« 【衆院選回顧】「わかりやすさ」の正体とは何だったのか? | トップページ | 【セントライト記念】どうする?春の実績馬の取捨 »

2005/09/15

【サウスニア】謎の追加募集馬、ふたたび

MAROON有力ひとくちクラブの殆どが既に1歳馬の募集を開始しているなか、新世代のラインナップを公表することもなく、じっと沈黙を守っているのが、わがサウスニアRHC
例年、募集開始時期は12月とかなり遅く、この季節、まだ表だった動きは見えない。募集が遅いのは、他であまりお目にかかれない外国産馬をメインに提供しているという事情によるのだろう。だが、「いよいよ募集開始!」と銘打った他クラブの広告と比較してみると、サウスニアの場合、ちょっとのんびり構えすぎ?という印象は、やはり禁じ得ない。

だが、ホームページの会員限定サイトを訪れると、今年もひっそりと、次のような怪しいメッセージが掲載されていた・・・・・「このたび、血統及び調教内容に魅力を感じさせる“競走年齢に到達した牝馬”との急な出会いに恵まれました為、日頃よりご支援をいただいております会員の皆様を最優先といたしまして、“会員限定特別募集”として、ご紹介させていただく運びとなりました
昨年に続く、会員限定の2歳追加募集馬の登場である。ううむ、甘く危険な香りただよう誘いだな(笑)
募集馬のプロフィールは現時点で、以下の情報が公表されている。

サンドリーン’03号 プロフィール
 2003年5月11日生 2歳牝馬 栗毛 
 父:タバスコキャット 母:サンドリーン 母父:Caerleon
 生産/静内・片岡牧場 入厩予定/美浦・岩戸孝樹厩舎
 育成/北海道・ファンタストクラブ  馬体重/490kg(8/25測定)
 
この断片的情報を手がかりにして、この特別募集馬の身辺を洗ってみることにしたい。

まずは血統だが、母のサンドリーンは、第3回ジャパンカップ(83年)に来日し、キョウエイプロミスをアタマ差下し優勝している愛国牝馬スタネーラ(Stanerra)の産子であった。おお、日本にゆかりも深そうな良血の端くれである。

偉大な母の縁もあってか?日本に輸入されたサンドリーンは、繁殖牝馬としてこれまで2頭の競走馬を送り出している。すなわち、大井競馬に所属していたイケイケサンドリン(99年産・牝・父フォーティナイナー)と、現3歳のJRA所属馬オルフェーオ(01年産・牡・父ウォーニング)だ。
このうちオルフェーオは、つい最近も新潟・古町特別(芝千六・1000万下)に出走し、ソコソコ人気を集めていた馬である。春以来久々の出走ということもあり、パドックではちょっとイレ気味だったが、しっかりとした馬体の造りは印象に残っている。レースでは、柴山騎手を背に直線いったん先頭をうかがったものの、ラスト息切れして10着。とはいえ、もう少し絞って距離短縮なら、1000万下でも上位争いできる好素材であることに違いはない。2歳11月のデビュー戦で早々と勝利を飾ったこの兄の素質を無事受け継いでいるようなら、今回の特別募集馬にも、それなりの期待はかけてもよさそうな感じがする。

問題は募集馬のお値段だ。募集総額として提示された1890万円は、比較的高額馬が多いサウスニアでは、確かに「下限」に近い価格設定である。
とはいえ、日本で実績のないタバスコキャット産駒、しかも牝馬ということなら、一般的な流通価格としては1000万円前後が一応の水準だろう。兄が活躍しているという付加価値も加味して、この募集価格をリーズナブルとみれるかどうか?結局のところ、その最終判断は本馬の仕上がりが、どこまで進んでいるか?という1点にかかってくる。そんなわけで、「調教内容に魅力を感じさせる“競走年齢に到達した牝馬”との急な出会い」という、出会い系サイトのような(笑)宣伝文句が妙に気になるのだが、出会いに至る経緯であるとかセンシティブな事情はいまだ公開されておらず、今のところ追加情報を待つしか手立てがない。

