« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »

2004/08/31

rain bookに「一聴き惚れ」

B0000DJW6I.09.MZZZZZZZ.jpg先週の金曜日。
翌日の競馬に備え、いつものように磐越高速を飛ばし新潟市内に入った。時刻は、ちょうど夜の11時を回った頃だ。
カーラジオのダイヤルを操作し、お気に入りのFM局を受信する。
すると、アコースティックな演奏に乗って、どこか聴き覚えのあるメロディがスピーカーからそっと流れ出してきた。続いて澄み切ったトーンの女性ヴォーカルが、春の雨のように夜空からやさしく降り注いでくる。なんと神々しく、綺麗な歌声だろう・・・・・。
歌声は、こんなふうに歌っていた。

 春風そよ吹く 空を見れば
 夕月かかりて 匂い淡し・・・・・
 
曲名がぱっと浮かんでこない(苦笑)
おぼろげな記憶を総動員し、懸命に考えているうちに、歌い出しの部分が脳裏にひらめいた。ええと、確かこんな感じだったかな・・・・?

 菜の花ばたけに 入り日薄れ・・・・

そう、唱歌の「朧月夜」だった。最近のミュージシャンによるカバーのように聞こえるけれど、いったい誰なのかな?とにかく、この歌声の持ち主、ただ者ではない

すっかり心を奪われ、誘い込まれるようにラジオを聞き続けると、この朧月夜は、番組のパーソナリティをつとめる女性ヴォーカリスト(山本容子さん)が、rain bookというグループでリリースした曲であることが、だんだんとわかってきた。
番組の名前は「お家へ帰ろう」か・・・・・。ハルウララの馬主さんと何か関係があるのかな?と一瞬思ったが、どうやらこれは偶然の一致だったようである。

このrain bookというグループ。活動の履歴を調べてみると、こんなことがわかってきた。

 小学校時代から高校卒業までクラウン少女合唱団にて童謡を始め数々のレコーディングをしてきたボーカリスト山本容子と、プロデューサーとして活動していた前澤ヒデノリが2000年5月、意気投合、スローライフ/スローフードの音楽版「スローミュージック」 をテーマに活動を開始。
 2003年11月、デビューミニアルバム「slow music」をリリース。

 
童謡出身のヴォーカリスト!これは、まさに異色の経歴といっていいかも。
ライブの模様をレポートしたサイトも発見してしまった。以下、「ポレポレライブ」さんからの引用です。

 一目惚れという言葉がありますが、歌声にも一聴き惚れというのがあります。ワンコーラスも聴かないうちに「絶対にこの声が好きだ!」そういう経験ないですか? このレインブックの山本容子さんは、まるで音楽界に降臨してきたかぐや姫のようでした。きらきらしていて、そこはかとない優しさで、なんの抵抗もなく人の心を捕らえて離しません。会場にもそういう方が沢山いらしたようで、演歌でもないのにワンコーラス終えると拍手をしている方なども出現します。完全に虜状態です(笑)。
 
そう、まさに私も、「完全に虜(とりこ)状態」です。
大のおとなをたった一声で虜にしてしまう、その歌声・・・・。
最近、某社の茶系飲料のCMでも朧月夜のカバーが使われているようだけど、ちょっと比べものにならないくらい、rain bookのほうが良いと断言できます。
公式サイトでも、3曲を試聴することができるので、是非お試しあれ!

8月 31, 2004 日記・コラム・つぶやき, 音楽 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/08/30

【写真で回顧】新潟記念

_nigatakinen_kuchitori.jpg大水害の余波のなかで開幕してからはや2ヶ月、今年も熱戦が繰り広げられてきた夏の新潟開催ですが、いよいよフィナーレも間近です。開催7週目のメイン競走は、名物重賞の新潟記念(GⅢ)
去りゆく夏を惜しもう・・・・ということで、私も、再び新潟競馬場へ遠征してきました。
これが今シーズン4回目の新潟行き。我ながらホントに好きだよなあ(^^; 

さて、その新潟記念。戦前の下馬評では、安勝人気も手伝って、上がり馬のレニングラードが断然の1番人気に支持されていました。しかし、レースでは、予想記事で本命に推していた中館騎手騎乗の実績馬スーパージーンが好位から手応えよく抜け出し、レニングラードの追撃を完封!自分の馬券も、単勝がスカッと的中したので、気分良く新潟をあとにすることができました。ありがとう、中館騎手!!

以下、パドックとレースでの各馬の印象・次走に向けてのメモをまとめてみました。

1着 スーパージーン
_nigatakinen.jpg結局、小倉・北九州記念10着の敗因をどう解するかが、この馬の評価の分かれ目だった。
自分の見解は、予想記事でも書いたように、「他馬がペースアップしていく3~4角の勝負どころで、置かれ加減になる不器用さが災いしたもの」という解釈・・・・。それならば、コーナー2回・長い直線の新潟外回りに舞台が変われば、スケールの大きさで不器用さをカバーできる。その実績からみても一変は可能、と判断したのだが、結果的には、これが正解だった。

今回も、4コーナーを回って各馬が仕掛けのタイミングを計っている直線入口あたり(残り600メートルのハロン棒付近)では、中館騎手の手が激しく動いている場面が見られた。やはり、この馬エンジンの掛かりが少々遅い・・・・。普通の競馬場なら、あれが3~4コーナー中間あたりの地点なので、加速していく他馬との比較で致命的な位置取りの悪化に繋がりかねないところだ。
しかし、新潟外回りコースなら、既にコーナーを回りきって馬群が横に広がった後なので、少々エンジンの点火が遅れてもリカバリーは可能。そのあたりを見越して、道中好位の位置取りをサッと確保していた中館騎手の判断は、ファインプレーと言ってもいいのではないか。いったんエンジンが掛かってからは、トーセンダンディを目標にゴールまで力強く末脚を持続させ、安勝レニングラードの猛追を完封。終わってみれば、まったく危なげない勝利だった。
パドックでは、落ち着き払い堂々と周回を重ねていたが、ここに来ての馬体の充実ぶりも目を引いた。高齢馬の活躍が目立つサッカーボーイ産駒らしく、6歳の夏にして本格化ムードが漂う。今後も、中館騎手鞍上を条件に、「要注目」である。

2着 レニングラード
nigatakinen.jpgダービーニュースの「本紙の決断」欄で、長谷川仁志氏は前走・佐渡特別を評し、「オープン馬が1000万下を使えばこうなる」とコメントしていたが、自分がみるかぎり、今回のパドックで受けた印象は、まったく逆であった。
パドックの最内を遠慮がちにトボトボと周回するその姿。馬格も目立たず、この馬がとても断然の1番人気に支持されているとは思えなかった。まさに「歴戦のオープン馬に囲まれ、条件馬が1頭まじっている」といったムード。前走の勝ちっぷりは確かに鮮やかであったが、所詮は1000万下クラスでのもの。指数の裏づけもなく、とてもこの馬から馬券を買おうという気は湧いてこない。
と言いながら、この日2勝と新潟でもその手腕を遺憾なく発揮していた安藤勝己騎手には、一応敬意を表しておこうということで、スーパージーンからの押さえ馬券として馬連を購入。正直、一番来てほしくなかった馬なのだが、結局、騎手の豪腕で2着に持ってきてしまった。いやはや、アンカツ恐るべしである。
重賞2着の賞金を加算しても、まだ準1600万下に出走できるようだが、次走以降、鞍上弱化でオープンに再挑戦してくるようなら、疑ってかかりたい1頭である。

3着 トーセンダンディ
nigatakinene.jpgスーパージーンと並んで好気配をアピールしていたのが、この馬。ほどよい気合い乗りで、パドックの外目をぐんぐん力強く周回していた。返し馬に入ると、まさに宙を飛んでいくような軽快なフットワークを披露。関屋記念からさらに上昇し、いよいよ絶好調ムードに突入した感がある。
道中も勝馬と前後する好位の位置取り。一歩先に抜け出しを狙ったが、ゴール前3着に落ちてしまった。これは1F長いというより、2着馬との鞍上の差かもしれない。

4着 ニシノセレッソ
_nigatakinenf.jpgこの馬も、目下絶好調ムード。
前走は直線前が壁になったのが災いした不本意な敗戦であり、持ち時計からオープン挑戦でも侮れないと思っていたが、重賞初挑戦でこの成績。やはり、かなりの能力の持ち主であると評価いいだろう。
まだ、1000万下に出走できるのだから、自己条件なら当然首位候補準オープン挑戦でも、上位入着は可能とみる。

5着 トウカイオーザ
_nigatakinend.jpgまだ馬体の造りも緩く、今回はいかにも休み明け。それでいて掲示板を確保したのは、やはりGⅡ馬の貫禄のなせる技と言うべきか。
次走以降、再び重賞路線を歩んでいくのだろうが、スーパージーン以上にエンジンの掛かりが遅いタイプなので、東京コースの長距離戦、しかも追える鞍上でないかぎり、ちょっと狙いづらいかも。

6着 マーベラスダンス
_nigatakineng.jpgパドックの気配は可もなく不可もなしといったところ。上がり33秒台の決め手が問われるレースで後方からの追い上げでは、さすがにこの着順が精一杯といったところか。
しかしこの馬、意外にもそのイメージとは異なり、小回り向きの器用さも兼ね備えているので、福島記念あたりに軽ハンデで参戦なら、侮れない。

7着 グラスエイコウオー
_nigatakinena.jpg京都記念以来、約半年ぶりの出走だが、馬体をみる限り、一応仕上がっていたようだ。
極端な競馬しかできないタイプなので、馬券的な狙いが難しいが、追い込みの届く展開なら、まだひと花咲かせてくれる可能性はあり。

8着 チアズブライトリー
_nigatakinenc.jpgパドックでは、いつものようにご機嫌ムード。ルンルンと今にも鼻歌でも歌い出すかのような雰囲気で、周回を重ねていた。デキに関しては、まったく問題がない
決着時計1分58秒台、上がり3F34秒なら、この馬の実績から通用すると思っていたが、実際の競馬は33秒台の決め手が要求される流れ。となると、さすがにこの馬の出番は回ってこないということか。
しかし、GⅡ~GⅢレベルの道悪馬場で力比べの展開になれば、いつ復活劇があっても驚けない存在だと思う。

9着 サンライズシャーク
nigatakinenb.jpg写真の尻っぱねは、ほんのご愛敬。気性的に問題があるわけでもなく、デキに関しても問題は見あたらない。とはいえ、重賞路線で他力本願一本やりというのも、ちょっと辛い。好走に向けたの必須条件は、昨夏の夢よ、もう一度ということで、鞍上・武豊の確保かも・・・・。

8月 30, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (5) | トラックバック (12)

2004/08/29

【新潟記念】前走・芝1800組の巻き返しを狙え

データ分析という手法からみると、何ともつかみ所のない印象を受けてしまう、難解なハンデ重賞だ。

新潟競馬場改装後に施行されたのは、過去僅か3年のみ。各年の上位入賞馬(1~3着)は、こんな感じであった。
01年
1着サンプレイス   56キロ 先行
2着エアスマップ   56キロ 差し
3着ミヤギロドリゴ  53キロ 追込

02年
1着トーワトレジャー 51キロ 先行
2着アグネススペシャル54キロ 差し
3着ダービーレグノ  54キロ 差し

03年(重馬場)
1着ダービーレグノ  55キロ 差し
2着カンファーベスト 55キロ 差し
3着キングフィデリア 56キロ 先行

Photo:(C)Horses.JP(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

これら延べ9頭に、何か共通のファクターを見いだすことは出来るだろうか?
斤量脚質をみる限り、特筆すべき傾向は見あたらない。
コース適性の裏づけという意味では、新潟競馬場の好走実績があるに越したことはないのだろうが、新潟初出走の馬がいきなり上位というパターンも目立つ。
各馬の臨戦過程も、バラエティに富んでいる。函館記念(函館)、北九州記念・サマーS(小倉)、カブトヤマ記念(福島)、金鯱賞(中京)、関屋記念、NSTオープン(新潟)など多種多様な路線からここの駒を進めてきた馬たちであり、一見すると、ほんとうにバラバラである。

しかし、ちょっと視点を変え、この多様なローテーションを眺めてみると、ある傾向が、うっすらと浮き彫りになってくる。
延べ9頭中5頭の前走が、芝1800メートルの距離なのだ。
しかも、小倉芝1800メートルの北九州記念、サマーSからここに転戦してきた組が、3頭も含まれている。

そんなわけで、過去3年分の新潟記念出走馬全頭を対象にあらためて、前走の距離別成績を調べてみた。すると、面白いことに、前走・芝1800の全成績2-1-2-9のうち、前走小倉組が2-0-1-0。これに対し、前走・新潟1800を走ってきた組は0-0-1-9とまったく対照的な成績となっている。新潟1800のレースといえば、準オープンクラスが中心なので、G3北九州記念を含む小倉組との比較でメンバーが格落ちになるのは、やむを得ないと思われるかもしれない。しかし、小倉の準オープン・サマーステークスから過去2頭新潟記念上位馬が現れていることを考えれば、そうとばかりも言ってられないだろう。

新潟記念だけでは、データの例数が不足していると思われるので、さらに分析範囲をひろげ、新潟・芝2000・外回りで行われた過去3年全レースを対象に、前走距離別成績を以下に示してみよう。


