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2004/11/11

『YOSUI TORIBUTE』 第1回 陽水記念(G1)出走!

1970年代から30年以上に渡って、数多くの名曲たちを世に送り出し、今なお第一線で活躍し続ける井上陽水。今回それらの名曲を、現在邦楽シーンで活躍する豪華アーティストがカバー!その名も『井上陽水の名曲の数々をいろんなアーティストが唄うアルバム(仮)』! ~HMV ジャパニーズポップスニュースから引用

B0002Y4M1M.09.LZZZZZZZ.jpg正式タイトルは、『YOSUI TORIBUTE』。11月10日ついに発売されましたね♪ さっそく購入して2度聴いてみたところですが、原曲の素晴らしさと参加アーティストの個性がほどよくミックスされ、味わい深い1枚に仕上がっています。ちなみにこのアルバム。発売前から「誰が何を歌うのか?」と各方面で話題を集めていましたが、そのあたりの経緯に関しては、Jalan Straight View通信さんの各エントリを読むと、一段と興味が増すと思います。

さて、アルバムに対する本格的解説は、他のblogさんにお任せすることにして、競馬サイトの「そのまま、そのままっ!」では、こんな感じで遊んでみることにします。出馬表を作成し曲名をカタカナ表記してみると、小田切さん所有馬による限定レースみたいになっちゃいました(笑)評価の印は、単純に管理人の第1印象(好み)によるもので、曲の優劣を意味するものではありません。

第1回 陽水記念(G1)出馬表
オープン・招待競走・国際・小倉芝2000
馬番曲名         歌 手評価
ユメノナカヘ      トライ×
ヒガシヘニシヘ     布袋寅
ココロモヨウ      平原綾 
リバーサイドホテル   奥田民
イッソセレナーデ    小野リ×
カギリナイヨクボウ   桜井和
カナリア        バーキ
カサガナイ       ウーア×
イツノマニカショウジョハ持田香×
10トマドウペリカン    松任谷
11シロイイチニチ     玉置浩
12ワインレッドノココロ  ダブル×
13ジェラシー       一青窈
14ショウネンジダイ    忌野清

以下、出走各曲に対する短評です。

1 夢の中へ TRICERATOPS
70年代陽水の代表曲ともいうべき、アップテンポナンバー。正統派ロックユニットによる演奏で、スピード感豊かなロックンロールに生まれ変わった。軽快な先行力を生かし逃げ宣言か?アルバムのトップを飾るにふさわしい好演!

2 東へ西へ 布袋寅泰
2曲目もロック調のアレンジ。しかし曲想はガラリと一変しており、唸るように重厚なギターサウンドが強調される。ちょっとぶっきらぼうで、生硬な感じのする布袋のボーカルも、なるほどこの曲なら悪くない。ベストの条件というべき、選曲には思わず脱帽。

3 心もよう 平原綾香
今季、ホルストの惑星(ジュピター)でブレイクしたお姉さんが歌う心もよう。叙情的な雰囲気が漂う原曲でも、この人が歌うと、雄大な惑星の風景など(笑)をつい連想してしまうから、ちょっと不思議。

4 リバーサイドホテル 奥田民生
いい意味で期待を裏切られた1曲。なんとアレンジは、ニューオリンズファンク風の味付け。亜熱帯の夜のひと夏の経験(笑)?といった曲想で、原曲とは別の意味で怪しいムードが漂う。セカンドラインのリズムに乗せズンズンと奥田が歌う、バーボン・ストリートのリバーサイドホテル。最高です。

5 いっそセレナーデ  小野リサ
ねっとり暑苦しいルイジアナから、涼風そよぐブラジルの海岸へ。清涼感あふれるボサノヴァの好演だが、この人が歌うとどんな曲でも、同じ歌に聞こえてしまう感が・・・・。

6 限りない欲望    Bank Band
バンクバンドって誰?と思っていたら、ミスチルの桜井和寿小林武史による特別編成ユニットでした(知らなかった・・・・)10月発売のアルバムで既発表の曲らしい。しかし、説得力にあふれ、凄みさえ漂う桜井のヴォーカルと、鬼気迫るバンドの演奏はまさに圧巻。背中のあたりがゾクゾクします

