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2005/01/03

【桐花賞前日】水沢の馬場が劇的に変化した!

桐花賞の前日・1月3日(月)、水沢競馬場に出かけてみて驚いた。ダートコースの馬場状態が、前日までのコンディションから劇的に変化してしまったのだ。
異変の兆候は、はやくも1レースの決着時計にあらわれた。明け3歳C3(最下級条件)による距離1300mの競走。新聞紙上の推定タイム1.27秒台に対して、勝馬の走破時計が1分25秒4。2秒近くも速いタイムによる決着となったのだ。この時計、前日の第1レースに組まれていた1クラス上(3歳・C2)の時計と比較しても、やはり2秒以上も速くなっている。
厳冬期の水沢ダートといえば、パワー優先の時計を要する馬場だったはず。公式発表は昨日も今日も同じく「不良」である。なのにこの時計の違い・・・・前日の最終競走からまだ24時間も経過していないのに、水沢の馬場にいったい何が起こったというのか?

20050103mizusawa答えは簡単だった。
この日の午前中、岩手県内陸南部の天候は晴れ。朝方には氷点下0度前後の冷え込みになったが、第1レースが行われた午前10:30頃になると、みるみる気温が上昇している。これに対し前日までは、日中の最高気温でも0度前後の寒さ・・・・

そう、大晦日前後の降雪によりコースに浸み込んだまま、砂中で凍結していた水分が、温度の上昇で一斉に溶け出し、あっという間に脚抜きの良い馬場状態になってしまったのだ
この写真をみるとよくわかるのだが、第1レースと第2レースの合間にコース整備のためハロー掛けを行う専用車両の背後に、大量の水が浮き出している。このように水が浮いた状態はレースが進行するにつれ、コース全面に広がり、午後になるとどこを見ても水浸しの、まるで田んぼのような馬場になってしまった。
こうなると、レースの展開・結果も、特殊な馬場状態を抜きにして語ることはできなくなってしまう。1月3日の全レースを観戦して、気がついた傾向を以下にメモしてみた。
ざっとこんな感じである。

(1)高速決着連発
前日までの同条件との比較では2~3秒タイムが速くなっている。
(2)前残り決着連発
人気薄でも強引に逃げて先手を取る展開に持ち込めば、ゴールまで惰性で粘れてしまう馬場状態である。
(3)人気馬の凡走
圧倒的な1番人気馬が、安全運転で外を回しているうちに、人気薄の先行馬の粘り込みを許してしまう。特に、この日は小林俊彦騎手のポカが目立った気がする。
(4)大外枠不利
小回りコースの特性から、まず先手を取れない。数少ない連対例は、いずれも村松騎手が外からでも強引に先手を主張し、粘り込んだもの。

1月4日の水沢地方の天気予報は曇り。今晩から明日にかけ、氷点下までの冷え込みはないようなので、基本的に脚抜きの良い馬場は、明日も続くとみてよいだろう。明日の大一番、桐花賞を占ううえで、上記の傾向は是非、頭に入れておきたい。

ちなみに、自分の現時点の予想は、以下のとおり。
馬場状態が変わっても、能力・実績からウツミジョーダン・トニージェントの2強による一騎打ちの構図そのものに変化はない。しかし、好枠を引いた◎がさらに有利になった感じ。トニージェントは、少々の距離ロスを我慢してでも、4角までに先頭を奪う積極性がないと苦しい。伏兵筆頭は、「乗れている」村松騎手が積極策を仕掛けたときのシルクディヴァインの粘り。「そのままっ!」とコールできる展開になればよいのだが。

1月4日 桐花賞(水沢)予想
 ◎ウツミジョーダン
 ○シルクディヴァイン
 ▲トニージェント
 注グローリサンディ
 注エアウィード

前日発売で、◎から印各馬に流した馬単を購入してきました。

1月 3, 2005 岩手競馬, 旅打ちコラム, 競馬予想・回顧アーカイブ |

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コメント

先日は私のBLOGの方へお越しいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
冬の水沢競馬は馬場状態の変化をどう読むか?というのも楽しみの一つです。
自分の経験からは冷え込みの強い朝は、午前中は時計の掛かる不良馬場で先行有利、午後から気温が上がると急激に時計が速くなる不良馬場で、極端に時計が速くなると差し~追い込み天国になる場合もあります。
騎手がその馬場状態をどう読んでいるかでペースも変わるので、判断が非常に難しい時期です。

投稿: エクリプス | 2005/01/03 22:33:51

エクリプスさん、コメントありがとうございます。岩手競馬界を代表する大御所に直接お越しいただき、とても恐縮しております(^^;
今日の桐花賞。仕事で現地に行けなかったため、前売発売で馬券を購入していたのですが、結果は・・・・。先行前残りによる伏兵に注意というところまでは読めても、肝心の本命選択で致命的なミスを犯してしまったようです。
ディフェンディング王者の3連覇。まだまだ、この馬の時代が続いていくのでしょうか?ではでは。

投稿: 山城守 | 2005/01/04 20:22:59

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