前走距離着順    連対率単回値複回値
芝1600  3- 5- 3- 5512.1% 29   44 
芝1800 31-18-19-18919.1%129   80 
芝2000 23-29-31-22117.1% 55   60 
芝2200  3- 2- 8- 48 8.2% 33   40 

やはり前走芝1800組の好成績が目を引く。単勝回収率が100%を越えているのは、1800メートルで下位着順に終わっても、新潟芝2000に転戦してきた場合、一気に巻き返してくる例があることを、示唆しているということだ。

さらに、前走・芝1800組の競馬場別内訳を示すとこんな感じである。


前走コース 着順    連対率単回値複回値
中山芝1800  2- 1- 0- 3 50.0%118 70 
東京芝1800  1- 2- 5-11 15.8% 8 214 
福島芝1800  6- 2- 1-39 16.7% 171 67 
小倉芝1800  2- 2- 1- 4 44.4%93 152 
新潟芝1800外13- 7- 8-75 19.4%72  51 

ここでも、面白いように新潟組や同じ左回りの東京組より、右回りコースの芝1800から参戦してきた組が好成績を残している点が注目される。

さて、そんな観点から今年の出走メンバーを眺めてみると、前走・芝1800メートルを走っているのは、下記の2頭である。

 スーパージーン  56キロ 中舘 前走・北九州記念(G3小倉)10着
 サクラデインヒル 51キロ 田嶋 前走・朱鷺S(準OP・新潟) 2着

このうち、サクラデインヒルは、まだ準オープンの格下の身。前走の2着にしても、少頭数の単騎逃げに持ち込めたことが幸いした結果であり、重賞のここで再び好走の可能性は薄いと評価せざるを得ないだろう。

一方のスーパージーン。メンバーの揃った小倉のG3で10着と不本意な成績に終わったのは、他馬がペースアップしていく3~4角の勝負どころで、置かれ加減になる不器用さが災いしたものだ。コーナー2回、直線の長さも600メートル以上という新潟に舞台が変われば、持ち前のスケールの大きさを発揮し、一変してくる可能性も十分と評価すべきだろう。トラックバイアスがあったとはいえ、新潟大賞典3着の実績があることも心強い材料だ。

結論。
スーパージーンを本命に、走破時計1分58秒、上がり34秒台の決着に対応できそうな有力馬を相手に選んでみた。
前走条件戦からの参戦になるレニングラードが、安勝人気も手伝って1番人気しているようなので、多点買いでも、配当妙味という点ではそれなりに期待できるかもしれない。
そのレニングラード、最終的には明日の直前気配を確認してからの評価としたいが、あくまで押さえまで。

◎スーパージーン
○チアズブライトリー
▲トーセンダンディ
△マーベラスダンス
△エイシンスペンサー
注ニシノセレッソ
注サンライズシャーク
注エイシンハリマオー
注レニングラード

【日曜朝の追記】
馬柱をよーく眺めてみると、トウカイオーザマンノチャンピオンの休み明け2頭も、休養以前の前走は1800の距離に出走していたことに気がつきました。(前者は京都ダート1800のエルムS、後者は東京芝1800・準オープンに出走)。しかし、前走距離を云々する以前に、休み明け・高齢ゆえ評価を割り引きたいこの2頭、さすがに今回好戦を期待するのは厳しいでしょう。

8月 29, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (25)

2004/08/26

「華氏911」を観た

主演=ジョージ・W・ブッシュ(笑)
痛烈な現大統領批判で、物議を醸しているマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画「華氏911」を、レイトショーで観賞してきた。

ディズニーからの政治的圧力で一度は全米配給拒否の憂き目をみながら、一転してカンヌでは最高賞を受賞。日本でも、小泉首相が「政治的に立場の偏った映画は、あまり見たいと思わない」と不快感を示すなど、何かと話題の尽きない作品で、映画関連のblogを眺めてみても、その評価は賛否両論といったところのようだ。

しかし、そんな様々な見方が交錯するなかでと、無条件に同意してしまった見方がある。映画評論家・町山智浩氏の次の意見だ。(以下、引用)

 ムーアの目的はいい映画を作ることでも、
 公平なジャーナリズムでもない。
 ブッシュを一刻も早く止めさせること、
 少しでも無駄な犠牲を減らすことなのだ。

 目の前で人が死んでいくのを止めるため、ありとあらゆる手段を尽くしている男を見ながら、したり顔で腕を組んで「映画としては…」なんて「批評」してる場合か?

 今も人が無意味な戦争で死んでいるし、
 その間に、本当に悪いテロリストどもは民間人を生きたままを首切って遊んでるんだよ。
 それをなんとか止めようとしている映画に「うーん、これは映画としてアレですね」な んて偉そうに言ってる場合か?

ううむ、「我が意を得たり!」とは、まさしくこのことだな。

作品の前半1時間を使って、執拗に描かれるブッシュ政権の茶番劇・・・・。大統領一族の石油利権やサウジアラビアとの癒着、ビン・ラディン家との関係を示唆する数々の状況証拠などは、けっして目新しいトピックではないかもしれない。しかし、9.11テロの発生直後、大統領が訪問中の小学校で側近に事件を耳打ちされながら、なんら行動を起こすことなく、子供たちとヤギのお話を読み続ける(!)エピソードなどは、観客の失笑を誘いつつ、この大統領のどうしようもなさを象徴的に訴えている。多くの国民の生命が危機に曝されている渦中だというのに・・・・。

そして、そんな茶番のもとで、戦火は意図的にアフガニスタンからイラクへと広げられていく(ムーア監督は主権国家イラクへの侵略と断言しています)。一方で、アメリカ国内の世論はテロ警戒ムードが演出されるなかで巧妙にコントロールされ、貧富の格差が拡大した社会構造も背景にしながら、イラクへの派兵が拡大・・・・。戦地で繰り広げられるのは、敵・味方を問わず、人の命を奪われ、傷ついていく現実である。

この作品、たとえプロパガンダと言われようと、戦争によって数多くの人々が苦しめられているのは紛れもない現実である。そんな現実が、いったいに誰によって生み出されているのか?数々の物議も追い風にしながら、そのことを世に知らしめたというだけで、ムーア監督の製作意図は達せられていると思うし、作品としても成功していると評価すべきだと思う。

それにしても、多くの取材ソースや素材を編集し繋ぎ合わせた映像の「ざらり」とした感触や、エンディングで使用されるニールヤングの「Keep on Rockin' in the Free World」・・・・町山氏も書いていたが、ムーア監督の描写には、ロックの気配が濃厚に感じられる。「もう、騙されないぞ」と締めくくるラストのナレーション、これぞまさしくロックンロール魂だな!と、ひとり納得顔の元ロック少年=現はずれ馬券オヤジなのであった。

8月 26, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (3)

2004/08/24

札幌記念を回顧する

G3函館記念を経由しての参戦ながら、能力GⅠ級の牝馬ファインモーション。春シーズンG1(安田・宝塚)に出走後、秋初戦のステップとして、ここに矛を向けてきたGⅡ馬2頭。結果的には、これら実績馬がそれぞれに持てる能力を発揮し、上位着順を独占するという順当な決着に終わった。

1着 ○ファインモーション   57 武豊
2着 ◎バランスオブゲーム  57 田中勝春
3着   ローエングリン     57 横山典弘
4着   モノポール       56 藤田伸二
5着   マイネルアムンゼン  56 蛯名正義
・・・・
8着  △ハッピールック    56 ホワイト
11着 △ダービーレグノ    56 松永幹夫

あらためて出馬表を冷静に眺めれば、これら上位3頭と他馬との格の違いは明らか。
パドック映像でも、上位馬の仕上げに、調整過程の狂いはほとんど感じられなかった。
こうなると、伏兵のつけいる余地はほとんど残されていない。掲示板を確保したモノポール、マイネルアムンゼンなどは健闘の部類と言えるだろうが、上位3頭との差は着差以上に大きいと言えそう。

以下、各馬のインプレッションを少々。

1着 ファインモーション
意表をつく最後方待機策も、これは武豊お得意の戦法。勝負所では一気に外をマクって、小回りコーナーにもソツなく対応できた。元々、札幌の洋芝コースは得意の舞台。別定57キロの斤量も終わってみれば、前走との比較でさほど不利には働かなかったようだ。
さて、今回注目すべきは、道中まったく揉まれない位置取りを進んでいたせいか、いつにも増して折り合いがスムーズだったこと。とはいえ、苦手の馬込みで競馬を進めたのではないから、この一戦だけで、気性面のウィークポイントが解消されたと判断するわけにもいかないだろう。「逃げるか、追い込むか、外をぶん回すか?」見た目は派手でも、そんな極端な競馬しかできないようでは、牡馬最強クラスとの闘いにおいて、再び脆さを露呈する危険も小さくない。
今後のレースでは、展開・枠順、さらには人気も慎重に見極めながら、馬券上の取捨を判断していく必要があるだろう。

2着 バランスオブゲーム
名うての鉄砲ランナー。安田記念以来の出走となる今回も仕上げに狂いはなく、持てる力は十二分に出し切った。
GⅡ3勝の実績はダテではなく、現役古馬のなかでも上位の能力の持ち主であることに疑問の余地はないが、GⅠ級との決め手勝負になると、僅かに見劣るのが泣きどころ。
今回も、ローエングリンを直線振り切り勝ちパターンに持ち込んだところを、勝馬に強襲されてしまった。

3着 ローエングリン
果敢に先行し、道中は終始12秒台前後の淀みないラップを演出。
レースをみる限り、もうガーッとムキになって行く心配もないが、他馬に追いつかれると淡白な面を露呈してしまうのも、最近の傾向である。スピードそのものに衰えはなく、G2クラスなら依然として上位の存在だと思うが、勝ち切るには展開の助けが必要かもしれない。
といいつつ、穴馬としてなら、今後も注目しておきたい存在。

8着 ハッピールック
しばらく中長距離路線を歩んできたため、ローエングリンの演出する緩急のないペースに戸惑ったか?

11着 ダービーレグノ
いつになく積極的に前へ出て行く競馬で、序盤戦見せ場を作っていた。ところが、勝負所にさしかかると急速に手応えが悪化、そのままずるずると後退していく。
やはり後方待機でこそ持ち味が生きる馬かな?と思っていたら、レース後故障発生により予後不良というニュースが・・・・残念な結果に言葉もありません。
生涯成績43戦3勝(GⅢ2勝)
いぶし銀のバイプレイヤー=ダービーレグノ。どうぞ安らかに・・・・。

閑話休題。

予想記事にも書いたように、個人的には、このレースを3連単の練習問題と位置づけてみた。といっても、PATモニターには当選していないので、やむなくその代用品を購入。◎バランスオブゲーム軸の馬単と三連復(◎○2頭軸流しおよび◎△△)である。
念のため、ローエングリンもヒモ穴に加えていたので、3連復5倍台の低額配当は的中したが、さすがにトリガミになってしまった・・・・。
3連単は、こんな本命決着でも22.7倍の配当がついている。
これなら「押さえ馬券」(ワイド・三連復の代用馬券)としても、いろいろ活用方法を考えることができそうだ。

8月 24, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (11)

2004/08/22

岩手競馬 カテゴリー新設

muramatsu_aug01.jpg左肩サイドバーに表示している「カテゴリー」に岩手競馬を追加しました
JRAと同じ土日開催が多いので、毎週、競馬場やテレトラックに通うことは難しいけれど、上山なき後、みちのく競馬文化を唯一継承する岩手競馬を、これからも微力ながら応援していきたいと思います。
写真は、クラスターカップ当日、最終レースでパドックを周回中の村松学騎手
管理人が贔屓にしている岩手の若手ホープですが、もうデビュー10年目、いまや押しも押されぬトップジョッキーと言ったほうがいいでしょう(2004年リーディング4位)。
間近で見ると、ほんとにイケメン。しびれてしまいそうです(笑)

8月 22, 2004 岩手競馬 | | コメント (0) | トラックバック (1)

【サウスニア】謎の追加募集馬、現る

日曜競馬も、札幌ほくぼ12レースが終わる頃にさしかかると、もう「矢尽き刀折れ」状態・・・・PATの残高も、気持ちのほうも、すっかり抜け殻と化している(苦笑)
そんな夏の夕暮れどき、ふと机の上に目を移すと、サウスニアからの郵便物が1通。月会費の請求書かあ。まあ、支払に滞るほど負けた訳じゃないし・・・・などと強がりながら、何気なく封筒を開けてみると、なかからコピー用紙が1通、ひらりとこぼれ落ちてきた。
表題には、「会員限定特別募集のお知らせ」とある。
むむっ。確か2歳馬の募集受付は、ついこの間終了したばかりなのに。
さては、満口に満たなかった馬を会員限定ディスカウント価格で再募集でもするのかな?と想像を巡らしつつ、文面を読んでいくと、これまでの募集馬リストでは見たことのない新規の2歳馬1頭が募集の対象とされている。

south.jpgモダンダンス’02(持ち込み)
2002年6月1日生まれ
2歳牡馬 馬体重554キロ
父 Fusaichi Pegasus
母 モダンダンス(母の父Nureyev)
生産・白老ファーム 入厩予定・栗東角居厩舎

おお、なかなかの良血。しかも、社台ブランド
6月の遅生まれなのに、550キロ台とは、かなり雄大な馬格の持ち主だ。
厩舎も角居調教師のところなら、主戦・武豊になる可能性も期待できるかも。幸四郎かもしれないが・・・・(笑)
フサイチペササスが送り出す初年度産駒の1頭だけに、どこまでやれるか未知数の要素はあるが、順調にデビューしてくれるなら、ライブドア社長のホリエモンなんかより、こっちのほうがずっと活躍してくれそうな、頼もしい印象を受ける(笑)

