【クラスターC展望】北海道スプリントCの再戦ムードだが
北海道スプリントC(G3)との連動性が非常に強いことで知られる交流重賞である。昨年も、着順こそ入れ替わったものの、北海道SC上位3頭が盛岡で再び1~3着を独占するという結果に終わっている。
その前哨戦を制し今年の主役と目されているのが、JRA所属の新星スプリンター・ハリーズコメット(牡4・藤田)。 2着ノボトゥルー、7着ディバインシルバーとお馴染みのメンバーも、札幌戦をステップにここへ駒を進めてきた。対抗する地方勢は、地元のマンボツイストにハセノエブロス、他地区から道営シルバーサーベルなど。正直、スピード勝負では劣勢を否めない顔ぶれであり、今年もJRA勢・北海道SC組による上位独占の公算が高いだろう。
■クラスターカップ(G3 盛岡ダート千二)過去5年の戦績
| 年 | 着 | 優勝馬 | 性齢 | 騎手 | 所属 | 時計 | 前走 |
| 04 曇 良 | 1 | シャドウスケイプ | 牡5 | 江田照 | JRA栗東 | 1.11.3 | 北海道SC3着 |
| 2 | ディバインシルバー | 牡6 | 安藤勝 | JRA美浦 | 1.11.4 | 北海道SC1着 | |
| 3 | ノボトゥルー | 牡8 | 武豊 | JRA栗東 | 1.11.4 | 北海道SC2着 | |
| 03 雨 良 | 1 | ディバインシルバー | 牡5 | 安藤勝 | JRA美浦 | 1.09.8 | 北海道SC3着 |
| 2 | スターキングマン | 牡4 | 武豊 | JRA栗東 | 1.11.0 | プロキオンS9着 | |
| 3 | リンガスローレル | 牝4 | 梶 | JRA美浦 | 1.11.2 | 北陸S 2着 | |
| 02 曇 稍重 | 1 | サウスヴィグラス | 牡6 | 柴田善 | JRA美浦 | 1.10.2 | 北海道SC1着 |
| 2 | ディバインシルバー | 牡4 | 穂刈 | JRA美浦 | 1.10.4 | 北海道SC2着 | |
| 3 | トウショウトリガー | 牡5 | 吉田豊 | JRA美浦 | 1.11.3 | 新潟日報8着 | |
| 01 晴 良 | 1 | ノボジャック | 牡4 | 蛯名 | JRA栗東 | 1.11.4 | 北海道SC1着 |
| 2 | ゲーリーイグリット | 牡6 | 松永 | JRA栗東 | 1.11.4 | 阪急杯芝7着 | |
| 3 | リザーブユアハート | 牡5 | 橋 | 浦和 | 1.12.1 | 千葉日報7着 | |
| 00 曇 稍重 | 1 | ゴールデンチェリー | 牝6 | 吉田稔 | 名古屋 | 1.11.2 | 北海道SC3着 |
| 2 | アブクマレディー | 牝7 | 大塚 | JRA美浦 | 1.11.9 | マーキュリー11着 | |
| 3 | マチカネラン | 牡3 | 的場均 | JRA栗東 | 1.12.2 | しゃくなげ1着 |
主役候補のハリーズコメットに関して気になるのは、北海道スプリントCの走破時計が、例年との比較でかなり遅かったということだ。札幌のダート1000メートルを59秒5。これはJRA古馬500万下級とほぼ同水準の時計である。ハリーズコメット自身が発馬で出遅れていたし、逃げたディバインシルバーの行きっぷりがひと息だったことも、この平凡な時計を生み出す要因になったと思われるが、重賞レベルで語るなら、やはり物足りない水準と言わざるを得ない。
クラスターカップの場合、例年良馬場での勝ち時計が1分11秒強。これが脚抜きの良い馬場になったり、逃げ馬がスピードで圧倒するような展開になれば、1分10秒フラットの決着時計になる。京都や中山で1分10秒台の持ち時計を持つハリーズコメットなら、対応できるレベルといえるが、果たして全幅の信頼を置いてよいかと考えると、不安材料もある。たとえば、馬場が渋って絶対的な時計の優劣で勝負が決する状況になったとき、どこまでやれるのか?ダートの道悪競馬の経験がないハリーズコメットにとって、こればかりは未知数の世界だ。週末にかけての盛岡地方では雨予報が報じられているが、馬場状態の変化に関しては直前まで細心の注意を払っておきたい。
仮に他馬の逆転の目がありうるとするなら、注目は北海道スプリントで力を出し切れなかった馬たちの巻き返しだろう。たとえば、歴戦の勇士・ノボトゥルーにとって、距離1000メートルのスプリント戦はいかにも忙しすぎた感がある。堅実な競馬を続ける反面、脚質的になかなか勝ちきれないけれど、左回り・距離延長・渋り気味の高速馬場というのは、この馬にとってベストの好走条件といえる。今回は鞍上も乗り慣れた武豊から横山典にスイッチされるが、ここは今までなかった新味を引き出すような手綱さばきを期待してみたい。
今年で4年連続の参戦となる常連ディバインシルバーも、ブリンカー装着で持ち前の行きっぷりが蘇るようなら、まだまだそのスピードを侮れないだろう。
もうひとつ、このレースの傾向と対策に関して特筆すべきポイントを指摘するなら、外国産馬の活躍が目立つということ。昨年なども1着シャドウスケイプを除けば、中央・地方所属を問わず2~7着までがすべてマルガイ。もし大穴として地方勢を狙ってみるなら、この傾向は是非頭に入れておきたいところだ。
8月 12, 2005 岩手競馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | Permalink
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っというわけで、世陸を見ていて遅くなっちゃいました。
最近はダートも芝もスプリント路線は低調な面子で困っちゃうんだが、明日はダートの短距離交流重賞、クラスターCが行われます。
中央馬はどうも選出方針に疑問が残るメンバー。
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