7 カナリア      ジェーン・バーキン
仏国から参戦してきた女性シンガーが可愛らしく歌う、キュートな1曲。
この人に関してはあまり知らないので(汗)、Jalan Straight View通信さんのエントリもご参考に・・・・。

8 傘がない      UA
何年か前に発表されたアロハオールスターズのオムニバスに収録されていたのと、同じ演奏。陽気な曲が多かった当時のアルバムではちょっと浮いていた感があったが、適条件のここに入ると違和感なく聞ける。やはり力のある歌い手であることを、再認識するばかり。

9 いつのまにか少女は 持田香織
原曲は「夢の中へ」のB面に収録されていたという、70年代の知られざる名曲。
明るく楽しいELTとは、ひと味違う一面を垣間見せる持田のキャラに注目だが、情感豊かな歌声には素直に魅了されてしまいます。

10 とまどうペリカン 松任谷由実
女王健在!をアピールするゴージャスな1曲(笑)まさに、どこから聴いても完璧なユーミンワールド。そんな世界では、気弱なペリカンもあまり戸惑ってる感じはしないけれど、原曲に対するリスペクトはしっかりと伝わってきます。このアルバムのハイライトともいうべき力演。

11 白い1日     玉置浩二
ユーミンワールドの毒気にあてられ、気持ちが真っ白になっていると、あれ?もう演奏が終わっていました(笑)

12 ワインレッドの心 DOUBLE
その玉置浩二の安全地帯でおなじみのこの曲をカバーするのは、新潟出身のR&BシンガーDOUBLE。もともとは姉妹デュオだったらしいのだが、姉の死去により現在は妹ひとりによるソロ活動を展開中。ううむ、思わず応援したくなるプロフィール!はじめて聴きましたが、なかなか良いです。けっしてソウルフルじゃないけど、ゴージャスだ。

13 ジェラシー    一青窈
けれん味ないストレートな歌いっぷり。だが、G1級のメンバーに入ると、やはり小粒な印象は免れない。まだまだ良くなる余地を秘めた好素材なのだが。

14 少年時代     忌野清志郎
期待通りの快演。文句ない仕上がりです!陽水の少年時代は「大人が振り返る、あの夏の日のおもひで」、一方、清志郎が歌っているのは「リアルタイムで駆け回る悪ガキの夏休み」といった感じ。でも、どちらも素敵な世界だな・・・・

しばらくは、通勤途中の愛聴盤として、手放せなくなりそうです。

11月 11, 2004 音楽 |

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» 「YOSUI TRIBUTE」買った トラックバック Jalan Straight View通信-競馬と陽水とStevieに溺れる日々-
先週の競馬は負けちゃったので、どうしようかと思ったのですが、11/10発売の井上陽水トリビュートアルバム「YOSUI TRIBUTE」を買っちゃいました。レビューはまた追々と。 続きを読む

受信: 2004/11/11 2:05:52

コメント

素晴らしい、レビュー。競馬の出走表にしてしまうとは。大ウケです!。

投稿: chic | 2004/11/11 1:53:59

出馬表,最高です!ナイスアイディアです.秀逸です.
小田切馬ばかり集めたレースというのも「確かに!」と頷いてます.
とにかくうけたことを伝えるべく,コメントさせてもらいました.

投稿: 銀ボス | 2004/11/11 22:09:47

>chicさん、銀ボスさん
陽水記念のエントリ、コメントありがとうございます。
出馬表を作りながら思ったのですが、どの曲のタイトルもカナカナ表記の馬名にふさわしく、しっくりと落ち着いた名前がついていますね。しかも2頭(?)を除けば、すべて9文字制限をクリアしている・・・(笑)
最近のJ-POPにありがちな意味のない横文字の曲名がないのが、いいですね。
こんなお遊びからも、陽水さんが日本語を大切にしているアーティストであることが、よくわかります。

投稿: 山城守 | 2004/11/14 1:34:43

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