それにしても、何故今の時期に突然「会員限定特別募集」なのか?
くだんの案内文書では、「一世代の募集頭数の追加」「中間価格層および内国産馬の充実」「関西馬の増強」といった会員意見をもとに、東奔西走した結果と理由が説明されている。けれど、それだけでは、ちょっと腑に落ちないという気もする。
他馬主のキャンセルなどの事情で、瓢箪から駒のように出てきたお買い得品か?それとも、脚元などに爆弾を抱えたハンパキズモノ・わけあり商品の類なのか??
仮に後者だとしても、このクラブは募集馬に関する情報開示の扱いについて、一貫してオープンな姿勢をとってきているだけに、ババを掴まされる危険は少ないと思う。
募集要項の詳細は、今月末に別途案内されるらしい。とりあえず、追加情報を待ちたいところだ。

ともあれ、既に2歳馬がデビューしているこの時期、突如として出てきた追加募集馬。ちょっと気になる存在であることに違いはない。とりあえず「中間価格層」での募集になることは予告されているので、現2歳世代のフサイチペササス産駒2頭(モストプレシャス'02=8千万円台!、オフィサー=4千万円台・・・・私のひとくち出資馬です)より、リーズナブルな価格設定となることに期待。そのうえで出資についても、一考してみましょう。

8月 22, 2004 ひとくち馬主日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

【札幌記念】バランスオブゲームで3連単の練習問題

G2の別定戦に施行条件が改められてから7年。G1級実績馬にとっては秋に向けた第1ステップ、一方、夏競馬を闘ってきた馬たちにとっては強敵相手の試金石として、すっかり定着した感のある札幌記念である。
このレース、エアグルーヴセイウンスカイテイエムオーシャンといったG1馬が、重い斤量を背負いながら横綱相撲で格下を圧倒してきた印象が強いが、一方でジャングルポケットの敗退など番狂わせに終わる年もあった。一概に、実績馬有利の先入観に囚われてばかりでもいけないのだろう。

Photo:(C)Horses.JP(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

過去7年間のデータを対象とした分析から浮かび上がった「傾向と対策」は、概ね以下のとおりである。

(1)前走G1からの出走馬・・・・安田記念組が好相性
前走G1からの出走馬の札幌記念成績は、4-0-2-10
これを、G1レース別にみていくと、
 
前走・宝塚記念組   1-0-0-4
このステップで札幌記念を勝ったのは、98年のエアグルーヴ。宝塚記念では、サイレンススズカの3着だった。
一方、着外に沈んだ4頭は、いずれも宝塚記念5着以下。
 
前走・安田記念    0-0-1-2
  97年 ジェニュイン     安田4着→札幌4着
  99年 ツクバシンフォニー 安田4着→札幌3着
  00年 シンボリインディ  安田10着→札幌5着
札幌記念連対の実績こそないものの、安田記念の着順にかかわらず札幌記念で好走例が目立つ

(2)前走函館記念からの出走組・・・・下位着順からの巻き返しにも注意
前走・函館記念組の札幌記念成績は、1-4-2-14。このうち注目すべきデータを上げると、
 
函館記念でハンデ54kg以下  札幌記念0-0-0-4

別定戦の札幌記念では、いずれも2キロ以上の斤量増を課されていた。
また、函館記念で下位着順に終わった組が札幌記念で突如豹変し、上位に食い込んできた例が、過去に4例あり注意を要する。
 
 02年 トウカイポイント   函館14着→札幌2着
 01年 ファイトコマンダー  函館 6着→札幌2着
 00年 ダイワカーリアン  函館 9着→札幌1着
 00年 レガシーハンター  函館 7着→札幌3着

これら各馬の共通点は、いずれも札幌芝コース勝ちの実績を有していたこと。札幌巧者には要注意ということか。
血統的には、3頭が父ノーザンダンサー系。残り1頭のトウカイポイント(父トウカイ テイオー=ヘロド系)にしても、血統表の4×4の位置にノーザンダンサーのクロスがあった。

(3)札幌コース・函館コースへの適性・・・・洋芝での実績馬はやはり注目
最近7年間の札幌記念1~3着馬(のべ21頭)を対象に、札幌・函館芝コースでの戦績を調べてみると、こんな感じになる。
 
 札幌芝 15-6-6-17 (連対率48%)
 函館芝 11-1-5-17 (連対率35%)

札幌の成績は、札幌記念好走時を除いたもの。やはり、力の要る芝と言われる洋芝コースへの適性を裏づける成績が示されている。
これら上位馬の血統表を眺めてみると、やはり父または母方にノーザンダンサーの血を含むものがほとんど。例外は2頭だけだ。(サイレントハンター、コイントス)

さて、以上の傾向と対策をふまえつつ、今年の出走馬11頭を評価・採点してみよう。

1モノポール
前走・巴賞2着も、重賞初挑戦でG2とはちょっと荷が重い。
血統表にノーザンダンサーの名が見えず、あえて伏兵として注目するまでの根拠に乏しい

2ハッピールック
札幌芝コースで連対4回の実績に注目。前走から斤量減の恩恵もあるので伏兵として一考すべき。

3バランスオブゲーム
前走・安田記念組。右回りコースでは成績ひと息という印象も、弥生賞・セントライト記念を制しているのだから、ここでは実績上位。札幌芝への適性は未知数だが、力の要る馬場は合っている

4ダービーレグノ
函館記念で凡走も、斤量減の恩恵あり巻き返しに注意。
札幌芝への適性は未知数だが、力の要る馬場は合っている
  
5ウインクロワール
前走同じレースを走ったハッピールックと比較すると、斤量2キロ増の分不利だと思う

6ファインモーション
前走函館記念のハンデが57キロ。今回の斤量も57キロ。
これは不思議な斤量設定という印象を受ける。過去に函館記念で56.5kg以上を背負った馬が、別定のここに出走してきた場合、必ず斤量減の恩恵が与えられていたからだ。裏を返せば、函館記念のハンデが恵まれていたという見方もできるだろう。
その函館記念では、外を回る横綱相撲を久しぶりにみせてくれたが、勝ちきれなかった点はやはり不安材料だ。
札幌芝コースでの実績から軽視はできないが、本命視までは難しい

7タマモヒビキ
函館記念斤量54キロ以下で凡走。巻き返しは苦しい。

8タイムトゥチェンジ
前走・ダート戦から参戦してきた馬の好走例は、過去にない。

9タイガーカフェ
函館記念斤量54キロ以下。斤量2キロ増で、巻き返しは苦しい。

10マイネルアムンゼン
過去にあまり例のないタイプであり、評価が難しい。
ただし、この馬自身、叩き良化型で、なおかつ秋以降調子が下降してくるタイプ。
主戦の大西騎手が、新潟に行ってしまったのも割引材料だろう。

11ローエングリン
フランスの馬場で2着の実績があるから、札幌コースへの適性は大丈夫。
しかし、宝塚記念下位着順からの巻き返し例はなく、この馬自身、今年になってからかつての輝きを取り戻せていない印象だ。過大評価は禁物かも。

結論。
本命は、鉄砲の効く実績馬◎バランスオブゲーム
現に、昨年の毎日王冠では58キロを背負いながら、ファインモーション(57キロ)を下した実績があり、今回は斤量面の比較でも優位に立っている。

対抗は一応○ファインモーションとしたが、ハッピールック・ダービーレグノの2着食い込みには注意が必要だろう。
3連単を購入するなら、◎を1着固定とし、○△△に流す手が定石かな?
PATのモニターに当たってないので、購入できないけど・・・・。

◎3バランスオブゲーム
○6ファインモーション
△2ハッピールック
△4ダービーレグノ

3連単シミュレーション
 3→6→2  3→6→4 
 3→2→4  3→2→6 
 3→4→2  3→4→6 

8月 22, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (24)

2004/08/20

モバイル競馬のためのインフラを!

アナログな馬券おやじを自認している自分なのだが、JRAの競馬場に出かけるときは、必ずノートPCを持参していく。

b-mobile.jpg

じっくりと予想を煮詰めるために必要な情報の閲覧(出走馬の戦績データや過去に記したメモ、指数、血統表など)。リアルタイムでのオッズ取得と確認。最終的な買い目・資金配分の決定など、現場に近いところでこそ、パソコンが重宝する場面は多いのだ。
特に3連復の発売以降、TARGETによる合成オッズの確認と資金の自動配分機能が、馬券を購入するうえでの、必須ツールとなってしまった感がある。これが使えないと、自分の購入した馬券が期待値的に正しい選択なのか、どうかを知るすべもなく、精神衛生上、非常によろしくない。

3場発売のため、ただでさえ慌ただしい発売締切直前の時間帯に、オッズプリンタから出力される長大な巻紙と格闘しながら、マークカードを何点も塗りつぶす・・・・そんな難行苦行の末に、冷静な判断力を保っていられるほど、自分という人間はタフではない。PCという文明の利器を利用することで、多少なりともそんな労苦が緩和されるのであれば、それだけでも恩恵は十分といえるだろう。

また、午前中のレースなどで馬券購入を見送り、様子見を決め込んでしまうと、競馬場でも意外に時間をもてあましてしまうことが多い。そんなときはベンチに寝転がって文庫本を読んだりして時間をつぶしていたものだが、最近ではノートPC持参なので、競馬関連のblogをあちこち巡回したりすることもできる。

さて、現場でのモバイル競馬を志そうとすれば、避けて通れないのが、どうやって「ネットとの接続を実現するか」という問題だ。リアルタイムオッズや馬体重の取得などは、JRA-VAN Data Labサービスから速報データを大量にダウンロードしてくる必要があるので、公衆電話にモジュラーコードをつないで、せっせとダイヤルアップというわけにもいかない。
できるかぎり手軽に、コストをかけず、高速な接続環境が実現できれば、それに越したことはない。理想は、やはり無線LANということになるだろう。

しかし、現在JRA競馬場で無線LANを使用できる環境が提供されているのは、中山競馬場の1箇所しかないようだ。東京競馬場など、せっかくA指定席にコンセントまで標準装備され、「どうぞ、PCでも何でも持ち込んでください」というムードなのに、なぜ無線LANのサービスに対応してくれないのだろう?

自分は、プリペイド式通信カード・b-mobile(写真のPCカードです)を1年前から利用している。このカード、PHSと無線LAN、どちらも利用することができるのがセールス・ポイントなのだが、いまだ競馬場内では無線LANによる高速通信の恩恵を受けるチャンスに恵まれない・・・・。一応、PHSはどこでも通信可能なので、低速のネット接続なら大丈夫なのだが、利用コストは決して安くないし(AIR-Hなど他の通信カードに比べると割安らしいのだが・・・)、消費電力もけっこう大きいので、できるかぎり高速の通信で効率的にデータを取得したいのだ。街のハンバーガー屋でスイスイできることが、競馬場に行くとできないなんて!考えてみれば変な話だと思いませんか?

三連単の本格導入により、「パソコンを持つものと持たざるものとの格差がこれまで以上に広がる」とは、谷川善久氏のコラム(枠内駐立不良につき)のなかでの至言である。
小倉優子のぱかぱかぱ~んCMでファンの射幸心をあおるのは、結構。だが、新馬券の時代にふさわしいインフラ整備にもしっかりとした対応を示してくれることを、JRAには期待したい。

8月 20, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

2004/08/19

ネオユニヴァース 馬券の思ひ出ぽろぽろ

昨年の2冠馬、ネオユニヴァース。4歳夏での早すぎる引退のニュースに接し、ちょっと感慨に浸っております・・・・。個人的には、昨年の皐月賞・ダービーで単勝大勝負を仕掛け、見事に期待に応えてくれたことが嬉しかったなあ。
そんなことをあれこれ思い出しながら、ハズレ馬券オヤジが主催するblogにふさわしく、馬券の思い出で栄光の蹄跡を振り返ってみます。

2003年皐月賞
1着◎ネオユニヴァース
2着▲サクラプレジデント
3着 エイシンチャンプ
4着△ラントゥザフリーズ
5着×ホシコマンダー
(対抗サイレントディール 6着)

前哨戦スプリングSでは、3分3厘を強気に外からマクって、直線サクラプレジデントとの火の出るようなマッチレースを制した。あれには、シビレましたね。
確かに、歴代の名馬たちと比べ大物感という点ではイマイチかもしれないが、鞍上の意のままに動けるセンス並はずれた勝負根性はやはり非凡。この時点で「皐月賞馬はこの馬」と確信した。本番でも、◎ネオからの単勝・馬連で勝負!
Photo:(C)Horses.JP(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

レースはスプリングSを再現したかのような、サクラとのマッチレースになった。
このとき自分は春開催の福島競馬場で観戦中。ターフビジョンを見上げながら、「サクラ、サクラ」と連呼する隣のオヤジに負けまいと、声を張り上げ「デムーロ!デムーロ!デムーロ!」と3度シャウトした。今となっては懐かしい思ひ出だ。馬券、的中(^_^)
投資金額に対する払い戻し236%。これは悪くなかった。

2003年日本ダービー
1着◎ネオユニヴァース
2着▲ゼンノロブロイ
3着 ザッツザプレンティ
4着△サイレントディール
5着 ゼンノジャンゴ
(対抗は、なぜかタカラシャーディー9着)

