。ベルモント競馬場のガーデンシティBCH(3歳牝・芝9f)を制する実績を残してはいるが、実はこのレース、わずか4頭立ての寂しい顔ぶれだった。ルアスラインは、日本調教馬シーザリオが劇的勝利を収めたアメリカン・オークスにも出走していたが、かの女傑の敵ではなく、大きく後塵を拝する結果に終わっている(4着)。要するにG1馬といっても、その実績を額面通りに評価できるかと問われれば微妙と言わざるを得ないのが苦しいところ。まして、レンディルの場合は、父がデインヒルから、日本でまだ確たる実績を残していないデインヒルダンサーへと変わっている。出資者の立場からみても、同馬の血統評価に対しては、強気と弱気の虫の交錯するというのが正直なところだ。
だが、敢えてデビュー初戦でこの馬を本命に推したことには、歴とした理由がある。
(中山・阪神の重賞予想は、本エントリの末尾に記載しています)

強調すべき事実は、調教過程にある。1週間前、美浦の坂路で3頭併せの真ん中で、古馬オープンのピサノパテックと互角の動き。そして、直前追い切りとなった今週は、芝コースに入れ、馬なりで好時計をマークしている。おそらく芝適性に不安はないのだろう。
さらに興味深いのは、この馬の個性というべき独特の走行フォームだ。グッと首を下げながら、前脚を大きく前に振り出しつつ掻き込んでいく力強さに加え、後脚の蹴っぱりが実にパワフル。つまり、コースに前後肢を叩きつけるような走法であるため、キレとか瞬発力に賭けるきらいはあるけれど、これなら、雨の影響を受け力の要る馬場状態になっている今の中山でも全く不安がない。育成の過程で観察された尻尾を振り回すような悪癖も、調教時計を詰めていくうちに影を潜めており、実戦に向けての集中力も確実に上昇カーブを描いてきた。少なくとも、相手関係が弱化している3月の新馬戦で、無様な競馬をする心配はないといえそうだ。
愛馬自身の仕上がりに問題がないとすれば、あとは相手関係だけ。おそらく、ネオユニヴァース産駒のメガチューズデーあたりが好敵手を務めるのだろうが、同馬の陣営からは「経験を積めば成長すると思う」と、少し弱気な声も聞こえてくる。ならば「初戦から期待」と公言する愛馬のほうが陣営の感触は勝っている。そもそも、馬名のレンディルとはスペイン語で「打ち負かす」の意味。他馬を圧倒するような強烈な勝ちっぷりまで期待してみてもよいかもしれない。

<重賞予想>
中山11レース 中山牝馬S
◎リビアーモ
○ザレマ
▲ヤマニンエマイユ
△キストゥヘヴン
×アルコセニョーラ
×ヤマニンメルベイユ

先行有利のイメージがつよい中山千八にしては、何故か差し馬優位の傾向がハッキリと出ている牝馬重賞。ハンデ差も勘案するなら、前走準オープンでも、実質直線だけで勝ち負けの競馬に持ち込んだリビアーモの豪脚に期待してみたい。昨夏の新潟戦(村上特別)で叩き合った好敵手アーバニティが、先週重賞制覇を達成。ならば、この馬にも牝馬G3を制する資格は十分だろう。好枠から好位を立ち回るザレマが相手。道中の展開とタメ次第では、後方に待機するアルコセニョーラあたりまで勝機はありうる。
キルトクールは、オークス以降の成長が案外に思えるトールポピー兄(フサイチホウオー)と同じく古馬になってから、真っ逆さまに下降線をたどってしまう可能性もある。

阪神11レース フィリーズR
◎ミクロコスモス
○アイアムカミノマゴ
▲スイリンカ
△ラヴェリータ
×レディルージュ
×パールシャドウ

収得賞金900万円。このままでは桜花賞出走が微妙となってしまうミクロコスモスにとって、今回は勝負の鞍。武豊はおそらく、外を回す安全策で確実に3着以内を狙ってくるだろう。ならば、内の位置取りから粘り込みを期す伏兵にもチャンスの目が生まれる。好枠に恵まれ、発馬直後から好位を立ち回れそうな長浜厩舎の2頭と、ダート戦ながら前走の粘りが秀逸だったラヴェリータを相手候補に押さえる。
キルトクールは、コウエイハート。既に本番に出走できる賞金を手にしており、馬体減が懸念される今回、敢えて勝負に打って出る動機に乏しい。果たしてどこまで。

3月 15, 2009 ひとくち馬主日記, 09年競馬予想・回顧 |

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コメント

レンディル優勝おめでとうございます。オープンと言わず、重賞勝てる器では?

