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2006/05/04

【旅打ち日記GW編】ホッカイドウ競馬、札幌シリーズが開幕!

Hokkaido_sapporo_paddock5月3日(祝)黄金週間も中盤戦である。当ブログ管理人は只今、北海道へ遠征中。札幌から旭川をめぐる旅の初日を迎え、意気揚々と道営・札幌競馬場に繰り出してきた。
まだ桜が開花していないという札幌の街は肌寒いけれど、天を見上げれば抜けるような青空が広がっている。絶好の旅打ち日和だ。

さて、4月の門別を皮切りに開幕した今シーズンのホッカイドウ競馬。3か年の期限付き存続がようやく認められるなど、存続をめぐる状況は依然として予断を許さないが、幸いなことに、門別開催が思いのほか活況を呈し、計画比116%と馬券売上げも好調である。上げ潮ムードのなか、ドル箱の札幌GWシリーズを迎えた主催者の鼻息は荒く、開幕初日からいきなり入場料無料(5日まで)の大盤振る舞いやイベントで、ファンの集客に努めていた。
その甲斐あってか、この日の競馬場は善男善女が集ってかなりのにぎわい。連休初日・好天という条件にも恵まれたが、重賞のない通常のJRA開催日と比べてみても、遜色ない動員数だったように思える。それでも、基本的にキャパシティの大きいJRA施設を使って競馬開催をできるところが道営・札幌の強みで、混雑するスタンド内はともかく、パドックやコース前では、余裕をもって競馬観戦を楽しむことができた。

エントリトップの写真は、お馴染みホッカイドウ競馬の顔・五十嵐冬樹騎手。今シーズンも既に4日間で9勝をマークしており、早々とリーディング首位の座についている。この日も後半戦の第8レースから計4鞍に騎乗し、1勝・3着1回とまずまずの成績だった。
だが、地方競馬めぐりの楽しみは、こんな全国区の有名騎手だけでなく、日頃あまり名前を耳にすることがない「地元限定」の知られざる名手たちの手綱さばきを堪能することにもある。そんな視点から、思わず注目してしまったのが、今シーズン・リーディング2位に躍進してきた服部茂史(たかふみ)騎手である。

Silver_saber_hattoriこの日は勝ち鞍こそ1勝にとどまったが、2着4回と合計5連対。門別の好調ぶりをそのまま札幌につなげ、全レースのおよそ半分で馬券に絡んでいるのだから、恐れ入ってしまった。既に通算524勝を上げており、昨年もリーディング7位と、今や押しも押されぬ中堅どころのポジションをしっかりと確保しているけれど、ひょっとして今シーズンはさらに一皮むけ、全国にその名を轟かすほどの大活躍を期待していいのでは?という予感がしてくる。
その手綱さばきは慎重にして大胆。3~4番人気の伏兵をたくみに操って連対圏まで持ってくる戦略力の高さは、馬券を買う側からみても、なかなか心強いものを感じさせてくれる。特に圧巻だったのはメインレース・石狩川特別で6番人気まで評価を下げていた老雄・シルバーサーベル(2着)。逃げ粘る五十嵐冬樹の人気馬をゴール前で計ったように差し切ってしまった姿には、正直、自分もシビれました(自分の馬券も、痺れてしまったが・・・・)

Kura_laurel_oguniその服部騎手は、今はなき九州・中津競馬の出身。こうしてあらためて道営ジョッキーたちの顔ぶれを思い浮かべてみると、他の廃止競馬場から移籍し、北の大地に根を張って頑張っている人たちが意外に多いことにも気がつく。元北関東の山口竜一・三井健一上山の小国博行・小嶋久輝・馬渕繁治などなど。かつて上山の看板騎手として鳴らしていた小国騎手など、パドックでかけられた野次に反応し馬上でニッコリと笑みを浮かべる姿が微笑ましく、今ではすっかり道営競馬のジョッキーとして認知されているようだ。慣れない土地でいろいろと苦労もあるのだろうが、再びリーディング上位の座をめざし頑張ってもらいものである。

Nice_kiss_sasaki_minori懐かしい騎手もいれば、思いもかけない懐かしい馬の名を出馬表にみつけることもできる。第7レースに登場したナイスキッス(4歳・牝)は、なんと、今や中央競馬では目にすることができない貴重なナイスネイチャ産駒だ。雄大な馬格を誇った父に似ず、こちらは馬体重400キロにも満たない華奢な造りの牝馬であった。鞍上にはポニーテールも可憐な道営の紅一点・みのり姫こと笹木美典騎手と、人馬ともイメージがピッタリなのがまた良い。これは応援するしかないだろう(汗)
レースでは、最低人気の低評価を覆し、あわや連対圏に突入?と大健闘。手にした複勝馬券は結局はずれてしまったが、大いに満足できる結果を示してくれたナイスキッス。以降は380キロ台まで減ってしまった馬体の回復が課題だろうが、丈夫で長持ちだった父の足跡を継ぐ数少ないサラブレッドとして、末永い競走生活を送ってほしいと願うばかりである。

5月 4, 2006 旅打ちコラム |

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