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2004/07/31

【関屋記念展望】高速決着に対応できる持ち時計に注目




新潟競馬場が改装されてから、今年で4年目。したがって、関屋記念が「左回り・芝1600」の現在の条件で行われたのも、過去に3年の例しかない。しかも、その3年のうち2回もマグナーテンが優勝しているとは・・(笑)
これでは、過去のデータ分析から傾向と対策を探るという、いつもの重賞予想の手法に頼りたくても、頼るわけにもいかない。

ちなみに、先週の函館記念予想と同様に、01年~03年の関屋記念で1~3着と好走している延べ9頭の新潟・芝コースでの戦績を調べてみると、合計着順は「10-7-3-5」。
ここから関屋記念好走時(1~3着)の成績を除外すると「7-4-0-5」となり、僅かな例数ながら勝率44%、連対率69%の好成績が示されている。これ以外にも、新潟芝4勝の戦績を残していたゴーステディが、久々の実績にもかかわらずコンマ2秒差の4着に粘り込んだ好走例(03年)などもある。基本的には、新潟芝巧者であれば、上位候補として一定の信頼を置くことができそうな感じだ。
Photo:(C)Horses.JP
(この画像の無断転載・複製はご遠慮ください)

左回り、平坦コース、長い長いバックストレッチと直線、良なら極端に時計の速い馬場状態など、新潟独特の条件に対応できるか否か?そうした観点から出走馬の適性と能力を見極めていくことが、予想のポイントといえるだろう。

過去のデータ以外に参考とすべき予想ファクターとしては、高速決着必至の馬場状態であることをふまえ、やはり各馬の持ち時計を比較検討しておく必要がある。ちなみに、関屋記念過去3年の決着時計は、毎年判で押したように1.31.8をマーク。好天続きで良馬場確実の今年も、このくらいの水準は要求されるレースになるだろう。
過去3年の好走馬たちの新潟芝好走歴が1400~2200まで幅広い距離レンジに分散していることから、とりあえず芝1400・1600・1800・2000の4つのカテゴリーを対象に、今年の出走各馬の持ち時計上位をピックアップしてみることにした。

芝1400 持ち時計上位馬(1分19秒台)
 ブレイクタイム   1.19.0  新潟・オープン2着

芝1600 持ち時計上位馬(1分32秒台)
 ミッドタウン    1.31.9  中山・1000万下1着(1.32.7中山OP勝ちもあり)
 ブレイクタイム   1.31.9  新潟・G3  1着
 トーセンダンディ  1.32.2  新潟・1000万下1着
 マイネルソロモン  1.32.6  東京・G3  3着

芝1800 持ち時計上位馬(1分45秒台)
 ウインクリューガー 1.44.6  小倉・G3  7着
 トーセンダンディ  1.45.1  新潟・500万下 1着
 ユキノサンロイヤル 1.45.1  新潟・オープン8着
 ブルーイレヴン   1.45.2  京都・オープン4着
 ロードフラッグ   1.45.4  東京・1600万下1着
 エイシンスペンサー 1.45.8  京都・オープン4着、8着
 
芝2000 持ち時計上位馬(1.58秒台)
 チアズブライトリー 1.56.8  新潟・1600万下1着
 チョウカイリョウガ 1.57.1  新潟・1600万下3着
 ブルーイレヴン   1.57.5  中京・G2  2着
 エイシンスペンサー 1.58.5  阪神・1600万下1着
 ロードフラッグ   1.58.8  東京・1600万下2着

これらのうち、下級条件でマークされた好時計や着順がパッとしないものは、馬場状態や他馬のリードによるアシストが大きいとみて、評価を割り引いておく必要がありそうだ。そうした点も考慮し、今年の持ち時計上位馬を整理するなら、以下の各馬がそれに該当する。上半分が短距離路線から、下半分が中距離路線からの出走組である。

<短距離路線組>
ブレイクタイム
ミッドタウン
マイネルソロモン

<中距離路線組>
ブルーイレヴン
ロードフラッグ
チアズブライトリー
チョウカイリョウガ(注:久々の実戦ゆえ、今回は割引が必要)

短距離組を上位にとるか、中距離組を上位とみるか?選択が難しいところだが、「軸馬選定情報局」さんなどの見解も参考に、ここは中距離勢が優勢とみたい。

本命はブルーイレヴン。芝2000の持ち時計はタップダンスシチーに迫った金鯱賞でマークしたモノであり、価値の高さを額面通り評価できる。
吉田稔騎手が、愛知からわざわざ新潟まで遠征してくるのも、勝ちを意識してのことだろう。ちなみに吉田稔騎手の新潟芝戦績は、3-0-0-11・単勝回収値125円。けっして悪くない成績だ。

対抗・ヒモ穴には七夕賞組の、チアズブライトリーとロードフラッグ。NSTオープン組からはマイネルソロモンとミッドタウン。それから久々の実戦となるため、直前気配を要確認ではあるが新潟巧者のブレイクタイムと、これも新潟巧者であるトーセンダンディあたりまでマークしておきたい。

ところで、「ブルーイレヴン」といえば、サッカー日本代表。僅差でPK戦を制した土曜日の激戦にあやかって、ハナ差の写真判定になっても執念で勝利をものにしてくれるかも?!

7月 31, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (22)

土曜日の注目馬(7/31)

新潟7レース 3歳以上・500万下・ダート1200
◎1 スールドゥカノウ 牝4 後藤浩輝
キャリアは、まだわずか3戦ながらダート短距離2戦2勝父バクシンオー譲りのスピードで、まだ底を見せていない素質馬の登場である。
昨夏の札幌シリーズから久々の出走になるが、新聞の調教欄を見る限り、その仕上げに抜かりはなさそう。好枠を生かして一気に逃げるのか?それとも追い込んでくるのか?レースぶりはゲートを出てからのお楽しみということになるけど、ローカル500万下の牝馬限定戦なら、能力が違いで押し切ってしまう可能性が高い。

7月 31, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (1) | トラックバック (0)

2004/07/30

新潟は土日も快晴?!

040730nigata2.jpg

夏休みを利用して土日の新潟競馬を観戦しようと思い、ひと足はやく新潟市内に乗り込んできました。
写真は、ブルックリンからみたマンハッタンの眺めではなく(笑)、市内・万代シティの立体駐車場からみた信濃川と古町の市街の眺めです(午後6時頃に撮影しました)。なかなか綺麗な街でしょ!
新潟市周辺は、火曜日から晴天に恵まれているようで、金曜の夕方時点でもごらんの通り、快晴の空模様です。週末は台風の影響で、西日本方面の天気が微妙になっていますが、こと新潟に関しては、雨の心配はまったく無用。土日を通じて、晴れ予報が続いています。

040730nigata1.jpg万代シティのシンボルとも言えるレインボータワーも、抜けるような青空をバックに、今日はごきげんそうですね。
これなら新潟競馬場の馬場状態も、いつもの高速馬場が維持されるとみて、大丈夫だと思います。芝のレースでは、超スピード決着が連続することが想定されるので、出走各馬の持ち時計と早い上がりへの対応力をみきわめ、検討をすすめていく必要がありそうです。

(ここから先は蛇足)
土曜日のチャリティイベント、岡部騎手が函館参戦で新潟に来ないのは残念ですが、イベントの司会が目黒貴子さんということなので、ちょっと楽しみです(笑)オークションで、フサイチの社長のように「予算は無制限」と豪語できるよう、馬券で頑張らなければ・・・・。
日曜日の関屋記念には、blog界の有名人=眞鍋かをりさんも来場するようなので、トラックバックを打つチャンスを模索しましょう(笑)

7月 30, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/29

JRA、新潟県豪雨災害支援チャリティイベントを開催!

JRAホームページからの情報です。

■新潟競馬場
7月31日(土)最終レース終了後(おおむね16:40頃)
パドックにて、新潟県豪雨災害による被災者支援を目的とした、「チャリティイベント」が開催されます(協力:日本調教師会および日本騎手クラブ)

niigata_0718.jpg

まずは、ゼッケンのチャリティー販売
レースで使用したものをジョッキーのサイン入りで販売するとのことで、値段は1枚1000円です。購入した人は、その場でジョッキーとの握手会にも参加できるという嬉しいおまけつき!
また、この日は、チャリティーオークションも、開催されるようです。
詳細の発表は後日とのことですが、調教師提供グッズやジョッキーサイン入りパネルなどが提供される模様。

なお、以前このページで「PRが足りない!」と意見を述べた義援金受付窓口も拡大され、募金箱設置場所は以下の3カ所になりました。

 1階入場門
 ニルス21   (新スタンド)1階総合インフォメーション
 アイビススタンド(旧スタンド)1階インフォメーション

この件については、私もJRAにメールでPR強化の要望を出したのですが、同じような意見を持っていた人が、多かったのかもしれませんね。

ちなみに、土曜日の新潟競馬に参戦が想定される有力騎手を、特別戦登録馬から想定してみました。個人的には、岡部騎手が新潟に来てくれると嬉しいのですが、はたしてどうでしょう?

笹山特別
 吉田騎手  イルデパン、フィヨルドクルーズ、ホットホイール
 大西騎手  マイネルホライズン、カフェムーン
 北村騎手  クライスレリアーナ
 岡部騎手? ピサノキャニオン

栃尾特別
 後藤騎手  フルブラスト
 柴田善騎手 ナイキアカデミー

新潟日報賞
 柴田善騎手 タカオルビー
 中館騎手  ホワットアリーズン
 田中勝騎手 スノースタイル
 北村騎手or岡部騎手 ダイワフォーチュン

■函館競馬場
7月31日(土)最終レース(はくぼ)終了後(概ね17:20頃~)
パドック前広場で人気ジョッキーたちによる、「チャリティ募金活動」が行われます。
1,000円以上のチャリティ募金に協力した人には、『競馬グッズ福袋』がジョッキーから手渡しで進呈されます。ジョッキー直筆サイン入り特製Tシャツ1枚とその他の競馬グッズが入った福袋は、全部で250セット用意されるようです(無くなり次第終了)。

7月 29, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/27

磐越の個性派温泉を行く

新潟競馬場遠征の帰り道に、立ち寄ってみた温泉です。
なかなかの個性派ぞろいだけに、施設や雰囲気で好みの分かれる所もあるとは思うけど、泉質ならどれも1級品!管理人が太鼓判を押します。

■ 咲花温泉 ホテル平左エ門
  新潟県五泉市佐取
  泉質 単純硫黄泉

日曜日に宿泊した「碧水荘」と同じ、咲花温泉の小さな温泉街に位置する旅館。
外から見る建物の佇まいは控えめそのものといった感じで、看板がなければ思わず通り過ぎてしまいそうである。
さて、ここのセールスポイントは、昨年春オープンしたばかりの露天風呂である。母屋の裏手、阿賀野川を間近に見下ろす川べりのそばに、岩風呂と檜風呂が1個づつ作られているようだ。普段は男女入れ替えを行いながら使用されているとのことだが、この日は岩風呂の方に入ることができた。岩に囲まれた湯船は思っていたより大きめのサイズで、7~8人はゆったり入浴できそうな印象である。

heizaemon_roten.jpg

前日に比べれば、だいぶ水かさも減ってきたとはいえ、阿賀野川は依然として茶褐色の濁流状態。そんな川の流れを一望しながら、静かに朝一番の露天風呂をいただく。
エメラルドグリーンの湯から漂ってくるのは、あのはんなりとした硫黄臭だ!露天だけに、温度はちょっとぬるめだが、その分ゆったりと長湯を楽しむことができそう。ううむ、なんと贅沢なひととき!

