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2004/12/12

【回顧】香港国際競走 もっと図太い馬じゃないと通用しない

マイルCS1~3着馬をはじめ、日本勢からかなりの精鋭が乗り込んだ今年の香港国際競走。「ひょっとして、上位独占もありうるのでは?」と期待していた人も多かったと思うが、結果はいずれも残念な着順に終わってしまった。

【香港スプリント】 サニングデール7着   カルストンライトオ14着
【香港マイル】   デュランダル 5着    テレグノシス14着
【香港カップ】    ダンスインザムード13着

グリーンチャンネルの中継でレースの模様を観戦していたが、番組ラストで合田直弘氏が発言した「日本馬は弱くなっているのかも知れない」というコメント。これはちょっと当たっていないのでは?と思った。デュランダルダンスインザムードの能力が、エイシンプレストン・アグネスデジタルと比較して、レベルダウンしているかどうか?こればかりは直接対決による比較のしようがないので、何とも言えないと思う。
惨敗の原因は、決して出走馬の「レベル」によるものではない。結局、競走馬にも、海外競馬に向いているタイプ向いてないタイプというのが、2種類いるのではないか?というのが自分の感想である。慣れない環境に素早く適合し、本番でも普段着の競馬ができるだけの図太さがある。そんなタフなタイプでないと、いくら能力が高くても、海外競馬での好走は難しいと思うのだ。

なるほど、今回の香港では、厩舎に対する理不尽な規制があったりして、それがレース結果に影響を与えた面も否定できないのかもしれない。しかし、そうした計算外の出来事も含め、「郷にいれば郷にしたがえ」である。レースが終わってから文句を言っても、現地の人々の耳には、負け犬の遠吠えにしか聞こえないことだろう。
飛行機による長時間輸送、気候や水・調教施設の変化など、アウェーの環境は、たしかに競走馬に過酷な条件を強いる。だが、そんな不利を克服できるタフな精神力を備えた馬を育てていかないかぎり、3年前の「ジャパン・デー」の再現は難しいのではないか。

北海道からの度重なる遠征で、心身を鍛えられたコスモバルクくらいタフな馬なら、ひょっとして悪条件をもろともせず、海外でも通用するのかも?そんなことを、ひそかに考えてしまった香港国際競走だった。

12月 12, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ |

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コメント

いつも楽しく読ませていただいてます。
私も弱くなってるとは思いません。多分馬場の違いが、こちらが思ってる以上に大きいのではないでしょうか。エイシンプレストンやステイゴールドが日本では勝ちきれなかったことなど考えても、単に強い弱いのレベル差だけでは考えられないと思います。たまたま私もコスモバルクなんか良いんじゃないかと考えたりしていたのでコメントさせていただきました。あと、ダイタクバートラムとか(笑)

併せてTBさせていただきます。よろしく。

投稿: birdcatcher | 2004/12/13 0:37:41

birdcatcherさん、コメントありがとうございます。
>いつも楽しく読ませていただいてます。
私のほうこそ、Racing Blog 2004を拝見しながら、ふむふむと頷かされることが多いです。
海外競馬に対するエントリなど、たいへん勉強になります。

>多分馬場の違いが、こちらが思ってる以上に大きいのではないでしょうか。
芝コースに、だいぶ散水をしていたようですね。好調が伝えられていたカルストンライトオのスピードが殺されたのは、そのあたりが影響したのかもしれません。
思えばフジサマケンザンにしても、ミッドナイドベットにしても、ステイゴールドにしても日本ではG2クラスの馬。それが香港の大舞台で、あれほどの活躍をみせるのですから、馬場適性や気性などじっくり吟味して日本代表を選出すれば、海外でも太刀打ちできるのでは?と思います。なるほど、ダイタクバートラムはいいかもしれないですね(笑)芝適性があれば、ノボトゥルーとか、ノボジャックもいいと思いますが(^^;

投稿: 山城守 | 2004/12/14 2:16:26

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