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2004/09/02

二岐温泉・大丸あすなろ荘 18歳未満入場不可にしてほしい

福島県は奥会津、地図でみるとほとんど栃木県との県境(ただし道は通じていない)の山奥にひっそり佇む秘湯である。宿の経営者はなんと「日本秘湯を守る会」の会長さん。かの名著「温泉教授の温泉ゼミナール」の著者である松田忠徳氏も、絶賛を惜しまない名旅館として知らている。

daimaru_3.jpg■二岐温泉・大丸あすなろ荘
 福島県岩瀬郡天栄村二岐温泉
 泉質 単純温泉
/カルシウム硫酸塩泉

お風呂のほうは、露天付大浴場×2、渓流露天風呂×2、江戸時代に造られたという岩風呂×1の合計5つのお風呂を擁するが、すべて源泉掛け流し

どうですか?スペックだけみれば、温泉ファンとして100点満点をあげたくなる素晴らしさでしょう。

◆渓流露天風呂(男性用)
daimaru_2.jpg二岐川の渓流がドウドウと目の前を流れている。露天風呂から、河原へ降りていくことも可能であり、自然環境と一体となったロケーションは確かに素晴らしい。
浴槽を囲む岩の間を通して源泉が掛け流されており、湯温はぬるめ。単純温泉らしく特別な浴感はないが、その分ゆっくりと長湯を楽しむことができそう。

だたし、ちょっと残念だったのは、露天風呂に遊びに来ていたファミリーの子供たちが、川遊びに興じた後、風呂に戻ってきて「おしっこ、おしっこ!」と騒ぎ出したこと(苦笑)。さすがに、お父さんたちはたしなめていたけど、一緒に入っている者としては、やっぱり落ち着かない。まあ、都会では得難い環境なので、子供ならずとも開放的な気分になるのは理解できるが・・・・。こういう温泉は、やはり大人の楽しみとして、静かにまったり過ごすべきところだと思う。「18歳未満入場不可にしてくれ!」といったら、わがままだろうか?

◆自噴泉岩風呂(混浴)
daimaru_4.jpg江戸時代につくられた最も古いお風呂がこれだ。一歩足を踏み入れると、開放的な渓流露天とは対照的に、まるで洞窟のなかに入っていくような、ひんやりとしたムードに包まれる。浴槽の底は、ムキだしの岩盤だ。その岩盤の2箇所ほどにちょっと深い穴があいていて、そこからカルシウム-硫酸塩泉の源泉がふつふつと自噴してくるというのが特徴らしい。

それでは!ということで穴の中にちょっと足を入れて試してみたけど、お湯が湧き出してくるという触感までは伝わらなかった。自噴なので、どんどん湧いてくるときと、ひと休みしているときがあるということなのかな?
無色透明無臭のお湯はちょっと熱めで、写真手前のホースから温度調整用?に水がちょろちょろと流されていました。

◆大浴場(男性用内風呂+露天)
daimaru_1.jpg写真を見てもわかるとおり、前記2つの個性的な温泉と比べると、外見上最も凡庸な造りのお風呂である。ガラス窓の外には露天風呂も併設されているが、渓流からはかなり離れた場所に位置しているので、特に開放感のようなものは感じられない。しかし、浴感というポイントだけで比較するなら、意外にもこの内湯が一番気持ちよかった

岩造りの湯口からこんこんと掛け流されてくる源泉が、浴槽の縁から静かにオーバーフローしていく様を眺めていると、身も心もほんとうにまったりとした気分に浸される。松田忠徳氏の言葉を借りれば「名宿の気品漂う湯殿」。うむ、なるほどねえ・・・・。
人気は渓流露天や岩風呂に集中するだけに、「穴」として推奨したい一湯である。

今回は立ち寄りでトライしてみたが、ほんとうは宿泊して満喫すべきお宿だろう。
日帰りで利用する場合は、受付時間が11:00~14:30が短いので、注意してください。

9月 2, 2004 みちのく温泉 |

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