« GOLD UP! 黄金の馬、盛岡競馬場に入厩 | トップページ | 【フローラS】トライアルらしい決め手比べは必至 »

2005/04/21

【サウスニア】川崎の水は甘くないけれど・・・・

officer_going_to_kawasaki■オフィサー(牡3)
JRA栗東・森秀行厩舎・5戦0勝
サウスニアRH所属
父 Fusaichi Pegasus
母父 Irish River

あれは昨秋、デビュー2戦目の出来事・・・・舞台は東京競馬場、芝のマイル戦だった。名手ペリエを鞍上に迎えたわが愛馬は、見栄えのする好馬体も評価され、直前では2番人気の支持を集めていた。デビュー戦から1ハロンの距離短縮となるマイルへの適性を不安視する声もあったが、ここは初勝利を掴むチャンスかも?確信めいたものではなかったが、なんとなくそのような予感に包まれるうちに、発馬を告げるファンファーレが鳴った。
スタートして、道中は何となく追走に戸惑っている感じ。それでも、直線に入って鞍上が追い出しにかかると、馬群を縫うようにして火の出るような豪脚を繰り出してくる。結果、わずかに及ばずの2着。とはいえ2歳戦にしては上々のタイムであり、レース内容も見所十分だ。
翌週のGC「先週の結果分析」では、番組推奨馬に指名される栄誉にも浴し、一口馬主のひいき目を抜きにしても、もう未勝利脱出は時間の問題であるかに思えた。愛馬の前途は洋々かも・・・・しかし、世の中、そんなにうまく事は運ばない。

レース後「距離は1800~2000mくらいあった方がいいのかもしれません」とコメントしたペリエの発言を真に受けて、陣営は、芝・中距離を中心にした王道路線のローテーションを選択する。今にして思えば、これがいけなかった。
東京・中京・阪神と芝の未勝利戦を転戦し、出走するたび上位人気の支持を受けながら、着順・レース内容がどんどん悪くなっていく。武豊騎手が騎乗していた前走の阪神・芝2200など、見るも無惨な最低の競馬だった。好位をすすんでいたと思ったら4コーナーでふいに名前を呼ばれなくなり、ゴール板を通過したのは何とどん尻の16番目という体たらくである。ついに、落ちるところまで落ちてしまった・・・・。

レース後、武騎手は次のようにコメントしている。「走り方がマイラーのそれ。少なくとも長距離を得意とする馬ではないと思いますよ。むしろ1200mでも対応できそうなくらい」 おいおい、それはないだろう(^^; 競走馬の適性は、たしかに見極めづらいものだけれど、手綱を取った2人の名手のコメントがここまで正反対のものになるとは・・・・。そんなわけで再び、暗中模索の路線選択を迫られることになったわが愛馬。次走に向けて、森厩舎が下した選択は、ちょっと意外なものだった。

4月28日(木)川崎競馬 ゴールデンフラワー賞(ダ1500m)出走

ダート転向で距離短縮。しかも地方競馬の指定交流競走への参戦である。

血統からダートを試してみるのも悪くないと思っていたが、よもや地方転戦、しかも関東圏の川崎まで、わざわざ遠征してくるとは夢にも思わなかった。一見奇策にも思えるが、勝てるチャンスがあれば全国どこでも強気の遠征を敢行してくる厩舎だけに、ここは必勝を期しての選択と思える。

しかしながら、川崎競馬の交流戦は、そう生やさしいものではない
今年の1月以降、川崎ではJRA認定競走を勝利した地方所属馬と、JRA所属未勝利馬の交流戦が計7戦行われている。「○○フラワー賞」と銘打たれ、ダート千五または千六の条件で争われているが、ここに出走した中央馬の成績がまったく振るっていないのだ。JRA所属の出走馬のべ37頭のうち、なんとか勝利を収めることができたのは、僅かに1頭のみ。JRA勢の着順は何と「1-1-1-34」である。一般にJRA勢優位とみられる地方交流戦だが、こと川崎に関してはその傾向はまったく当たっていない。
最近も、京都のダート未勝利戦で3着の実績をもつ森厩舎所属馬がここに挑戦するも、およばず2着という結果に終わっている。ただしこれは良いほうで、なかには下位から数えて5頭が、全部JRA所属馬だったというレースまであった。
そのあたりの事情は、川崎のファンも心得ているようで、交流戦では地方馬が人気上位を独占する傾向が強いようだ。わが愛馬、オフィサー。果たしてこの過酷な舞台で、ファンの支持を集めることができるか?はたまた、どこまでやれるか?ダート適性もふくめて、やってみなければならない、というのが正直なところだろう。
ただし、強調材料もある。鞍上が、南関東のトップ=内田博幸騎手に決まりそうなのだ。わがままな気性で、騎手の思い通りに走ってくれないところも抱えた馬だけに、ひょっとして武豊騎手のようなタイプよりも、地方騎手のほうが、この馬の長所を引き出してくれる可能性はありうる。

連休前の川崎ナイター、仕事帰りにこっそりのぞきにいってみようかと、思っている。

4月 21, 2005 ひとくち馬主日記 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33923/3802320

この記事へのトラックバック一覧です: 【サウスニア】川崎の水は甘くないけれど・・・・:

コメント

おめでとうございます!!5馬身差の圧勝!!わたしもサウスの初の出資馬の勝利。勝利の美酒に酔いしれましょう。

投稿: REIN | 2005/04/28 20:02:51

祝!オフィサー圧勝。いやぁ、ナガカッタッスね。私も新馬、2戦目と府中にて応援していました。新馬戦はネクタイ締めて口取りしに行きましたが。 今までの鬱憤を晴らすかのような勝利でした。引き続き期待大です!

投稿: おーえん | 2005/04/28 22:17:28

REINさん、おーえんさん、コメントありがとうございます。
また、まとめレスにて大変失礼します。

川崎競馬場。現地にて観戦してきましたが、オフィサーに出資していると思われる方が、私以外にも4~5名来場していたようです(挙動をみるとすぐわかりますね・・・・笑)
パドックから本場馬へ移動する際には、「内田さん、お願いします!」と祈るようなかけ声も、2ヵ所ほどから飛んでいました。愛馬も見事な勝利で応援にこたえてくれて、これにまさる喜びはありません。一口馬主の醍醐味ですね。
地方競馬だと、口取りのセレモニーがないのが玉に傷ですが・・・・(^^;

投稿: 山城守 | 2005/04/29 1:42:48

コメントを書く