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2004/07/16

セカンドラインで行こう!

シャウトするだけが人生じゃない
Jalan Straight View通信さんの小野リサに関する記事に書かれていた、最近お気に入りのフレーズがこれ。含蓄が深く、心に響いてくる言葉だと思いませんか?
何かにつけギスギスしがちな世の中、悪態のひとつもつきたくなるような場面に遭遇したとき、こんなひとことを思い浮かべてみると、余裕を持って物事に対処できそうな気がしてくるから、不思議なものだ。ううむ、これって誰かの名言だったかな?と思って調べてみたけど、ちょっと正解が思いつかなかった。

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ところが、そんな悠揚迫らざる気分とは裏腹に、最近の通勤途中の愛聴盤はというと、暑さのせいだろうか?どんどん「シャウト系」の音楽に傾斜しているから、これまた不思議なもの(笑)。特に猛暑に見舞われた先週あたりは、すっかり矢沢永吉に傾倒してしまった。これはちょっと行き過ぎか(笑)

さて、そんな調子で今週は何を聴こうか?と思っていたときに、CD棚から引っ張り出してきたのが、BO・GUMBOS(ボ・ガンボス)のデビューアルバム。荘司典子さんも、ホームページで強力にお薦めする、1989年デビューの伝説のファンクバンドだ。

エネルギーの固まりのような熱い歌詞・ボーカルと、日本人離れした卓越した演奏力が魅力なのだが、リリースから15年も経っているのに、ちっとも古くなっていない。アルバムの2曲目「泥んこ道を二人」など、かえって斬新なアイディアに驚かされてしまうほどだ。根っこの部分にビシっと一本の芯が通っている。そんな音楽なら、時代など軽く超越してしまうんだなと、あらためて実感する。

実は、このバンドのボーカルとして自由奔放にシャウトしていた「どんと」氏は、4年前に脳出血でこの世を去ってしまっている。そんなことを思い起こすと、普通、演奏を聴いていてもちょっと湿っぽい気持ちになるのだけれど、BO・GUMBOSの場合、まったくそんな気分とは無縁という印象を受ける。
これは、彼らの音楽のルーツが、もともとニューオリンズのお葬式で演奏されていた陽気なセカンドライン・ファンクに連なっていることにも、その一因があるのかもしれない。日本人の自分が聴いても、どこかコミカルで、懐かしい響きを感じさせるセカンドラインのリズム。このアルバムでも3曲目の「魚ごっこ」などに色濃く感じ取ることができる。
奔放にシャウトしながらも、悠揚迫らざる気分で行こう!といった感じとでも、いうべきだろうか。
オルガンの伴奏がとても美しい「夢の中」を聴きながら、そんなことをあれこれ考えている。

7月 16, 2004 日記・コラム・つぶやき, 音楽 |

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コメント

山城守さん、おはよう御座います。
「含蓄が深く」なんて、言って戴いて、なんだか、ちょっと、くすぐったくなりますね。単に、ふっと、浮かんだ文句です。でも、もしかしたら、何処かで聞きかじったのを忘れているだけかも知れませんが。
一応、四、五年前に井上陽水さんが、何かのインタヴューで、小野リサさんのシャウトしてない風情が良い、といった意味の事を語っていたのが、どこかに頭にあって、それに、人生云々をくっつけてみた、という感じです。

実際の私は、例えば、いざ、カラオケに行ったら、恐らく、目茶苦茶「シャウト」してしまうんじゃないかと思います。競馬場でも「シャウト」します。でも、ため息の方が多いかも。

投稿: chic | 2004/07/17 11:03:22

こんばんわ。はじめて書き込みさせていただきます。
BO GUMBOS、山城さんのおっしゃるように、今聞いてもちっとも古くなっていない、根っこに一本芯の通った音楽ですよね。
彼等が心から音楽を愛し、楽しんで演奏しているのが伝わって来ます。
当時BO GUMBOSと出会ってカルチャーショックを受け、彼等のルーツである内外の様々な音楽を知る事が出来ました。
色々な扉を開けてくれた・・・大げさに言うと人生が変わってしまった。それぐらいの力がありました!

Dr.john や プロフェッサーロングヘアー 等のCDも家にありますよ!
マルディグラで撒かれたビーズもたくさん!宝物です。


投稿: ハコちゃん | 2004/07/18 1:09:18

>chicさん
そうですか、chicさんオリジナルの名フレーズだったんですねえ!あんな素敵なフレーズが、ふっと、頭に浮かんでくるなんて、センスがいいというか、とてもうらやましいです。
小野リサといえば、数年前、彼女の父親がやっているボサノヴァの店というところに飲みに行ったことがあるけど、そのとき妙に馴れ馴れしく近寄ってきたオヤジがいまして、あれがお父様だったのだろうか?いまだ解き明かせない謎のひとつであります。
さて、これから新潟競馬場に行ってシャウト!してきます。

投稿: 山城守 | 2004/07/18 7:36:33

>ハコちゃんさん
Dr.john や プロフェッサーロングヘアー、ううむディープですねえ。
ニューオリンズには、数年前出張で立ち寄った経験がありますが、名古屋の蒸し暑さを倍にしたようなねっとりとした空気、一晩中乱痴気騒ぎが続くバーボンストリートなど、街全体が独特のムードに包まれていて、ああこんな風土だからこそ、あの音楽が生まれてきたんだなあ、と身をもって実感しました。
世界中どこを探してもあんな「ケッタイな街」はないと思います。もちろん、また、行ってみたいです!

投稿: 山城守 | 2004/07/18 7:51:45

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