もし、秋の入厩・年内デビューが見込まれるところまで調整過程が進行していることが情報で確認できるなら、「買い」という選択もありうるだろう。昨年の追加募集馬の例もあるので、過信は禁物だが、思わぬ掘り出し物であることを、ちょっと期待しつつ引き続き注目していきたい。

9月 15, 2005 ひとくち馬主日記 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33923/5949836

この記事へのトラックバック一覧です: 【サウスニア】謎の追加募集馬、ふたたび:

» サウスニアン トラックバック ボルジャノン厩舎
追加募集 最近サウスニアで追加募集がありました。父、タバスコキャット、母、サンドリーン 母父、カーリアン、2003、5,11、牝馬、栗毛、片岡牧場、予定 岩戸厩舎。 募集価格 1890万円、一口 37800円。 最初これだけの情報で、ん?って思いま....... 続きを読む

受信: 2005/09/18 8:13:07

» サンドリーン’03号“会員特別募集” トラックバック サラリーマン馬主の本宅
サウスニアで2005年2歳馬で1頭。会員限定特別募集として、急遽募集がありました。写真を見るとかわいい馬ですが、怪我に泣いたダンスールノーブルの事もあるので、どうなんでしょうか? ≪サンドリーン’03号 プロフィール≫  2003年5月11日生 2歳牝馬 栗毛  ...... 続きを読む

受信: 2005/09/18 16:47:06

コメント

自己レスです。本日、請求書と一緒にサンドリーン’03の募集パンフレットが到着しました。
写真をみるかぎり、栗毛の馬体が実に見栄えします。馬格の大きさや繋ぎの感じなどからして、ダート向きという印象も感じますね。調教状態に関しては依然不明ながら、文字情報だけの時点よりも印象アップです。
それからパンフをみていて気がついたのですが、1つ上の活躍馬オルフェーオは「牡馬」でした(^^;
昨夜のエントリでは「牝馬」と書いていましたが、こっそり本文中の記述も訂正したことをお断りしておきます。

投稿: 山城守 | 2005/09/15 21:05:20

はじめまして。
サウス中心の一口馬主をしておりモダン、オフィサーにも出資して
おります。
サウスの追加募集は面白いですね。ただこの子に関してはmovieから見送る事としました。重そうです....公なら....
キャロは牝馬ばかりですので、サウス1歳の牡馬に期待しています。

投稿: penzaburo | 2005/09/17 7:38:39

パスの予定です。次の1歳馬募集がどんなラインナップになるやら。気になります。サンドリン注目はしたいと思います。

投稿: REIN | 2005/09/17 20:13:03

penzaburoさん、REINさん、まとめレスにてたいへん失礼します。昨年のモダンアーティストの教訓(?)が影響しているのか?今年の追加募集馬、かなりの人気薄になりそうですね(^^;)会員サイトの動画をみるかぎり、確かに現時点の馬体は余裕残し。年内デビューの期待は、ちょっと微妙かもしれません。
とはいえ、前脚を掻き込んで走るフォームはいかにもダートで良さそうですし、隣のタキオン×ヘアデイズと比べてみても、こちらのほうが一枚上では?という印象も感じます。今週の馬券で勝ち越せるようなら、それを元手に出資できるお手軽価格も悪くないと感じています。

投稿: 山城守 | 2005/09/18 2:31:53

私も見ましたが、馬はまあまあ。下級条件で地味ながら活躍してくれるかなとも思いますが、やはり日本で実績のないタバスコキャット産駒。ご指摘どおり、しかも牝馬でこの値段はやや高い?なんて考えてるうちに、やっぱり12月の本募集に集中しようと決めました。よって、私は見送りです。

投稿: suganokun | 2005/09/18 16:45:59

suganokunさん、こんばんは。
タバスコキャット産駒といえど、世界的には主流を占めるストームキャットの一族ですからねえ・・・・(^^;
あの募集価格なら、下級条件、それも牝馬限定戦で地味ながらの活躍で十分です。月曜日の盛岡競馬でプラスなら出資を決断するかもしれません(^^;

投稿: 山城守 | 2005/09/19 1:21:25

コメントを書く