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2004/08/20

モバイル競馬のためのインフラを!

アナログな馬券おやじを自認している自分なのだが、JRAの競馬場に出かけるときは、必ずノートPCを持参していく。

b-mobile.jpg

じっくりと予想を煮詰めるために必要な情報の閲覧(出走馬の戦績データや過去に記したメモ、指数、血統表など)。リアルタイムでのオッズ取得と確認。最終的な買い目・資金配分の決定など、現場に近いところでこそ、パソコンが重宝する場面は多いのだ。
特に3連復の発売以降、TARGETによる合成オッズの確認と資金の自動配分機能が、馬券を購入するうえでの、必須ツールとなってしまった感がある。これが使えないと、自分の購入した馬券が期待値的に正しい選択なのか、どうかを知るすべもなく、精神衛生上、非常によろしくない。

3場発売のため、ただでさえ慌ただしい発売締切直前の時間帯に、オッズプリンタから出力される長大な巻紙と格闘しながら、マークカードを何点も塗りつぶす・・・・そんな難行苦行の末に、冷静な判断力を保っていられるほど、自分という人間はタフではない。PCという文明の利器を利用することで、多少なりともそんな労苦が緩和されるのであれば、それだけでも恩恵は十分といえるだろう。

また、午前中のレースなどで馬券購入を見送り、様子見を決め込んでしまうと、競馬場でも意外に時間をもてあましてしまうことが多い。そんなときはベンチに寝転がって文庫本を読んだりして時間をつぶしていたものだが、最近ではノートPC持参なので、競馬関連のblogをあちこち巡回したりすることもできる。

さて、現場でのモバイル競馬を志そうとすれば、避けて通れないのが、どうやって「ネットとの接続を実現するか」という問題だ。リアルタイムオッズや馬体重の取得などは、JRA-VAN Data Labサービスから速報データを大量にダウンロードしてくる必要があるので、公衆電話にモジュラーコードをつないで、せっせとダイヤルアップというわけにもいかない。
できるかぎり手軽に、コストをかけず、高速な接続環境が実現できれば、それに越したことはない。理想は、やはり無線LANということになるだろう。

しかし、現在JRA競馬場で無線LANを使用できる環境が提供されているのは、中山競馬場の1箇所しかないようだ。東京競馬場など、せっかくA指定席にコンセントまで標準装備され、「どうぞ、PCでも何でも持ち込んでください」というムードなのに、なぜ無線LANのサービスに対応してくれないのだろう?

自分は、プリペイド式通信カード・b-mobile(写真のPCカードです)を1年前から利用している。このカード、PHSと無線LAN、どちらも利用することができるのがセールス・ポイントなのだが、いまだ競馬場内では無線LANによる高速通信の恩恵を受けるチャンスに恵まれない・・・・。一応、PHSはどこでも通信可能なので、低速のネット接続なら大丈夫なのだが、利用コストは決して安くないし(AIR-Hなど他の通信カードに比べると割安らしいのだが・・・)、消費電力もけっこう大きいので、できるかぎり高速の通信で効率的にデータを取得したいのだ。街のハンバーガー屋でスイスイできることが、競馬場に行くとできないなんて!考えてみれば変な話だと思いませんか?

三連単の本格導入により、「パソコンを持つものと持たざるものとの格差がこれまで以上に広がる」とは、谷川善久氏のコラム(枠内駐立不良につき)のなかでの至言である。
小倉優子のぱかぱかぱ~んCMでファンの射幸心をあおるのは、結構。だが、新馬券の時代にふさわしいインフラ整備にもしっかりとした対応を示してくれることを、JRAには期待したい。

8月 20, 2004 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

お久しぶりです。
東京競馬場の無線LANですが、準備はしているようです。
中山競馬場にVAIO Uを持ち込んで無線LANを数回使った
ことがあるのですが、エリアが狭すぎて使い物になりません。
せめてB指定席エリアまで電波が届けばいいのですが、せいぜい
メディアホールの2F席までです。