一方、昔からある内風呂のほうは、半月型の湯船にやはりあの咲花温泉の源泉が贅沢に掛け流されている。浴槽からどんどんオーバーフローし、惜しげもなく風呂場の床をぬらすお湯の量に注目してもらいたい。まさにこれぞ掛け流し!といった感じである。

heizaemon_uchi.jpg

湯船に身を浸すと、目も覚めるようなお湯のフレッシュさが全身を圧倒してくる。朝の閑散とした時間帯に入浴できたのも良かったのだろうが、お湯の鮮度という点なら、名湯ぞろいの咲花温泉のなかでも、この風呂がナンバーワンかもしれない。内風呂からも、大きなガラス窓を通して、阿賀野川の絶景を楽しむことができるのもいい。

露天を別にすれば、施設そのものは決して新しいものではないが、泉質のレベルの高さ、雰囲気の良さという点では、今回紹介する温泉のなかでも、安心して万人にお勧めできる場所だと思う。

■ 新津温泉
  新潟県新津市本町4丁目17-13 
  泉質 含重曹食塩泉

お次は今回紹介する温泉のなかでも、最も好き嫌いが分かれそうな超・個性派温泉
といっても、外見上は、単に老朽化がすすんだ場末の日帰り温泉なのだが・・・・。
整理整頓が行き届かず雑然とした雰囲気を漂わす建物の外観、おばちゃんが店番をしている古ぼけた受付、清潔感のない脱衣所と狭い風呂場・・・・。テレビ番組の大改造!劇的ビフォー・アフターに例えると、完全に「ビフォー系」の施設なのだ。油断していると、今にもリフォームの匠が現れ、すっかり解体されてしまいそうである。

nitsu.jpg

しかしこの温泉、実は全国のマニアから絶大な支持を集める「聖地」という、もう一つの顔をもつ。その理由は、源泉から漂う強力なアブラ臭にあった。
アブラ臭といっても、よくある薬品系や鉱物系の香りとは異なり、浴槽にそのまま灯油を垂らしたような単純明快な油の香りだ。しかも、その臭気は微かに漂ってくるというレベルを遙かに超え、浴室全体に力強く満ちあふれている。ここは凄いと噂にはきいていたものの、百聞は一見に如かず。こんな温泉、ほかにはちょっとないだろう。

ところが、そんな臭いをかぎながらお湯に浸かっていると、だんだんと気分も和らいでくるのだから不思議なもの。うっすらと白濁した泉質そのものは、ツルツルとした滑らかな浴感で、肌に心地よい。柔らかな、とろみのある入り心地とでも表現すればいいんかな?
そうこうしている間にも、地元の人々が入れ替わり立ち替わり入ってくるので、ひとり長湯を楽しむわけにはいかなかったが、夏の昼下がりに浴びる湯上がりの扇風機が、また気持ちのいいこと!そんなレトロな風情も含めてどこか懐かしく、なせか憎めない、愛すべき温泉というのが、自分の率直な印象である。


■ 東北原温泉
  福島県郡山市片平町庚垣原14
  泉質 単純泉

さて、自宅に向けて磐越自動車道を飛ばしている間も、新津温泉のアブラ臭が身体にまとまりついて離れない(笑)。それはそれで悪くないのだが、温泉放牧から日常生活に復帰する前に、ちょっとさっぱりしていこうというわけで、寄り道してみたのが、郡山市西部の田園地帯にあるこの温泉。以前訪れたとき、とても静かで柔らかな浴感に好印象をもっていたので、それに味をしめての再訪である。

tohokuhara2.jpg

到着してみると、駐車場には妙に多数の車が並んでいる。そんなに繁盛している温泉という印象はなかったので、何かイベントでもあるのかなと思って入場すると、広間で地元のじいちゃん・ばあちゃんたちが盛大にカラオケ大会を催しているところであった。
これには正直、ちょっと参ったなとも思ったが、こちらは通りすがりのよそ者。文句もいわず、そのまま黙って浴室に直行するばかりである。

しかし、風呂場に一歩足を踏み入れてみると、そこには静かな静かな世界が広がっていた。浴室全体に薄く漂う湯煙。控えめなサイズの浴槽にとろとろと掛け流されている源泉。ぬるめのお湯の中でそっと広がってくる気泡。咲花の硫黄臭や新津のアブラ臭のように、個性を主張してくるタイプのお湯ではないが、その分、人の気持ちを落ち着かせる何かがある。気がつくとカラオケの音も、ずいぶん遠くに感じられるようになっていた。あ、そろそろ夕暮れ時が近いんだな・・・・。

tohokuhara.jpg

ところで、この温泉の名前、何と読んだらいいか、わかりますか?
「ひがし・きたはら」温泉なのか?「とうほく・はら」温泉なのか?最近までわからなかったのだが、調べてみると「とうほくはら」温泉というのが、どうやら正解のようである。何だか東北を代表する大温泉のように気宇壮大な名前だが、実際は野に咲く花のように慎ましい温泉です。名は体を表すとばかりは言えないようだ。

7月 27, 2004 みちのく温泉 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/07/25

テレトラックの中心で、イサオ!とさけぶ

久々に岩手競馬をじっくり楽しむため、ほんとうは盛岡競馬場まで遠征を敢行するつもりだった日曜日。ところが目を覚ましてみたら、もうお日様もだいぶ高い時刻に・・・・(汗)。そんなわけで、急きょ目的地を変更し、我が家から最も近い馬券発売所であるテレトラック三本木(宮城県三本木町)に出かけることにした。

teletrack1.jpgテレトラックとは、岩手県競馬組合が東北各地に展開している場外馬券発売場の愛称である。宮城県内に唯一設置されているのが、テレトラック三本木。古川市の南隣(仙台市内から約1時間圏内)・三本木町の国道4号線沿いという交通至便な場所に立地しており、競馬開催日にはいつも、なかなかの賑わいをみせている。この周辺には、競艇・競輪の場外売り場もあって、ちょっとした公営ギャンブル激戦区の様相を呈しているのだが、それでも、これだけの人気を集めているのだから、岩手競馬の宮城県進出はひとまず成功したといってもよいのだろう。

一説によると、この施設が仙台方面からのお客を根こそぎ奪ってしまったため、上山競馬の入場者数が減少し、閉鎖に追い込まれる結果につながったのだとも言われている(ほんとかな?)

ご覧のとおり平屋建の建物なので、外観から受けるイメージはパッとしたものではないが、場内に一歩足を踏み入れると、その印象は一変する。

teletrack2.jpg黒を基調とした統一感のあるデザイン、ズラリと並んだイス席(1000席)、その前には壁面一杯に広がる大型スクリーンがなんと5面も設置されているのだ。実際に目の当たりにすると、ちょっとした映画館が並んでいるほどのスケール感である。小さなテレビモニターを立ちっぱなしで見上げ、レースの合間には新聞を敷いて地べたに座り込むしかなかった従来の場外馬券売り場(都心部のウインズなど)とは、全く異なる快適な環境といってよい。

馬券を買ってレース観戦を楽しむファンの立場からすれば、これはまさに理想的な施設といえるのではないか。もちろん冷房もよく効いており、こんな炎天下の日は競馬場に行くより、こちらに来てむしろ正解だったのかもしれない(笑)

さて、そんな快適なテレトラックで午前中から馬券を買い続けていたのだが、JRAのレースとは異なり、データやら指数やら文明の利器に頼ることはできない。自分の予想スタイルも、そうした条件に対応し、新聞から得られる最小限の情報(馬印・近走成績・父母名・騎手)とパドック映像、それからオッズの変化だけを頼りに、予想勘を研ぎ澄ましていく方法である。これはやはり競馬の基本だし、相馬眼を磨くいい練習になります。

新馬戦が続く午前中のレースを眺めつつ、その日1日の予想方針を定めようかと思っていたところ、第3レースで村松学騎手が人気薄での鮮やかな追込を決め、いきなり万馬券が飛び出す波乱の決着となった。
村松騎手、最近では同期のライバル村上忍騎手との比較で、やや騎乗馬に恵まれなかった印象があるけど、度胸のよさと技術で穴馬を持ってくるあたり、相変わらずキラリと光る騎乗ぶりである。中央競馬のジョッキーに例えると、ちょっと前の藤田騎手の印象に近いかな?ともあれ、これでこの日の方針は決まった・・・・「村松、買うべし」。

この日第一のハイライトは、第6レース。かつてセレクトセールで3億2千万円の高額で落札され、未勝利のまま岩手に移籍した話題の良血馬=カームが出走してくる。最下級条件ながら目下3連勝中ということで、もちろん単勝1番人気。大型スクリーンに映し出されるあか抜けした馬体も「こりゃ確かにお金がかかっているな」という印象で、周囲を圧倒するばかりの気配である。
しかし、私のねらいは、カームと同厩の穴馬(9番人気)に騎乗する村松騎手。追い切りで併せたカームよりも脚色はまさっていたと新聞にも書かれていたが、確かにパドックの気配は悪くない。「人気はあちら、お金はこちら」ということで、単勝・複勝を購入したところ、見事に来ました3着・複勝480円。ありがとう、村松君!
ちなみに1着カームの単勝は、140円の配当。これもしっかり取っている(笑)

0725baken.jpg

しかしその後、じりじりとハズレ馬券を量産し、いつの間にやら収支も赤字に転落。そろそろ何とかしたいと思いながら迎えた準メインで、再び村松騎手の乗る逃げ馬から勝負をかけてみた。人気を背負っていた小林俊彦騎手との組み合わせだと妙味はないが、その他の馬に抜ければソコソコの配当は期待できるとみて、単勝・馬複を購入し、レースを観戦する。
直線、村松騎手が馬なりの手応えからスンナリ後続を突き放して、まずは単勝的中が確定ムード、問題は2着争いである。2番手で粘る小林騎手の後ろから、青い勝負服が1頭追い上げてくる・・・・菅原勲騎手の乗る穴馬だ!叫ぶならここしかないと思い、「イサオ、イサオ、イサオっ!」と連呼する声にも力が入った。村松=菅原勲の組み合わせで馬複2510円の配当なら、少額でも悪くないリターンである。

中央競馬のほうでも、「イサオ」ヒートが勝ったみたいだけど、岩手なら、やっぱり菅原勲。次はクラスターカップ(8月13日)の当日に盛岡競馬場に遠征してくる予定です。

7月 25, 2004 岩手競馬, 旅打ちコラム, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

【函館記念展望】ポイントは函館・芝コースの好走歴

今週も、函館記念GⅢの「傾向と対策」を過去の開催データから探ってみよう。
このレースが、現在と同じ「芝2000・ハンデ」の条件で施行されるようになったのは、97年以降のこと。したがって、分析の対象は、昨年までの過去7年分のデータということになる。



荒れるハンデ戦として名高いレースだけに、人気・斤量・ローテーションなどから、これという傾向を見つけることは難しかったが、ならば、函館・芝コースへの適性に注目する手はないか?と思い、分析をすすめてみることにした。
新潟・小倉を筆頭に年々スピード決着の傾向が強まる他の競馬場とは対照的に、「洋芝主体」「力が要る馬場状態」という特異なコンディションへの適性が問われる函館競馬場。そんな舞台で争われる重賞だけに、函館・芝コースで確かな好走実績を残していることが、函館記念の上位を占う最も重要なファクターであるという仮説は、成り立ちうる。そしてデータは、確かにそのことを裏づける、傾向と対策を示していたのであった。
Photo:(C)Horses.JP

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【函館芝コースの実績】
97年以降の函館記念で1~3着と好走している延べ21頭の函館・芝コースでの戦績合計は、25-13-15-33。ここから、函館記念好走時(1~3着)の成績を除外すると18-6-8-33となり、連対率37%・複勝率49%の好成績を残していることがわかる。
さらに、これら上位入賞馬1頭1頭の戦績をチェックしてみると、わずか2頭(エイシンガイモン・アクティブバイオ)の例外を除き、19頭が函館記念3着以内の成績を収める以前に、函館・芝コースでの好走実績をあげていたという注目すべき事実が判明した。


<97年~03年 函館記念上位馬の函館芝コース戦績>
97年
 1着アロハドリーム    牡4・56キロ
   通算函館芝成績 1-0-0-3 前年巴賞で0.4差5着
 2着グローリーシャルマン 牝7・52キロ
   通算函館芝成績 0-1-1-4 前年漁火S(オープン)0.2差3着
 3着パルブライト     牝5・54キロ
   通算函館芝成績 2-0-1-2 前走の巴賞で1着!

