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2006/05/11

【写真レポ】旭川ばんえい競馬の1日

連休中のとある1日、当ブログ管理人が訪れた「ばんえい旭川競馬」の1日を記録した写真レポートです。
「ばんえい」といえば、体重1トンを超す巨大な輓馬がそりを挽いて覇を競う、世界でたったひとつの競馬。最近始まったインターネット放送や映画「雪に願うこと」でも話題を集めていますね。でも、そのエキサイティングな醍醐味は、やはり競馬場に足を運んで味わってみたいもの。ナマで体感する輓馬の迫力は、また格別です。
この日は、landslider@地方競馬に行こう!さんも熱烈に推奨する名物イベント「バックヤードツアー」に潜入し、日ごろ間近に見れない「ばんえい」の舞台裏まで、しっかり満喫してくることができました。現地観戦の機会がある方には、是非お薦めしたい素晴らしいイベントです。

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熱戦の舞台となる旭川競馬場は、市内から車で約20分。ちょうど盛岡競馬場と同じように、山あいの自然環境豊かな土地に位置しています。
ところが、レトロな雰囲気を漂わすスタンド内や、高い空の下に広がる開放的なコースの風景は、まるで水沢競馬場とそっくり。岩手2大競馬場の良いところを併せもったような場所で、すっかり和んでしまいました。

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開場時間は9時40分、第1レースは11時ちょうどの発走です。
正門前に掲示された案内看板には、「特別レース優勝馬との記念撮影」「騎手サイン会」「バックヤードツアー」に「GyaO出演タレントの来場(この日は川村ひかる)」と、イベントがてんこ盛り。これ以外にも、家族連れ向けの縁日コーナーや仮面ライダーショーが催され、運休のはずだった場内馬車も、なぜかしっかりと運行していました。


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場内馬車「リッキー号」を牽引しているのは、なんと現役の輓馬「カネサタイセツ号」です。前日のレースに出走し2着と好走したばかりのに、翌日には子ども達を乗せた馬車を引かされるとは・・・・!ばんえいならではの心和む風景です(笑)


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スタンド内の一角では、映画「雪に願うこと」に出演したキャストたちが実際に着用した衣装を特別展示しています。といっても、騎手役の吹石一恵や、「おかあさん」役の小泉今日子の衣装など、女優さん関連の展示ばかりが目立っている気も・・・・主役の「矢崎学のTシャツ」は明らかに刺身のつま扱いですね。ちなみにキョンキョンの割烹着には、シックな花柄がデザインされています。珍しい老け役と思っていましたが、なかなかどうして侮れません。


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バックヤードツアーの受付場所は、スタンド中央入口横に設置されたインフォメーションコーナー(緑色のテント)です。ここで、騎手名鑑付ガイドブックなどの資料も入手することができます。関連グッズの売店を兼ねており、輓馬が実際に装着した巨大な蹄鉄のおみやげなどが販売されていました。


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指定時間にインフォメーションに集合し、ツアー参加者証を受け取ります。バックヤードツアーとは、第5レースと第7レースのどちらかを、一般のファンの入場できない舞台裏から観戦できるという趣向で、ばんえいスタッフによる懇切丁寧な説明を受けながら、業務用エリア内の装鞍所スタート地点内馬場内の走路脇検量室などを見学していきます。当ブログ管理人は、第5レースのツアーに参加しましたが、参加者は全部で6人ほど。その顔ぶれは、連休を利用し道外からやって来た方が多かったようです。


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業務エリア内の装鞍所です。パドック入場前の輓馬たちが、検量や馬装整備を行った後、馬房内で待機しています。


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装鞍所の馬房で出走を待つ「サクラガサイタ」号(3歳牝馬)。
体重1トンを超える巨漢ですが、その名にふさわしく、ピンクのリボンをあしらったお下げ髪のよく似合う可愛らしい牝馬でした。気性も穏やかとのことで、ツアー参加者が鼻面をなでても、じっとその場に佇んでいました。