2匹目のドジョウを狙い、単勝・馬連・馬単勝負!
舞台は芝の道悪となったが、既に重馬場のきさらぎ賞を制し適性を証明済みだったので、安心して本命に指名することができた。
レースでも、他馬との道悪適性の差が大きなアドバンテージになった格好。他馬が少しでも馬場の良い外・外のコース取りを選択していくなか、直線、馬場の渋ったインから一気に差を詰めたデムーロの度胸の良さが、印象に残る。これぞまさに人馬一体
死角らしい死角を見せぬまま、頂点にのぼり詰めたネオユニヴァース、前途は洋々であるかに思えたが・・・・。とりあえず、馬券、的中(^_^) 投資金額い対する払い戻し202%。

2003年宝塚記念
1着 ヒシミラクル
2着 ツルマルボーイ
3着▲タップダンスシチー
4着◎ネオユニヴァース
5着○シンボリクリスエス

ダービー制覇直後の古馬G1挑戦。王者シンボリクリスエスとの対決実現に話題が集中し、例年盛り上がりを欠く宝塚記念も、この年ばかりは大いにヒートアップ。
自分はといえば、3匹目のドジョウを狙って、またもネオを本命に指名する。
「激戦続きの春シーズン。さすがにもう上積みはないだろうけど、裸同然53キロなら休み明けのクリスエスを逆転できないか?」今になって思えば、ずいぶんと虫のいい見方だったなあ・・・・。
レースでは、予期せぬ出遅れがアダとなって、直線の追い上げも及ばず4着。ううむ、激戦の疲れがこんな形で現れたのか?敗れてなお強しの印象は残したが、負けは負けである。馬券、はずれ。ミラクルおじさんに、浄財を寄付して終わった初夏の大一番・・・・。

2003年菊花賞
1着×ザッツザプレンティ
2着△リンカーン
3着◎ネオユニヴァース
4着▲ゼンノロブロイ
5着 マッキーマックス
(対抗は、サクラプレジデント9着)

秋初戦の神戸新聞杯(鞍上・福永騎手)。3着入線し一応2冠馬の面目は保ったものの、正直、馬体の成長がひと息という印象を受けたし、どこか淡白なレースぶりにも不満が残った。春の2冠達成時にみせたあの闘志はどこに行ってしまったのか?
迎えた菊花賞。当初は、ネオとリンカーンのワイド馬券で大勝負を賭けるつもりだったが、本番が近づくにつれ、どうにも嫌な予感がふくれあがっていくのを抑えきれない。当日のパドック映像をみても、まだ踏ん切りがつかず、結局、ネオからの馬連・三連複をほんの小額購入し、様子をみることにした。リンカーンのほうも、直前気配はピンと来なかった。
結果、そんな自分の嫌な予感が的中し、3冠達成のチャンスは費えてしまった
しかし、ザッツザプレンティを早めに追撃し地力で勝ちに行ったレース内容は悪くなかったと思う。ゴール前僅かに力尽きたところをリンカーンに差されたが、この一戦だけで距離不向きとは決めつけられないと思った
馬券、はずれ。何も考えず、当初の予定通りワイドを買っておけばよかったのだが。

2004年天皇賞(春)
1着 イングランディーレ
2着 ゼンノロブロイ
3着注シルクフェイマス
4着 チャクラ
5着注ナリタセンチュリー
(本命は、◎ネオユニヴァース11着)

前年の菊花賞を見るかぎり、けっして距離が長いとは思わなかったし、前走・大阪杯の内容も悪くない。ならば、G1未勝利で1番人気に祭り上げられているリンカーンより、この馬の単勝が狙い目!と判断し、自信の勝負に打って出た。
結果、何だか狐につままれたような、後味の悪い決着・・・・。
過去10数年、自分が見てきた天皇賞のなかでも、ワーストと言うべき凡戦だったと思う。

人気各馬がイングランディーレの術中にはめられ、まったく無策に終わったなかで、唯一危険を察知し、3角外から動こうとしたのがデムーロ騎手。しかし、ネオユニヴァースには、もうその叱咤に応えるだけの余力が残されていなかった・・・・。この時点で脚元に何らかの不安が生じていたのか?今となって知るすべはないが、2冠馬の名にかけて「あれは力負けでなかった」と信じたい気持ちである。今でも納得できないが、馬券はずれ・・・・。

こうしてひとつひとつのレースを振り返ると、短い競走馬生活のなかにも、「楽あれば苦もあった」ことが実感できる。たとえ、一方的な思い込みでも、馬券を通じそんな苦楽を共にする喜びを味わえるところが、競馬の醍醐味のひとつなのかもしれない。
最後に感謝の言葉を捧げよう。ありがとう!ネオユニヴァース

8月 19, 2004 日記・コラム・つぶやき, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (13)

2004/08/17

【馬券回顧】ダメ人間、江田照男騎手と心中す

8月15日(日)曇り時々晴れ。
競馬関連のブログをあちこち巡回していくと、仁川の桜。さんのところで、何だかとても共感できる記事を発見した。(以下、原文を引用)

ダメ人間ども集まれ。
 本日も淡々と馬券を買うのである。

 盆でしかも15日が日曜だとか,オリンピックが始まって猪熊柔(ぢゃなくて谷亮子か)が連覇したとか、高校野球がたけなわとか、いろいろ世間は騒がしいが一切あずかり知らぬハナシなのだ。

 中央競馬は一年通してやっている。
 ご先祖様も祭り騒ぎも関係なく、とことんバクチにつき合ってやる所存である。

 この時期、ここを見てるアナタだって同類でしょ。ね。・・・・(以下、略)
 
あ、これって俺のことだよなあ(笑)
思わずそう頷いてしまった自分は、本日も我が家を遠く離れ、新潟競馬場までやって来ているのである(笑)そういえば、ついおとといは盛岡競馬場にも出かけていた気もするが・・・・。

nigata_toki0815.jpg一応、お盆で里帰り中・・・・・という立派な名目はあるのだけれど、「オリンピックも高校野球もあずかり知らず」、日曜日はいそいそと馬券を買いに出かけるのである。
指定席のハガキ抽選はハズれていたので、席のアテがあるわけでもなかったが、朝からキャンセル待ちの列に並んでいると、団体ツアーのキャンセルが出たとか・・・・。そんなわけで、あっさりS指定席を確保できてしまった。ラッキー・・・・と思ったが、それがこの日の地獄のはじまりだったとは、もちろんこの時点で「知らぬ仏のお富さん」である(年、何歳だ・・・・??笑)

さて、本日の馬券作戦のテーマは、ズバリ「江田照男騎手にクラスターカップの貸しを返してもらう」ことだ。いつの間にかスルスルとラチ沿いを抜け出し、ゴールまでバテ気味の馬の脚を持続させてしまう・・・・そんなマジックを盛岡の大舞台で久々に披露した江田騎手。新潟夏開催前半ではわずか2勝(11位)と不本意な成績だっただけに、後半戦に向けて期するところがあるはずだ。そんな思惑で午前中のレースを様子見していたら、江田騎手は1レースで3着・3レースで勝利となかなか好調な滑り出し。これはいけるかも・・・・と期待は高まる。

この日第1の狙い、新潟8レース・芝・直線1000メートル
江田騎手騎乗のブルーペールは、直線競馬で1勝・3着1回とそれなりに実績を残しているにもかかわらず、内枠が嫌われたか?単勝7番人気と絶好の狙いごろである。一方、人気になっている各馬は、直線競馬への適性が未知数だったり、休み明けだったりと、何となく心許ない印象。迷わず、ブルーペールの単勝(13倍台)・複勝(4倍以上)で勝負に出る。
ゲートが開いた。江田ブルーペールのダッシュは一息。ううむと思って眺めていると、残り2Fの地点で先行勢の脚色が鈍り出し、馬場の真ん中からブルーペールが勢いよく抜け出してきそうな雰囲気に・・・・。これは!と思って「江田!江田!」と力を込め連呼する。
しかし、ゴール前、外のラチ沿いから後方にいたはずの柴田善・中館騎手の馬がスルスルと進出。あっという間にブルーペールを交わし去ったところがゴールだった。やはり直線競馬、外枠有利のセオリーに逆らったのがアダとなったか・・・・?ともあれ、複勝4.6倍が的中したのだから良しとしよう。

続いて、勝負を賭けたのは新潟メインのダート1200・苗場特別。前走・同条件の岩室特別を休み明けながら好時計で快勝した柴田善・トーホウセキトが一本被りの人気を集めていたレースだ。
しかし、そのトーホウセキト、休養前には常に出遅れの不安を払拭できず、1000万下で足踏みを続けていたことを、みな忘れているのだろうか?しかも、今回は最内枠。いわゆる2走ぼけの可能性だってあるだろう。出遅れ確率50%以上の馬に、単勝オッズ1.4倍?これはずいぶんと見込まれたものだ。

そんな根拠から、大本命不安説を打ち出した自分は、ここも江田騎手の乗る2番人気トウショウギアから勝負すると腹を決めていた。前走500万下の勝ち時計がトーホウセキトの岩室特別との比較でわずか0.3秒差。このクラスにして破格の好時計である。しかも、ゴール前、手綱を抑える余裕があったことを思い起こせば、昇級戦にあたる今回、逆転の可能性も十分という判断は成り立つ。なんと言っても、当面の強敵は50%以上の確率で出遅れてくれるのだから・・・・。
と言いつつ、一応、対抗はトーホウセキトで仕方がないかな?と思って、パドックを眺める。すると、3番人気アグネスウイング(中館)がピカピカの好馬体をアピールしながら、周回を重ねていた。テンのスピードなら、この強力メンバー入っても1・2を争うこの馬、うまく単騎に持ち込めれば、前残りの可能性十分だろうとみて、ここで対抗に抜擢。結局、トーホウセキトを3番手の評価とする。
以下では、鉄砲駆けの実績があるジョージアンギング(北村)、ダート短距離なら底を見せていないマルターズフィアー(後藤)、3連復のヒモ候補としてリキボクサーイチノヤジョウあたりまでマーク。トウショウギア軸の馬単・馬連、トウショウ・アグネス2頭軸の3連復を購入し、期待に胸膨らませスタート時刻を待った。この間、チアズメッセージとニシノムーンライトに期待したクイーンSの馬券(ワイドです)があっけなくはずれてしまう。でも、それは勝負していないレースだから、「ふうん」の一言で片づけてしまう。

さあ、苗場特別のゲートが開く。あれ、トーホウセキト・・・・ちゃんと発馬を決めてしまったではないか(苦笑)。「確率50%」(と思っていた)ギャンブルで裏の目が出てしまった形である。
道中では、4番手あたりをトウショウギアとトーホウセキトが併走しながら前を追う形に。江田騎手の手応えに異常は感じられない。まあ、これなら何とかなるかな?と思い、ひと安心して見ていると、各馬は早くも4コーナーに進んでいる。
江田トウショウギアが満を持して、外から捲り気味に先行各馬を捕らえようとしたまさにその瞬間、さらに外から、一陣の風のごとくこれを交わし去っていった馬がいた。トーホウセキトだ!「こりゃかなわん」といった感じで、トウショウギアは戦意を喪失・・・・。この瞬間、自分の勝負馬券も紙くず変わったことを知る。
結局、ゴールでは、2番手から渋太く粘り通した中館アグネスウイングが1着、トーホウセキトはこれに僅か及ばす2着・・・・馬連490円・馬単1700円・3連復7480円(3着は漁夫の利をさらった形のイチノヤジョウ)。
何だ対抗・単穴でタテ目的中じゃん!と思っても、江田騎手と心中していた自分の手元に、そんな馬券は一枚もないのだ(苦笑)

小倉記念は、メイショウどんぶりの馬券を本線で的中されるも、低配当でラチ開かず。
その後、よせばいいのに、新潟最終、札幌はくぼ11・12レースとハズしつづけ、気がついてみたら新潟の日曜日も、もう夕暮れ時である。
ああ、ダメ人間の夏が、こうして過ぎていく・・・・。
江田騎手よ、今日の「貸し」はいずれ大きく返してくれるのだろうね・・・・。

8月 17, 2004 日記・コラム・つぶやき, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (2)

2004/08/14

【小倉記念】北九州記念組 不振の理由は・・・・

小倉記念の施行条件が、ハンデ戦に変更された2000年以降、特に注目されるのが、前走・北九州記念組の不振である。00年~03年の過去4年間、北九州記念からここに駒を進めた20頭の成績は、ご覧のとおり見るも無惨な状況だ。
Photo:(C)Horses.JP(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

 1-0-1-18 連対率5% 単勝回収値19%、複勝回収値21%

このうち1着・3着の好成績は、小倉の鬼とでもいうべき戦績を残していたロサードが記録したもの。要するに、ロサード以外の北九州記念組は、すべて馬券の対象から外れているという、恐ろしいデータである。

北九州記念で1~3着と好走した後、小倉記念に参戦し、人気を裏切り凡走してしまった実例としては、以下のケースをあげることができる。

01年ミッキーダンス  北九州3着(57キロ)→小倉4着(57.5キロ)
02年トッププロテクター 北九州1着(56キロ)→小倉7着(57.5キロ)
02年ロサード      北九州2着(57キロ)→小倉5着(58キロ)
02年トーホウドリーム 北九州3着(56キロ)→小倉11着(57キロ)

同じ小倉競馬場を舞台にした中距離G3といっても、北九州記念は別定戦小倉記念はハンデ戦という条件の違いがある。このため北九州記念で好走した馬は、小倉記念で斤量を上乗せされるケースが多く、これが理由となって思うように実力を発揮できないという解釈も、成り立ちうるかもしれない。
しかし、ここで注目したいのでは、「北九州好走→小倉凡走」というパターンが2002年に集中している事実である。

2002年の小倉開催でいったい何が起こっていたのか・・・・?!