98年
 1着パルブライト     牝6・53キロ 
   前年函館記念3着
 2着サクラエキスパート  牡5・56キロ
   通算函館芝成績 1-1-1-0 前年漁火S・UHB賞を連続好走
 3着 アラバンサ      牡5・56キロ
   通算函館芝成績 2-0-0-1 前走・巴賞で1着

99年
 1着ジョービッグバン   牡4・50キロ
   通算函館芝成績 2-0-0-0 前走・500万下芝2000を逃切る
 2着エイシンガイモン   牡6・55キロ
   通算函館芝成績 0-1-0-0 函館初出走だった例外馬。
   ただし、過去にG12着ある実績上位馬であった
 3着カミノクレモナ    牡6・51キロ
   通算函館芝成績 0-2-1-3 前年の900万下2着の実績あり

00年
 1着クラフトマンシップ  牡5・52キロ
   通算函館芝成績 1-2-1-5 前年900万下で0.1差3着
 2着オースミタイカン   牡5・52キロ
   通算函館芝成績 4-2-2-5
   典型的な函館巧者。前走・八雲特別(900万下)を1着
 3着エアギャングスター  牡4・55キロ
   通算函館芝成績 1-1-1-2 巴賞・UHB杯連続連対から参戦

01年
 1着ロードプラチナム   牡5・56キロ
   通算函館芝成績 2-0-0-1 函館芝2000未勝利戦勝ち
 2着クラフトマンシップ  牡6・55キロ
   前年の函館記念勝馬
 3着アクティブバイオ
   通算函館芝成績 0-0-1-1 函館好走歴なかった例外馬
   前走からハンデ4キロ減と、道悪という好走要因に恵まれた

02年
 1着ヤマニンリスペクト  牡5・55キロ
   通算函館芝成績 2-0-1-1 デビュー直後芝1000好走
 2着トップコマンダー   牡5・57キロ
   通算函館芝成績 1-1-2-1 
   デビュー直後の芝短距離好走。前走・巴賞で3着
 3着トーワトレジャー   牝5・50キロ
   通算函館芝成績 2-0-1-3
   未勝利・500万下勝ちが函館芝短距離戦

03年
 1着エアエミネム     牡5・58キロ
   通算函館芝成績 2-0-0-0 3歳時に巴賞1着の実績
 2着ヒマラヤンブルー   牡4・54キロ
   通算函館芝成績 2-1-0-2 前年の巴賞で1着
 3着アサカディフィート  セ5・55キロ
   通算函館芝成績 0-1-1-0 前年漁火S(1600万下)2着

ちなみに、ここ数年、函館記念の前哨戦として行われている巴賞(芝1800)に関しては、巷間よく言われているとおり、「本番」との関連があまり感じられない結果となっている。ただし、前年の巴賞(あるいは漁火S)好走組が、函館記念を好走するというパターンが過去に何度かみられる点には注意を払っておく必要があるだろう。

前走巴賞組の函館記念成績 2-4-4-26  連対率16.7%
   うち前走・巴賞1着 0-0-2-1
     前走・巴賞2着 0-0-0-4
     前走・巴賞3着 0-1-0-4

【騎手】
もう一つ注目すべきファクターとして、騎手に関する分析結果をあげておきたい。
東西から一流ジョッキーが顔を揃え、レベルの高いリーディング争いが展開されるのも、函館開催ならではの名物といえるが、こと函館記念に関するかぎり、常連騎手たちの明暗がかなりはっきりとわかれる結果となっている。これもまた、興味深い。

 四位洋文  0-3-1-2
 松永幹夫  1-0-0-5
 藤田伸二  0-0-0-5(うち1番人気1頭・2番人気2頭)
 横山典弘  0-0-0-7(うち1番人気3頭)

ちなみに、前走藤田騎手が騎乗していた馬が函館記念に出走してくると、やはり0-0-0-5。前走・松永幹夫騎手の馬も、函館記念では0-0-0-6と、なぜか分が悪い傾向を示している。

調教師の戦績については、ご存じ伊藤雄二師が2-1-2-2と、抜群の成績を残しているが、これは周知の事実なので、ここで強調するほどのデータではないだろう。

【今年の展望】
函館芝コースでの好走歴というファクターから、今年の出走馬を絞り込むと、以下の各馬に注目ということになる。

<函館・芝好走歴のある出走馬>
 ユキノサンロイヤル 通算函館芝成績 0-0-1-0
  前走・巴賞3着 前走斤量56キロ→今回54キロ
 ウインシュナイト  通算函館芝成績 1-0-0-1
  前年・巴賞1着 前走斤量56キロ→今回55キロ
 タイガーカフェ   通算函館芝成績 0-1-0-2
  前年・巴賞2着 前走斤量56キロ→今回54キロ
 ファインモーション 通算函館芝成績 1-0-0-0
  500万下・芝2000を0.9差で圧勝した実績
 ワイルドスナイパー 通算函館芝成績 2-3-0-0
  函館・芝出走全連対。前走斤量57キロ→今回53キロ
 ヒマラヤンブルー  通算函館芝成績 2-1-0-2
  巴賞3年連続出走の常連。
  ただし、しだいに着順が悪化している点が気がかり

これらのなかで、優勝に最も近いと思われるのは、やはりファインモーションだろう。
前走の安田記念では、最内枠で気むずかしさを露呈してしまったが、外枠の今回はその不安が解消される。ここにきて天才らしい騎乗を取り戻してきた感のある武豊騎手に導かれ、57キロのハンデでも、力で押し切れる組み合わせとみた。
これに続くのが、岡部騎手のウインシュナイトと本田騎手のタイガーカフェあたり。ともに前年の巴賞好戦組、今回は斤量減の恩恵があるだけに、その巻き返しには注意を払っておきたい。
函館巧者のワイルドスナイパーは、かつてのオースミタイカンを彷彿とさせるムードがあるので侮れない穴馬であるとは思う。だが、時計的な裏付けがないうえに、前走鞍上が松永幹夫騎手というジンクスが、やはり気がかりな材料ではないだろうか。

これ以外の有力どころとしては、異父兄クラフトマンシップが函館記念2連対の実績を残しているクラフトワークをやはり無視できない。今回の鞍上は横山典騎手、函館記念との相性の悪さをどう克服するか注目したいところだが、右回りではちょっと詰めの甘いところを残す馬だけに、人気ほどの評価は難しいところ。

(追記)
明日は盛岡競馬場に遠征するつもりなので、JRAのレースはこれだけにしておきます。
オーロパークの中心で「イサオっ!」と叫んでくるつもりです(笑)

7月 25, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (6) | トラックバック (16)

2004/07/22

咲花温泉 はんなり温泉放牧

hekisuiso01.jpg新潟競馬場のお次は、盛岡マーキュリーカップに連闘!といきたかったが、さすがにそこまでの元気はなく(お金も・・・・)、三連休後半は温泉で短期放牧を決め込むことにした。新潟競馬場と縁のある温泉といえば、月岡温泉や岩室温泉あたりが定番になるのだろうが、私の目的地は、咲花温泉。阿賀野川沿いにひっそりと佇む地味なたたずまいに、何故か心惹かれる、静かな温泉地である。

■ 咲花温泉 碧水荘(へきすいそう)
新潟県五泉市大字佐取3062

この温泉、普段なら、湖水のようにゆったりと流れる阿賀野川の眺めを間近に楽しめる絶好のロケーションなのだが、宿泊した当日は、新潟大水害の余波が、まださめやらぬタイミング。
ひなびた温泉街のどんつき・川下りの船着き場に隣接した宿に到着すると、目の前には、めいっぱい増水した阿賀野川が荒れ狂う濁流となって、お出迎えである。

hekisuiso02.jpg通された部屋の窓からみえる景色はこんな感じ(^^; これで避難命令も出されることなく、平常営業しているのだから、度胸が据わっているというべきか、なかなか好感がもてる。宿の人に聞いてみると、一番ひどいときには、さすがに床下まで浸水したらしいが、それに比べれば、これでもだいぶ水量は減ってきたのだという(ひえー)。

さて、肝心の温泉はというと、茶褐色に濁った川面とは対照的に、鮮やかなエメラルドグリーンに輝く見事な硫黄泉であった。
阿賀野川を見下ろす浴室に一歩脚を踏み入れると、はんなりとした硫黄臭が香しく鼻孔をくすぐってくる。たとえ昼間の馬券で負けても、もうこれだけで生きる喜びが沸いてくるから不思議なものだ(笑)ちょっと熱めの源泉がどんどん掛け流されている浴槽は、鮮度抜群のお湯がなみなみと満たされ、素晴らしい!の一言。湯口の脇におかれたひしゃくで口に含んでみると、卵スープのようなふくよかな味の源泉でした。

hekisuiso03.jpg

新潟市内から訪れたという先客のおじさんは、このお湯につかるだけで切り傷がみるみる治っていくんだとしきりに強調していた。ほんとかな?と思ったけど、よくよく話を聞いてみると、この人、玉川温泉が好きというなかなかの温泉マニアだったので、まんざら誇張というわけでもなさそうだ。浴感と効能を兼ね備えた、ほんとうの名湯なのかもしれない。結局、この日は深夜に至るまで3回もこのお湯を堪能してしまった。温泉放牧の醍醐味である。


夕食のほうも、前菜のローストビーフ+サラダ、かに半身、刺身、なすの挽肉あんかけ、魚の唐揚げ、さらにはステーキまでついてくるなかなかのゴージャスディナー(笑)。
建物は少々老朽化しているが、これで1泊1人12000円台なのだから、悪かろうはずはない。今度は、新潟競馬で資金を捻出し、もう一度じっくり宿泊を楽しんでみたいお宿である。

yunohana.jpg

(追記)
おみやげには、『咲花温泉湯の華』(入浴剤¥1200)をゲット。家に帰ってさっそく試してみたが、さすがに、あのはんなりとした硫黄臭まで再現というわけにはいかなかったようだ。これはこれで悪くない入浴剤なのだが、咲花温泉の源泉の素晴らしさを知ってしまった後だけに、比べてしまうとちょっと・・・・。

7月 22, 2004 みちのく温泉 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/07/20

【馬券回顧】日曜日の注目馬

<注目馬レース結果> 7月18日 日曜日
新潟8レース 3歳以上・500万下・ダート1200・別定
◎13ミスティーフレンチ 牝4 後藤浩輝 4着(6番人気)
馬券 はずれ

函館12レース 松前特別 3歳以上・500万下・芝2600・別定
◎6ニシノシンフォニー 牡4 小林徹弥 6着(6番人気)
馬券 はずれ

<注目馬成績表> BLOG開設~7月18日曜日終了時


    着順  単勝回収率複勝回収率合計回収率
今週成績0-0-0-2  0%   0%   0% 
通算成績8-1-1-8109%  86%  98% 

単勝・複勝すべて100円づつ購入した場合の回収率です。

ううむ、特選穴馬編と銘打って、あえて穴馬を狙っていたのがアダとなり、2頭揃って注目馬が沈没。通算回収率も、とうとう100%の大台を割る結果となってしまった・・・・。

惜しかったのはミスティーフレンチ。直線を向いた時点で前からかなり離されていたもの、ゴール前までレースを投げることなく、しぶとく追い上げていた。
レベルが高いといわれる3才勢による上位独占という結果に終わったが、これらはいずれも500キロを超える大型馬たち。一方のミスティーフレンチは、430キロ台の小柄の牝馬である。このメンバーに入ると、さすがに馬格の比較で不利は否めない印象だった。今後も、大型牡馬との争いでは楽観は許されないだろうが、牝馬同士、しかも外枠にでも恵まれれば正攻法で首位を争えるレベルには十分達しているとみたい。

ニシノシンフォニーは、注文通りハナを奪い先行したところまではよかったが、2周目向正面でマイネルプレストと併走する形になったのが誤算。しかも、勝負所では人気上位馬が早めにペースアップする力比べの展開に持ち込まれ、もはや抵抗する余力は残せなかった。時計かかる函館コースでも、良馬場では、やはり二束三文の存在なのかな?得意の道悪を待ちたいところである。

7月 20, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/19

【写真で回顧】NSTオープン

開催2日目・日曜日の新潟競馬場は、梅雨前線が大きく南下したため?前日までの雨模様とはうって変わり、朝から薄日が差し込む穏やかな天候に恵まれました。稍重でスタートした芝コースの馬場もどんどん乾燥が進んで、お昼の時点で良馬場にまで回復!実際の馬場状態も、ご覧のように一面、緑のじゅうたん状態です。

nigata_turf.jpg

実際に、アイビススタンド脇の芝観覧席となっている所で、地面に手を触れてみましたが、お昼の時点でほとんど水分は感じられませんでした

日曜メインレースは、芝1400のNSTオープン
有力所の1頭=マチカネアカツキが当日になって出走を取り消したのは残念でしたが、それでも先週の七夕賞あたりよりは、豪華な顔ぶれが揃った印象です(笑)ちなみに、レース名に冠された「NST」とは「新潟総合テレビ」の略称であります。
1着はマイネルソロモン。決着時計そのものは1000万下と変わらない平凡な水準でしたが、これは逃げるとみられていたミッドタウンの出遅れが影響し、道中のペースがスローに落ちてしまったことによるもの
一概に低レベルとまでは、評価できないと考えています。

nst_race.jpg

ちなみに、私の予想は、こんな感じでした

◎ミッドタウン
○マイネルソロモン
▲ロイヤルキャンサー
△イシノミューズ
×ニシノムーンライト
消ネイティヴハート

馬券 ミッドタウンの単勝
   ミッドタウンから対抗以下各馬への馬連流し

ううむ、こりゃ、スタートの時点で終わっているな・・・・(笑)

