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2007/11/04

【AR共和国杯】荒れるハンデ戦から重厚な一戦へ

Never_bouchon_at_2007_shirafuji_sグレードⅡ」という重厚な格付けを与えられてきた伝統の長距離重賞。とはいえ、その内実は、天皇賞(秋)とジャパンカップの端境期にひっそりと施行されるB級ハンデ戦であり、かつては前走条件戦からエントリーしてきた格下馬が軽ハンデを味方に激走というパターンがたびたび繰り返されてきた。一方、トップハンデを課せられた実績馬は、東京コース大改修の前後を通じて、01年~05年まで馬券の対象に絡むことすらできず。ほぼ毎年のようにハンデ戦らしい中波乱というのが、このレースの基本的な決着パターンであった。
だが、昨年の一戦は、2番人気(ハンデ57.5キロ)と1番人気(ハンデ頭58キロ)同士による平穏な決着。これをキッカケに、荒れるハンデ戦から重厚なGⅡらしい一戦へとレースの様相が少し変わってくるのではないか?という予感がする。
実際、コース改修以降の優勝馬は、すべて56キロ以上のハンデを背負わされた実績馬。負担重量が少々重たくても、力を出せる条件さえ整っていれば、実績馬が大崩れすることはまずない。3着まで馬券圏内には、重ハンデの実績馬が2頭。これに前走条件戦組の軽ハンデ馬が絡む組み合わせというのが、3連単・3連複の狙い目になるだろう。

<結論>
重ハンデの実績馬として
 ◎ネヴァブション   57.5キロ
 ○トウショウナイト  58キロ
 △トウカイトリック   57.5キロ

軽ハンデの伏兵として
 ▲ダンスアジョイ    54キロ
 △アドマイヤジュピタ 54キロ
 △チェストウィング   54キロ
 注シュートローブス  52キロ
 注カゼノコウテイ    52キロ

57キロ以上を背負う実績馬から、本命に推したいのは◎ネヴァブション。日経賞優勝の実績があるとはいえ、少々ハンデを見込まれた感があるけれど、要はそれだけの力の持ち主と認められてのこと。対するトウショウナイトは休み明け5戦目あたりからエンジンが掛かってくる超叩き良化型トウカイトリックはこの距離でもまだ短いほどの超ステイヤー。これら実績馬2頭と比較してみても、叩き2戦目・府中芝二五の条件が最もしっくりとくる。横綱相撲で堂々と抜け出す競馬で圧勝というシーンがあっても、不思議ではない。
55キロ以下の軽ハンデ組からは、アドマイヤジュピタが人気しているが、それなら57キロで京都大賞典を4着した実績が光るダンスアジョイのほうが面白いかも。他では、いかにも府中向きの良い脚を長く使ってくるカゼノコウテイも悪くはないが、関西馬と2キロのハンデ差は能力の絶対値をほぼ正確に反映したものと思われ、過大評価は禁物か?

キルトクールは、ハイアーゲーム。復帰戦の前走での大幅な馬体減は「脚元に負担をかけないため体を減らした」という意図的な仕上げによるもの。すなわち、本来の状態で攻めを強化するのが難しい現状であり、さすがの府中巧者もこれでは力を出せない。

11月 4, 2007 07年競馬予想・回顧 |

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