iPhone 3Gは競馬で使えるか?
週末が来るたびに、愚にもつかない競馬予想エントリばかり公開している当ブログ管理人ですが、こう見えても実は、あのiPhone 3Gの使い手だったりします(汗)。
「革新的な電話と最高のワイドスクリーンiPod、そしていつでもどこでもインターネットを活用できるパワフルな機能」とアップルが自画自賛する最先端の通信デバイス。鎖国状態のなか太平の眠りを貪ってきたわが国のケータイ世界の眠りを覚ますクロフネ・・・・その画期的なコンセプトに対して期待と注目が集中する一方で、おサイフケータイが使えないとか、絵文字の入ったメールが打てないとか、あるいはストラップを装着できないとか、携帯電話としての使い勝手に関しては何かと異論が絶えない機種ですね。
しかし、手のひらサイズに収まる本格的インターネット端末としての無限の可能性には、やはり抗しがたい魅力があります。そんなわけで、発売から3週間を経過した頃合いを見計らって、近所のソフトバンクショップに直行。あっさりと行列無しでお目当ての機種をゲットしてきました。16GBのブラック。クロフネですから、やっぱり黒でなくっちゃね。自慢の娘は、白毛だったりするけど。
さて、これまで競馬場にもモバイルPCを持ち込んだりして、電脳馬券師の端くれをめざしてきた自分にとって興味・関心があるのは、果たしてiPhone 3Gが競馬に使えるのかということ。かの最先端デバイスが我が家にやってきてから2週間。そろそろ操作にも馴染んできたので、それをひと通り検証してみようかと思います。
PCにせよ、ネットに繋がる携帯電話にせよ、モバイル端末の競馬への活用法といえば、主に3つの用途が考えられるでしょう。すなわち「情報を入手する」「馬券を購入する」「レース映像を見る」という使い方。これらの用途にiPhone 3Gだけで、どこまで対応できるのか?
結論から先に言ってしまえば、画期的インターネットデバイスといいつつも、競馬への対応に関しては、まだまだ発展途上というのが、現時点の力量かと思います。
まずは「情報の入手」。現在のところ、標準装備されているWEBブラウザ・Safariを使って、Webサイトを閲覧していく方法しか手はありません。オッズや払戻金の確認は、IPATの情報メニューから。テキストベースの携帯電話方式ではなく、PC向けメニューをブラウズして必要なデータを閲覧していきます。要するに、普通のWEBブラウザと一緒ですね。Windows PCで利用できるTARGET FRONTIERであるとか、あるいは、眞鍋かをり姫も推奨するJRA-VANのオンライン競馬新聞NEXTなど、高機能アプリケーションは当然ながら用意されていません。そこまで望むのは贅沢というものでしょう。
IPATの投票メニューを使えば、iPhone 3G からでも「馬券の購入」は可能です。試しに、土曜日の札幌1レースの複勝馬券を買ってみました(愛馬の応援馬券・結果はハズレ)。ボックス・ながし・フォーメーション。IPATのパソコン画面からできる投票方式なら利用可能です。ただし、TARGETやIPAT用投票ソフトBET Masterを使用すればできる高度な買い目の選択・配分の機能などは、望むべくもありません。
そして「レース映像を見ること」。これが現時点における最大の問題ではないかと思います。YouTuneやiPodのビデオ機能を使えば、3.5インチワイドスクリーンで美しい動画を楽しむことができるiPhone 3Gですが、JRAレーシングビュアーが提供しているWindows向けのwvx方式ファイルの再生には未対応。いやはや、さすがはマックですね(汗)手のひらサイズのネット端末から、いつでもどこでもオンデマンドでレース映像を再生できる。そんな機能が実現すれば、それこそ画期的なモバイル競馬デバイスになったと思うのですが。
ちなみにソフトバンクグループが運営する地方競馬のWebサービス・オッズパークに飛んでいくと、こちらでのレース映像の再生も、やっぱり不可能でした。ううむ。iPhoneと同じ胴元が運営しているサイトなら、素早く対応してほしかったですねえ。
映像再生機能が制限された携帯式WEBブラウザ。それが、現時点におけるiPhone 3G の実力ということになるのでしょう。先週、新潟競馬場に遠征した際にも、iPhoneを携行して行きましたが、場内でそれを取り出して活用する機会は訪れませんでした。情報入手ならモバイルPC、デジタルカメラなら専用機のほうが、まだまだ便利です。
とはいえ、インターネットの世界をいつでもどこでも持ち運べる小さなクロフネが、それを手にした者を例外なく魅了していることも、また事実。かくいう私も、競馬という限られた用途を別にするなら、毎日が驚きの連続です。「情報を入手する」「馬券を購入する」「レース映像を見る」・・・・ひょっとすると、そんな限られた用途を軽く凌駕する、画期的な使用法が登場してくるのではないか?そんな可能性さえ感じさせてくれる風通しの良さこそが、このデバイスの最大の魅力と言えるのかもしれません。
8月 17, 2008 パソコン・インターネット, 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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コメント
はじめまして。
私もiPhone 3Gユーザの競馬ファンです。
SafariでIPATにアクセスしていますが、再読み込みのたびにログインし直さなければならなくなるのが鬱陶しいです。
JRAには是非ともiPhone用IPATアプリを開発してほしいですね。
「レース映像を見る」に関してもビデオポッドキャストでも良いので是非配信してほしいです。
一度JRAにメールで要望したことはありますが、需要があまりなさそうなので難しいかもしれませんね。
投稿: おばり | 2009/03/23 13:17:59
>おばりさん
コメントありがとうございます。
電車の中などでは、同好の士を目撃する機会も増えたiPhone 3Gですが、競馬場内で使っている人はまだまだ少ないようですね。iPhone用のIPATアプリ、グッドアイディアです。技術的にもそれほど開発は難しくないでしょう。さらに一歩進んで、専用のワンセグTV+バッテリーでグリーンチャンネルも視聴できるようになれば、理想的なモバイルウインズの環境が整うのですが、さすがにそこまでは無理かも。
あとはゲームですね。iPhoneのカジノ系アプリでは、アップルのテキサス・ホールデムなど、ビジュアル的に素晴らしいゲームが用意されています。競馬関係でも完成度の高いゲームが出てくると面白くなるのではないでしょうか。
投稿: 山城守 | 2009/03/29 16:15:11