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2007/01/01

【桐花賞回顧】奥州王冠、夢が広がる王者の戴冠

Oshu_crown_paddock_of_the_year_2006

オウシュウクラウン、次走は川崎記念でしょうか?
いや、ひょっとすると府中のフェブラリーSかも
ううむ、そこだとちょっと賞金が足りないかも知れませんね
JRAのG1で地方馬優先枠とかないんでしょうか
とにかく、ぜひ大きな所に出走してほしいですね
いずれにせよ、岩手の年度代表馬は間違いなくこの馬で確定でしょう

大晦日の水沢競馬場。この日いっしょに桐花賞を現地観戦をさせていただいた「駿平の岩手競馬に注目!!」さんと、当ブログ管理人が交わした会話を再現してみた。ちなみに、この会話、レースが終わった後の印象を語ったものではない。レースが始まる前のパドックで周回を重ねるオウシュウクラウンを目の前にしながら、お互い思わず漏らしてしまった言葉なのである。実際のレースを前にして早々と勝利を確信させるだけでなく、将来の大仕事まで予感させてしまうほどのデキの良さ。それほど、この日のオウシュウクラウンの気配は群を抜いていたし、JRA・地方を通じ今年自分が目撃してきた数々の競走馬のなかでも、パドック・オブ・ザ・イヤーの表彰をあげたいほどの出来映えであった。
厳冬期にかかわらずピカピカに磨き上げられたような毛づやの輝き、充実したトモの張り。500キロ近い大型馬でありながら、馬体の造りや動作のひとつひとつに無駄なところがなく、むしろコンパクトで俊敏な印象を感じさせるところが素晴らしい。3歳にして王者の貫禄たっぷりの姿からは、スター候補に値する大物だけが漂わすオーラのようなものさえ、漂っていたと思う。前日公開のブログ予想では、サイレントエクセルに本命印を打っていた駿平さんも私も、さすがにこれほどの気配を見せつけられてしまうと、もう脱帽である。あっさりと自説を翻し、オウシュウクラウンに平伏するばかりだった。

単勝オッズは最終的に1.5倍。ディープインパクト並みの支持を集めた奥州の若き王者はレースに行っても強かった。1周目のスタンド前ではちょっと行きたがる素振りをみせたものの、最終コーナーに差しかかると満を持したような横綱相撲で堂々と先頭へ。ゴール前、2着馬に3/4馬身差にまで迫られたものの、小林騎手の手応えには終始余裕があって、最後まで後続を寄せつけなかった。着差以上の完勝とは、こんなレースのことをいうのだろう。距離二千の勝ち時計は歴代優勝馬と遜色ない2分8秒台の記録となったが、対戦メンバーのレベルが上がってこの馬自身その気になれば、大幅に時計を詰めることも夢ではなさそうだ。

来シーズンの飛躍が約束された大物の快勝劇を実際にこの目で目撃できたたけでも、新幹線代を払って水沢まで足を運んだ甲斐があったというもの。岩手競馬ファンの夢を乗せ、次走は川崎記念か?あるいは他地区の交流重賞に矛先を向けてくるのか?
2007年、オウシュウクラウンには、冒頭の会話で語られた夢を現実にするような、大活躍を期待したい。

1月 1, 2007 今週の注目馬, 岩手競馬, 競馬予想・回顧アーカイブ |

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コメント

山城守さん、あけましておめでとうございます。
写真からもオウシュウクラウンの凄みが伝わりますね!ぜひ川崎記念で王者アジュディミツオーと対決してください(そしてぜひ負かして欲しい!それくらいの活躍を期待してます)

投稿: 古木33 | 2007/01/01 9:58:57

あけましておめでとうございます。
そして、昨日はお疲れ様でした。
メイセイオペラとアブクマポーロ。
オウシュウクラウンとアジュディミツオー。
挑戦者と王者という立場からも
何となくイメージが重なってしまいます。
王者の壁は高いですが、対決が楽しみです。

投稿: 駿平 | 2007/01/01 15:25:51

あけましておめでとうございます。

桐花賞。年末を締めくくるに相応しい、とてもイイモノを見せてもらった気分です。
こうなると、いやがうえにも王者アジュディミツオーに挑戦状を叩きつける日が待たれますね。
ミツオーやカネヒキリのパドックが「剛」のイメージなら、オウシュウクラウンはまさしく「柔」を体現した競走馬といえそうです。柔よく剛を制すといきたいところですね。

投稿: 山城守 | 2007/01/01 20:31:30

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