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2007/08/15

【佐賀サマーC回顧】地方勢4頭が掲示板占拠&蘇る豪脚

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今年からハンデ戦に条件変更された真夏の交流重賞・佐賀スプリント決戦は、4コーナーで有力どころが横一線に並ぶ大激戦。終わってみれば、上位5頭のうち4頭までが地方所属馬という異例の結果になった。過去2年このレースを制してきたメイショウバトラー、アグネスジェダイの両頭が揃って水沢のクラスターCへと矛先を向け、優勝候補だったメイショウボーラーも直前になって回避を判断。JRA勢の顔ぶれが例年より小粒であったことは否定しないが、それでも愛知・佐賀所属馬たちの上位入線は賞賛に値するというべき。
勝ったキングスゾーン(愛知)は、いまや交流重賞の上位常連になった感があるけれど、今回の勝利がダートグレードレースの初制覇。前走・プロキオンS(阪神)ではテンから中央のスピード自慢たちに競り込まれる苦しい展開に泣いて沈没してしまったが、スピードの絶対値が要求されない小回りコースで、人馬の経験と地の利とを生かし切れば、こんな渋太い競馬ができるということ。次走はひと息入れて大井の東京盃?あるいは南部杯(盛岡)挑戦が目標だろうか?先行して他馬から被されないことが好走条件だが、地方の小回りコースに出走なら、強豪相手でも常に警戒が必要な存在になってきた。個人的希望をいわせてもらえば、山本茜騎手とのコンビ復活を是非もう一度見てみたいもの。

Officer_in_zekkocho_at_tokyo_keyaki惜しかったのは、唯一JRA勢で掲示板に食い込んできた2着オフィサー(当ブログひとくち出資馬) 爆発的な末脚を秘めながらも不器用なタイプゆえ、小回りコースへの対応がどうか?と疑問視されてきたが、今回は向正面から動き出して久々にあの豪脚を披露。栄光のゴールまであと15メートルの地点では完全にキングスゾーンを差し切ったかに見えた。ところが、そこからフワッと甘くなってしまい勝馬に再逆転を許してしまったのが、この馬の「らしい」ところか?

Officer_in_slump_at_niigata_hokurikそのオフィサーなのだが、近2走集中力を欠くような不甲斐ない競馬で掲示板を外す不本意な結果に終わったのは、おそらく体調面にも問題があったのだろう。前走・新潟の北陸Sでは、目の下がどよーんと黒ずんでおり、覇気を欠いた様子でだらだらとパドックを周回していたものだが、短期間で立て直し闘志を蘇らせた森厩舎の手腕はやはり侮れない。次走は、阪神のエニフSらしいが、せっかく賞金加算できたのだから、年末の兵庫ゴールドトロフィーあたりを目標に交流重賞路線に専念するのも面白い。最終目標は「来年の南部杯」だぁ!と、零細出資者のメートルは上がるばかりである。

最後に8月15日 水沢クラスターCの展望などを。
小回りコースでも自在に動けるアグネスジェダイ・メイショウバトラーのJRA2強は脅威だが、岩手所属・4歳世代最強馬のテンショウボスが地の利を生かしてどこまでやれるかにも要注目。スピードの絶対値よりも鞍上の経験値がものをいう条件で、小林俊彦騎手の手腕に期待してみたい。

◎テンショウボス  (岩手) 小林俊
○メイショウバトラー(JRA)武豊
▲アグネスジェダイ (JRA)小牧太
△ニューベリー   (岩手) 菅原勲

8月 15, 2007 ひとくち馬主日記, 岩手競馬, 07年競馬予想・回顧 |

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