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2006/10/04

【超訳競馬ニュース】ターゲットにまっしぐら!

Silent_witness_defending_champ2日ごろ競馬を嗜まない一般人まで巻き込んで、ちょっとした社会現象の趣を呈していた今年の凱旋門賞。すでに各所で語り尽くされた感のあるこの話題や、ディープインパクトという競走馬に対して、今さら当ブログが付け加えることなど何もありません。強いてひとこと言うなら、当日、NHKの現地解説者に迎えられていた岡部さんが「まだ、まだまだっ!」とドラマティックなかけ声を発していたのが一番印象に残ったかなあと・・・・
海外競馬で日本馬が活躍するたび、不定期に掲載してきた「超訳競馬ニュース」の素材もあちこち探してみましたが、今回はあまり良いソースが見つかりませんでした。そんなわけで、凱旋門賞の話題を敢えてパス(汗)。ちょっと趣向を変えて、同日・中山競馬場で行われた国際G1・スプリンターズSの英語回顧記事を超訳してみることにしました。

原文は、JRAの英語版公式サイトに掲載されている10月1日付ニュース「RIGHT ON TARGET: Janiak captures Sprint Challenge title」からの引用です。翻訳ではなく、あくまで「超訳」ですから正確さは二の次。当ブログ管理人の憶測や願望まで、渾然一体と入り交じった怪しい日本語訳であることを、お断り申し上げます。
(写真は、昨年のスプリンターズSの精英大師です)

RIGHT ON TARGET: Janiak captures Sprint Challenge title

Takeover Target romped to the second Global Sprint Challenge title on Sunday afternoon, the Joseph Janiak-trained gelding winning the Grade 1 Sprinters Stakes at Nakayama Racecourse, Chiba Prefecture.
Favorite Target hit the wire two-and-a-half lengths ahead of Yuichi Fukunaga’s runner-up Meisho Bowler to cement his Sprint Challenge victory, collecting 20 points for a total of 53 points with one race remaining.
Target can cash in a US$ 1 million bonus if he wins the Hong Kong Sprint on Dec. 10, which would give him three G1 wins in three different countries

「ターゲットにまっしぐら!」 ジャニアック師、スプリントチャレンジタイトルを獲得

第2回グローバル・スプリント・チャレンジのタイトルを力でもぎ取るような圧勝劇だった。日曜日の午後、千葉県・中山競馬場で開催された国際G1競走・スプリンターズS。見事に勝利を収めたのは、テイクオーバーターゲットジョセフ・ジャニアック厩舎所属のせん馬である。
この日、1番人気に推されていたターゲットは、福永祐一騎乗のメイショウボーラー(2着)に2馬身半の着差をつけ、栄光のゴールへ。この勝利で20ポイントを獲得した同馬は、残り1戦を残しながらシリーズ通算53ポイントとなって、スプリント・チャレンジ優勝が確定した。これでもし12月の香港スプリントも制するとなれば、3カ国でG1レースを3勝した馬に授与される100万ドル・ボーナスのオマケまでついてくる。

“I knew he was 110 percent fit, I knew he’d give 110 percent because that’s what it would take to win this race because he’s up against the best,” Janiak said during the post-race press conference.
“As it turned out, the jockey put in a 110 percent ride and all in all, it turned out nice for us.”
Jockey Jay Ford turned in a bold performance aboard the 7-year-old Australian entry, jousting with inaugural Sprint Challenge champion Silent Witness for the lead early on and never looking back down the straight to tip the clock at 1 minute, 8.1 seconds in 1,200 meters.
“I’m very excited,” said Ford, who handed Target his 13th victory in 23 starts. “It’s good to see the horse come out, everyone seeing him at his best. The horse raced fantastic, and he showed that at the end of the day he was too strong.”