1着 マイネルソロモン

meiner_solomon.jpg

近2走、不得手の道悪馬場に泣かされ、まったく能力を発揮できていなかった印象があるが、この日は待望の良馬場。パドックでもほどよい気合い乗りで周回を重ね、なかなかの好気配を示していたことから、直前で評価をアップし、対抗とした。
しかし、写真であらためて見てみるとこの馬、ほんとにベタ爪ですね。これでは道悪がからっ下手なのもやむを得ないと、思わず納得。
マイルまでなら十分対応できるので、良馬場条件に関屋記念でも有力と評価したい。

meiner_solomon_tume.jpg


2着 ネイティヴハート

native_heart.jpg

パドックでも一番内目を周回しており、正直、気配はパッとしたものではなかった
前年同レースの2着馬とはいえ、近走の成績から上がり目もひと息。この馬の一番元気だった頃(3歳時秋)の姿を知っているだけに、はっきり言って物足りない。今回は迷わず「消し」の評価とした。それが2着とはねえ・・・・。
好走の原因は新潟芝1400への適性と、石崎騎手の手腕。道中スローになり、追走が楽になったことも大きかったと考えたい。次走、今回の着順が評価され、人気になるようなら疑ってかかるべき1頭だろう。

3着 ロイヤルキャンサー

前年のウイナーも、依然として気性が難しい。スローペースで折り合いに苦心し、頭を上げる場面も再三みられたが、それでも直線内目を踏ん張ってワイド圏確保は立派。この条件がよほど合うのだろう。

4着 ニシノムーンライト

nishino_moonlight.jpg
元気のなかった2着馬とは対照的に、パドックの外目をきびきび周回する気配が目立っていた。スローペースの好位を終始巧く立ち回って、掲示板を確保。後方からの差し戦法ばかりだった近走とは一変したレース内容をみせている。昨年も夏から秋にかけ調子を上げ、4連勝の快挙を達成したこの馬。関屋記念出走なら、2着候補の穴馬として一考の余地がある。

5着 シャフツベリー
ミッドタウンが出遅れたため、この馬がハナを切りペースを刻んでいった。おそらくこんな展開までは想定外だったであろう。掲示板に残れたのは、自らが作った条件戦並のペースが味方したためか。

6着 イシノミューズ

ishino_muse.jpg
この馬も、元気よくパドックの外目を周回していた。使い込まれながらも好調を持続しているが、追い込み一手の同馬にとって開幕週の馬場はさすがに敷居が高かった。

7着 ミッドタウン

mid_town.jpg
パドックをみるかぎり、馬対の張りという点でまだ良化余地を残している印象。それでも、このメンバーに入れば、楽に先手を奪い押し切り可能だろうとみていた。
結果は痛恨の出遅れ。直線でも最内に入って追い出したところ、ことごとく前が壁になる不運に見舞われてしまった。脚を余すとは、こんな結果を言うのだろう。
能力の高さは確かでも、復活に向けてホント、何かきっかけがほしいところだ。

7月 19, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (2) | トラックバック (0)

新潟競馬場の義援金募集にひとこと

指定席のハガキ抽選が当たったので、3連休を利用して新潟競馬場まで遠征してきました。

新潟といえば、先週の集中豪雨の被害が心配です・・・・。競馬場周辺に直接的な被害はなかったようですが、近くを流れる阿賀野川などの河川の増水は、想像以上の凄さ。河川敷に広がっている畑も公園も、すっかり水浸しです(作物への被害は大丈夫でしょうか?)
ニュースなどで盛んに報道されているように、人的被害は三条市・中之島町など中越地方の信濃川流域に集中していますが、経済的なダメージも含め、地域全体への影響という意味では、まさに想像を絶する規模の災害だったのだとあらためて実感しました。
被害を受けた皆さまには、心からお見舞いを申しあげます。

jra_nigata_rc1.jpg

そんななか、馬券を買って遊んでる輩が何を言うのだと怒られそうですけど、せめて自分にできることをしておきたいと思い、新潟競馬場内に義援金受付窓口が設定されてないか?探してみることにしました。ところが、イベントやファンサービス関連の情報は入口近くなどにいろいろ掲示されていたものの、肝心の義援金はというと、目立つ場所に呼びかけのポスターや募金箱が設けられている様子がない。一見する限り、場内はまったくの平常営業ムードです。結局そのときは、ああ、義援金の募集などしてないのかな?と思って競馬場を後にし、帰り道のコンビニで募金をしてきたのです。

しかし、家に帰ってから、この記事を発見し驚いてしまいました

(サンケイスポーツ7月18日)
■JRA新潟競馬場で新潟県集中豪雨被害者のための義援金を受付中

ううむ、こんなことなら、インフォメーションで確認しておけばよかった。
自分はアイビススタンド(旧スタンド)のA指定席のほうだったので、受付窓口が設置されたというニルススタンド(新スタンド)の総合インフォメーションにまで足を伸ばしていなかったのです。しかし、入場門1階には、それらしい掲示や案内は特に見あたらなかったように思うのですが・・・・。

十分な確認を怠った自分の非を棚にあげて言うようで恐縮ですが、せっかく義援金を受け付けているのだから、JRAも、もっと大々的にPRをしてほしかったと思います。
受付窓口を探していた自分でさえ気づかなかったくらいだから、来場したお客さんの大部分はこの事実を知らないまま競馬場を後にした可能性が大きいのではないでしょうか?

夏の新潟開催には県外客が多数来場し、地元経済への波及効果も高いことでも知られています。1万人以上の来場者が、馬券を購入する資金からせめて何十分の1かづつでも拠出してくれるなら、かなりの金額を義援金に回すこともできるはずです。
義援金受付は夏開催の時期を通じて行われるようですが、是非、JRAにはPRの強化を期待したいと思います。
今度は私も、再来週の関屋記念で高額配当を的中させ、募金箱にどんと浄財を投じてくるつもりです。(できるか?そんなこと?!・・・・汗)

(蛇足)JRAホームページの「ご意見・ご要望」コーナーにも、思わず同じ趣旨の意見を投函してしまいました。

7月 19, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (1)

2004/07/18

7月18日・日曜日の注目馬(特選穴馬編)

昨夜までは、しとしと雨が降り続いていた新潟市も、今朝になって薄日がさしてきました。
本日の注目馬は、条件揃って、是非狙ってみたい穴馬を指名してみます。

新潟8レース 3歳以上・500万下・ダート1200
◎13ミスティーフレンチ 牝4 後藤浩輝
ダート1200の持ち時計1.11.2は、メンバー中トップ。脆さを抱える気性のため、近走では大敗を繰り返してきたが、降級・高速馬場・外枠・後藤乗り替わりと条件は揃った。

函館はくぼ12レース 松前特別 1000万下・芝2600・別定
◎6ニシノシンフォニー 牡4 小林徹弥
オープンに入っても侮れない先行力で、セントライト記念2着の実績有り。前走はまったく消化不良に終わってしまったが、その分マークが甘くなりそうな今回はチャンス。ホワイト騎手鞍上のレオワールドとの行った行った狙いが本線。

7月 18, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/17

【北九州記念展望】データ過信は禁物だが・・・・




小倉競馬場・夏開催のスタートを告げる名物G3・北九州記念。今年は、牝馬3冠スティルインラブを筆頭にG1馬3頭が顔を揃え、ローカル重賞にしては、なかなか豪華なメンバー構成だ。
さて、いつのように過去のデータから「傾向と対策」を占ってみよう・・・・といきたいところだが、このレース、95年~99年の間はハンデ戦として施行されていたため、現在と同じ「芝1800・別定」条件のデータ蓄積が、わずか4年分しかない。ハンデ戦になる以前の94年も、現在と同じ条件設定で行われているけれど、その1年分だけを取り出し最近のデータと同列に扱うのは、やはり不自然というものだろう。
Photo:(C)Horses.JP

そんなわけで、今回の分析対象は、過去4年の北九州記念に限定してみることにした。例数が少ないため、一定の傾向(らしきもの)が現れたとしても、必ずしも過信禁物であることには、ご注意を!

「消せる馬」編

【実績】
 前走条件戦からの出走馬   0-0-1-7

「夏は格より調子」などとよく言われるが、別定G3のこのレースに関しては、上がり馬の勢いだけでは突破できない?傾向がうかがえる。
準オープンを連勝しここの参戦してきたトウショウノアが、2番人気を集めながら6着に敗退した例が典型的。重賞クラス常連が顔を揃え、ハンデによる恩恵もない前走・条件戦組は、ひとまず疑って掛かったほうが無難だろう。
 
 (今回該当馬)シンデレラボーイ、メイショウカイドウ
 
その反面、前走G1から下ってきた組は2桁着順からの巻き返し例がある。実績上位馬には、やはり相応の敬意をはらうべきということか?

 01年ミッキーダンス   前走・宝塚記念12着→北九州記念 3着
 03年ミレニアムバイオ  前走・安田記念11着→北九州記念 1着
 
【臨戦過程】
 10週以上の休養明けだった馬   0-0-1-9 
馬体を絞りやすい季節だからといって、休養明けで小倉までの長距離輸送は、やはり楽な条件ではない。ブランク明けからの参戦は、減点材料と考えてよいだろう。

 (今回該当馬)キングザファクト(1年以上の休み明け)
 (今回該当馬)オースミコスモ・メイショウバトラー(福島牝馬S以来の出走)

人気の牝馬2頭の評価がこれで微妙になってくる。
一方、体力消耗が激しい夏場の一戦だけに、押せ押せのローテーションもここではマイナス材料となりそうだ。

 連闘・中1週で参戦してきた馬   0-0-1-8

 (今回該当馬)サンライズシャーク、ビッグゴールド(ともに前走・米子S)
 
阪神芝のマイル戦・米子ステークス組が北九州記念で再三好走していたのは、まだ米子Sが6月施行だった当時のお話。阪神開催後半の7月に時期が移行してから、この組の好走例はないことにも注意しておきたい。


「推奨データ」編

【血統】
 母の父ノーザンダンサー系   4-4-2-6  連対率50%!
 
この特筆すべき傾向・相性については、JRA攻略百年構想さんがすでに指摘しているとおりである。ただし、このデータには、北九州記念の鬼とでもいうべきロサード(母の父リファール)による3年連続2着の快挙が色濃く反映している。
ちなみに、父ノーザンダンサー系と北九州記念の相性は、正直イマイチだ(1-0-3-15)。
唯一の勝馬はエイシンプレストン(父グリーンダンサー)なのだが、この馬の場合、母の父もノーザンダンサー系であった。
 
【人気・格】
 1番人気の馬   2-2-0-0  連対率100%
 
わずか4年分のデータとはいえ、パーフェクト連対。1番人気26連敗と今年もジンクスを更新してしまった七夕賞とは好対照をなす、傾向がうかがわれ、なかなか興味深い。
1番人気で連対を果たしたのば、ミレニアムバイオ・ロサード(2回)・トゥナンテの3頭。いずれも、G2クラスで通用する実績と能力をもつ一線級の牡馬たちであった。
 
 
【結論】
「消せる馬」編で、特に減点材料がつかなかったのは、以下の各馬である。
  ウインクリューガー
  スティルインラブ
  スーパージーン
  ダンツジャッジ
  ダイタクバートラム
  ユートピア
  
このうち、母父ノーザンダンサーという血統ファクターから注目できるのは、以下の3頭に絞られる。
奇しくも、G1またはG2で実績を残している牡馬3頭が、本命候補に残る結果になった。
 
 ウインクリューガー(母父ビーマイゲスト)
 ダンツジャッジ  (母父ナスルエルアラブ)
 ユートピア    (母父ノーザンテースト)

これら3頭のなかから、1番人気の馬が出れば、本命選びはスンナリと決まりそう。
最有力候補は、やはり安藤勝己騎手が騎乗するユートピアということになるだろう。
ダート交流G1で2勝をあげているが、開幕週の芝で時計勝負になっても十分対応できることは、3歳時の毎日杯の走破時計から既に証明済みだ。ウイン・ダンツの2頭がともに芝の高速決着に一抹の不安を残しているのに対し、これは大きなアドバンテージといえそう。今回は、外から被される心配のない枠順にも恵まれた。
 
対抗には、スーパージーンを推してみたい。福島戦をみる限り小回りコースへの適性にも問題はなく、良馬場なら安定して34秒台の決め手を引き出せる点が魅力。道中ずぶさをみせていた前走からの上積みはまだまだ大きそう。
 
大穴は、ダイタクバートラム。前走のG1はさすがに家賃が高かった印象だが、2桁着順からの巻き返しには十分注意を払っておきたい。ステイヤーという印象が強いが、母の父サクラユタカオーという血統背景からも、本質的には中距離走者ではないか?と思える。事実、1800~2000の距離で過去に6回も連対実績を残しており、距離短縮を嫌われ人気を落とすようなら、配当的な妙味・爆発力は十分期待できる。小牧太騎手の小倉芝1700以上での単勝回収値は262円、複勝回収値も119円。意外と相性は悪くないのだ。

7月 17, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (11)

2004/07/16

セカンドラインで行こう!

