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2006/10/14

【神無月S回顧】オフィサー、敵は京都にあり

Officer_at_kanna_duki_kaeshi_uma末脚の威力を活かせる得意コースに、手薄な相手関係。さらには強力な鞍上(横山典)もパートナーに配して必勝の構え・・・・・オフィサー陣営にとって、さすがに今回は「勝ってもらわなければ困る一戦」だったといえるだろう。末一手の脚質からいったいどこまで信頼を置けるか? 馬券的な扱いが常に難しいタイプだが、これだけ条件が揃えば、最終的に単勝1.9倍の支持を集めたのも頷ける。
直線入口では、まだ前とだいぶ差があったものの、エンジンに点火してからは例によって豪快な伸びを披露。一完歩ごとに先頭との差を詰め、ゴール前では計ったように差しきって見せた。東京コースで終いが確実なのは、ブラジルC・欅Sのレースぶりでも実証済みであり、出資者の立場からも今日は安心して見ていられる競馬だった。

ただし、勝ったとはいえ、手綱を取った横山騎手のコメントはちょっと辛口である。

「ただ、楽をしているのですから、本来ならもっと突き放してくれてもいいのですが…。前を捕まえるまではグングン伸びてくれのに、馬がもう大丈夫と思ったところから勝手にブレーキをかけてしまうんです。最後はヒヤッとしましたよ。こういったところが解消してくれば、重賞でもやれる器。少しズルいところが課題でもあり、この馬の個性でもありますよね」(横山典騎手)
サウスニアRH公式サイト 会員向け情報から引用  

なるほど、この勝ちっぷりでも、まだ100%の力を出していないということか?

いろいろと深読みできそうな発言で興味深いが、とりあえず「勝手にブレーキをかけてしまう」ズルさが解消すれば、より強い相手を向こうに回しても好戦可能だろうし、マイル戦あたりまでの距離延長にも対応できる可能性も感じられる。この馬の本質を一介の短距離馬と決めてかかるのは早計かもしれない。

これで再びオープン戦線に返り咲いたオフィサー。次走は、同じ東京・ダート千四が舞台の霜月S出走が有力だろう。おりしもこの日、京都10レース・エニフSでは、坂路元帥ジョイフルハートニシノコンサフォスと、同路線に君臨する強豪2頭が強い競馬で力のある所を示している。3~5着に入線したサカラート・タイキエニグマ・ミリオンベルといった面々も相当に手強い顔ぶれ。これらの面子が霜月Sに向かうとなれば、昇級初戦のオフィサーにとっては、厳しい競馬を覚悟しなければならないだろう。とはいえ、そんな相手と互角以上に戦えなければ、重賞云々を期待するのはまだ早計だ。
果たして、得意の舞台での再戦でどこまでやれるのか?「ズルさ」を見せてはとても通用しない強豪との再対決で、あらためてオフィサーの末脚の真価が問われる。

10月 14, 2006 ひとくち馬主日記, 競馬予想・回顧アーカイブ |

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コメント

ジークに続きオフィサーも出資ご一緒ですね。
おめでとうございます。

投稿: サイン | 2006/10/15 15:31:24

こんにちは。ブルーコンコルドのようにオフィサーもマイルいけるんじゃないでしょうか?来年はフェブラリーSの掲示板にのるといいんですが…

投稿: ボルジャノン | 2006/10/15 16:16:56

オフィサーの次走は、やはり霜月S(東京ダート千四)が有力そうですね。相手は、トウショウギアか?ジョイフルハートか?あるいはメイショウバトラーか?いずれにせよオープンの強敵相手に楽観は禁物ですが、健闘を期待しましょう。

>ボルジャノンさん

目標は、来年のフェブラリーステークスじゃなくて、南部杯かな?マイルでの走りも、注目してみたいですね。

投稿: 山城守 | 2006/10/20 17:38:38

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