« 【京都金杯】実績馬優勢の傾向を検証すると・・・・ | トップページ | 【ガーネットS】芝G1並みのハイペースに耐えて勝つ条件 »

2006/01/06

「再び弾けるか?」 オフィサー、ガーネットSに挑戦

ci_082今日は飛ばなかった」・・・・暮れの中山で遂に土がついた無敗の三冠馬を評して騎手がこう語った直後、裏開催の阪神競馬場でも「今日は弾けなかった・・・・」と、よく似たコメントが発せられた。発言の主は、四位洋文騎手。このとき手綱をとっていたのが、芝千二の準オープン戦・六甲アイランドSで、2番人気に推されていたオフィサー(当ブログひとくち出資馬)である。(写真は、サウスニアRH公式サイトより)

そのオフィサー。もともとダート短距離戦線で頭角を表してきた馬ではあるが、足抜きが良い高速馬場では、上がり34秒台の末脚を使うこともできる。それだけに、芝コースでも外差し有利のコンディションになれば、太刀打ちできるのでは?と期待されていたわけだが、終わってみれば、道中の行きっぷりも直線の伸びもひと息で、良いところを出せず終い。まったく為す術もないレースぶりで、10着と大敗を喫してしまった。

この日の敗因について、四位騎手は「適性の問題でしょうか。芝よりもダートのほうが良さそうです」というコメントを残している。だが、阪神で現地観戦してきた自分の目からすると、どうも原因はそれだけではなさそうだ

officer_ar_65_island_s端的に言うなら、この日パドックに姿を現したオフィサーは、気配がひと息。中間に短期放牧をはさんでプラス12キロと増えた馬体自体は数字はど太くなかったが、小さめのストライドでトボトボと周回を重ねる様子や、集中力を欠いたように嫌々をする仕草(写真)を繰り返していた姿は、けっして本調子と思えなかったのだ。愛馬に対して多少贔屓目のある出資者の視点からみても、見栄えだけなら、同世代マイネルアルビオンの気合い乗りや、プリュネルの均整の取れた馬体のほうが、断然良く見えたというのが正直なところだ。
嫌な予感はしていたのだが、心身とも競馬に全力投球できる体制がまだ整っていなかったオフィサーは、敗れるべくして敗れた。臨戦過程に誤算があったとすれば、目標としていた3週目のレースを除外されたこと、さらには、いったん正月開催に目標を切り替えながら、結局、年末出走に踏み切ったローテーションの方針転換に、肝心の仕上げが間に合わなかったということだろう。

さて、この敗戦から2週間が過ぎ、汚名返上をめざすオフィサーが、年明け早々再びダート戦線に戻ってくる。矛先を向けているのは、1月8日中山競馬場のハンデG3・ガーネットS(ダート千二)だ。京都の適鞍(羅生門S)を蹴って、あえて格上戦を選択するという意欲的な挑戦である。

木曜日に公にされた出走メンバー表をみるかぎり、ここでは別格の存在といえるG1馬ブルーコンコルド1頭を除けば、それほど骨っぽい相手はいない。重賞実績のあるアグネスウイング、トップオブワールド、ディバインシルバーにしても、近走良績を欠いていたり、久々の出走だったりする。53キロとハンデにも恵まれたオフィサーが、本来の力を出せるなら、持ち時計の比較でも2着は十分狙えそうな組み合わせだ。
陣営の思惑を邪推してみるなら、難敵(武豊ジョイフルハート)が立ち塞がる京都の適鞍よりも、2着狙いに徹すれば賞金加算も期待できる中山の重賞のほうが与しやすいとみての出走判断だろう。当初、騎乗を依頼していた横山典騎手が落馬負傷で乗れなくなったのは残念だが、ブラジルC2着時に手綱を取っていた江田照騎手が代役を務めてくれる。
ダート1200mという本馬に適した条件のもと、現時点でどこまでやれるのかを見てみたいと思います。この馬にとって、これがきっといい経験になることでしょう」このように語る森調教師のコメントから、正直、あまり勝負気配は伝わってこないが、悪くとも掲示板ぐらいは確保してくる腹づもりは、当然あっての重賞参戦だろう。

問題は前述したように、暮れ時点で本調子になかったオフィサーの状態を、陣営がどこまで立て直してくるかということに尽きる。
坂路調教の時計を確認すると、この中間もやや攻めが軽い。これをどう解釈すべきか?評価が分かれるところだが、長距離輸送を控えテンションを上げすぎないことを狙った調整という可能性もあるのかもしれない。いずれにせよ、馬券勝負におけるこの馬の取捨は、中山のパドックで当日気配を確認してからでも、遅くはない。

だが、挑戦する以上、ぜひとも納得のいく結果を残してもらいたい。また、出資者の端くれとして、心のどこかに、大金星を期待する気持ちもある。そんなわけで、今回はクラブに対し口取りの申込みも済ませ、久々にネクタイを締めて競馬場に向かいたいと考えている。さて、どうなりますことやら?

1月 6, 2006 ひとくち馬主日記 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33923/8023336

この記事へのトラックバック一覧です: 「再び弾けるか?」 オフィサー、ガーネットSに挑戦:

» 出走予定 トラックバック ボルジャノン厩舎
ボルジャノン厩舎(出資馬)の今回の出走予定… のお馬さんは、1月5日の中山7レースのヴァンジェーロと1月8日の中山のガーネットSのオフィサー。どちらも騎手は横山典騎手です。 ヴァンジェーロは新聞みるとけっこう印がついてるんだけど、ほとんどデビュー戦み....... 続きを読む

受信: 2006/01/06 0:53:40

» ガーネットS予想 トラックバック るーとみゆのちょこっと競馬日記
ブログランキングへご協力下さい 人気blogランキングへ ガーネットS 馬番馬名性齢斤量騎手前走D1200持ち時計 1テンケイ牡851小林ギャラクシーS(OP)?1:11.0(中山) 2トップオブワールド牡556松岡トパーズS(OP)?稍1:13.9(阪神) 3アグネスウイング牡657中舘スバルS(OP)?1:10.7(新潟) 4シルヴァーゼット牡555津村準OP(D1200)? 1:11.1(中山) 5ケイアイメルヘン牝452... 続きを読む

受信: 2006/01/07 17:33:17

» ガーネットS 結論 トラックバック ヘボリーマンの生活向上推進1課
明日は山城守さんのオフィサーを応援。 続きを読む

受信: 2006/01/07 21:37:07

» レ-スメモです トラックバック ボルジャノン厩舎
オフィサー6着 レースはスタートしていつものように後方から、4コーナーで内をついてのびてくるが6着での入線。 各馬が大幅に体重がプラスななかオフィサーはマイナス体重だったので期待したが掲示板にものれなかった。最後の直線で大外に出してほしかったが…....... 続きを読む

受信: 2006/01/09 14:28:31

コメント

コメントを書く