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2007/07/16

【マーキュリーC】今年も見どころは満載

Keishu_news_200707163連休の最終日。JRAでは土曜日に中止された小倉競馬の代替開催が予定されているが、盛岡の交流重賞・マーキュリーカップ(G3)にも是非ご注目を。オーロパークのダート・距離二千を舞台に、今年も中央と地方の精鋭が激突する。
個人的な事情をいうと、今年は軍資金というか遠征費用がちょっと枯渇気味で盛岡での現地観戦を実現できないのが残念なのだが、それでもこのレースの馬券を購入して楽しむ手段はある。
オッズパークや楽天競馬などのネット販売はもちろん、府中や福島のJRA場外発売所でもマーキュリーCを含む盛岡競馬の全競走が発売されている。競馬新聞も、定評ある専門紙 ケイシュウNEWSのオンラインショップでPDF版(全レース530円・メインと最終レース版100円)を購入することが可能だ。そんなわけで、月曜日はひとまずJRAを横に置いて、岩手競馬の予想に全力を傾注してみます。

さて、気になる出走メンバーは、JRA勢がシャーベットトーン、クーリンガー、ストロングブラッド、エイシンロンバード、メイショウアズーロの5頭。美浦の奥平雅・栗東の小崎といった気鋭の若手調教師が重賞制覇を狙い、勢いのある所属馬を差し向けてきたのが注目される。
また、小倉の月曜開催が急遽決定したため、当初盛岡に参戦を予定していた武豊・小牧太・和田の3騎手が遠征をとりやめ、かわりにクーリンガーにはJRAの武士沢メイショウアズーロには岩手の村松学、そしてエイシンロンバードには岩手短期所属の名物男・内田利雄が騎乗することになった。中でも興味深いのは、JRA所属馬とミスターピンクによる異色のコンビ結成だ。かつて福島競馬場でカッツミーを重賞勝ちに導いた実績もある内田騎手が、はたしてどんな手綱捌きを見せてくれるのか?このレースを占ううえでも、大きなポイントになりそうな予感がしてくる。

Tensho_boss_at_michinoku_daishouten_2007対する岩手競馬からは、テンショウボスサイレントエクセルの4歳2強が強敵を迎え撃つという布陣。前哨戦の一條記念みちのく大賞典を勝利し一躍岩手のエースにのし上がった感のあるテンショウボスの勢いに期待したいところだが、その前走・盛岡ダート二千でこの馬が記録した走破時計が2分7秒6。大回りのコースを1周して合計3度の坂を越えるタフな条件を考えるとけっして悪い水準ではない。けれど、良馬場なら2分5~6秒台で決着することが多いマーキュリーCのレベルからすると、あと一歩時計を詰めてこないと馬券の対象として期待するのはちょっと厳しいのかもしれない。雄大な馬格にものをいわせ、4角早め先頭から横綱相撲で他馬を圧倒するという戦法を得意とするこの馬。同じような戦法で必勝を期すシャーベットトーンやクーリンガーを向こうに回して、果たしてどこまでやれるか?
一方のサイレントエクセルは、稍重だった昨秋のダービーGP(3着)で2分6秒6の持ち時計があるが、当時の1~2着馬(マンオブパーサー・バンブーエール)がさほど強くない馬。こちらも中央の古馬一線級との対決で通用するかは、まだ半信半疑といわざるを得ない。
他の地方所属馬にも、これといった注目馬が見あたらない今年のマーキュリーC。地方競馬ファンとしてはとても残念なのだが、馬券的にはやはりJRA勢を中心に作戦を検討するしか手はなさそう。ちなみに、月曜日の盛岡は雨予報で、ケイシュウNEWSによると馬場状態は重~不良が想定されている。脚抜きのよいダートコースで、スタミナよりもスピード適性が問われる一戦となれば、血統的にはミスタープロスペクター系を重視する必要があるだろう。

<結論>
◎シャーベットトーン
○エイシンロンバード
▲クーリンガー
△テンショウボス
△サイレントエクセル
注エアウィード

左回り・三度の坂越え。コース形態では盛岡と共通点が多い府中のダート2100で再三好レースを演じた実績のあるシャーベットトーンが今年の主役候補だろう。前走・ブリリアントS2着時の走破時計が2分10秒5(良馬場)。オープンクラスとしては、お世辞にも誉められた水準ではないが、脚抜きの良い馬場になれば盛岡二千で2分5秒台を叩き出すことは不可能でないはず。ここは先手必勝の戦法で、詰めの甘さを払拭する快心の勝利を期待したいところ。
この距離でまだ実績を残していないエイシンロンバードは短距離型とみられがちだが、昨夏の新潟・魚沼特別(ダート千八)で後にG1を制するアロンダイトを向こうに回し2着した実績がある。スタミナ不安を補う意味では、脚抜きの良い馬場状態も歓迎だろうし、何と言ってもミスターピンクとのコンビに魅力を感じる。過去に吉田稔・鈴木啓といったテン乗りの地方騎手とのコンビで好走した実績を残しているのも強調材料だ。
以下では、昨年の覇者クーリンガー。これで5年連続してこの重賞に参戦となるが、年齢的衰えが懸念される現状でも、重馬場なら2分6秒台で走破できる能力はあるはず。テンショウボス、サイレントエクセルら岩手勢には、ひとまずこの古豪撃破を目標に健闘を期待してみたい。

キルトクールは、ストロングブラッド。福島・七夕賞からの連闘になるが、馬体そのものは先週時点でもう仕上がっており、大幅な上積みは期待薄だろう。ネット上で囁かれる俗説として上山・高崎競馬を次々と廃止に追いこんだ「ストロングブラッド号の呪い」というエピソードがあるけれど、馬に罪はなくとも、こんなタイプに勝たれてしまうのだけはやはり勘弁してもらいたい。岩手競馬ファン渾身のキルトクールで、この馬を着外に追い込み、廃止の可能性も一気に消し去ってしまいたいものだ。

7月 16, 2007 岩手競馬, 07年競馬予想・回顧 |

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