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2004/06/02

ユニコーンS 俄然注目カーティスクリーク

ダービーの興奮も去って、気分はすっかり「祭りの後」。
安田記念?もう5年以上、まともに馬券を的中させた記憶もない苦手のG1だなあ。
今年の登録メンバーを見渡しても、何とも掴みどころがない感じで、中心馬が絞れない。これでは勝負しようという意欲もわいてこないし、函館・福島戦の開幕まで、馬券のほうはちょっと控えめにしておこう。

そんな今週の注目は、土曜日・東京メインのGⅢユニコーンステークス

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わがサウスニア軍団からは、カーティスクリーク(父サザンヘイロー・藤沢和雄厩舎)が、勇躍ここに挑戦を予定している。デビュー戦直後から、このレースを目標に定め、青写真どおり、前走で500万下を突破してきた期待の逸材だ。ただし、残念ながら、私の出資馬ではありません(笑)。

キャリアはまだ僅か3戦。しかし、そのどれを取ってみても「鮮烈」と形容するほかないような、印象深い競馬をしてきているのが、この馬の注目される所以だろう。

3月、阪神競馬場に遠征して迎えたデビュー戦。1番人気を背負っていながら、スタート直後からまったく走る気なし(笑)、4角までフワフワと遊びながら馬群の最後方を追走し迎えた4コーナー、鞍上の岩田騎手もなかばやけくそ気味に大外をぶん回してきた。すると、突然やる気に目覚めたカーティス、あっという間に全馬をゴボウ抜きして、終わってみれば3馬身差の楽勝である。ダート戦でこんなレースをみせてくれたのは、同じ厩舎所属だったあのリアルヴィジョンのデビュー以来のことだろうか。

「何だこりゃあ?」というケッタイな印象を名詞代わりに、競走馬としてのキャリアを踏み出したこの馬、短期放牧をはさんだ2戦目には、東京ダート1600にその矛先を向けてきた。ユニコーンS出走に向けた第1ステップである。
ところが今度は、いきなり向正面でガツンとエンジンが掛かってしまう。一度その気になると、名手オリヴァーでさえ、もう手綱を押さえきれない暴力的なスピード(笑)。暴走気味に先頭集団をすすみ4コーナーを回わったが、坂のあたりから後続の有力所がしめしめとほくそ笑みながら(ほんとにそんな感じにみえた)、一完歩づつ差をつめてきた。危うし!東京の直線の長さを考えれば、この時点で馬券はもう紙くず同然だ。しかし、そこからこの馬、思いも寄らぬような二枚腰を発揮する。3頭の併せ馬状態でゴール板を通過し、写真判定に持ち込まれた決着でしっかり2着を確保してくれたのだ。

そして、迎えた3戦目では、一気に持ち時計を0.8秒も短縮し、前走で叩き合ったライバルを蹴散らしてのゴール。気性的にはほとんど成長がみられなかたけれど(笑)、「これは大物かも?」という期待に応える完勝だったと言える。オリヴァー騎手も「道中リラックスして走れるようになれば、もっともっと強くなる」とコメントしてくれた。

正直、ヒアシンスS組との比較で、あと0.7~0.8秒時計を詰めないと通用しないかもしれないが、順調さという面では、ブランク明けの人気所より一日の長があるこの馬。重賞級の淀みない流れに乗ってレースを運べれば、むしろ「リラックスして走れる」新たな一面がみられるかもしれない。厩舎のブランド力でそれなりの人気は覚悟しなければならないが、それでも注目の価値はある1頭として取り上げてみたい。

6月 2, 2004 ひとくち馬主日記, 競馬予想・回顧アーカイブ |

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