当時の小倉記念を観戦した直後の、自分のメモ(TARGET FRONTIERのコメント機能を利用したもの)を紐解いてみると、これら各馬の敗因について、次のような記述が見つかった。

2002年小倉記念のメモ
 ロサード      5着 「馬場渋化+58kgでは厳しい
 トッププロテクター7着 「勝負所で脱落気味。渋化馬場不向きで2000も長い
 トーホウドリーム 11着 「渋化した馬場の内枠で決め手を生かせず終い

そう、JRAの公式発表ではこの年の小倉記念は良馬場で開催されたことになっているが、この日の天候は午後から雨・・・・(10レース以降、公式発表でも雨となっている)。メインレースの時点では、かなり馬場状態も悪化していた事実をこれらのメモから知ることができる。ひるがえって、この年の北九州記念を思い起こせば、レコードタイムが記録されたような良馬場での開催であった・・・・。
良馬場のスピード決着(北九州記念)から、渋った馬場での道悪適性を問われるレース(小倉記念)へ。ふたつのレースの条件がこれだけ異なるなら、結果もまったく違ったものになっても、まったく不思議ではない。
2002年の北九州記念上位組凡走の原因は、「道悪」だったと結論づけていいと思う。

それでは、これ以外の年の北九州記念上位組は、どこに行ってしまったのか?
各馬が北九州記念で好走した後、選択したローテーションと結果は、以下のとおりである。
毎日王冠を制したトゥナンテ、新潟記念に優勝したダービーレグノを筆頭に、小倉記念以外のローテを選択した各馬は、それなりに好成績を収めている事実がわかる。

00年  トゥナンテ    1着→ 次走東京・毎日王冠1着
     ロサード     2着→ 次走小倉・小倉記念3着
     アンブラスモア  3着→ 次走福島・吾妻小富士OP1着

01年  エイシンプレストン1着→ 次走新潟・関屋記念3着
     ロサード     2着→ 次走小倉・小倉記念1着 
     ミッキーダンス  3着→ 次走小倉・小倉記念5着

03年  ミレニアムバイオ 1着→ 次走中山・京成杯 5着
     ダービーレグノ  2着→ 次走新潟・新潟記念1着
     コスモリバーサル 3着→ 次走小倉・小倉記念10着

ちなみに、01年のミッキーダンスの小倉記念敗因は、メモによると「後手後手。外回って追い上げも、馬込の内に入れぬ弱さ。この枠順×」とあり、最内枠を引いてしまったことが理由。03年のコスモリバーサルは、北九州記念で不良馬場が向いて3着に入線できたが、その時点でもう上積みがなかったようだ。

結論。
北九州記念上位組が小倉記念において好成績を残せないことには、それぞれはっきりした「敗因」がある。すなわち、明らかな減点材料がないかぎり、北九州記念上位組を小倉記念で軽視する理由はない
今年出走してくるメイショウカイドウメイショウバトラーなどは、小倉芝コースへの適性の高さ、斤量面での有利さから、主役をつとめる資格も十分と評価したい。

むしろ、スポーツ新聞などで、北九州記念組不利のジンクスが大々的に取り上げられれば、これらの有力馬が実力以下に低評価され、おいしい配当が生じる可能性はないか?と密かに期待している。

ちなみに、ハンデ戦変更後の小倉記念で、好走例が目立つ条件馬についても、ひと言。
条件馬の好走パターンには、やはりハッキリした傾向と対策があって、以下の2つの条件に合致する馬のみが、好走実績を残している。

(1)前走・小倉芝2000メートル・別定戦で1着
(2)小倉記念での斤量54キロ以下

前走・小倉芝1800に勝利した後、小倉記念に駒を進め人気を集めていた馬(ロードスター・メイショウドメニカ)もいるが、いずれも着外に敗退する結果に終わっている。
その昔には、小倉芝1800(不知火特別・はづき賞)を連勝し、小倉記念でも古馬を負かし勝利したナイスネイチャの例があるけど、いくらなんでも10年以上前のデータだからなあ・・・・。
まだデータ例数が少ないので断定的なことは言えないが、「夏の上がり馬」として人気を集めている馬が出走してくるなら、ひとまず冷静にその戦績を振り返ってから、最終評価を下しても遅くはないだろう。今年の場合は、グリーンプレジャーがこれに該当。阪神の芝2000を連勝しているのだから(しかも前走は58キロを背負っていた)、人気になるのもわかるが、ハナ条件の馬だけに、メイショウバトラーとの兼ね合いでどこまでやれるか・・?とりあえず、単勝を狙うのは危険という気がする。

前日時点の予想は、以下のとおりです。

◎メイショウカイドウ
○メイショウバトラー
連下・ヒモ穴 これから考えます。

<追記>日曜朝時点の予想

◎メイショウカイドウ
○メイショウバトラー
▲シンデレラボーイ
注サンライズシャーク(押さえ)
注グリーンプレジャー(押さえ)

8月 14, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (17)

2004/08/13

【写真で回顧】クラスターカップ

1着 シャドウスケイプ 江田照男

shadow_scape_040813.jpg

時計勝負で実績がないし、出遅れ率はなんと8割以上。おまけに今回は放牧明け。「まだ息づかいが本当ではない」という陣営のコメントまでついている・・・・。
3頭出しの森軍団のなかでは、最も馬券に遠い存在ではないかと見ていたが、そんな自分の低評価をあざ笑うかのような激走で見事、交流G3での勝利をモノにした。

上記のウィークポイントをすべて帳消しにしたのは、やはり江田照男騎手の好騎乗によるところが大きい。終始最内の経済コースを通って、3~4角で一気に浮上。上位入線の有力どころがすべて外を回していたことをふまえれば、このアドバンテージは大きかったと言うべきだろう。勝ち時計は1.11.3想定されたほどの、スピード決着にならなかったのも、この馬には幸いしたと思う。

パドックでも、けっして目立つタイプではないが、イレコミ気味のディバインシルバーとは対照的に、終始落ち着きはらって粛々と周回を重ねていたことが印象に残る。鞍上の意のままに動けるという意味で、そんな素直な気性も今回の勝利の一因かもしれない。

2着 ディバインシルバー 安藤勝巳

divine_silver_040813.jpg

パドックで、落ち着きがない。周回ごとにだんだんとテンションが上がって、馬場入り直前にはちょっと発汗も目立ってきた。近走、出遅れて不完全燃焼に終わった前歴もあるだけに、何だか嫌な予感はしていたのだが・・・・。
今日はいつもの行きっぷりが無く、全然前に進んでくれなかった」とは、レース後の安藤騎手のコメント。短期放牧→美浦入厩→盛岡輸送と、短期間に輸送が繰り返されたことも、関係しているのかもしれない。
とはいえ、本来得意といえぬ差す競馬で連対を確保。勝馬とは道中のコース取りの差もあったのだから、けして悲観する内容でもないと思う。

3着 ノボトゥルー 武豊

novo_true_040813.jpg

交流重賞の常連。今回は相棒(?)のジャックが不在であったが、59キロを背負って3着に頑張りました。先週時点の陣営の発言から、馬体減の不安も囁かれていたが、これくらいのベテランになると、さすがに自分で身体を作ってくる。2人引きの必要をまったく感じさせないほど、落ち着き払った気配はさすがに歴戦の強者といった感じである。
盛岡ではJBCスプリント2着の実績あり。フェブラリーS優勝の勲章を思い起こしても、左回り・直線坂があるコースは、得意中の得意条件だ。

4着 ファントムマスク 後藤浩輝

phantom_mask_040813.jpg

パドックでは気合い十分。気配の目立っていた1頭である。
まだ条件馬だけに、初の重賞挑戦でどこまでやれるか?今回が試金石だと思っていたら、好位待機策から僅差の2番手争いの一角に加わってきた。古馬勢との斤量差も有利に働いたが、短距離に限定するなら、オープンでも通用しそうな性能だ。

5着 タイキシェンロン 菅原勲

taiki_xenlon_040813.jpg

初のスプリント戦で、道中はペースの違いに苦しんでいた印象。それでも、ラストはノボトゥルーの後を追うように伸びてきており、地元エースの面目は保った形である。地の利もあったが、首位から1秒離された黒船賞当時に比べれば、JRAとの着差は徐々に縮まりつつある
「あと1~2F距離があれば」「ひょっとして南部杯なら面白いかも」と、夢はいろいろ広がるが、まあ、そこまでは欲張りすぎというものか・・・・。ともかく、岩手勢同士のマイル戦線なら、しばらくの間、無敵の王者に君臨しそう。

7着 タイキバカラ   蛯名正義

taiki_baccarat_040813.jpg

プラス20キロの馬体重がどうか?と、周囲から不安の声も聞かれたが、実際に馬体をみる限り、太め感はまったく感じられなかった。今が伸び盛りの3歳、体重増はすなわち成長分と判断しても大丈夫だろう。パドック入場直後はチャカつく仕草もみられたが、周回を重ねるうちに徐々に落ち着きを取り戻し、「これなら・・・・」と思って馬券を購入しました・・・・。
しかし、いくら馬体が成長しても、レースに行っての気性面にまったく進境が見られなかったのは残念。このまま不完全燃焼に終わる器ではなく、いずれ大きな仕事を成し遂げるだけの素質の片鱗は垣間見えたが、当面、馬券の対象としては狙いづらくなった

8月 13, 2004 岩手競馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (2)

【速報回顧】クラスターC、こんなレースでした

1時間ほど前、クラスターカップを観戦するため遠征していた盛岡競馬場から、自宅に帰還しました。とりあえず、レース内容を自分が「見たまま・感じたまま」に文章化してみます。各馬の気配・今後に向けてのメモ等は、次の記事で回顧の予定。

poster_c.jpg【レース結果】
第9回クラスターカップ 統一G3

 2004年8月13日・盛岡ダート1200m

 1着シャドウスケイプ  江田照男(JRA)
 2着ディバインシルバー 安藤勝巳(JRA)
 3着ノボトゥルー    武豊  (JRA)
 4着ファントムマスク  後藤浩輝(JRA)
 5着タイキシェンロン  菅原勲 (水沢)

盛岡競馬場の各所に掲示されていたポスター。なかなかカッコいい!


【速報回顧】
曇り空の金曜日。盛岡競馬場では、午前のうち小雨のぱらつく場面もあったが、馬場状態に影響を与えるほどではなく、良馬場発表のコンディションでクラスターカップの発走を迎えた。1番人気は前年の覇者・ディバインシルバー

そのディバインシルバー、出遅れさえなければ、外目の絶好枠から先手必至と思われていたが、ゲートが開いた1~2完歩目につまづく仕草をみせ、ダッシュがつかない。名手安藤勝巳、痛恨の出遅れである。この予期せぬ出来事に驚いたせいか、ロケットスタートを決めていた同枠のファントムマスクも、すかさず控える構えをみせ、両馬ともに3~4番手に待機の態勢となった。控える形となったディバインシルバー、4番手の位置取りながら、行きっぷりはひと息。早くも波乱の予感が漂う・・・・。

これら外の各馬にかわり果敢にハナを奪いにいったのが、内枠のタイキバカラ。この馬も出遅れ気味だったが、2の脚に勢いがついてしまうと、もう止まらない。NHKマイルのときと同じように、暴走気味に先行していく。地元代表ゲイリーコンドル(西騎手)も、これをマークするように、いいスピードを見せながら2番手に進出。この2頭が後続を引き離す形で3角を回っていく。
後続ではいつの間にか、最内のラチ沿いの位置を確保していたシャドウスケイプが、普段より早めの競馬で中段を進んでいく。武豊ノボトゥルーは、直線にかける腹づもりでじっくりと後方に待機。菅原勲タイキシェンロンは、やはりスプリント戦のペースに戸惑っている印象だった。

直線に入って、ようやくゲイリーコンドルを振り切ったタイキバカラが、単独先頭に躍り出るも、直後には最内の経済コースを通って進出してきたシャドウスケイプが早くも忍び寄ってきた。坂の途中で内からスルスルと抜け出し、ちょうど残り1Fの地点で先頭が入れ替わる。久々に披露された「江田マジック」に導かれ、内ラチ沿いのVロードを独走するシャドウスケイプ!残り100メートルで伸びがやや鈍ってきたが、首位はほぼ確定ムードだ。

後続の各馬も、脚があがったタイキバカラを餌食にせんと、続々と接近。3番手から懸命に浮上しようとするファントムマスク、差す形では味がないはずのディバインシルバーも、安藤勝巳騎手のムチにこたえ外からジリジリと差してきた。これらに加え、ゴール寸前、満を持していたノボトゥルーが大外を強襲!2番手争いの3頭がシャドウスケイプにクビ差まで迫ったところがゴール。最後は、まるでハンデ戦のような横一線の激闘となった。

ノボトゥルーの後を追うように、外からやって来たのが、菅原勲のタイキシェンロン。2番手争いには1馬身以上、離されていたものの、首位から0.3秒差なら、地元エースの面目は保ったと評価できるだろう。

8月 13, 2004 岩手競馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (2)