シャウトするだけが人生じゃない
Jalan Straight View通信さんの小野リサに関する記事に書かれていた、最近お気に入りのフレーズがこれ。含蓄が深く、心に響いてくる言葉だと思いませんか?
何かにつけギスギスしがちな世の中、悪態のひとつもつきたくなるような場面に遭遇したとき、こんなひとことを思い浮かべてみると、余裕を持って物事に対処できそうな気がしてくるから、不思議なものだ。ううむ、これって誰かの名言だったかな?と思って調べてみたけど、ちょっと正解が思いつかなかった。

B00005G4TE.09.MZZZZZZZ.jpg

ところが、そんな悠揚迫らざる気分とは裏腹に、最近の通勤途中の愛聴盤はというと、暑さのせいだろうか?どんどん「シャウト系」の音楽に傾斜しているから、これまた不思議なもの(笑)。特に猛暑に見舞われた先週あたりは、すっかり矢沢永吉に傾倒してしまった。これはちょっと行き過ぎか(笑)

さて、そんな調子で今週は何を聴こうか?と思っていたときに、CD棚から引っ張り出してきたのが、BO・GUMBOS(ボ・ガンボス)のデビューアルバム。荘司典子さんも、ホームページで強力にお薦めする、1989年デビューの伝説のファンクバンドだ。

エネルギーの固まりのような熱い歌詞・ボーカルと、日本人離れした卓越した演奏力が魅力なのだが、リリースから15年も経っているのに、ちっとも古くなっていない。アルバムの2曲目「泥んこ道を二人」など、かえって斬新なアイディアに驚かされてしまうほどだ。根っこの部分にビシっと一本の芯が通っている。そんな音楽なら、時代など軽く超越してしまうんだなと、あらためて実感する。

実は、このバンドのボーカルとして自由奔放にシャウトしていた「どんと」氏は、4年前に脳出血でこの世を去ってしまっている。そんなことを思い起こすと、普通、演奏を聴いていてもちょっと湿っぽい気持ちになるのだけれど、BO・GUMBOSの場合、まったくそんな気分とは無縁という印象を受ける。
これは、彼らの音楽のルーツが、もともとニューオリンズのお葬式で演奏されていた陽気なセカンドライン・ファンクに連なっていることにも、その一因があるのかもしれない。日本人の自分が聴いても、どこかコミカルで、懐かしい響きを感じさせるセカンドラインのリズム。このアルバムでも3曲目の「魚ごっこ」などに色濃く感じ取ることができる。
奔放にシャウトしながらも、悠揚迫らざる気分で行こう!といった感じとでも、いうべきだろうか。
オルガンの伴奏がとても美しい「夢の中」を聴きながら、そんなことをあれこれ考えている。

7月 16, 2004 日記・コラム・つぶやき, 音楽 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2004/07/14

荘司典子さん、ホームページ正式オープン!

グリーンチャンネル競馬中継の人気キャスター・荘司典子さんのホームページが、このほど正式にオープンしました。オープン当日の7月13日は、荘司さんの誕生日!

ホームページ真っ赤な背景の素敵なデザインに仕上がっており、これからの発展が楽しみです。コスモバルク・タオルを振りかざし、五十嵐騎手を応援する勇姿(?)など、チャーミングな写真も満載です。オープン当初の最大のみどころは、やはりプロフィールのコーナーでしょうか。おやじ殺しですね、と掲示板に書きこんでみたら、「おやじそのものだ」と周囲の人によく言われています(^^;)との、ご本人からのコメントが・・・・。

リンクのお許しもいただけたようなので、さっそく右サイドバーにバナーを設置してみました。ほかのバナーより、ちょっと大きめなのが味噌であります(笑)

(追伸)あいろそさん、このたびは大変お世話になりました!

7月 14, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

2004/07/13

【七夕賞回顧】実績馬同士の決着なのに・・・・

今年も1番人気の連敗記録が更新され、終わってみれば波乱の決着となった七夕賞
しかし、レースの構図そのものは、予想記事でも強調したように、重い斤量を背負った実績上位馬(チアズブライトリー・ストロングブラッド)が格の違いで押し切ってしまう例年のパターンであり、万馬券となった馬連・馬単の配当は、ちょっとつき過ぎという印象だ。福島ローカル場所なのに、柴田善・岡部の組み合わせで万馬券とは美味しすぎる!
高配をゲットされた方、おめでとうございます。
ちなみに、チアズブライトリーを本命に推していた私は、なぜか単勝(13.2倍)・複勝(4.4倍)しか取れませんでした(笑)。対抗に指名したロードフラッグがあそこまで道悪下手だったとは・・・誤算です

1着 ◎チアズブライトリー 柴田善臣
使い込まれて調子を落としていた春先から、休養をはさんで久々の出走。汗をかく季節なので、マイナス8キロの馬体重は特に気にならなかったが、パドック映像や返し馬の気配自体、さほど目立つものでもなかった。「叩き良化型」との陣営発言も、まんざら三味線ばかりではなかったということか。
発馬後すぐに控えて道中は後方の位置取り。1000メートル通過が61秒9と流れも落ち着いたことだし、本当は向正面から徐々に進出開始といきたかったのだろうが、久々でレース勘が鈍っているせいなのか?なかなかエンジンのかかる様子がない。やっと行き脚がついたのは、直線大外に持ち出してから。先週までの高速馬場なら、おそらく出番はなかったところだが、見た目以上に渋化していた馬場状態に他馬が苦しんだのが幸いだった。最後は格の違いにモノをいわせ、グイと差し込んだところがゴール。
57キロを背負い稍重馬場で勝ちきったことは、やはり地力の高さを裏づけるもの。次走以降の上積みも期待できそうだが、高速馬場で上がりの速い決着に持ち込まれた際の対応には課題があるかもしれない。2年前、新潟の芝2000で1分56秒8の時計を叩き出しているが、上がり3Fは34.4。条件戦でも33秒台の決め手が問われる夏の馬場を考えると、もうひと押しほしいというのが正直な印象だ。一瞬の決め手比べより、末脚の持続性や底力を問われる流れが向いているタイプだと思う

2着 △ストロングブラッド 岡部幸雄
ゲート入りでかなり手こずったが、気配そのものは良かった。
小回りコースをロス無く立ち回って、エプソムカップしんがり負けから、いきなりの好走。福島巧者の面目躍如といったところだろう。道悪も不問であることを改めて証明した。
この馬も、決め手比べになると分が悪そうなタイプなので、今後は芝の高速馬場より地方交流重賞路線などに活路を求めたほうが良いだろう。

3着  マーベラスダンス  中館英二
追込み脚質を嫌って予想では軽視してしまったが、今日は普段より前の位置取り。イメージ的には広いコースのほうが向いていそうなのに、実は福島コース向きの機動力こそが、この馬の持ち味なのかもしれない。
実際、舞台が東京や新潟に変わると、レース内容が突然不器用になってしまう前例があった。長い直線では詰めきれない面もあるので、次走・新潟の準オープンなどに出走してくれば、嫌って妙味のあるタイプといえるかも

4着  メイショウキオウ  大西直宏
予想段階では「季節労働者」と断言し、思い切って評価を下げた1頭。勝ち馬からコンマ1秒差なら健闘の部類といえるが、2月の小倉大賞典から既に6戦を消化、もうこれ以上の上積みは期待できないだろう。実績のない夏競馬、特に小倉あたりに参戦ならソコソコ人気を背負ってくれるので、「お客さん」とみてよさそう。

5着 △メジロマントル   吉田豊
重賞初挑戦の今回は明らかに過剰人気。格下なのにマークされる立場、なおかつ、逃げ馬なのに発馬をしくじってしまっては、さすがに勝てる目はなかった。とはいえ、馬っぷり自体はここに入っても全く見劣りせず、大切に使われてきた分、馬体も若々しい。まだまだ活躍の見込める器とみた。
良馬場条件、単騎で行ける組み合わせなら、重賞再挑戦でも一考の余地はある。

6着 ○ロードフラッグ   蛯名正義
返し馬でフットワークが乱れていたので、いやな予感はしていたのだが、道悪はからっ下手ですね。前走では直線最内にもぐりこんでいたのに、今回は大外ブン回し。少しでも馬場の良いところを通らせたいという思惑があったにせよ、あれじゃあねえ・・・・。

7月 13, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (3)

2004/07/12

行ったことのある日本地図(ハズレ馬券放浪編)

参院選の開票速報もソロソロ飽きてきたので、とりとめもなくblogサーフィンをしていたら、面白い記事を発見!これまで自分が足跡を残してきた都道府県を、日本地図のうえで塗りつぶしていくというアイディアである。この企画、各方面のblogでけっこう盛り上がっているようだ。特にこの1週間くらいで急速にブレイクしてきた兆しあり!一風変わったプロフィール紹介と考えると、なかなかこれは興味深い。

 <行ったことのある日本地図 主なリンク先>
  ☆itokoichi-blog「行ったことのある日本地図」
  ☆紐育日記 「足跡(国内編)」
  ☆殿下執務室「有芝まはる殿下。の足跡」

で、私の場合、自称「競馬歴10数年のハズレ馬券おやじ」なので、当然「行ったことのある競馬場」日本地図を作ってみた。

keiba_map_yamashiro.jpg

JRA競馬場では、札幌・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉の9場を既に制覇。残るは函館の1カ所なのだが、リーチが掛かってから、なかなかあがり牌を引けず、既に数年が経過してしまった。ああ「はるばる来たぜ函館」とハナ歌でも歌って、かの地に上陸できるのはいつに日になることやら。

一方、地方競馬はというと、現在の準ホームグラウンド=水沢・盛岡を擁する岩手県を別にすれば、意外なほど縁がないことがよくわかる。行ったことがあるのは大井のツインクルくらいか。一度も足を踏み入れないまま、上山競馬が廃止されてしまったのは、今となってはやはり惜しまれる。

これ以外に場外馬券売り場に行ったことがある都道府県までカウントすれば、宮城県(テレトラック三本木)、山梨県(ウインズ石和)、大阪府(ウインズ梅田)あたりまで塗りつぶしてもよかったかもしれない。

ちなみに、かつて自分が住んでいたことのある都道府県を塗りつぶしてみると、こんな感じになる。

sunda_map_yamashiro.jpg

社会人になってから、名古屋→宝塚(兵庫)→鹿嶋(茨城)→調布(東京)と渡り歩いてきたけど、常に自宅から1時間圏内の場所にホームグラウンドとなる競馬場(中京・阪神・中山・東京)があったのは、幸いといえる。
そう考えてると、現在自分が住んでいる宮城県某町は福島競馬場まで1時間半の距離なので、条件的には最も不利な場所といえるが、反面、水沢や盛岡にもアクセス可能なところなので、これも怪我の功名というべきだろう。

さらに、これまで仕事や遊びで行ったことのある都道府県を塗りつぶしてみると、日本地図のほとんどがカラー表示になってしまった。赤が仕事で行ったことのある県・水色は仕事で行ったこと無いけど遊びなら足跡を残している所である。

have_been_map_yamashiro.jpg

ううむ、残すは4県(沖縄・鹿児島・大分・高知)か。
大分県にも行ったことがあるような気がするけど、すいません、はっきりした記憶が蘇らないので、今回は白地にさせてもらいました。
ちなみに、ペイントしていない佐渡島は行ったことあり、淡路島は未踏の地である。

7月 12, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (3)

2004/07/11

靴がない!

daks_tate655.jpgお気に入りの靴がある。いや、今となっては「あった」と言うべきか?DAKSブランドのウォーキングシューズである。
もう2足も履きつぶしてしまったので、さすがに、そんなくたびれた靴を写真に撮るわけにもいかないけれど、自分にとって理想の靴というべき条件を全部みたしてくれた素晴らしい一足である。
羽のように軽くて履き心地がよい。押しつけがましくなくて、丈夫で長持ち。それにデザインが無難なので、冠婚葬祭からレジャーまで幅広く対応してくれる。「しっくりくる」というのは、こんな履き物のことをいうのだろう。
ちょっと値段の張る靴になると、リー○ルシューズのように、靴の側の自己主張が強すぎ、履いている人間の方がそれに合わせるのを強いるようなモノが多いけど、ある意味、それとは対極的な一品である。人を束縛しないこと。それはそれだけで立派な美点ではないかと思う。

ボーナスも出たことだし、そろそろ3足目がほしいなと思って、昨日、仙台まで買い物に出かけた。ところが、ところがである。靴屋の店員曰く、「この靴、もう取り扱っていないんです」。

えっ??