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2009/03/15 13:37:13

愛馬の勝利おめでとうございます。
胸前のボリュームから実際の馬体重より馬格があるように見えますね。
次走が関東なら競馬場でご一緒するのはどうでしょうか?

投稿: ほはてい | 2009/03/15 19:27:53

愛馬レンディルは1番人気に応え見事に新馬勝ち。
皆様、コメントありがとうございます。
と言いつつ出資者の私はといえば、本日寝坊をしてしまい、中山での現地観戦は叶いませんでしたが・・・・。
テレビ画面を通じてパドックからレースの様子をチェックしていましたが、前肢を高々と振り上げ、それを大きく回転させていく独特なフォームがとにかく個性的でしたね。あのように荒削りな格好で走る競走馬というのは、ちょっと見たことがないように思います。野球の投手に例えてみると、野茂のトルネード投法であるとか、村田兆治のマサカリ投法を彷彿とさせるダイナミックな走り・・・・もう少し力を抜いて楽に走れるようになったほうがいいのかもしれませんが、けっして力んでいるわけではないので、あれが同馬の個性なのだと理解したいと思います。
次走のスケジュールはまだ決まっていないようですが、中山に再登場するようなら、今度こそ現地に足を運んでみようと思います。

投稿: 山城守 | 2009/03/15 22:05:36

愛馬レンディルの勝利、おめでとうございます。
パドックでは、落ち着きがなかったので大丈夫かな?
思いましたが、レースではまだ余裕がある走りと感じました。
早速、写真はアップしました。

投稿: Horses.JP | 2009/03/16 1:05:40

レンディル優勝おめでとうございます。
厩舎的にマイル路線なら期待が持てそうですね。
NZT出てきたら◎打ちます。

投稿: もくに | 2009/03/16 7:23:22

>Horses.JPさん

愛馬のデビュー戦、貴サイトの綺麗な写真を拝見しました。ありがとうございます。
春の陽光を身体一杯に浴びて輝く白銀の馬体・・・・我が愛馬ながら惚れ惚れとしてしまいます(親ばか丸出し)。
同馬に関する続報エントリには、写真を転載させていただくかもしれません。その折りには、よろしくお願いします。

投稿: 山城守 | 2009/03/16 23:39:44

>もくにさん

日曜の馬場差を勘案すると、1分37秒9の走破時計自体に強調材料はなく、グリーンチャンネルの結果分析でも、解説の津田氏はノーコメントでした。確かにハイペースだった山桜賞(芝二千)のほうが、8ハロン目の通過ラップは速いくらいでしたからねえ。
とはいえ、時計云々とは別次元のお話として、レンディルの底知れぬスケール感は、「ひょっとしたら」という予感を膨らませてくれます。ピサノデイラニの遠征に帯同して阪神のモニターから観戦していたという藤沢師も「強い競馬。これからが楽しみ」というコメントを残しています。
現時点で太鼓判を押すほどの評価はできないけれど、今の馬場状態ならNZTでも上位通用の可能性はあるかもしれませんね。shine

投稿: 山城守 | 2009/03/16 23:47:06

明日は中山で愛馬が出走しますが行かれますか?

投稿: ほはてい | 2009/04/04 18:46:01

>ほはていさん

現地観戦の予定です。
朝から指定席に陣取りたいと考えています。

投稿: 山城守 | 2009/04/04 19:34:20

おお、そうですか!
では私も早起きするかなぁ

投稿: ほはてい | 2009/04/04 21:14:17

>ほはていさん

現地観戦、お疲れ様でした。
府中開催でも、またご一緒しましょう!

投稿: 山城守 | 2009/04/05 23:45:43

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