【クラスターC】スピード争いならディバインシルバー

盛岡競馬場のダートコースは、他の地方競馬場と比較して砂が浅く、速い時計で決着するレースが多いことで知られている。
昨秋の南部杯G1(1600メートル)でアドマイヤドンがマークした優勝タイムは1.35.4。確かに当日は不良馬場で脚抜きの良い馬場コンディションではあったけれど、フェブラリーSでの同馬の優勝タイムが1.36.8なのだから、速い時計の出やすい馬場であること裏づけるひとつの証と考えることはできる。

最近の盛岡の馬場状態を探るひとつのヒントとして、中央遠征馬との交流戦のタイムに注目してみた。8月9日(月)に開催された東京カップけやき賞・ダート1800m・良馬場で2着・3着に入線した中央馬トーセンブライト(3歳・900万下)、シルクショットガン(7歳・900万下)の盛岡走破時計と、中央の時計を比較するとこんな感じになる。

トーセンブライト
  盛岡ダ1800・良 1.54.1
  東京ダ1600・良 1.36.7  ユニコーンS5着
  東京ダ1400・良 1.25.0  500万下・1着
          
シルクショットガン
  盛岡ダ1800・良 1.54.4  けやき賞  3着
  新潟ダ1800・良 1.54.7  麒麟山特別 8着
  中京ダ1700・良 1.47.7  御嶽特別  14着

トーセンブライトの東京2鞍はちょっと時計が速すぎるという印象があるけれど、シルクショットガンのほうに注目してみると、新潟・中京といった高速ダートでマークしてきた時計と比べ、さほど遜色ないタイムが最近の盛岡でも出せることがわかる。中央ダートとの馬場差は、おそらく中距離でも1秒以内とみるのが妥当ではないだろうか。

そんな馬場状態で争われる電撃の6ハロン戦クラスターカップG3
昨年の勝馬ディバインシルバーを筆頭にスピード自慢が顔を揃え、先行争いはかなり激化すると思う。しかし、ここは前崩れの流れに期待するというより、JRA高速ダートで速い持ち時計を叩き出してきたスピード上位馬を狙っていくのが、定石だろう。
Photo:(C)Horses.JP
(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

出走各馬のダート1200の持ち時計を比較すると、1分9秒台のハイレベルな時計をマークしたことがあるのは、ディバインシルバー、ノボトゥルー、トキオパーフェクト(岩手)の3頭になる。
このうちトキオパーフェクトの持ち時計は、中央在籍当時99年の根岸Sで記録したもので、さすがに参考外と言わざるを得ない。ノボトゥルーの持ち時計も、01年とだいぶ古いもの。ここは素直に、ディバインシルバーを持ち時計から推せるスピード最上位馬と評価してよさそうだ。昨年のクラスターカップで見せた影を踏ませぬ逃走劇(勝ち時計1.09.8)を思い起こしてもコースへの適性は高く、やはり不動の中心というべきか。

相手は、何となく底を見せている古馬勢よりも、生きのいい3歳馬にどうしても目がいく。

ファントムマスクは、前走・新潟の芝1000で控える策でも競馬ができることを示したが、本質的には先行してこその馬だろう。森厩舎の僚馬2頭の脚質から、ここは果敢にディバインに競り賭けていく公算が強い。しかし、仮にディバインのハナを叩いたとしても、直線の長いタフな盛岡でどこまで脚を持続できるか?かつて、パーソナルラッシュ(ユニコーンS3着)に先行しながら、直線で0.8秒も千切られた前歴があることを思い起こしても、この馬が2着に粘るところまでは、ちょっと想像しづらい

その点、タイキバカラはむしろ出遅れ癖が、災い転じて福となすかもしれない。スタート後のニの脚の速さはピカイチなので、好位内枠で上手く流れに乗れるなら、直線2番手浮上のチャンスはあるとみる。東京ダートでカフェオリンポスを寄せつけなかった戦績から、左回り・坂・長い直線を備えるコースへの適性も悪くない。遠征競馬での落ち着きがどうか、直前気配をチェックしたうえで、最終評価を下したい。

差し・追い込み勢では、森厩舎のベテラン2頭ということになるが、シャドウスケイプは時計勝負での実績がひと息であることが不安材料。3連複のヒモ穴程度の評価かな?と思っていたが、よく考えてみると、岩手競馬では3連複を発売していなかった(笑)
ノボトゥルーは、2年前のJBCクラシック2着の実績があるので、混戦での出番を一応警戒しておく必要がありそう。

地元組では、やはりタイキシェンロンが筆頭格になる。どちらかといえば、パワーの要る水沢巧者の印象が強いけれど、盛岡コースとの相性もけっして悪くはないと思う。ただし、スプリント戦出走は、中央・兵庫時代を通じて今回が初めての経験。一線級のスピード争いに戸惑わなければよいのだが・・・・。

以上をふまえ、前日予想の印は以下のとおりとしてみた。

◎ディバインシルバー
○タイキバカラ
△ノボトゥルー
注タイキシェンロン

8月 13, 2004 岩手競馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (3)

2004/08/10

『ららら科學の子』

4163222006.09.LZZZZZZZ.jpg最近手にとって読み始めた、一冊。
新潟市内の紀伊国屋で、本を物色していたとき、思わず目に留まったのが、この紫色の装丁だった。銀色に輝く帯には三島由紀夫賞受賞の大文字の明朝体が誇らしげに踊っている。三島賞というのが、どれくらい権威のある賞なのかよくわからないけど、『ららら科學の子』という、いかにも何かを語り出しそうなタイトルとセットになると、なかなかのインパクトである。

作者は矢作俊彦。日本のハードボイルド小説の第一人者として知られているみたいだけれど、自分にとっては、10数年前、『スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行』という一風変わった自動車旅行小説を連載していた雑誌NAVIで出会った頃からの、お気に入りの作家である。

60年代の末、殺人未遂の容疑に問われ、中国に逃亡した主人公(50歳の少年・・・・?)が、密入国の危険を冒し30年ぶりに日本に戻ってくる。そんな浦島太郎のような「彼」がみた21世紀の日本を舞台に、親友のやくざ組織、ちょっと不思議な女子高生(初登場の場面では早朝の吉野家で牛皿を肴にしてビールを飲んでいる。感動!)、幼くして生き別れ、行方しれずになった妹などが登場し、物語は進行していく。
このように風変わりな舞台装置や小道具を設定しながら、ニッポンの「今」を克明かつ批評的に描写していくというのは、「スズキさん」以来の作者お得意の手法だ。だが、けっして批判的ではなく、あくまで「批評的」であるというのが、ハードボイルド出身の作者ならではのスタイルであり、体質なのだろう。そんな感覚を思いっきり単純化して言うと、「かっこいい」ということになると思う。

矢作の小説というのは、面白うてやがて哀しき冒険小説のようなものだと思っている。以前読んだ作品(「あ・じゃ・ぱ!」)では、けっこう壮大なスケールで活劇調の場面も描かれてはいたが、血湧き肉踊るというよりも、やはり面白うてやがて哀しきという喩えがよく似合っていた。まだ読み始めたばかりのこの作品、いったいこれからどんな冒険が待っているのかな?ラストがけっこう良いらしいので、楽しみである。

ちなみに、『ららら科學の子』というタイトルは、鉄腕アトムの主題歌からの着想。装丁カバーをはずしたうす紫色の表紙には、中国語に翻訳されたアトムの漫画がしっかりとレイアウトされています。

8月 10, 2004 日記・コラム・つぶやき, 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

金曜日は盛岡クラスターカップ(G3)

世間は、すっかり夏休みムード一色。そんななか、金曜日・盛岡競馬場では、統一グレードレース・G3 第9回クラスターカップ(ダート1200)が開催される。
G3と認定されて以降過去8年分の成績を振り返っても、基本的にはJRA勢優位の傾向がハッキリ現れている一戦だ。
年々出走馬の顔ぶれも充実してきた感があり、昨年は、安藤勝己騎手騎乗のディバインシルバーが、武豊スターキングマンとの一騎打ちムードを制し、7馬身差のレコードで圧勝。

Photo:(C)Horses.JP
(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

クラスターカップ(G3)の過去8年の連対馬
96年 1着トキオクラフティーJRA  2着ヤングエブロス  JRA
97年 1着トシヴォイス   JRA  2着フジノマッケンオーJRA
98年 1着ファーストアロー JRA  2着ユーコーマイケル 岩手
99年 1着アブクマレディー JRA  2着ゲイリーアリエス JRA
00年 1着ゴールデンチェリー愛知 2着アブクマレディー JRA
01年 1着ノボジャック   JRA   2着ゲイリーイグリットJRA
02年 1着サウスヴィグラス JRA  2着ディバインシルバーJRA
03年 1着ディバインシルバーJRA 2着スターキングマン JRA

今年の出走予定は、以下の14頭。
JRA勢からは、栗東・森厩舎が意欲の?3頭出しである。

第9回クラスターカップ 出走予定馬
盛岡ダート左1200米 出走可能14頭

JRA所属
 タイキバカラ     牡3 蛯名正義  美浦
 ディバインシルバー 牡6 安藤勝己  美浦
 シャドウスケイプ   牡5 江田照男  栗東
 ノボトゥルー     牡8 武豊    栗東
 ファントムマスク   牡3 後藤浩輝  栗東

他地区所属馬
 シルバーサーベル 牡8 坂下秀樹  北海道
 カガヤキローマン  牡11 佐々木国明 北海道
 ガリョウテンセイ  牡7 大畑雅章  名古屋
 セトノユタカオー  牡6 安部幸夫  名古屋
 キングソロモン   牡4 吉田 稔  名古屋
 
岩手所属馬
 タイキシェンロン  牡6 菅原 勲  水沢
 トキオパーフェクト せ9 小林俊彦  盛岡
 グランドピアノ   牡4 村松 学  水沢
 スパートクロス   牡7 須田英之  盛岡

注目は、やはり昨年の勝馬ディバインシルバーだろう。

今年で3年連続の同レース参戦になるが、影を踏ませぬ逃げ切りを決めた昨年の勝ちっぷりは圧巻の一言。前哨戦の北海道スプリントC(これも3年連続出走)でもノボトゥルーに2馬身差をつける完勝で、実績と順調さでは他を一歩リードしている印象だ。

これに対するメンバーとしては、未知の魅力を買われ、3歳のタイキバカラとファントムマスクが人気を集める構図になりそうだ。
特に、タイキバカラは、2歳秋、東京・ダート1400で後にJDD(G1)を制するカフェオリンポスを相手に、2馬身半の着差をつけ好時計勝ちした実績があり注目される。ただし、当日のダートコースは不良馬場の状態であったため、良馬場でのダート戦は、古馬混合重賞に挑戦する今回が初めての経験となる。加えて、ファルコンSで露呈した発馬の課題に、抑えの効かぬ激しい気性と不安材料も少なくない。取捨の選択は、当日気配の確認とオッズに相談しながら、考えたいところだ。

地元・岩手所属馬からは、タイキシェンロンがここに参戦。兵庫から岩手に移籍して以降、1400~1600の地元戦績は7戦6勝とエース級にふさわしい実績を残してきたこの馬、後続に大差をつけるような派手な勝ち方はなくても、堅実で勝負強い好位差しには定評がある。交流重賞では、今春、高知競馬場の黒船賞に遠征し、ディバインシルバーから1秒離された5着に入線。今回、この着差を一気に逆転するまでは苦しいだろうが、他の先行勢がディバインのスピードに圧倒され、総崩れする展開になれば、2着争いの一角に浮上してくる可能性は十分考えられるだろう。村松学騎手のグランドピアノも応援したいが、さすがにこちらは、馬券の対象として考えづらいところ。

当日は盛岡競馬場に遠征し、観戦の予定です。

8月 10, 2004 岩手競馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (1)

2004/08/09

重賞レースの予想成績をふり返る

日曜日は仕事で外出していたため、実はまだ、函館2歳ステークスのレースビデオを見ていません。圧勝劇の再現を期待していた◎ディープサマーは0.1秒差の2着ですか・・・・。
ううむ、かろうじて連対を確保したとはいえ、決着時計は例年と比較して特筆すべきレベルともいえず、正直、物足りない印象を禁じ得ません。中間放牧に出していたことから、仕上がり面で課題を残していたのかな?ディープサマーについては、「ここ数年の出走馬のなかでも、ダントツに強い馬である可能性が高い」とまで評価した手前、もうしばらく追いかけながら、その真価を見極めてみたいと思います。

いずれにせよ、まだレースを見ていない函館2歳Sの回顧は後の記事に譲ることにし、今日は、ちょっと視点を変えた記事を・・・・。

軸馬選定情報局さんや、JRA攻略百年構想さんが公開している、重賞レースの予想成績を、当ブログでも集計してみることにしました。

まだ3ヶ月弱の歴史しかない「そのまま、そのままっ!」ですが、ブログ開設以降、出走馬の事前評価(本命・対抗・ヒモ穴、あるいは◎○▲△注などの印など)を明らかにして、予想を公開したJRA重賞に関する記事は、以下の10レース分になります。

エプソムカップ 6/13記事【重賞予想】エプソムC
プロキオンS  6/20記事【展望】プロキオンS、外枠有利は本当か?
宝塚記念    6/26記事【宝塚記念展望】天皇賞組のレベルを占う
ラジオたんぱ賞 7/ 4記事【ラジオたんぱ賞】データで探る「消せる馬」
七夕賞     7/11記事【七夕賞】意外にも実績上位馬が狙い目のハンデ戦
マーメイドS  7/11記事【マーメイドS&巴賞】 ミニ予想
北九州記念   7/17記事【北九州記念展望】データ過信は禁物だが・・・・
函館記念    7/25記事【函館記念展望】ポイントは函館・芝コースの好走歴
関屋記念    7/31記事【関屋記念展望】高速決着に対応できる持ち時計に注目
函館2歳S   8/ 8記事【函館2歳S】1頭だけとんでもない馬が・・・・

