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2004/07/05

【重賞観戦記】ラジオたんぱ賞 やはりハイレベル今年の3歳勢

winner0704.jpg

勝ち時計1.47.1は、先週の古馬オープン特別「福島テレビオープン」を0コンマ6秒上回る好タイム。前2頭が競り合いながらガンガン飛ばすハイペースにより作られた時計であることは否定しないが、そんな淀みない流れを好位からスカッと抜け出してきた上位2頭は強かった。時計・内容ともに、例年のたんぱ賞を上回る水準だったと素直に評価できる。
それにしても、この2頭のレベルをもってしてもダービー出走が叶わなかった今年の3歳勢、例年と比較しかなり層が厚いという印象を改めて強くした。

 
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レース結果とは別に印象に残った点をひとつあげるなら、やはりハットトリックの馬体の凄さにも触れておくべきだろう。こいつはやはり噂に違わぬ大物である。断言してもよい。順調にいけばこの馬、必ずG1戦線の主役級にまで成長してくる。打倒キングカメハメハの最右翼といっていいかもしれない。
今回は、キャリア不足と小回りコースへの対応がネックとなり結果を残せなかったが、長い目で、その成長を見守っていきたい1頭である。

 
1着 ケイアイガード
 
keiai_guard0704.jpg
4キロ増えていたが、馬体をスッキリとみせ、なかなかの好仕上げ。パドック周回中にお腹のあたりからボタボタと発汗していたのが少々気になったが、レースに行って特に影響はなかったようだ。
とにかくセンスが良いことがこの馬のセールスポイント。好スタートから、競り合う先行馬を前に見ながら、離れた好位でガッチリと折り合っていた。小回りコースへの対応も前走で証明済みであり、まずは順当な勝利といえるだろう。
層が厚い今年の3歳勢のなかでG1級にまで成長できるかは疑問だが、G2やG3なら、あといくつか勝てそうな素材である。
 

2着 カンパニー
 
company0704.jpg
レース展望の記事中では、「馬格が小さいこと」を不安材料として指摘したが、今回はプラス16キロ・馬体重450キロ台での出走。軽い裂蹄でレース間隔があいたことが逆に幸いし、結果的に万全の体制でここに望むことができたのが、好走の原因だろう。
馬体そのものは、小じんまりとまとまった印象で、さほど大物感は感じないが、いかにも決め手がありそうなタイプ。この馬も暑さのためか、パドックではかなり発汗していた。
鞍上の柴原騎手によれば、3~4角の勝負所で動けない不利があったとのことだが、それがかえって脚をため、直線の決め手につながった感もある。
うまくいけば将来は、ロサードのようなタイプに成長するかもしれない。
 

3着 リスティアエーデル
この馬の3着には、正直びっくり。展望記事では、格下であること・馬格が小さいことの2点から「消せる馬」とジャッジしていた。パドックでも特に印象に残るようなことはなかったが・・・・。
レースでは、ハイペースの3番手をポツンと追走。実質的には単騎逃げと同じような形をとれたことがよかったのだろう。直線でも手応え以上にしぶとく、ゴール間際では内から差し返してくる頑張りもみせた。脚質的に好走パターンが限定されそうなタイプなので、次走以降も素直に信頼というわけにはいかないが・・・・。

4着 ダイワネバダ
前に行かないと味がないタイプ。あのペースで先行しては直線脚が保たないと思っていたが、今の福島コースは、なるほど前が残る。
ダートの滝桜賞でも勝ち鞍がある福島巧者であることは、今後も記憶しておきたい。
 
5着 フウランジョー
 
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展望記事では、消し材料がなかったことから、穴馬として一考しようと思っていたが、パドックでは何度も尻っぱねをするなど、落ち着きのない気性が気になった。これではさすがに厳しかろうと思い、直前で評価を下げ、馬券的には無印とした。
レースでは大外枠から果敢に先行し、ダイワネバダと競り合ってハイペースを演出。過去の戦績をみても、道中どこかで息を入れないと苦しいタイプなので、今日は前が残る馬場状態にも恵まれた入着といえるだろう。
 

6着 コンドルクエスト
パドックでは、可もなく不可もないといった印象。2歳時の実績からもっとやれても良さそうなタイプなのだが。道中は上位2頭と同じような位置取りを確保しながら、直線の脚色で完全に見劣ってしまったのは、いただけない。
結局、春のシーズンは、最期まで復調軌道に乗れず不完全燃焼に終わった感がある。これが本来の姿ではないと思うのだが。

9着  ハットトリック
前ふりの部分でも書いたように、大物感という点では、このメンバーのなかではずば抜けた存在。ただし、今回のパドックでは気合いに乏しい感じで、周回中、前を歩いているケイアイガードから大きく離されていた。とはいえ、けしてトボトボと元気なく歩いていたわけではなく、のんびりと大物らしく周回を重ねていたという印象である。 

0704padock.jpg
 
デビューから2戦つづけてマイル戦を使われてきたが、本質的には中距離~クラシック向きのタイプかも。2000メートル以上の距離でも不安はないだろう。

13着 マイネルベナード
見せ場を作れず後方のまま。赤木騎手が折り合いを意識しすぎたか?あるいは、レース間隔があいて、勘が鈍ったせいか?いずれにせよ、控える策ではあまり味がない。

7月 5, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ |

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