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2006/08/10

新潟競馬日帰り遠征マニュアル(その2) 指定席選び編

2006_sekiya_kinen今シーズンの新潟競馬場を訪れ、まず気がついたのは、例年よりも場内に活気があるということ。入場門からパドックまでの通路を兼ねるテラスプラザと呼ばれる広場には、地元特産物や土産物を販売するテントが立ち並び、イベントを告知するスタッフの元気よいかけ声が響きわたっている。ひとことで言うなら、お祭りムードが満載なのである。


もちろん、昨年までも夏競馬では様々なイベントが企画されていたし、重賞開催日ともなれば、当然人出も増え場内は賑やかな雰囲気に包まれていた。とはいえ、リニューアルで施設が綺麗になって以降、この競馬場には、どこか「すました」印象が漂っていたのも事実である。スタンド規模や入場者数の割に飲食施設の充実度もイマイチで、マクドナルドのハンバーガーはあるけれど、煮込みとか串焼きなど馬券オヤジたちのソウルフードがいったいどこで販売されているのか、よくわからなかった。それがどうだろう?今年は、入場門のすぐ側で、豚肉やイカを焼く煙がもうもうと立ちのぼり、テントの前には常に行列が出来上がっている。遠方からはるばる足を伸ばして夏競馬を楽しみに来たファンの立場からすると、こんな演出はもちろん大歓迎だ。主催者の意気込みを反映し、重賞当日の入場者数もアイビスSDが118%、関屋記念が134%と、今季はなかなか好調な実績が記録されているようである。
さて、本日のエントリは、新潟競馬・日帰りマニュアルの第2回目
前回記事の後半部で、新潟の指定席入場に関する事情について触れてみたが、せっかくだから各指定席のインプレッションなどについて、もう少し話をすすめてみたい。

■ベストな指定席は、いったいどこ?

春・秋の地元府中開催時には、ほとんど一般席または立ち見の自分も、夏の新潟競馬になるとすっかり指定席党に変身する。理由は簡単。この季節の新潟は猛烈に暑いのだ。スタンド前の芝生席は確かに夏競馬らしい、のどかな観戦スポットではあるけれど、炎天下のなかを1日中アウトドアで過ごすのは、体力的にさすがに厳しい。最終レースまでしっかり馬券を買って戦い抜くためにも、空調完備の室内に自分の居場所をしっかり確保していることの恩恵は、計り知れないものがあると思う。

さて、新潟競馬場内の指定席といえば、新スタンド(ニルス)に禁煙のS指定席アイビススタンドに喫煙のA指定、B指定がある。このうち、日曜日の当日に発売しているのは机のない椅子席で馬券売り場も一般と共用のB指定だけで、S・A指定席はハガキ抽選またはJRAカードによる事前予約制である。

Niigata_s_siteiS指定席は、JRA各競馬場の指定席と共通するスタンダードな設計。4人がけの座席に2つモニターが設置されている。冷房の効いた室内は清潔かつ快適で、ほぼゴール前に位置するスタンドの場所も悪くない。ただし、新潟競馬場らしいオリジナルな雰囲気は皆無であり、悪く言えば規格化された無個性な空間ともいえる。


Niigata_a_siteiこれに対し、旧館アイビススタンド内のA指定席は、良くも悪くも新潟独特の個性的な施設である。広々とした木製の机に、キャスター付きの椅子。それがこの指定席の美点といえるけれど、床面をコロコロ転がる椅子の安定感が悪く、姿勢を崩したとたんバランスを失って転倒する人も、時折みかける。モニターは4人に1個の割合で、机のど真ん中に小型テレビが配置されるが、両端の座席からは画面がちょっと見えづらい。また、煙草を吸わない人にとって、お隣さんがスモーカーだと、ここで1日過ごすのは厳しいものがあるのかもしれない。ただし、そんなウィークポイントを割り引いても、A指定席にはちょっと得難い魅力がある。

①キャパシティの割にゆったりと余裕が確保されたフロア設計
穴場の窓口も必要にして十分な数が設置されており、締切直前でも空いた窓口から余裕で馬券を購入できる。

②ゴール前よりも熱い?残り1ハロンの攻防を間近に見下ろす観戦ポジション。特に直線1000メートル戦は、スタンドがスタート地点寄りに位置している分、新スタンドよりも明らかに観戦しやすく、声援にも力が入る。

Niigata_aibis_vision大型スクリーン・アイビスビジョンが同じ館内にあるため、ターフヴィジョンで放映されない函館・小倉のレースも、大画面で楽しむことができる。

パドックまでの距離が案外と近い。前のレースのゴールと同時に席を立ち、エスカレーターを駆け下りると、メインレースの時間帯になってもパドック最前列の場所取りが可能である。

⑤地元ファンの入場者比率高く?、レースを展望または反省する際に「・・・・だすけ」「・・・らこて」なとど、新潟方言が飛び交う。そのせいか、フロア全体にレイドバックしたようなどこか緩い空気が流れていて、夏競馬らしいムードを満喫できる。

せっかく新潟まで足を伸ばすなら、他の競馬場で味わえない独特な空気を体感できるA指定席がお薦めだ。日帰りのスケジュールで余裕をもって行動するためにも、できればハガキかJRAカードで事前に席を確保しておいたほうがいいだろう。

8月 10, 2006 旅打ちコラム |

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