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2007/03/18

【スプリングS】11頭立てなら結果も順当に

Flying_apple_at_kyodo_tushinhai同じ皐月賞トライアルとはいっても、例年少頭数で順当な結果に収まりがちな弥生賞に対し、スプリングSのほうは多頭数の激戦というイメージがある。馬券的な傾向からしても、最近4年間は1番人気馬の優勝がなく、4~5番人気あたりの伏兵が中波乱を演出。激戦に相応しく、4角でまだ中団~後方に位置する差し馬の活躍も目立っていたように思える。

ところが、今年のトライアルにエントリーしてきたのは僅か11頭と少々寂しい顔ぶれ。本番に向けて主力を形成すると思われるフサイチホウオーアドマイヤオーラドリームジャーニーらが早々と試走を完了しているせいもあって、例年に比べメンバーレベルも小粒という印象を免れない。
中山芝千八の場合、多頭数の混戦になると、先週の中山牝馬ステークスのように1~2角に各馬が殺到し、先行勢にとって息の入らない厳しい流れになることも多いが、わずか11頭立ての競馬なら、道中の隊列は早々と決まってしまいそうである。
枠順の有利・不利もあまり考慮する必要はなく、道中は淡々としたペース。こうなると、紛れが生じる目は限りなく小さいと言わざるを得ず、ゴール前の着順も基本的には各馬の能力順とイコールという結果になりそうだ。脚質的には、差し馬よりも前の位置で競馬を運べるタイプが有利。勝負どころで自在に動けて早めに抜け出す脚力があれば、なお心強いだろう。

■中山芝1800 9~11頭立 脚質別成績(02年~)
Nakayama_1800_11to_kyakushitsu_betsu





<結論>
◎フライングアップル
○マイネルシーガル
▲フェラーリピサ
注サンツェッペリン
注シベリアンバード

Ferrari_pisa_at_hyacinth_sデビュー戦、京都の芝マイルでトーセンキャプテンに半馬身差まで迫ったフェラーリピサが実は能力最上位?という可能性も否定できぬが、02年以降、前走ダート戦から勇躍参戦してきた馬たちの戦績を紐解いてみると「0-0-1-17」。このうち唯一3着に健闘していたのが、次走で皐月賞馬の栄冠に輝く若き日のダイワメジャー。それ以外の17頭の戦績をたどってみると、ローエングリン(前走東京ダ500万下1着→スプリングS6着)を唯一の例外に、その他全馬がダート路線へと活躍の場を求めるという運命をたどっている。要するにダイワメジャー級の芝適性と潜在能力の持ち主でないかぎり、前走ダート組がこのレースで上位に入賞することは難しい。高速ダートの府中千六で1分35秒9の破格のタイムをマークしたフェラーリピサとて、その例外ではないだろう。
そんなわけで本命は無難に、フライングアップルを指名する。秋の福島戦を最後に勝利の美酒からは遠ざかっているとはいえ、フサイチホウオーを相手に2度もコンマ1秒差の接戦を演じているのだから、重賞級の能力の持ち主であるのは疑いのないところ。展開に応じて自在に動ける脚質も魅力で、府中よりむしろ中山で力任せに他馬をねじ伏せるような競馬を得意とするタイプだろう。相手は、前走中山マイルで他を子供扱いするかのような強さをみせたマイネルシーガル。メンバー中2頭の朝日杯出走馬によるワンツー決着が濃厚だろう。前走の京成杯の逃げ切り勝ちが鮮やかだったサンツェッペリンは、臨戦過程が万全と言い難く、今回は評価を下げたい。
キルトクールは、エーシンピーシー。血統的傾向を洗ってみると、父ミスプロ系は02年以降「0-0-1-12」。母父ミスプロ系でも「0-0-0-10」と分が悪く、フサイチペガサスを配したこの馬にとって、スプリングSは鬼門というべき一戦になりそうだ。

3月 18, 2007 07年競馬予想・回顧 |

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