« 【天皇賞】戦国春天を占う2つのキーワード | トップページ | 【NHKマイルC】能力値&マイル適性で絞り込め »

2007/05/05

【ばんえい十勝】観客動員は昨年の8倍以上に!

Obihiro_20070504大型連休も後半。新たに生まれ変わった「ばんえい十勝」競馬を目撃するため、只今、帯広に遠征しています。
新年度の第2回開催初日となった5月4日(祝)。好天に恵まれ、今日は朝からやけに人出が多いなと思っていたが、この日の競馬場の入場者数は何と、7000人!を記録したらしい。
これがいったいどれほど凄い数字なのかというと、昨年の同時期・5月旭川開催のトータル12日間の総入場者数が9707人だったことと比較すると、よくわかる。1日あたりに換算してみると、動員ペースは昨年の8倍以上!この日の帯広競馬では特設の遊園地イベント「ふわふわランド」が開催されており、競馬よりそちらを目当てに競馬場へと詰めかけた家族連れも多かったようだが、それでも大盛況であることに変わりはない。ばんえい競馬最大のイベント=3月の「ばんえい記念」当日でさえ、総入場者は3400人だったのだから、それと比較しても昨日の帯広競馬は驚異的な大入りだったわけである。
キャパシティに限度のある地方競馬場にこれほどの人数が殺到すると、馬券ひとつ買うのも大変。発売締切前には、どの穴場の前にも長蛇の列が並び、馬券を買い損ねてしまうのでは?と心配になるほどだった。こんな経験、当ブログ管理人にとっても、一昨年秋の名古屋競馬のJBC当日に味わって以来、久々のことだ。主催者側も急遽、各レースの発走時刻を10分延長して想定外の混雑に対応。自動発売機の設備もなく、窓口業務に対応可能なスタッフも限られる中で、少しでも馬券購入の機会を増やそうとするなら、確かにこれしか手はない。臨機応変にして適切な対処だったと思う。

そんな大入り満員の競馬場における客層の特徴は、「はじめて競馬場を訪れる」あるいは「はじめて馬券を買う」という人が、かなりの割合を占めていたということ。実際、周囲を見渡してみると、競馬新聞を手にしたファンは3分の1もいない感じで、馬券の種類やマークシードの記入法に関する素朴な質問を周囲の人やスタッフに問い合わせるお客が多かったように思える。レースの応援も、なじみの騎手や馬の名前をコールするのでなく、「4番、がんばれ!」などと自分の買った馬番号を連呼する声が多数。それでも、みな思い思いに初めての競馬を満喫している。
特筆すべきは、これら初心者ファンのマナーの良さ。場内にマークシードやはずれ馬券が散乱することもなく、ベンチに勝手に新聞などを敷き詰め、朝から夕方まで席取りを主張する傍若無人な輩も、あまり見あたらない。このような行儀の良さは、ひょっとすると十勝地方の良き伝統と地域性を反映したものなのかもしれないが、そんな善男善女たちをこれからいかに競馬の味方として引きつけていくか? 彼らに競馬の楽しさを実感してもらい、また競馬場に来てみようと思わせるだけの魅力あるレースが提供されるなら、新生ばんえい競馬の将来は決して暗いものではないと思う。

Ricky_in_his_house地域をあげて、「ばんえいの灯」を盛り上げようという主催者・関係者の熱意が、日ごろ競馬になじみのなかった一般市民の関心までも引きつけ、観客動員という形でしっかりと結実しつつある「ばんえい十勝競馬」。5月5日のメインレースには、ナリタボブサップ・カネサブラック・シンエイキンカイなど、一線級のオープン馬が顔を揃える「大雪賞」が組まれている。当ブログ管理人も、もう一日、帯広競馬の楽しさを満喫してくるつもりだ。 
(写真は、この日も大人気・リッキー君!

5月 5, 2007 旅打ちコラム |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33923/14959194

この記事へのトラックバック一覧です: 【ばんえい十勝】観客動員は昨年の8倍以上に!:

» ばんえい次代のエース?! カネサブラック、連勝なるか?  大雪賞 トラックバック 地方競馬に行こう!
昨日、ばんえいのネット中継を見ていて、改めて変化を感じています。それは映像に写っている観客の数!。ビックリするぐらいの人手が写っていました。 ばんえい十勝劇場さんによる 続きを読む

受信: 2007/05/05 14:33:33

» (レポート・論説)門別、帯広で考えた「競馬の未来像は果たして?」(2007.5.7) トラックバック KANKANの競馬ニュース
3日(木・祝)に門別、4日(金・祝)にばんえい・帯広と北海道の2つの競馬場を回ってみた。どちらもゴールデンウィークの最中で人が多かったが、場内の雰囲気は対照的なものだった。だがその両方を見ていて、「競馬の未来像」について考えさせられた2日間だったように私....... 続きを読む

受信: 2007/05/07 8:37:42

コメント

こんにちは 
思わず コメントせずにはいられませんでした。
7000人! すごいことですね。
北海道にそれだけの人がいたのですね。

JBCの名古屋競馬にも来られたのですね。 又来てくださいね。ぜひ、お会いしたいですね。

投稿: セントレア | 2007/05/05 21:20:46

>セントレアさん

熱狂うず巻くばんえい十勝競馬の現場を後に、只今、帰宅しました。それにしても、1日あたりの入場者数がばんえい記念当日の倍!というのは、確かに凄いことだ!とあらためて実感しています。比較的高齢のファンが多かったばんえい競馬の場合、今までも馬券は100円単位で楽しむというファンが多かったと思うのですが、この連休に初めて競馬場を訪れた人々も、一人あたりの馬券購入金額そのものは、けっして高額ではありません。みんな100円の馬券を心から楽しんでいるのが素晴らしい!TCKのキャッチフレーズではないけれど、100円の心意気で楽しめる健全なレジャー。そこに地方競馬が支持され、生き残る活路があるのかもしれません。
ドンコ。機会を見つけて是非再訪してみたいと思います。かきつばた記念も、大盛況だったようですね。

投稿: 山城守 | 2007/05/06 3:20:26

大井で観戦していましたが、特に発馬に問題ないのに何故遅れるか不思議に思っていましたが、発走時刻の繰り下げの理由はそういうことだったんですね。
ソフトバンクが参入して席も良くなり、パドックも見やすい位置に変わったりいろいろ工夫がこらされているようですね。

投稿: もくに | 2007/05/06 3:21:39

>もくにさん

たった2日間の帯広遠征でしたが、主催者のきめ細やかな気配りが随所に感じられ、とても快適な旅打ちツアーでした。十勝毎日新聞は、第1面で「入場者7000人超」の記事を報道。5日の子供もちつき大会には、勝負服姿のジョッキーたちも続々と参加。関係者が一体となって、北海道の競馬遺産を盛り上げていこうという気運がひしひしと伝わってきて、部外者の私も嬉しい限りです。
さあて、連休最終日はホームの府中に戻って、NHKマイルと岩手シアンモア記念で勝負です。とはいえ、個人的メインレースはわが一口愛馬たちが人気を背負って出走する8レースと10レースだったりするんですけど。ではでは。

投稿: 山城守 | 2007/05/06 3:39:37

コメントを書く