これ以外にも、ダービー・オークス・安田記念の有力馬の考課に関する記事を公開していますが、記事中ではっきりと本命・対抗等の評価までは特定していなかったため、今回の対象から除外しています。

集計方法は、実際に自分が馬券を購入する際のスタイルに一番近いやり方とし、単勝・馬連・三連複を以下のとおり購入したものとして集計しました。

 単勝  ◎(本命)を1点購入
 馬連  ◎から印の各馬に流し
  (ただし、「注」=三連複のヒモ評価に該当する馬までは買わない)
 三連複 ◎○の2頭軸から、すべての印(注を含む)の馬に流し
  (対抗を指名しない場合や、◎○1点のみ指名の場合は購入しない)
 
 すべての馬券を1点あたり100円を購入したものとし、均等買いで計算してみると、結果はこんな感じに。

購入レース数 10(うち三連複は2レース購入なし)
 単勝 4レース的中 購入1000円 払戻 2270円(回収率227%)
 馬連 5レース的中 購入3500円 払戻16330円(回収率467%)
 三連複 的中なし  購入2700円 払戻    0円(回収率  0%)
 合 計       購入7200円 払戻18600円(回収率258%)

おお!とても自分の予想とは思えない、何やらスゴイ成績になってしまいました。

しかし、中身を仔細に検討してみると、400%を超える馬連回収率は、七夕賞の◎チアズブライトリー△=ストロングブラッドによる馬連110.8倍的中の貢献度が大きかったりします。このレース、実際に自分が購入した馬券は、チアズブライトリーの単勝・複勝と、三連複・・・・。なぜか馬連は1点も買っていなかったので、予想した当人が的中の恩恵にまったく浴していないという失態を演じているのです(苦笑)

一方、三連複はぼろぼろですね。まだ1回もあたりを引いていないとは・・・・。
集計方法を本命1頭軸からの流しとかに変更すれば、多少結果もかわりそうな気はしますが、本命・対抗による決着レースが意外なほど少ないという事実には驚かされます。まだまだ修行が不足しているな。

10レース分の予想および結果の明細は、以下の記したとおりです。

6/13エプソムカップ(G3)
 1着△マイネルアムンゼン
 2着△ダンツジャッジ
 3着△ワードルスケール
 4着○ハレルヤサンデー
   ・・・・
 8着注イシノミューズ
 13着◎ウインクリューガー

 単勝  1点 はずれ
 馬連  5点 はずれ
 三連複 4点 はずれ
 
6/20プロキオンS(G3)
 1着◎ニホンピロサート
 2着○エイシンハンプトン
 3着 インタータイヨウ
 
 単勝  1点 的中360円
 馬連  1点 的中510円
 三連複 指名なし

6/27宝塚記念(G1)
 1着○タップダンスシチー
 2着 シルクフェイマス
 3着 リンカーン
   ・・・・
 5着注ザッツザプレンティ
 6着▲ツルマルボーイ
 9着注チャクラ
 10着◎ローエングリン
 13着注トレジャー
 
 単勝  1点 はずれ
 馬連  2点 はずれ
 三連複 4点 はずれ
 
7/4ラジオたんぱ賞(G3)
 1着◎ケイアイガード
 2着△カンパニー
 3着 リスティアエーデル
   ・・・・
 5着△フウランジョー
 6着△コンドルクエスト
 9着注ハットトリック
 13着△マイネルベナード
 (対抗○は特定せず)
 
 単勝  1点 的中330円
 馬連  4点 的中750円
 三連複 指名なし

7/11七夕賞(G3)
 1着◎チアズブライトリー
 2着△ストロングブラッド
 3着 マーベラスダンス
 ・・・・
 5着△メジロマントル
 6着○ロードフラッグ
 8着△トーセンダンディ
 
 単勝  1点 的中1320円
 馬連  4点 的中11080円(実馬券では買わず・・・汗)
 三連複 3点 はずれ

7/11マーメイドS(G3)
 1着▲アドマイヤグルーヴ
 2着○チアズメッセージ
 3着 チャペルコンサート
 4着◎マイネヌーヴェル
 
 単勝  1点 はずれ
 馬連  2点 はずれ
 三連複 1点 はずれ

7/18北九州記念(G3)
 1着▲ダイタクバートラム
 2着 メイショウカイドウ
 3着 メイショウバトラー
 ・・・・
 5着◎ユートピア
 7着△ウインクリューガー
 8着△ダンツジャッシ
 10着○スーパージーン
 
 単勝  1点 はずれ
 馬連  4点 はずれ
 三連複 3点 はずれ
 
7/25函館記念(G3)
1着△クラフトワーク
 2着◎ファインモーション
 3着△ワイルドスナイパー
 4着▲タイガーカフェ
 5着注ユキノサンロイヤル
 ・・・・
 9着○ウインシュナイト
 13着注ヒマラヤンブルー
 
 単勝  1点 はずれ
 馬連  4点 的中950円
 三連複 5点 はずれ
 
8/1関屋記念(G3)
 1着◎ブルーイレブン
 2着△ロードフラッグ
 3着△マイネルソロモン
 4着△トーセンダンディ
 5着△ブレイクタイム
 6着△ミッドタウン
   ・・・・
 12着○チアズブライトリー
 
 単勝  1点 的中260円
 馬連  6点 的中3040円
 三連複 5点 はずれ
 
8/8函館2歳S(G3)
 1着 アンブロワーズ
 2着◎ディープサマー
 3着○カシマフラワー
 4着△オーヴェール
 ・・・・
 7着△スキップジャック
 
 単勝  1点 はずれ
 馬連  3点 はずれ
 三連複 2点 はずれ

8月 9, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (2)

2004/08/08

【函館2歳S】1頭だけとんでもない馬が・・・・

現2歳世代同士で争われる初の重賞・函館2歳ステークス
データ分析から過去の傾向・対策を探る予想法では、容易に攻略できない難解な一戦と言えるだろう。わずか1~3戦のキャリアしかない若駒ばかりのレースであるため、出走時点のデータ蓄積が少なく、不確定要素が多すぎるのだ。
また、現在と同じ施行時期に移行した過去7年のレース結果を振り返ってみても、ここを勝って後にG1級まで出世したのは、97年のアグネスワールド(英国ジュライC1着)くらい。どちらかといえば、仕上がりの早さや短距離適性に一日の長があった「オープン特別」級の馬たちが活躍してきたレースという印象が強い。

結局のところ、新馬・未勝利を勝ち上がりここに駒を進めてきた出走馬のレベルがどの程度なのかということが、その年々の結果を左右する最も大きな要因であったということだろう。

そんな視点から、今年の出走馬のレベルをチェックしていくと、1頭だけとんでもない馬がいることがわかった。藤田騎手の騎乗するディープサマーである。

TARGET FRONTIER JVの出走馬TGX(指数のダイジェスト)画面で表示される前走の補正タイムが2歳・オープンの基準に照らして「101」。こんな水準の指数を叩き出して、ここに参戦してきた馬は、自分の知るかぎり1頭もいない。
ちなみに昨年の1番人気ナムラビッグタイム(新馬、ラベンダー賞を連勝)の前走補正タイムが2歳・オープン基準で「94」なのだから、タイムにして0.7秒は差がある。単純に換算すると、4馬身以上はディープサマーのほうがリードしている計算になる。
ディープサマーが前走でマークしたこの指数は、今年の他の出走馬と比較しても、頭ひとつ抜けた水準であることから、これを素直に認めるなら、重賞のここでも独走劇が再現される可能性が高い。

さて、ここで問題になるのが、ディープサマーがこのハイレベルの指数を叩き出した7月11日の新馬戦(芝1200)の馬場状態である。雨でかなり悪化した芝コースは、JRAの公式発表で「稍重」ながら、実質的にはそれ以上に時計を要する状態に悪化していたと思う。この馬場を対象とした馬場差をどう設定するかで、指数も当然大きく変わってくる。
TARGET公式サイトからダウンロードした、このレースの基準タイムは1.15.0。今年の函館2開催の新馬戦・芝1200の平均決着時計が約1.12.0なのだから、約3秒ほどの馬場差が設定されているようだ。

参考までに、同じ7月11日、重馬場まで渋化した芝1800メートル(500万下)を勝利したセフティエンペラの時計が1.54.6。そのセフティエンペラは、先週良馬場の芝1800(500万下特別)を1.49.7で連勝している。同じ馬が、馬場状態を除く同じ条件でマークした時計なのに、約5秒も違うというのが注目される。7月11日の馬場差設定の適否を知るうえで、これは一応の物差しになるのではないか。
1800メートルで良馬場との馬場差が約5秒なら、距離にして3分の2に相当する1200メートルの馬場差が3秒で設定されていることにも、裏づけがあるということになる。

結論。良馬場でのレースを一度も体験していないことから、その適性に未知の部分を残しているが、デビュー初戦の勝ち時計・指数評価を素直認めるかぎり、ディープサマーはここ数年の出走馬のなかでも、ダントツに強い馬である可能性が高い。しかも、その前走ではゴール前手綱を抑える余裕があったこと、ゆったりとしたローテーションで上積みも見込めることまで考慮すれば、さらに強い競馬で重賞を圧勝できるかもしれない。

その他の出走馬に関しては、それなりに評判になった馬も少なくないが、例年のレベルと大きく違う印象まではない。とりあえず、例年上位に食い込んでいるラベンダー賞連対組と、叩き3戦目でそのラベンダー賞を0.5秒上回る時計を叩き出し、未勝利を楽勝したカシマフラワーに注目。ともに開催後半の馬場状態への適性を証明済みなのが、心強い材料だ。

◎ディープサマー
○カシマフラワー
△オーヴェール
△スキップジャック

8月 8, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (25)

2004/08/06

【ココログ】タイトルバナーのすきまを撃退

今日は、久しぶりにココログ関連の話題を。
このブログの開設以来、人に言えない小さな悩み?として、抱えていたのがタイトルバナーの問題。なぜか、バナー左端と下側の部分に、ご覧のように微妙な「すきま」が表示されてしまうのである。

tytle_sukimaa.jpg

このバナー、自分の製作した画像ファイルをアップロードし、ココログプラスのテンプレートビルダーでタイトルバナーに指定する設定を行ってきたのだが、「タイトルの背景として使用する」のチェックを外すと、どうしてもこのように変な表示になってしまうのである。
ならば「背景として使用する」を選択すればいいじゃないか?!ということになるが、確かにそうすると、「すきま」は綺麗に解消することがわかった。しかし、この場合、画像ファイルが背景として扱われてしまうため、結果的に自分の意図せぬ形で、画像の上にタイトル文字が表示されてしまう。自分で作ったロゴ入りの画像をタイトルバナーのスペースにピッタリはめ込みたいだけなのに、余計な文字まで表示されてしまうのは、何だか面白くない。

結局、あれこれいじって調整を重ねてみたが、ココログプラスでは、どうにもならないということが、だんだんわかってきた。ココログスタッフの方の発言などを調べてみると、この表示は意図的に設定された「仕様」らしいのである。なぜ、このような「仕様」が必要なのか、いまだによく理解できないが。

しょうがないので、しばらくの間は、ご覧のようなグラデーション付き画像をバナーにして、すきまを目立たなくする工夫もしてみた。

old_tytle_july.jpg

しかし、これではやはり誤魔化しという印象は免れない。おやじになって、薄くなってきた髪の毛や出っ張ってきたお腹を、ヘアスタイルや服装で目立たなくしようとする工夫(悪あがきともいう・・・・)みたいな感じで、何だかいやだなあ(笑)頑張ってみても、所詮おやじはおやじなのだ。最後は開き直って、この「すきま」表示をしばらく放置しておくことにしてみた。でも、やっぱり居心地が悪いんだよなあ・・・・。

で、この問題を解決するには、どうしたらよいか?あっけない結論で恐縮なのだが、ワンランク上のサービスであるココログプロに移行するしかないという判断に達したのである(苦笑)。月々の利用料金がプラスに比べ500円ほど割高になるけど、遊びで買った馬券がハズれたとのと同じくらいの持ち出しと思えば、まあ仕方がないか。

4844357506.09.LZZZZZZZ.jpg適用されるテンプレートを上級者用なるものに変更し、直接スタイルシートの記述をいじくってみる。バナーの余白指定にあたる部分を削除してしまえばよい。このあたり、スタイルシートに関する体系的な知識がなくても、ココログのデザインを中心にまとめられた「ウェブログ・デザイン」というハウツー本に手取り足取りやり方が書かれているので、参考にするといいかもしれない。

そんなわけで、本日からココログプロに乗り換え、ご覧のとおり「すきま」のないバナー表示にしてみました。しかし、ココログ「プロ」では、デザインの変更を行うとき、テンプレートビルダーが使えない!という思わぬ盲点も発覚・・・・。とてもプロとはいえない技量しかない自分にとっては、いやはや、なかなか思い通りにいかないものです。

