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2009/03/22

【スプリングS】強風がレースに及ぼす影響とは

Hai_seikoh_at_nakayama_keiba_jou小頭数の本命戦と思われた弥生賞とは対照的に、スプリングSフルゲート16頭の多頭数。しかも、ロジユニヴァースとの直接対決を避けこちらに回ってきた馬ばかりなのだから、相対的に弱い者同士の争いである。お互いの力関係も、まだよくわからない部分が多い。本命戦というよりある程度の波乱も覚悟し、予想作業を進めたほうが無難ではないだろうか。
折しも、日曜日の関東地方のお天気はちょっとした荒れ模様。雨こそ無いけれど強風注意報が発令され、南南西の方向から風速5~6メートルの強風が常に吹きすさぶ状態になった。中山競馬場のコースレイアウトに照らしてみると、バックストレッチで強い向かい風、ホームストレッチに入ると追い風が吹いている。この強風がレースにどんな影響をもたらすのか?一概に断じるのは難しいが間違いなくいえることは、道中の折り合いに不安を残す競走馬にとって、バックストレッチを走行中のエネルギー・ロスが平常時以上の大きくなってしまうということだ。各馬の折り合いが勝負の行方を大きく左右する一戦となるだろう。
単勝2倍台前半の支持を集めるアンライバルドにとっての不安材料も、まさしくこの一点に集約される。

前々走はイレ込みがキツく自分を失っていたが、折り合って運べた前走が本来の姿」と友道師もコメントを残しているが、アンライバルドにとって今回は初の関東遠征。多頭数競馬で外目の枠からスタートするのも、初めての経験だ。この強風と同馬の精神状態如何では、まったく力を出せないうちに競馬が終わってしまうリスクもあるだろう。その素質の高さには一目を置かざるを得ないが、不動の本命という世評には一抹の不安を感じる。

そこで狙ってみたいのは、道中馬群のなかで向かい風によるエネルギー消耗を最小限度に抑え、強風の影響が緩和される勝負所から自在に動ける機動力のあるタイプだ。枠順も外より内目の馬のほうがよい。まだお互いの勝負づけが終わっていない3歳馬同士の争い。中波乱ぐらいまでは視野に入れ、手広く選択肢を検討していく必要がありそうだ。

<結論>
◎イグゼキュティヴ
○リクエストソング
▲フィフスペトル
△アンライバルド
×セイクリッドバレー
×ツクバホクトオー

昨秋の京都2歳Sで実際アンライバルドに土を付けた実績を誇るマル地馬・イグゼキュティヴ。自ら動いてリーチザクラウンロジユニヴァースを負かしにいったラジオNIKKEI杯でも見せ場を作っており、この相手なら主役をつとめる資格がある。今回が転厩初戦になるが、地方在籍当時に2度の関西遠征を無難につとめているように、環境変化への耐性も高い馬。松岡騎手とのコンビで、自在に動ける機動力を活かせるようなら面白い。
相手は内枠の有力馬2頭。リクエストソングは、自在に折り合いがついてどこからでも競馬ができる強みがある。また、この中間場外戦の話題ばかりが喧しかったフィフスペトルは前半戦の位置取りが課題も、巧く捌いて上がってこれるようなら当然上位候補だろう。
ヒモ穴には、中山中距離戦で実績を残してきたセイクリッドバレー、前走出遅れて力を出していないツクバホクトオーなどを取り上げてみたが、それ以外に前走ダート組も含め、拾える馬は極力拾っておきたいという気持ちである。

3月 22, 2009 09年競馬予想・回顧 |

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