もう製造中止なんですかぁ?」
ええ・・・・。はっきり言いますと、メーカーが潰れてしまったもので・・・・

がーん。知らなかった。

仕方がないから、他のウォーキングシューズを2~3足試してみたが、やはりしっくりこない。ええい、靴屋がだめなら、俺にはネットがある!と思い帰宅してからインターネットでいろいろ探し回ってみたけど、やっぱりこの靴、現在では入手不可能みたい。

調査結果は、以下のとおりだった。

①「DAKS」とは英国王室御用達の洋品ブランドらしい。
バブル華やかなりし頃、日本企業に買収される憂き目に合って、現在ではロンドン店は閉鎖されているようだが、ブランド自体はいまだ健在である。
いや、調べてみるまで、そんなことも知らなかった(笑)

②日本では、分野ごとのライセンス契約にもとづき、DAKS製品の製造・販売が行われている。洋服ならオンワード樫山、万年筆ならセーラー、時計ならオリエントが、それぞれDAKSブランドを作っていたということだ。

③DAKSの靴を作っていたのは「スタンダード靴株式会社」という東京の老舗メーカー。昭和初期に靴学校を開設したり、最近でもドラマや映画に靴を提供するなど、独自の技術力を背景に業界での地位を築いていたようだ。ところが、この会社、昨年春に民事再生法の適用を受け、事実上倒産してしまう(知らなかった)。
東京工場も売却され、日本国内でのDAKSブランド靴の販売はこの時点でストップした模様・・・・。

④その後、DAKSブランドの靴に関するライセンスは、名古屋の靴メーカー・マドラスが契約により権利を取得している。どうやら今年の秋から、販売を再開してくれるようだ。

ううむ、一口に靴をめぐるお話とはいっても、バブル崩壊以降の日本経済をめぐる有為転変が色濃く反映されていて、なかなか興味深い。
未来永劫DAKSの靴に会えないというわけではないようなので、ひとまず安心なのだが、スタンダード靴で仕事をしていた職人さんたちは、今頃どうしているのだろうか・・・・。ちょっと気がかりである。なんといっても、あの履き心地の素晴らしさは、DAKSブランドのご威光というより「スタンダード靴」の技術力に負っていた点が大きかったのでは?という気がしてくるのだ。

景気回復の兆しがみえてきたとはいっても、「痛みを伴う構造改革」の結果がこんなところにも現れていると思うと、ちょっと悲しい気分になりますね。悲しい気分に乗せて、替え歌でも歌ってみようかな。井上陽水「傘がない」のメロディーでどうぞ。

都会では、倒産するメーカーが増えている。
今朝見たネットの片隅に書いていた。
だけども問題は今日の選挙(競馬?)、靴がない・・・・。

7月 11, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

【マーメイドS&巴賞】 ミニ予想

特別・平場戦に狙ってみたい注目馬が不在のため、「日曜日の注目馬」はお休みします。
北と西のメインレースも、大きく勝負はできない印象ですけど、予想はこんな感じで。

<阪神>マーメイドS G3

過去のデータをみると、斤量を背負わされた実績上位馬が好戦する傾向が強いレースではある。フサイチエアデール(58キロ)やテイエムオーシャン(59キロ)といったG1級の実績馬が、格下相手に評判通りの能力を発揮、というのが基本的な傾向と対策である。

 マーメイドS 斤量別成績
 55.5キロ以下 3-6-7-71 連対率 10%
 56キロ     4-1-1-5  連対率 45%
 56.5キロ以上 1-1-0-0  連対率100%

とはいえ、牝馬の酷量は基本的にマイナス材料というのが、競馬のセオリー。
今年は、実績最上位のアドマイヤグルーヴが57キロを背負って出走してきた。
近2走の内容から、本調子にないのは事実なのだろう。
陣営も何やら弱気発言を連発しているようだが、わざわざG3のここで煙幕を張っても仕方がないだろうし、今回に関しては素直に評価を下げたい。

本命候補は、やはり牝馬G3の愛知杯組から
52キロでラスト脚が上がっていたメモリーキアヌよりも、実績上位のチアズメッセージとマイネヌーヴェルを中心に考えたい。
阪神コースの馬場状態と鞍上を加味して、単勝を狙ってみたいのは、人気の薄い◎マイネヌーヴェルのほう。

 ◎マイネヌーヴェル
 ○チアズメッセージ
 ▲アドマイヤグルーヴ

<函館>巴賞

藤田騎手&藤沢厩舎というコンビに俄然注目が集まって、3歳馬シェルゲームが単勝2倍台の支持を集め、堂々の一番人気。この馬の取捨が、やはりポイントになる。

函館競馬場・芝(1800or2000)の施行条件に変わって以降のデータを洗ってみると、3歳馬による挑戦が、全部で6例あった。
それらの戦績は、1-0-2-3、連対率17%・3着内率50%
勝ちきるにはちょっと足りないが、古馬との斤量差をソコソコ健闘というのが、一応のパターンであろう。ちなみに、唯一の勝馬は後にG2を制するエアエミネム。駒草賞1着からのローテーションだった。3歳でも同世代オープンを勝てる力量の持ち主なら通用、というのが判断基準になる。

シェルゲームは、駒草賞3着からの出走。かつ重賞連対の実績もあるので、評価は微妙と言わざるを得ない。少なくとも、単勝1番人気なら嫌って妙味があるかも。

一方で古馬勢に目を転じてみても、休み明けの出走が多く、混戦ムード。
本命候補は、正直絞れなかった。

とりあえず、ユキノサンロイヤル・アルスブランカ・タイガーカフェあたりに注目といったところかな?
馬券は、これら3頭を軸に、パラパラっと流した3連複をお遊び程度に。

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【七夕賞】意外にも実績上位馬が狙い目のハンデ戦

福島開催の掉尾を飾る名物ハンデ戦・七夕賞(GⅢ)
イーグルカフェやマチカネアカツキといった有力どころが結局ここを回避したため、今年10頭立と、少々寂しい顔ぶれの1戦となった。




Photo:(C)Horses.JP

1番人気馬がなんと25連敗中という凄いジンクスがあるため、どうしても「荒れるハンデ戦」の印象がつきまとうが、さすがにこの頭数になると馬連万馬券の大波乱までは見込めないかもしれない。
過去10年の勝馬たちを振り返ってみても、軽ハンデの伏兵が台頭し波乱の決着というより、何らかの理由で人気を落としていた実績馬・ハンデ上位馬が順当に能力を発揮してきた年のほうが多い。これは、ちょっと意外な傾向である。

七夕賞 過去10年の勝馬 負担重量(ハンデ)と単勝人気
 94年 13頭立 勝馬ニフティダンサー (55キロ)4番人気
 95年 14頭立 勝馬フジヤマケンザン (58.5キロ)2番人気
 96年 18頭立 勝馬サクラエイコウオー(55キロ)5番人気 ※中山開催
 97年  9頭立 勝馬マイネルブリッジ (58キロ)2番人気
 98年 16頭立 勝馬オフサイドトラップ(57キロ)2番人気
 99年 16頭立 勝馬サンデーセイラ  (53キロ)4番人気
 00年 13頭立 勝馬ロングカイウン  (52キロ)7番人気 ※東京開催
 01年 16頭立 勝馬ゲイリートマホーク(55キロ)3番人気
 02年 14頭立 勝馬イーグルカフェ  (57キロ)3番人気
 03年 13頭立 勝馬ミデオンビット  (56キロ)6番人気

中山・東京での開催となった96年・00年を例外処理すると、過去10年勝ち馬の平均ハンデは56.2キロ。さらに福島開催でフルゲートに満たなかった94年・95年・97年・98年・02年・03年の6年に集計対象を限定してみると平均ハンデは56.9キロにも達する。基本的には、実績上位・ハンデ上位馬を狙っていくのが、馬券のセオリーということになるだろう。

さらに、1番人気25連敗中というジンクスについても、もう少し掘り下げてみたい。

今年、前日発売で1番人気の支持を集めているのは、7歳の高齢ながら条件戦を4連勝中の逃げ馬メジロマントル(54キロ)である(22:30現在)

過去10年、逃げた馬が5連対と、先行有利の傾向がハッキリしているこのレース。
とはいえ、1番人気に支持された逃げ馬たちが「25連敗」の例外に漏れず、悉く苦戦を強いられてきたのも、また事実である。

七夕賞(過去10年) 1番人気の逃げ馬成績
 94年 システィーナ (54キロ)1番人気・3着
 97年 トウカイタロー(57キロ)1番人気・4着
 02年 コイントス  (55キロ)1番人気・3着

ちなみにこれらの年の勝馬は、こんな感じだった。

 94年 ニフティダンサー(55キロ)4番人気・道中位置( 9- 9- 4- 4)
 97年 マイネルブリッジ(58キロ)2番人気・道中位置( 6- 5- 4- 3)
 02年 イーグルカフェ (57キロ)3番人気・道中位置(13-13- 9- 5)

人気を集める逃げ馬が目標とされる不利にさらされる一方で、55キロ以上を背負った実績上位馬(マイネルブリッジとイーグルカフェはこの時点で重賞勝ちの実績あり)が貫禄を発揮し勝利するというのが、これらの年のパターンであった。
脚質的には中団からの差しが決まっているが、4角である程度の位置につけられる器用さが条件と言えるだろう。実績馬といっても、追込一手のタイプは苦戦ということか。

以上をふまえれば、やはり狙い目は55キロ以上のハンデを背負った実績上位馬。過去に重賞勝ちの実績があれば申し分ないと言えるだろう。
今年の出走馬に目を転じると、以下の各馬が勝馬の候補となる。

 チアズブライトリー 57キロ 京阪杯勝ち・鳴尾記念2着
 ストロングブラッド 56キロ カブトヤマ記念・群馬記念・さくらんぼ記念勝ち
 カゼニフカレテ   55キロ 愛知杯勝ち
 メイショウキオウ  56キロ 中京記念勝ち
 ヤマノブリザード  56キロ 札幌2歳S勝ち・朝日杯FS2着
 
これらのうち、追込型のカゼニフカレテとヤマノブリザードは、脚質的にちょっと強調しづらい。特にヤマノは、前走・福島テレビオープンを見る限り、4角いい位置まで上がって来れても、そこから先の末脚の持続力という点で物足りない印象が拭えない。
メイショウキオウは、例年、冬~春に好走が集中する季節労働者。昨年のこのレースでも2番人気に支持されながら5着に終わっている。ストロングブラッドも、前走エプソムC殿負けからの巻き返しは苦しい。

こうして見てくると、結局、ハンデ頭のチアズブライトリーを、素直に実績最上位馬と評価するのが妥当ではないかという気がしてくる。
年明け以降の4戦はいずれも本調子を欠いた状態で能力を発揮しきれなかったという印象。となると、陣営は「叩き良化型」と謙遜しているが、ひと息いれて立て直した今回こそがむしろ狙い目、と言えないこともない。2000メートルの距離・稍重程度のコンディションが見込まれる馬場状態もプラス要素。前日単勝オッズ13倍台なら馬券的妙味もマズマズ期待できるだろう。

馬券的な結論は、以下のとおりとなった。
 ◎チアズブライトリー
 ○ロードフラッグ
 △トーセンダンディ
 △メジロマントル
 △ストロングブラッド

本命は、初のコンビ結成となる柴田善騎手の手綱さばきにも期待して◎チアズブライトリー。相手候補筆頭は、好位とれる脚質と近走の充実ぶりが頼もしい、蛯名騎手鞍上のロードフラッグに注目してみた。
馬券的には、チアズブライトリーの単勝とチアズ-ロードのワイド、さらには先行・好位脚質の△各馬に流した以下の3連複を中心に軽く狙ってみたい。

 単勝
  1チアズブライトリー 13倍台
 ワイド
  1-10       11倍台
 3連複
  1-2-10      35倍
  1-3-10     148倍
  1-8-10     109倍
 (オッズは前日発売 23:30現在取得)

7月 11, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (1) | トラックバック (14)

2004/07/09

【サウスニア】3歳の愛馬、やっと新潟でデビュー?

goldenwill_027.jpg
ゴールデンウィル 牡3歳
 父  サドラーズウェルズ
 母  ルッキングフォーゴールド
 母父 ミスタープロスペクター
 美浦・松山厩舎所属

サウスニアでのひとくち出資馬です。
6月12日美浦トレセンに再入厩。26日に無事ゲート試験を合格(といっても、合否すれすれのレベルだったらしい)。7月4日時点で時計を3本出すところまで調教が進んできました。サウスニアで4頭に出資しながら、いまだ全馬未出走の駄目馬主の私にとって、いよいよ愛馬の初デビューが近づいてきたムードです。