110%のデキまで仕上げられたと思うし、レースでも110%の力を出してくれたね。そこまで頑張らないと勝てないと思っていたけど、馬も期待に応えてよく頑張ったよ」ジャニアック師はレース後の記者会見で、そう語った。「ジョッキーも110%の完璧な騎乗だった。こんな風にすべて条件が揃って、今日の好結果に繋がったんだと思う」
手綱を取ったジェイ・フォード騎手も、7歳の豪州馬を駆って実に大胆な騎乗ぶり。前半から初代スプリントチャレンジ王者・サイレントウィットネスと激しくハナを競り合う展開ながら、直線では、後方を一度も振り返ることなく一気に駆け抜けた。1200メートルの走破時計は、1分8秒1だった。
とても感動してます!」ターゲットが走った全23戦のうち13勝目の勝利をあげた騎手も、興奮を押さえきれない様子だ。「何より結果を出せたのが嬉しかったし、最高の競馬をお見せできたと思います。素晴らしいレースでした。結局、この馬が一番強かったんです!」

Hong Kong hero Witness came in fourth after a photo finish with long-shot Tagano Bastille. Benbaun, another gelding, rounded out the board in fifth.

“He’s on his way back,” said Witness’ trainer Tony Cruz, whose horse remains without a single win in five races this year.

She is Tosho, the second favorite and winner of the Grade 2 Centaur Stakes on Sept. 10, fizzled to eighth among the field of 16.

香港の英雄・サイレントウィットネスは、写真判定の結果、伏兵タガノバスティーユに足下をすくわれ4着という不本意な結果に。もう1頭のせん馬ベンバウンもラチ沿いから脚を伸ばしたが5着に終わった。
まだ復調途上だったしねえ・・・・」ウィットネスのトニー・クルーズ調教師は、そのように敗因を語っている。今シーズンこれで5戦目を消化した同馬、いまだ未勝利の足踏みが続いている。
9月の前哨戦・セントウルS(G2)を勝利し、2番人気に推されていたシーイズトウショウは、馬群のなかで伸びを欠いて失速。16頭中8着での入線だった。

Target and Witness set a furious first-half pace, clocking 32.7 seconds through the first three furlongs. Target rounded the final bend in front but showed no signs of slowing down, even on the Nakayama hill.
Target overcame an outside barrier (posted in No. 13) and a cut-up track, which had listed the turf to be in excellent condition despite light rain throughout the day.

あらためてレースを振り返ると、ターゲットとウィットネスが互いに競り合って、前半から激流のようなハイペースを刻んでいったのが、今年の特徴だ。前半3ハロンのラップは32秒7を記録。結局、最終コーナーを先頭で通過したのはターゲットのほうだったが、中山の急坂も何のその。その脚色は、ゴールまでまったく衰える気配を見せなかった。
ターゲットは、外枠からのスタート(13番枠だった)や、終日小雨の空模様でも絶好の状態を維持していた芝の高速馬場を克服したわけだが、そんな事実も、また特筆すべきだろう。

“We drew a bit awkward gate but this horse has good gate speed,” Ford said. “He’s just so strong, he tries every time.

“We were as confident as we could be. The horse definitely had improved off his last race in the Centaur Stakes, so we were going into the race confident that he would run well. We were confident, but there is always that fear.

“We were always going to ride our horse the same, regardless of where Silent Witness went. Our horse is a horse that likes to get in front and get going, so at the end of the day, it didn’t really faze us what happened. We were doing what we were always doing.”

「少し不利な枠順を引いてしまったけれど、この馬はゲートが上手ですからね」「彼はほんとうに強い馬だし、本当にいつでも頑張ってくれるんです」フォード騎手はそう語っている。
「自信はありましたよ。前走のセントウルS当時より馬の状態はグンと良化していたし、自信を持ってレースに臨めました。もちろん自信はあったけど、だからこそ慎重にいかなくちゃ、とも考えていました」
「サイレントウィットネスの位置取りを気にせず、いつもと同じ競馬ができればと考えていました。ターゲットは、ちょっと気性が前向きすぎて行きたがることもあるけれど、今日は慌てるような場面もありませんでした。そう、普段着の競馬ができたのが、今日の勝因ですね」

10月 4, 2006 競馬予想・回顧アーカイブ |

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ディープインパクトは、日本の競走馬です。デビュー以来無敗で2005年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞に勝利し、1994年のナリタブライアン以来11年ぶり史上6頭目、21世紀に入ってからは初めての牡馬クラシック三冠を達成した。なお、デビューから無敗での三冠制覇は1984年のシンボリルドルフ以来21年ぶり史上2頭目の快挙であった。2005年末の有馬記念では初黒星を喫するもその年のJR... 続きを読む

受信: 2006/10/04 13:39:23

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