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直線200メートルコースのスタート地点です。
ここから内馬場の走路脇通路にすすんで、真横からレースを観戦します。この日は好天に恵まれ、コースの水分含量が1%を切る乾燥馬場。スタートが切られると、砂塵がもうもうと舞い上がってきます。文字どおりの砂被り状態ゆえ髪の毛がゴワゴワになるけど、間近にみる「ばんえい」競馬は、まさにど迫力でした。
ちなみに、内馬場のレース中以降は写真撮影禁止です。「競馬ワンダラー」で浅野さんが乗ったトロッコ列車の写真も撮りたかったけれど、涙をのんで断念しました。


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メインレース終了後の表彰式です。
優勝したベテランジョッキー・坂本騎手を中心に関係者の笑顔が集います。
熱い戦いが続いた1日の終わり。華やかさはないけれど、手作り感覚にあふれた暖かいセレモニーが心に残りました。

5月 11, 2006 旅打ちコラム |

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5月21日のTCKで「BANBA祭」が開催される事が決定したそうです!映画・雪に願うことの全国ロードショー(5月20日)を記念して、5月21日と22日の両日、TCKにて、ばんえい競馬及び雪に願うことPRイベントを実施するそうです。内容を見ていると、物凄い....... 続きを読む

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» 見事なまでに誰もいない トラックバック 日曜日の静寂 = maru-tetsu-life =
本当に静かです....これから本当に競馬やるのかな?(有名競馬ブロガー山城守さん... 続きを読む

受信: 2006/05/15 21:48:02

コメント

おお、いいですねぇ〜参考になります!

バックヤードツアーは考えて見れば日曜・祝日なので
今回は無さそうですね....。そういえば、説明をしてくれる方は、
どの競馬場でも同じ方で、3月の大井のイベントの時にも
来られてました。

やっぱり撮影禁止だったんですね....トロッコ撮りたいん
ですけどねぇ(苦笑)

そういえば、ばんえいの馬は中央の馬と名前が重なっても
いいので、もうすぐディープインパクトとかでそうですよね。
ま、スーパーペガサスを真似(?)されちゃってるんだから
しょうがないでしょう(笑)

毎回行くと何故かヒカルイットウセイが出て来るんですよねぇ。

ではでは。

投稿: てつじん | 2006/05/12 1:01:21

レポート、とても楽しく拝見しました^^

抜けるような青空の下の、馬車運行の写真、場内の写真など、ばんえいらしい温かい盛り上がりが思い出され、またとても行きたくなりました。

去年くらいからバックヤードツアーはレース中撮影禁止になったんですよね~。

是非是非、ご都合があいましたら、来年は帯広のばんえい記念に足をお運びくださいませ。
あのレースは、現地で見ると、とんでもないレースです。でも、「とんでもない」を具体的に文章にできないんだよなぁ。

投稿: landslider@地方競馬に行こう! | 2006/05/12 1:39:33

>てつじんさん

そろそろ遠征出発ですね。
札幌では、連休明けに桜も咲いたとのこと。
北の大地で男のロマン(笑)を満喫してきて下さい。

>landslider@地方競馬に行こう!さん

今年のばんえい記念は、ネットで観戦しましたが、
「とんでもない」とまで言われると、やはり現地で目撃したくなります。
まだだいぶ先の話ですけど、是非、遠征を検討してみようと思います。

ところで、映画「雪に願うこと」
5月20日の東京公開にあわせ、首都圏のプロモーションにも
だいぶ力が入ってきたようです。
JR新宿駅から京王線に向かう地下通路の広告は凄いですね。
あのパネルだけみていると、ばんえいの映画という感じはしないんですが。

投稿: 山城守 | 2006/05/14 11:09:15

山城さん、こんにちは!
ばんえい競馬のレポート、きれいな写真がたくさんあって
楽しかったです。また、とても役に立ちました。
バックヤードツアーの開催や、グッズの販売、GyaOでの
中継など、いろいろがんばっていますよね。
僕も岩見沢開催になったら、いちど見に行こうと思っています。

投稿: takay | 2006/05/31 3:00:09

>takayさん

GyaOの中継は、旭川競馬場だと、馬券発売所内部を改装したスタジオで、やっていました。外からスタジオ内の様子をうかがい知ることは難しかったけれど、川村ひかるや山田まりあも出演している全国中継の舞台があの穴場のなか!と思うと、ちょっと不思議な感じがしました。

投稿: 山城守 | 2006/06/04 2:47:08

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