しかし、サウスニアのHPで厩舎スタッフの発言を追ってみると、
普段はヌボーッとしています
まだ基礎体力が備わっていない状況です
蒸し蒸ししたこの暑さでバテないかどうかが心配
まだはっきりとデビューの目処を立てる段階ではありません
などなど、弱気なコメントのオンパレード(笑)。
ま、どうせここまでデビューが遅れたのだから、焦らずじっくり調整をすすめてもらいたいものです。

当初陣営としては、新潟デビューを意識していたようだけど、暑さ対策を意識してか?ここにきて函館デビューという選択も視野に入ってきたようです。

ちなみに、松山厩舎の3歳未勝利戦のデータ(過去3年分)を調べてみると、
新潟開催・夏では連対率11.8%函館開催では連対率6.7%と、どちらにしてもあまり期待できそうな成績ではありません(汗)。
ただし、新馬戦になると話は別。新潟に照準を絞って期待馬をデビューさせてくる傾向があるようで、夏の新潟・新馬戦での連対率は53.3%に跳ね上がります。柴田善騎手が鞍上の場合、さらに信頼度はアップし、勝率50%・連対率66.7%のハイアベレージを叩き出しています。

1年デビューが遅れたとはいえ、血統背景から松山厩舎にとっても期待の1頭といえる(?)我が愛馬。
新馬戦感覚で新潟デビューなら、仮に出遅れたとしても長い直線を味方に、案外やれるのでは?と密かに虫のいい期待を募らす今日この頃です。

7月 9, 2004 ひとくち馬主日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/07

北海道☆コスモバルク印のおみやげ

cosmo_bulk_goods.jpg

福島競馬場のターフィーショップで発見、思わず大枚をはたいて衝動買いしてしまった一品です。北海道「コスモバルク印」のタオル1枚1000円なり!
このタオル、競馬ファンの女神こと、グリーンチャンネルの荘司典子さんも、バルクの応援グッズとして愛用しているようですね(本当)。私の場合それだけで、購入意欲は200%アップです(笑)。そんなわけで、もしキングカメハメハの応援グッズが並べて売られていたとしても、おそらく見向きもしなかったことでしょう。
この日は勢い余って、五十嵐騎手のガッツポーズ(弥生賞)をデザインしたコスモバルクTシャツ(こちらは1枚2000円)まで、購入してしまいました。

がんばれ、コスモバルク!春の夢が終わっても、まだ君の挑戦は続く。「たとえ、今日の夢が壊れ去っても、望み明日につなげ人は生きていくもの」なのです(by西郷輝彦at江戸を斬る)。あ、バルクは「人」じゃなかったか(笑)

7月 7, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/07/05

【重賞観戦記】ラジオたんぱ賞 やはりハイレベル今年の3歳勢

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勝ち時計1.47.1は、先週の古馬オープン特別「福島テレビオープン」を0コンマ6秒上回る好タイム。前2頭が競り合いながらガンガン飛ばすハイペースにより作られた時計であることは否定しないが、そんな淀みない流れを好位からスカッと抜け出してきた上位2頭は強かった。時計・内容ともに、例年のたんぱ賞を上回る水準だったと素直に評価できる。
それにしても、この2頭のレベルをもってしてもダービー出走が叶わなかった今年の3歳勢、例年と比較しかなり層が厚いという印象を改めて強くした。

 
hat_trick0704.jpg

レース結果とは別に印象に残った点をひとつあげるなら、やはりハットトリックの馬体の凄さにも触れておくべきだろう。こいつはやはり噂に違わぬ大物である。断言してもよい。順調にいけばこの馬、必ずG1戦線の主役級にまで成長してくる。打倒キングカメハメハの最右翼といっていいかもしれない。
今回は、キャリア不足と小回りコースへの対応がネックとなり結果を残せなかったが、長い目で、その成長を見守っていきたい1頭である。

 
1着 ケイアイガード
 
keiai_guard0704.jpg
4キロ増えていたが、馬体をスッキリとみせ、なかなかの好仕上げ。パドック周回中にお腹のあたりからボタボタと発汗していたのが少々気になったが、レースに行って特に影響はなかったようだ。
とにかくセンスが良いことがこの馬のセールスポイント。好スタートから、競り合う先行馬を前に見ながら、離れた好位でガッチリと折り合っていた。小回りコースへの対応も前走で証明済みであり、まずは順当な勝利といえるだろう。
層が厚い今年の3歳勢のなかでG1級にまで成長できるかは疑問だが、G2やG3なら、あといくつか勝てそうな素材である。
 

2着 カンパニー
 
company0704.jpg
レース展望の記事中では、「馬格が小さいこと」を不安材料として指摘したが、今回はプラス16キロ・馬体重450キロ台での出走。軽い裂蹄でレース間隔があいたことが逆に幸いし、結果的に万全の体制でここに望むことができたのが、好走の原因だろう。
馬体そのものは、小じんまりとまとまった印象で、さほど大物感は感じないが、いかにも決め手がありそうなタイプ。この馬も暑さのためか、パドックではかなり発汗していた。
鞍上の柴原騎手によれば、3~4角の勝負所で動けない不利があったとのことだが、それがかえって脚をため、直線の決め手につながった感もある。
うまくいけば将来は、ロサードのようなタイプに成長するかもしれない。
 

3着 リスティアエーデル
この馬の3着には、正直びっくり。展望記事では、格下であること・馬格が小さいことの2点から「消せる馬」とジャッジしていた。パドックでも特に印象に残るようなことはなかったが・・・・。
レースでは、ハイペースの3番手をポツンと追走。実質的には単騎逃げと同じような形をとれたことがよかったのだろう。直線でも手応え以上にしぶとく、ゴール間際では内から差し返してくる頑張りもみせた。脚質的に好走パターンが限定されそうなタイプなので、次走以降も素直に信頼というわけにはいかないが・・・・。

4着 ダイワネバダ
前に行かないと味がないタイプ。あのペースで先行しては直線脚が保たないと思っていたが、今の福島コースは、なるほど前が残る。
ダートの滝桜賞でも勝ち鞍がある福島巧者であることは、今後も記憶しておきたい。
 
5着 フウランジョー
 
fuuran_joh0704.jpg
展望記事では、消し材料がなかったことから、穴馬として一考しようと思っていたが、パドックでは何度も尻っぱねをするなど、落ち着きのない気性が気になった。これではさすがに厳しかろうと思い、直前で評価を下げ、馬券的には無印とした。
レースでは大外枠から果敢に先行し、ダイワネバダと競り合ってハイペースを演出。過去の戦績をみても、道中どこかで息を入れないと苦しいタイプなので、今日は前が残る馬場状態にも恵まれた入着といえるだろう。
 

6着 コンドルクエスト
パドックでは、可もなく不可もないといった印象。2歳時の実績からもっとやれても良さそうなタイプなのだが。道中は上位2頭と同じような位置取りを確保しながら、直線の脚色で完全に見劣ってしまったのは、いただけない。
結局、春のシーズンは、最期まで復調軌道に乗れず不完全燃焼に終わった感がある。これが本来の姿ではないと思うのだが。

9着  ハットトリック
前ふりの部分でも書いたように、大物感という点では、このメンバーのなかではずば抜けた存在。ただし、今回のパドックでは気合いに乏しい感じで、周回中、前を歩いているケイアイガードから大きく離されていた。とはいえ、けしてトボトボと元気なく歩いていたわけではなく、のんびりと大物らしく周回を重ねていたという印象である。 

0704padock.jpg
 
デビューから2戦つづけてマイル戦を使われてきたが、本質的には中距離~クラシック向きのタイプかも。2000メートル以上の距離でも不安はないだろう。

13着 マイネルベナード
見せ場を作れず後方のまま。赤木騎手が折り合いを意識しすぎたか?あるいは、レース間隔があいて、勘が鈍ったせいか?いずれにせよ、控える策ではあまり味がない。

7月 5, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (9)

2004/07/04

【馬券回顧】日曜日の注目馬・福島遠征編(7/4)

040704fukushimasora.jpg
梅雨時とは思えぬ好天に恵まれ、絶好の競馬日和となった日曜日。車を飛ばして福島競馬場まで遠征してきました。日中は気温のほうもグングン上昇して最高30度以上の猛暑に。善男善女を集め賑わうスタンドは、もうすっかり夏競馬一色のムードです。

馬券のほうは、一進一退を繰り返しながら、一時は大敗を覚悟するピンチにたたされたけれど、注目馬◎エリモマキシムが快勝した阪神10レースをなんとか的中。ケイアイガード本命だったラジオたんぱ賞も、当てることができたので、往復の高速道路代ぐらいは、何とか回収できたみたい(^^;

ラジオたんぱ賞の回顧は、後の記事でアップする予定です。

<注目馬レース結果> 7月4日曜日

函館9レース 3歳以上・500万下・芝1200・別定
◎10ジェイドスワロー 牡4 横山典弘 5着(2番人気)
 馬券 はずれ

hakodate-chumoku-baken.jpg
距離短縮の今回こそが狙い目!とみたのは、どうやら自分だけではなかったようで、一時は単勝2倍台の1番人気の支持を集めていたこの馬。
レースでは、好位から楽な手応えで4角に進出、この時点で勝った!と思ったが、直線に入ってなぜか伸びを欠いて5着・・・・。ううむ、仕上げそのものは悪くなく、函館の馬場が合わないとも思えないので、ちょっと敗因を特定できないが、結果論で言うなら、今回から装着したブリンカーが逆効果になったということだろうか?

実際に購入したのは、写真の馬単。これ以外に穴馬として狙ってみた16アメイジングバイオ(13着、この馬も不可解な敗戦)との馬連・ワイドも買ってしまったので、自分の懐にとっては手痛い敗戦だった。



阪神10レース 宝塚市制50周年記念1000万下・芝2200
◎6エリモマキシム  セ5・小牧太    1着(2番人気)
 馬券 的中 単勝280円 複勝140円

芝路線の1000万下レベルなら、誰もが能力上位と認める実力馬エリモマキシム。
あと一歩のところで勝ちきれない競馬が続いていたが、けっして詰めの甘いタイプではなく、条件さえ整えばクラス卒業は可能な存在とみていた。距離的には、長距離より2000メートル前後がベストの中距離走者だろう。

今回は、降級馬アマノブレイブリーが強敵とみられていたが、そのアマノ、パドック映像を見る限り春の重賞を戦ってきた疲れが出たせいか?あまり元気が感じられない。またエリモのライバルと目されるビワワールドはレース間隔があいて余裕残しの仕上げ。アグネスプラネットも鞍上弱化と、それぞれに不安材料を抱えていた。
対するエリモマキシムは仕上がりも順調そのもの。小牧太への鞍上スイッチも好印象だ。これなら・・・・と思って、単勝はもちろん、単騎逃げ確実な穴馬2ドゥーマイベストとの馬連・3連複を購入し、勝負する。

hanchin-chumoku-baken.jpg

結果は、直線ひと伸び欠いたアマノブレイブリーとは対照的に、外から豪脚を伸ばしたエリモマキシムが快勝。2着にも逃げたドゥーマイベストが予想以上にしぶとい粘りを発揮して、ぎりぎり踏ん張ってくれた。

実はこのレースを迎えるまで、自分の馬券は連戦・連敗・・・・。今日1日で1ヶ月分の小遣いをすべて失う窮地に立たされていたのだが、これが起死回生の一撃となった。「小牧!小牧っ!、石橋!石橋!石橋っ!」と連呼した声にも、さすがに力が入った(笑)。
3連複2-5-6(3着ブリガドーン)は、124.5倍の万馬券。たった200円の的中といっても、こいつは嬉しいおまけになった。万馬券は、今年に入ってようやく2回目のゲット。ちょっとはしゃいでいるが、めったにないことなので、どうかご容赦ください・・・・(^^;



<注目馬成績表> 7月3日曜日終了時
 単勝・複勝すべて100円づつ購入した場合の回収率です。


    着順   単勝回収率複勝回収率合計回収率
今週成績1-0-0-1 140% 70%  105%
通算成績9-1-1-7 121% 96%  108%

7月 4, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

日曜日の注目馬(7/4)

確勝級の本命なら、函館7レースのクーカイ、阪神9レースのサミーミラクルということになるだろうけど、単勝1倍台ではさすがにちょっとね・・・・。

函館9レース 3歳以上・500万下・芝1200・別定
◎10ジェイドスワロー 牡4 横山典弘
前走の1800はさすがに長すぎた。距離短縮で一変が濃厚の函館巧者。

阪神10レース 宝塚市制50周年記念1000万下・芝2200
◎6エリモマキシム  セ5・小牧太
元・宝塚市民の経歴をもつ管理人にとって、絶対に的中させたいレース(笑)
降級馬に負けるな!小牧太。

