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2004/10/07

逃げ馬には鬼門か?東京芝コース 秋の傾向と対策

JRAの秋競馬、いよいよ佳境に突入。今週から、関東では東京競馬場へと闘いの舞台が変わる。
JRAホームページでコース情報を確認してみると、「芝コースは全面的に野芝と洋芝との混成ターフで、緑一色の良好な状態」らしい。週末の雨予報は心配だが、先週のような大雨に見舞われなければ、おそらく絶好の芝コンディションのもと高速決着を連発するスピード競馬が展開されることだろう。

さて、そんな開幕馬場での馬券の狙いなのだが、普通に考えると「先行有利」を想定するのが定石だ。事実、リニューアル前の秋の東京開催では、内ラチ沿いのコース取りを確保した逃げ・先行馬による「行った行った」決着がたびたび見られたし、長い直線を味方に差し届くと思われていた人気馬がいいところ無く敗退するケースも少なくなかった。

しかし、改装工事を施され、直線の長さも525メートルまで延長された昨年秋の東京開催では、ちょっとした「異変」が起こっていた。改装以前なら粘り切れたはずの逃げ・先行馬がゴール前失速し、差し馬が台頭してくるシーンが多々見られたのだ。

改装前(02年)と改装後(03年)の東京競馬場・秋開催(第3回)を対象として実際にデータを集計し、1着馬の脚質を比較してみた。

■第3回東京競馬(芝コース)1着馬の脚質分布(頭数・比率)


脚質  02年比率  03年比率
逃げ  12頭24%  3頭 6%
先行  13頭27% 20頭39%
中団  17頭35% 20頭39%
後方   6頭12%  7頭14%
マクリ  1頭 2%  1頭 2%

勝馬全体に占める逃げ馬の比率が、改装前の24%から改装後6%まで急落している。見た目の印象通り、逃げ馬が残れなくなっている傾向がはっきりと数字に現れる結果となった。
ちなみに、昨年の第3回東京開催で、逃げた馬が連対を果たした芝のレースは全部で6つ。そのうち5レースが「2歳戦・1400メートル」の条件だった。つまり、芝の古馬戦になると、逃げた馬が連対を確保するのは、条件を問わず至難の技ということになってしまうのだ。チャンスがあれば、逃げ馬から馬券を買って、直線「そのままっ!」と叫びたい自分のような人間からみると、これは恐ろしい事実である。

それでは、逃げ馬に変わって台頭しているのはどんなタイプの馬なのか?
出走頭数や展開に左右される側面も大きいので、一概に特定の脚質が有利と断言することまではできないが、基本的には、速い上がりタイムを繰り出し、前を行く馬を捕らえることができる脚力が問われることになるだろう。

芝コースの基幹距離といえる1600~2400メートルのレースの勝馬を対象に、改装前後の上がり3ハロンタイムを比較すると、こんな感じである。

■東京競馬(芝・良馬場)1600~2400メートル
 1着馬の上がり3Fタイム

 改装前(01年~02年) 上がり3ハロン平均 35秒2
 改装後(03年~04年) 上がり3ハロン平均 34秒6
 
なんと、リニューアル後は、平均で0.6秒も上がりタイムが高速化している・・・・。
実際に各レースの時計を眺めてみたも、最近の東京競馬では上がり3ハロン34秒台の決着などザラ。33秒台の決着も珍しくなくなってきているのだから、ちょっとした驚きだ。

秋の東京開催、芝コース。馬券の狙いは、速い上がりタイム(33~34秒台)で好走した実績のあるタイプに注目してみたい。

10月 7, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ |

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