8月 6, 2004 ウェブログ・ココログ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/08/04

押したり引いたりオークション

前回に続き、新潟競馬場で土曜日開催されたチャリティ・イベントのレポートです。

auction0731.jpgチャリティゼッケンの販売が終了した後、西日がガンガン射し込むパドックで、熱心に居残っていたファンを集め、チャリティオークションが開催されました。
この日のオークションで、騎手・調教師・馬主などの方々から、出品されたのは、こんな品々でした。

 武豊騎手提供   通算1000勝達成記念ブルゾン
 ビリーヴのスプリンターズS優勝記念パラソル
 安藤勝己騎手提供 ザッツザプレンティのブルゾン
          &タマモガルチ(渋い)のサイン入りゼッケン
 調教師提供のポロシャツ、ブルゾンなど厩舎ユニフォーム各種
 優勝記念クオカードセット各種
 ジョッキー列伝サイン入りポスター(幸騎手・武幸四郎騎手・渡辺騎手)
 ジョッキーサインパネル(寄せ書き)など
 
まあ、正直に言うと、サイン入りの記念品をかき集めてきましたという印象で、見逃したら一生後悔するというほど、物欲を刺激する一品まではありませんでしたね。このあたり、馬主さんが主催するJOAチャリティオークションなどと比べると、いかにも急ごしらえな小規模イベントという印象は免れません。
しかし、そこは豪雨災害被災者支援のチャリティということで、参加する側の「気持ち」が大切でしょう。私も当日の馬券収支を予算に組み込み、商品の落札にトライです。幸い、「そのまま!」「差せ!」で鍛えた声の大きさには、人に負けない自信があります(笑)

さて、オークションが始まった当初は、どれくらいの価格で相場が形成されるのか、場内も様子見ムード。そんなわけで、最初に出品された武豊騎手のブルゾンが1万円ちょっとで、落札されてしまいます・・・・。

すると、「これなら俺でも落とせる!」と思った人(特にオヤジ系の人々)が増えたのかな?2番目の商品から、いきなり相場が跳ね上がりました。ビリーヴの傘(武豊・アンカツのサイン入り、ただしプリント)が2万円以上、アンカツのブルゾンとサイン入りゼッケンが4万円とけっこういい値段で競り落とされていきます(このアンカツグッズがこの日の最高価格)。

こりゃちょっと手が出ないな・・・・と思い様子見を決め込んでいたら、岩元市三調教師提供の「テイエムオペラオー焼酎3本セット・テイエム技研の水使用」(笑)という、何やら手頃そうな商品が上場されてきました。チャンス!と思い、セリに参加してみると、あれよあれよと値段は上がって、結局16000円くらいまで来たところで、さすがにギブアップです。
この焼酎、後で上場されたジョッキー列伝ポスターにも、各1本セットで付けられていたので、落札しなくてよかったようです・・・・。

kris.jpg

結局、自分は10番目に上場されたクリスザブレイヴ(関屋記念2着、新潟ゆかりの馬)の富士S優勝記念トレーナーを落札することができました。1対1でセリ合っていたお相手が9500円まで相場を釣り上げたところで、すかさず「10500円!(せこい)」と畳みかけたのが、決め手になったようです(苦笑)。

それにしても、オークションというのは、押したり引いたりの駆け引きがなかなか楽しいものですね。気がついてみたら、5億円で馬を落札していたお金持ちの気持ちを、1%くらい理解できた気がします(そんなわけはないか)。

ゼッケン販売とオークションによるこの日のイベントは、合計70万円弱の売り上げとなり、募金箱に寄せられた義援金とともに、日曜日の夕方、新潟県災害対策本部に対する贈呈がおこなわれました。

(蛇足)イベントの司会を務めていた目黒さんには、「検量室のマドンナ」のほかにも、「セクシー番長」という異名も・・・・(苦笑)

8月 4, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/08/03

新潟競馬場チャリティイベント!

7月31日(土曜日)JRA新潟競馬場にて、新潟県豪雨災害による被災者支援を目的とした「チャリティイベント」が開催されました。
私も以前このblogで、JRAの義援金募集に対して偉そうに意見を述べた手前、その一部始終を見届けなければ・・・・と思い、イベントへの完全参加を決意。まあ、勝手な思いこみではありますが(笑)、その様子をレポートしたいと思います。

meguro_san_07.jpgイベントの目玉は最終レース終了後、パドックで行われたチャリティオークションです。司会は、「検量室のマドンナ」こと目黒貴子さん。真夏の西日が容赦なく射し込む過酷な環境のもと、水色の夏服が一服の清涼剤に感じられました(笑)

さて、今回のチャリティイベントに先立ち、新潟競馬場では、開幕週から豪雨災害に対する義援金募集を受け付けていたのですが、NSTオープンの当日(7月18日)、競馬場に足を運んでみると、この件に関する掲示もなく、いったいどこに募金箱が設置されているのかよくわからないような状況でした。結局、この時点では、PR不足がたたって?募金もあまり集まらなかったのでしょう。

JRAもそんな状況をみて、「これではいかん!」と素直に反省したのでしょうか?
開催3週目に再び競馬場を訪れてみると、2週間前とはうってかわって、義援金募集に力を入れている様子が、ありありとうかがえました。

nigatakanban0731.jpg入場門をくぐって、すぐ目の前の場所には、ご覧のような大看板を設置。場内3カ所に設置された義援金の募金箱も、大きな文字で一目でそれとわかるように工夫の跡が確認できました。さらには、場内放送のアナウンスで、義援金への協力を呼びかける念の入れようです。
こうした一連のPR強化とあわせ、急きょチャリティイベントの開催を決定したJRAの迅速な対応は、素直に評価できると思います。

さて、肝心のイベントです。
最終レースが終わって、パドックに直行してみると、早くも50~60人の行列が・・・・。これはオークションに先立ち、騎手のサイン入りゼッケンをチャリティ販売するイベント(1枚1000円+ジョッキーの握手付き)が行われたため、それをお目当てに集まってきた人々でした。
早い者勝ちで、好きな騎手のサインを選べるのか?ならば、若手のイケメン系より渋めの騎手(横山義とか)がいいかな、などと思っていたら、結局、福袋方式での販売でした(笑)どんなゼッケンが出てくるのか、中身は袋をあけてのお楽しみ・・・・。
係員の誘導にしたがいベルトコンベアー方式でパドックに移動し、ゼッケンの入った福袋を買ってから横に移動すると、騎手が待ちかまえていて握手をしてくれる。そんな流れで、イベントは粛々と進行します。私の時は、後藤騎手が握手を担当。ふつうのファンなら握手するとき、「がんばってください」とか声をかけるのだろうけど、自分の口をついて出てきたのは「いつもありがとう!」という馬券オヤジらしい、ひとことでした(苦笑) この日の7レースでは後藤騎手から勝負して、かなり手痛い敗北を喫していたのですが、まあそんな個人的事情はどうでもいいでしょう(笑)

nakadate0731.jpgパドックを出てから、福袋をあけてみると、出てきたのがこの馬の黒ゼッケン。天の川ステークス3着時のもので、サインは中館騎手です。低配当の3連複ですが、一応馬券を的中させたレースのものなので、それなりに嬉しい。

オークションの様子は、次の記事でレポートします。

8月 3, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/08/01

【写真で回顧】関屋記念

最高気温35度を超える真夏の猛暑のなか、日曜日・新潟競馬場で開催されたG3関屋記念(芝1600m)。私も新潟競馬場で観戦していたのですが、これだけ暑いと場内はまさに夏競馬ムード一色でしたね。スタンド前の芝生席では、裸のままぐったりと横たわる人々がゴロゴロ(さすがに男性だけでしたが・・・・笑)。熱射病や日焼け対策は大丈夫だったのでしょうか?

manabe_at_turf_vision.jpg当日のイベント・ゲストとして、blog界の有名人・眞鍋かをり嬢も競馬場にやって来ました。「写真撮影はご遠慮ください」というおふれが出されていましたが、ターフヴィジョンを思わず撮影してしまいました。3階スタンド・ガラス越しの写真ですから、まあ、これ位なら、問題ないでしょう。

さて、レースは吉田稔ジョッキー騎乗のブルーイレヴンが、1番人気の支持にこたえ好位から早めの抜け出し。そのまま後続の追撃を完封し、重賞2勝目の栄冠を勝ち取りました。

G3にしてはマズマズのメンバーが顔を揃えた一戦でしたが、酷暑が続いているだけに、各馬ともコンディションの維持には苦労していたようです。
実際にパドックをみて、デキが良いと感じたのは、内枠から順に以下の各馬でした

 チアズブライトリー
 ユキノサンロイヤル
 ブレイクタイム
 ブルーイレヴン
 マイネルソロモン
 トーセンダンディ

以下、パドックの各馬の状態を中心に、写真付きで回顧をすすめてみます。

1着 ブルーイレヴン(吉田稔)

blue_11_at_sekiya04.jpg

正月の復帰から既に7戦を消化しているが、使われつつ本来の姿を取り戻し、現在がピークと思えるデキ。まったく無駄のない研ぎ澄まされた馬体を誇示しながら、パドックの外目を、落ち着き払い堂々と周回を重ねていた。
気性面の成長も感じられ、かつての暴れん坊の印象は完全に払拭されている。レースになって、ゲート入りをちょっと嫌がったのはご愛敬のうちだろう。サッと好位につけ、鞍上の意のままに抜け出すセンスの高さを示したのは、今回の収穫といえる。
充実期を迎えた4歳の今、左回りコースなら、G1レベルでも上位候補にあげることができそうだ。

2着 ロードフラッグ(田中勝春)

lord_flag_at_sekiya04.jpg

はっきり言って、パドックでは目立たない馬見道さんも指摘しているように、G3のこのメンバーに入ると、馬体面で一枚格が落ちる印象だ。とはいえ、左回りの府中コースでそれなりの実績を残していること、前走・七夕賞の敗因が道悪だったことを思い起こして、ヒモ穴の一角に残しておいたのが、結果的には正解だった。
それにしても、条件戦をコツコツ地道に勝ちあがりながら、7歳の夏にしてやっと重賞連対の実績を掴み取った、この馬の戦績には頭が下がる。もうこれ以上、大きな出世をすることもないだろうが、こんな馬を一口で持っていたら、本当の意味で楽しい(楽あれば苦もある)馬主ライフを満喫できそうだ。うらやましいです。

3着 マイネルソロモン(後藤浩輝)

m_solomon_at_sekiya04.jpg

前走・NST賞からの上積みはさすがに感じられなかったが、それでも状態の良さはキープされていた。夏場・新潟コースという条件もピッタリなのだろう。直線、満を持して追い出し、ゴール前では「あわや!」の伸びを披露。G3のマイル戦あたりなら、ソロソロ念願のタイトルに手が届きそうな勢いを感じる1頭である。

6着 ミッドタウン(小林淳一)

mid_town_at_sekiya04.jpg

前日予想の時点では、それなりの評価を与える必要があると思っていたが、パドックを見て、正直、唖然とした。前走からさらに緩んでしまった馬体、パドックの最内をトボトボと元気なく歩く姿・・・・。目の下のあたりも、まっくろに黒ずんでおり、放っておいたら、今にも倒れそうな感じである。素人目にみても、深刻な夏バテ状態に陥っていることは明らかだった。中山で3連勝した頃の、あの周囲を威圧するばかりの風格は、いったいどこに行ってしまったのか?
それでもレースになると、地力の高さで外から一瞬伸びる気配をみせていたが、本来の状態ならまとめて差しきってもおかしくない能力の持ち主である。一から状態を立て直し、出直してもらいたい

12着 チアズブライトリー(柴田善臣)

c_blightly_at_sekiya04.jpg

陣営が盛んに叩き良化型と喧伝していたとおり、パドックでは、酷暑にもかかわらず機嫌良さそうに周回を重ねていた。直線外に出してひと伸び欠いたのは、状態に問題があったせいではないだろう。
新潟の芝2000で1.56.8の持ち時計があったとはいえ、その時の上がり3Fは34秒台。今回のような高速馬場で上がり33秒台の決め手が要求されるレースになると、他馬との比較で適性の差が露呈されてしまうということだ。この馬が好走できる舞台とは、ソフトな馬場状態であることを、もう一度頭に叩き込んでおきたい。

ちなみに、以上のパドックの印象から、購入した馬券がこれ。配当妙味はないけど、なかなか気持ちのいい的中でした。馬連のほうも、一応押さえで的中です。

blue_11_win_at_sekiya04.jpg

しかし、1日トータルしてみれば、平場のレースがまったく当たらず、収支はマイナス決算でした(笑)
函館の外差し馬場は、本当に難しい!

8月 1, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (13)

土曜新潟・起死回生の一撃!

sat_nigata9r.jpg
土曜新潟9レース、笹山特別(500万下・芝2000)の馬券です。
本命は、この日絶好調だった吉田騎手の7ヒカルラブリーアイ。高速決着に対応できる時計の裏づけ十分とみて、自信の◎に抜擢しました。
相手筆頭は、単勝一本かぶり(1.5倍!)の人気を集めていた2マイネルホライズンだったのですが、パドックで気配の良かった3カフェムーンをヒモ穴として拾えたのがラッキー。そういえば、昔この馬には盛岡でお世話になった記憶もありました。

馬連3-7=125.5倍、馬単7ー3=233.3倍、三連複2-3-7が52.7倍・・・・これで地獄の縁から生還することができました。チャリティオークションの予算も捻出できて何よりです。つまらない馬券自慢ですいません。

8月 1, 2004 日記・コラム・つぶやき, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (2) | トラックバック (0)