折角生で競馬を見ながら高速通信環境でPC、と思っても
現状では無理なんですよね...。

そんなわけで、相変わらず競馬場ではオッズ板がよく見える所を
うろうろするわけです...パドックも近いし。
まぁそれ以外にもライフワークでもある唯一取ってない
複勝万馬券(爆)を狙う意味もありますけどね(笑)
なかなか100倍を超す複勝は見つけられないので...。
常時接続ができれば、オッズを調べて複勝万馬券アラームを出す
なんてこともできるんでしょうが...。

投稿: てつじん | 2004/08/22 15:09:49

てつじんさん、こんにちは。
何だか、久しぶりにスパム以外のコメントをいただくことができ、心温まる気持ちに包まれています(笑)
さて、中山競馬場の無線LAN。このサイト(http://www.sw.nec.co.jp/BB/vt/vt-12.html)の写真を見ると、学校の図書館のようなスペースにお客を詰め込んで、そこでPCを使わせているようです。これじゃ、自宅でPATをやっているのと変わりませんね。わざわざ競馬場まで来ている以上、現場ならではの臨場感のなかで、文明の利器を使いこなすことに意義があると思うのですが・・・・。
JRAはそのへんニーズを、理解できていないのでしょうか?
東京競馬場では、少なくともコンセントのある指定席まで無線LANのエリアを拡張してもらいたいものです。もちろん、一般席やパドック周辺もカバーしてもらえれば言うことなしですが。内馬場の岩手競馬の売り場までエリアにしろとは、言いませんから・・・・(笑)

投稿: 山城守 | 2004/08/22 21:22:46

まさに、中山競馬場のあの部屋は図書館のようです。
基本はデスクトップを自由につかえるという事なのですが
見るサイトの制限やらなんやらで...意味が無いです。
別にあそこでPC使わなくても携帯サイトで十分情報は
事足りてしまいますので(苦笑)
#ただし、かなりネットワークのセキュリティが甘いそうです...(笑)
#知人が徹底的にさぐってきてました(^_^;;

無線LANこそ、サービスの主軸に置くべきだとは
思うんですけどね。
まぁJRAは昔からネットやPC等の文明の利器に弱いですから...。

岩手競馬といえば、インターネットの黎明期?(笑)は岩手競馬が
インターネットの先進地帯でした。個人ホームページもJRAよりも
岩手競馬が多く、掲示板なども岩手競馬が一番盛んでした。
オフィシャルのサイトを立てたのも、レースの実況をストリームで流したのも、ホームページのファンサービスでプレゼント企画など
をやったのも、岩手競馬が最初です。
95年ぐらいの話です。私のページは96年からですが、その頃はJRAの関連のページを立てるのは珍しく、岩手競馬の各サイトを参考にしたものです。インターシオカゼ、トウケイニセイなどのページがあり、ファン交流もさかんだったものです。
自然と私も地方競馬で一番行った回数が多いのも、その時期は水沢、盛岡でした(爆)

結局JRAっていつも後発なんですよね...(苦笑)

投稿: てつじん | 2004/08/25 2:08:13

岩手競馬を応援します!と言っておきながら、今日も去りゆく夏を惜しむということで、JRAの新潟競馬場に行ってまいりました(苦笑)
インターシオカゼ・・・、これは懐かしい名前ですね。ちょうど私が競馬を始めた頃、函館のシーサイドS(ダート戦)でカミノクレッセと一緒に走っていたことを記憶しています。
TARGETで検索してみたら、岩手の重賞でトウケイニセイやスイフトセイダイと闘った記録がありました。が、さすがに全盛時の力はもうなかったようです。ちょうど、今のトキオパーフェクトやトーヨーデヘアのようなポジションだったのでしょうか。

投稿: 山城守 | 2004/08/29 1:25:44

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