7月 4, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

【ラジオたんぱ賞】データで探る「消せる馬」





Photo:(C)Horses.JP

その昔は「残念ダービー」とも呼ばれ、G1出走経験を誇る実績馬が、格下相手に春のうっぷんを晴らしていたラジオたんぱ賞。
しかし、近年では、春のクラシック路線に乗り切れなかった「遅れてきた馬たち」同士がローカル場所を舞台にG3の勲章を争うようなレースに、すっかり様変わりしてしまった感がある。このあたり、菊花賞の日程が繰り上がったことが遠因となって、秋のクラシック戦線を睨む有力所が早々と夏休みに入ってしまう傾向が影響しているせいかもしれない。今年も、そんな「遅れてきた馬たち」が顔を揃え、近年同様の傾向で優勝が争われそうな雰囲気である。

例によってTARGET FRONTIER JVを使い、過去10年のレースから傾向と対策を占ってみたが、ハッキリ言って掴み所のないレースという印象は拭えなかった。それでも、強引に「消せる馬」を探る材料を並べてみると、こんな感じになる。

【実績ファクター】
①前走G1以外で2桁人気だった馬
 過去10年成績  0-0-0-8
②前走条件戦で連対できなかった馬
 過去10年成績  0-0-2-15

 遅れてきた馬たちといっても、さすがにここまで格下になると通用していない。

 (今回該当馬)
 ①フレアリングベスト、リスティアエーデル、ダイワネバダ
 ②フレアリングベスト、プライズマネー

③前走斤量が53キロ以下だった馬
 過去10年成績  0-0-1-12

 斤量も「格」を判断するひとつの要素とみれば、多少は参考になるデータかも。
 唯一3着に入ったのが、2002年の逃げ馬ソウゴン。
 たとえば先行力抜群とか、何か強力なセールスポイントがないと、上位進出は苦しいということか。

 (今回該当馬)
  アイアイサクラ
 (前走・福島芝2000・500万下牝馬戦1着も53キロ)
 
【臨戦過程】
④前走1着馬で今回「中5週以上での出走」 
 過去10年成績  0-1-0-10

 前走勝ってここに参戦してきても、間隔がひらくと勢いが鈍るためか?
 唯一2着に食い込んだのは、2002年のレニングラード。
 (前走・東京芝2000・500万下1着・中5週)
 中6週以上での連対例はない。
 
 (今回該当馬)
  ナイキアロー(中7週)
  グランドハリケーン(中9週)
  ハットトリック(中5週)は微妙なところ・・・・

【距離経験】
⑤前走マイル戦以下からの参戦
 過去10年成績  1-3-4-52

 連対馬4頭のうち、3頭は芝2000以上の重賞出走経験があった。
 唯一マイル戦以上の距離経験がなく連対しているのは、藤沢厩舎の素質馬だったプレストシンボリ1頭。しかし、この馬もニュージーランドTG2(芝1600)の重賞経験があった。この事実は注目すべきだろう。
 
 (今回該当馬)前走マイル戦以下で芝2000以上の重賞未経験
  フレアリングベスト
  ムーンシャイン(マイルの重賞経験はある)
  ハットトリック
  シルクディレクター
  ナイキアロー
  グランドハリケーン

【血統】
⑥母父ニジンスキー系
 過去10年成績  1-0-0-14

 ううむ、マルゼンスキーの日本短波賞(現在のラジオたんぱ賞)を知っている人には、ちょっと意外な感じのするデータである。しかし、当時(昭和52年)の舞台は中山競馬場・芝1800だった。ニジンスキーによる底力補強は、ローカル場所の福島で必ずしもプラスに作用しないと、強引にこじつけて解釈してみようか?
 ただし、分析の対象とした過去10年には、東京開催・中山開催時がそれぞれ1回含まれていることも、補足しておきます。ちなみに、唯一の勝馬は、2001年のトラストファイヤー(父サンデーサイレンス×母父カーリアン)。
 
 (今回該当馬)
  シルクディレクター(母父モガミ)

⑦母父ネイティヴダンサー系
 過去10年成績0-0-1-14
母父ミスタープロスペクター系を含むデータである。
唯一の3着馬は97年のサクラギャラント(母父Sharpman)。

 (今回該当馬)
  ムーンシャイン(母父アフリート)
  グランドハリケーン(母父ヘクタープロテクター)

ただし、なぜか父ネイティブダンサー系になると、2-1-1-15(笑)
3頭も連対馬を輩出しているのだから、けっして相性の悪い血統とはいえないのかも。
あまり気にする必要はないのかもしれないが・・・・。

【馬格】
⑧当日の馬体重440キロ未満
 過去10年成績 0-1-1-14
 小回りコースならではの厳しい争いが繰り広げられるなか、馬格の劣るタイプは、機動力や肉弾戦への対応という点で不安が残ることを裏づけるデータである。
唯一の連対馬は、97年の2着馬パルスビート。
 
 (今回該当しそうな馬)
  カンパニー       前走440キロ
  シルクディレクター   前走440キロ
  リスティアエーデル  前走410キロ
  
  とりあえず、当日の馬体重・気配をチェックした上で、最終評価を下すべきだろう。


【結論】
以上のデータ分析を通じて、減点材料がなかったのは、以下の4頭になった。
  ケイアイガード
  マイネルベナード
  コンドルクエスト
  フウランジョー
  
このうち、マイネルベナードは前走から中8週と間隔があいていること、コンドルクエストは近走の成績がパットせず復調の具合を見極める必要があること、また、フウランジョーは逃げ馬であり展開のアシストがほしいことと、それぞれ好走のために条件がついてしまう。馬券の中心は、やはり不安材料の最も少ないケイアイガードということになりそう。

1番人気の見込まれるハットトリックは、その卓越した素質を認めても距離経験の不足と小回りコースへの対応が課題になる。
また、カンパニーは、レニングラードの弟という血統背景も買われ人気しているようだが、馬格の不足、さらには中間の裂蹄という新聞情報が少々気がかりである。柴原騎手の騎乗でこの不利をカバーできるか?とりあえず注目はしておきたい。

 本命   ケイアイガード
 相手候補 コンドルクエスト・マイネルベナード・フウランジョー・カンパニー
 押さえ  ハットトリック

7月 4, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (10)

2004/07/01

キーワード・ランキング

「そのまま、そのままっ!!」は、niftyのウェブログサービス「ココログプラス」を利用して制作しているのですが、このサービスのおまけ?機能にアクセス解析というのがあります。日々のアクセス数とか、どの記事が多く読まれているのか、サイト運営上の参考情報を管理人に提供することが目的の機能です。

そんななかで、ちょっと面白いなと思うのが「検索ワードランキング」「検索フレーズランキング」という情報。要するに、googleなどの検索エンジンから自分のblogに飛んできた人が、いったいどんなキーワードについて知りたくて、ここにだどりついたかという情報が表示される機能です。「検索ワード」は一語のみの検索、「検索フレーズ」は複数キーワードによる検索結果を対象に、キーワードを洗っているようです。

さて「そのまま、そのままっ!」の場合、いったいどんな検索キーワードから、ここに飛んできた方が多いのかな?

ここは基本的に、管理人のライフワーク=お馬さんの話題が中心のサイトですから、競馬関係のキーワードで検索エンジンに引っかかるのは予想の範疇でしょう。最近だとやはり「宝塚記念」「タップダンスシチー」関連のキーワードが多い。それから、サウスニア軍団の縁でしょうか?「カーティスクリーク」の検索から来ている方も、そこそこいるようですね。

馬関係で、キラリ!と光った検索フレーズは「ツルマルファイター/ピッチ走法」の2語で検索を試みていた方。関西ダート界(しかも阪神1400あたり?)を中心にかなり深く馬券道を探求している方とお見受けしました。ちなみに、この2語による検索を自分も試してみたら、確かにgoogleで3番目に表示されます(笑)
これはどうやら、過去に自分の書いた記事中でプロキオンSで6着だったツルマルファターについて触れた箇所と、カーティスクリークのピッチ走法について述べた部分が近接していたため、検索エンジンに引っかかったというのが真相のようで、「ツルマルファイターのピッチ走法」について自分が過去に述べたことは、何もありません。なんだか、申し訳ありませんが。

また、お馬さん以外の記事に関しては、意外にも「山中千尋」(ニューヨーク在住のジャズピアニストですね)の検索でここにやってくる人たちが予想以上に多いことに、驚かされます。特に、山中千尋の画像を探している人には本当に申し訳なく思っているのですが、ここにあるのは、サイト開設当初デジカメ画像アップロードの実験に使った、つたない写真が一枚だけです。しかも、CDのジャケットを自分で撮影しただけの、何の芸もない代物ですから、勘弁してください。
ちなみに、山中千尋さんの画像については、私の知る限り、公式サイトに掲載されているヤンキースタジアム訪問時のスナップが一番キュートでよいと思います。ゴジラ松井選手とのツーショットもあります。サンデー毎日の表紙モデルになったこともあるとは、意外な発見でした。

山中千尋 公式サイト
http://www.chihiroyamanaka.com/

おっと、閑話休題。
温泉関係のキーワードもそこそこあります。なかでも一等賞をあげたいのは、「有名女子大隣接風呂」という、ちょっと想像もつかないキーワードから、ここにやってきた貴方、そう貴方です!
ううむ、確かに、かつて郡山市の「仙遊・島乃湯」について書いたところで、「郡山女子大に隣接した住宅街の一角にたたずむ健康ランド風の温泉施設」であることを述べた箇所があったけど、「女子大隣接」そのものについては深く触れていませんでした。
しかし!この温泉の隠れたセールスポイントのひとつは、紛れもなくその1点にあることを管理人は否定しません(笑)。
平日の夕方ここを訪れると、女子大(付属高校かな?)ソフトボール部が練習する音をBGMにしながら、ゆったりと露天風呂を楽しむことができるのです。もちろん、風呂場からソフトボール部を覗けるとか、そういう色っぽい楽しみがあるわけでもなく、単に「いーち、にー、さんっ」という、何とものどなか練習の掛け声が塀の向こうから聞こえてくるだけですが・・・・。日本広しといえど、女子校生の掛け声をBGMに入浴が楽しめる天然温泉・露天風呂など、さすがにここをおいて他にはないでしょう(笑)記事のタイトルを「知られざる秘湯紀行」とした理由のひとつがここにあります。

ううむ、何の記事だかだんだんと、わけがわからなくなってきたところで、本日はこのへんで。

7月 1, 2004 ウェブログ・ココログ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

【訂正】ツルマルボーイは父ダンスインザダーク

6月30日の【宝塚記念回顧】の記事中で、ツルマルボーイの父をサッカーボーイと表記していた箇所がありましたが、すいません、私の勘違いです(汗)。
ツルマルボーイは父ダンスインザダーク(ヘイロー系)・母の父サッカーボーイ(ファイントップ系)という系統ですね。
この馬の母であり、サッカーボーイの初年度産駒だった名牝ツルマルガールのイメージが強すぎて、息子まで同じような血統であると勘違いをしてしまいました。

どうも自分の場合、脚質や戦法、あるいは近親馬のイメージに騙され、馬の血統をうろ覚え状態で記憶に固定してしまう傾向があるようです。
シルクフェイマスなんかも、つい最近までタマモクロス産駒だと、思っていました(笑)こんなあぶない記憶のストックに頼りながら予想をして、お金を無くしているんだから、我ながらほんとうにこわい話です(笑)

【宝塚記念回顧】の該当個所は、以下のとおり訂正しておきます。

*タップダンスシチー好走時 もう1頭の連対馬とその父


レース名 もう1頭の連対馬 父        系統
宝塚記念 シルクフェイマス マーベラスサンデーヘイロー
金鯱賞  ブルーイレヴン  サッカーボーイ  ファイントップ
ジャパンCザッツザプレンティダンスインザダークヘイロー
京都大賞典ヒシミラクル   サッカーボーイ  ファイントップ
金鯱賞  ツルマルボーイダンスインザダークヘイロー
東京リニューアルレディパステル  トニービン    ゼダーン
有馬記念 シンボリクリスエスクリスエス    ロベルト
朝日CC イブキガバメント コマンダーインチーフリファール
日経賞  アクティブバイオ オペラハウスサドラーズウェルズ
御堂筋S アクティブバイオ オペラハウスサドラーズウェルズ

7月 1, 2004 日記・コラム・つぶやき, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)