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2005/02/27

【中山記念回顧】結局、開幕週のセオリーどおりに

グレイトジャーニーがゲート内で腰を落とし、逃げ宣言のロイヤルキャンサーもダッシュがつかない。これを見たダイワバンディットがすかさず先手を主張しハナを奪っていくが、前半800メートル通過は48秒ジャスト、1000メートル通過も59秒2。開幕週の馬場状態を考えれば、かなりゆったり目のミドルペースというべき流れである。ここ数年の中山記念のパターンにしたがい今年も前半58秒台前半の厳しい流れになると読んでいた自分のような予想者にとって、これはちょっと意外な展開だった。こうなると、中山の短い直線を舞台にした最後の争いは、好位またはインコースに位置していた馬同士の決め手比べの様相を呈す。勝負所の4角周辺で中団・後方から外を回すコース取りを選択しても、前が止まってくれないのは、開幕週のセオリーというべきか。

11R第79回中山記念
4歳以上・オープン・G2(別定)(国際)[指定] 芝1800m 14頭立
馬名性齢騎手斤量タイム着差3F
711バランスオブゲーム牡6田中勝581.46.534.8
11カンパニー 牡4安藤勝561.46.63/433.8
22アルビレオ  牡5蛯名正571.46.811/434.8
34エアシェイディ牡4後藤浩561.47.221/234.9
610ダイワバンディット牡4北村宏561.47.2クビ36.0
712カナハラドラゴン牡7江田照571.47.3クビ34.8
46メイショウカイドウ牡6武豊  571.47.3ハナ34.5
45ハスラー牡6バルジ571.47.3クビ35.0
57グレイトジャーニー牡4柴田善561.47.43/434.3
1033ロイヤルキャンサー牡7中舘英571.47.5クビ34.4
1169エイシンチャンプ牡5ペリエ 571.48.035.9
12814トーホウシデン牡8勝浦正571.48.0ハナ35.7
13813ウインブレイズ牡8木幡初581.48.0ハナ36.0
1458エルカミーノ牡7横山典571.48.211/237.2

LAP 12.6-12.2-11.9-11.3-11.2-11.8-11.9-11.7-11.9
通過 36.7-48.0-59.2-71.0  上り 69.8-58.5-47.3-35.5

勝ったバランスオブゲームは、中9週以上の休養明けで通算5連対を記録する名うての鉄砲使い。こと今回に関しては、追い切り・直前気配とも、ひと頃に比べパッとせず、正直どうか?と危惧していたが、終わってみれば、一昨年の毎日王冠制覇を彷彿とさせるような快心のレースだった。好位差しの有利さをフルに生かせる展開にも恵まれたと思う。ただし、レース内容・時計ともこれまでのイメージを一新するほどの強い印象は感じられず、G1戦線では今年も、あと一歩の競馬が続いていくのではないか。

ただ1頭、上がり3ハロン33秒台の末脚を駆使して2着に食い込んできたカンパニー。改めて物凄い決め手の持ち主であることをアピールしたが、勝負所でなかなか前を捌ききれず、結果的に惜しい競馬となった。直線では馬込みの間をたくみにすり抜け伸びてきた印象を受けるが、あらためてパトロールビデオをチェックすると、かなり厳しい肉弾戦を強いられたことがわかる。それでも他馬を弾き飛ばし2着までこれたのは、450キロ近くまで馬格を増やしてきたからこそできた芸当だろう。勝負所で外に拘ることなく、あえてこのコース取りを選択したのは正解だった。

アルビレオは距離延長を意識していたせいか、普段よりも、早め早めの仕掛け。勝馬ともども展開がズバリはまった印象を受けるが、最後は2着馬との決め手の差。
エアシェイディは、人気を背負っていた分、肝心の4角で外を回してしまった。決め手比べの展開になるとカンパニーとの比較で分が悪そうだが、まだまだ成長の余地を残している分、両者の勝負付けが済んだという評価は早計ではないかと思う。

メイショウカイドウは、後方のまま見所を作れず。結局、小倉内弁慶なのか?という悪い印象を残してしまった。ただし、今回は中山の急坂を苦にして凡走したというより、3~4角、自分から動いていく本来の形に持ち込めなかったことが敗因。小倉に限らず、小回りの似たようなコース形態なら、まだまだ見限れぬ力を秘めていることには警戒しておきたい。

馬券のほうは、ほんの小額で3連複146倍が的中。
ただし、予想の前提となる展開推理がまったくピントはずれだったので、ぬか喜びをしているわけにはいきません。

2月 27, 2005 競馬予想・回顧アーカイブ |

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コメント

バラゲーが勝ったのを見て、同じく休み明けで状態不安がささやかれたカルストンが来そうな気がしましたが、ウインガー→カルストンのワイドを買いたす時間はありませんでしたorz

投稿: ラリーズクラブ | 2005/02/27 23:04:49

阪急杯、まじめに予想していなかったので、自分は馬券をパスしましたが、ギャラントアローとカルストンライトオでは初速が違いすぎるので、こんな展開は十分予測できましたね。
キーンランドスワンも、前走に比べかなり雰囲気が良化していましたが、京都でこの馬を消し阪神で買うというのは、セオリーじゃない!と思ったので、静観しました。ウインクリューガーはわけのわからないタイプですね。ではでは。

投稿: 山城守 | 2005/02/27 23:19:34

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