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2004/06/30

【宝塚記念回顧】タップダンスはサンデーの天敵

数多くの競馬blogで諸先輩が語り尽くしちゃった感があるので、今さら私ごときが付け加えることなどないけれど、このレースは、タップダンスシチーの勝ちっぷりに尽きる。まさに現役最強馬の称号を授かるにふさわしい、文句のない優勝だったと思う。
勝負所でものの見事に潰されたローエングリン、負かしにいって逆に突き放されてしまったシルクフェイマス、追込不発に終わったツルマルボーイ・・・・対抗する有力他馬の持ち味は、この勝馬の強さを前にして、ことごとく光を消されてしまった感がある。
ましてや、残り5Fの地点から淀みないラップを刻む底力比べに持ち込まれてしまっては、サンデーサイレンス産駒の得意とする上がり勝負の展開など、望むべくもないリンカーンゼンノロブロイなどにとっても、この現役最強馬は天敵というべき存在なのかもしれない。

1着タップダンスシチー
早めスパート→直線ラチを頼る自分の形に持ち込めないとモロいという弱点が、完全に克服されたわけではないのかもしれない。しかし、成長した今なら残り5Fからスパートをかけ、ゴール付近まで脚が持続させることができる。前走・金鯱賞に続いて、この事実を証明したのだから、これはもう本物だろう。7歳にしてこの成長力!父リボー系の底力、恐るべしである。
過去の戦績を振り返ってみても、この馬が好走するときは、淀みない流れの力比べの展開になっていることが多い。TARGETのPCI(ペースチェンジ指数)をみると、45~52のレンジでなんと8勝もあげているのだ。
こうなると、前ふりの部分でも少しふれたように、馬券的な狙い目として、上がり勝負得意のサンデー産駒とタップダンスシチーによるワン・ツー決着を期待するのは、どうか?という推測が成り立つ。
事実、この馬が好走し連対した過去10回のレースを調べてみると、連に絡んだサンデー直子は1頭もいない。サンデーの孫にあたるシルクフェイマスやザッツザプレンティにしても、非サンデー的なレースをした結果の2着であったことは、記憶にとどめておきたいところである。それにしても、サッカーボーイ産駒とのワンツーが多いな・・・・。

*タップダンスシチー好走時 もう1頭の連対馬とその父


レース名 もう1頭の連対馬 父        系統
宝塚記念 シルクフェイマス マーベラスサンデーヘイロー
金鯱賞  ブルーイレヴン  サッカーボーイ  ファイントップ
ジャパンCザッツザプレンティダンスインザダークヘイロー
京都大賞典ヒシミラクル   サッカーボーイ  ファイントップ
金鯱賞  ツルマルボーイ  サッカーボーイ  ファイントップ
東京リニューアルレディパステル  トニービン    ゼダーン
有馬記念 シンボリクリスエスクリスエス    ロベルト
朝日CC イブキガバメント コマンダーインチーフリファール
日経賞  アクティブバイオ オペラハウスサドラーズウェルズ
御堂筋S アクティブバイオ オペラハウスサドラーズウェルズ

2着シルクフェイマス
勝馬のスパートに対応し早めの始動。差しが届かぬ力比べの展開で、これが2着に残れた最大の理由でもあるが、逆に勝馬との現時点での力差も露呈してしまった感じ。
大幅馬体減に対してはいろんな見方があると思うが、パドック映像の雰囲気を見る限り、あまりいい印象を受けなかったので、自分は直前で評価を下げました。結果的には、メイチの仕上げだったということか?成績には影響しなかったけど、秋に向けてダメージの残る敗戦になるのでは?とちょっと心配である。

3着リンカーン
昨年の有馬記念では、3角スパートの奇襲に出てタップダンス撃墜に成功している。だが、今にして思えば、当時は斤量55キロの恩恵も大きかったのかもしれない。58キロ以上を背負って連対した実績を残していないこの馬、G1ではちょっと足りないという印象をまだ払拭できない。また、もともとがサンデー産駒らしく、上がり勝負の展開でこそ、持ち味が生きるタイプでもある。3着なら健闘の部類だろう。

4着ゼンノロブロイ
相変わらずあか抜けした馬体。とはいえ、近走のパドック映像から受ける印象では、どこか昨秋の迫力が感じられないのも事実である。母父マイニングの限界なのだろうか??能力の底値が高い馬なので、それでも3着争いには加わってくるのだが。
田中勝春騎手の騎乗も、なんだか意欲が空回りしている感じだった。外人騎手のような派手なアクションを追求するのはやめて、岡部騎手の端正な乗り方をお手本にしてほしい。

6着ツルマルボーイ
推定上がり3F34.5は、出走全馬中やはりナンバーワン。来れない流れではなかったと思うが、今回は出遅れが響いたせいか、位置取りが先頭から離れすぎていた。

10着ローエングリン
一昨年の宝塚記念のイメージで逃げられれば、面白いと思って注目していたが、向正面で息を入れようとしたとき、早々とタップに来られてしまった。杉本アナが「私の夢は・・・・」を語る暇もないほど早くレースが動き出してしまった以上、なすすべもない敗戦となったのはやむを得ない。とはいえ、あそこで我慢して控えていれば、2着はあったかも・・・・という夢も捨てきれないんだよなあ(笑)

6月 30, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (9)

2004/06/27

【馬券回顧】日曜日の注目馬など(6/27)

<注目馬レース結果> 6月27日曜日
福島11レース 福島テレビオープン 3歳以上・OP・芝1800・別定
◎3マチカネアカツキ  牡5 岡部幸雄 4着(1番人気)
馬券 はずれ

福島12レース 3歳以上・500万下・芝2000・別定
◎9マイネルホライズン 牡4 大西直宏 1着(1番人気)
馬券 的中 単勝170円 複勝130円

<注目馬成績表> 6月27日曜日終了時


    着順  単勝回収率複勝回収率合計回収率
今週成績1-0-0-1 85%  65%  75% 
通算成績8-1-1-6119%  99% 109% 

単勝・複勝すべて100円づつ購入した場合の回収率です。


<馬券回顧>
自宅PATから、宝塚記念、注目馬出走の福島メインと12レース・阪神12レースの合計4鞍の馬券を購入。メインレースからの勝負ということで、じっくりと腰を据えて検討にとりくんでみた。

まずは福島メイン「福島テレビオープン」から。
前日夜に見舞われたTARGETの不調は、JRA-VANから新規データを取得してみたら、あっさり解消(笑)。これでオッズを確認できる、やれやれと思いきや、案の定、注目馬に指名した◎マチカネアカツキが、一本被りの人気を背負う状況になっていた。
単勝1.4倍?
これでは、単複勝負はもちろん無理。馬連・馬単を買おうにも馬券の組み立てが難しすぎる・・・・。注目馬から人気どころに3点以上流すと、ほとんど儲けが期待できないのだ。熟慮の結果、注目馬と同厩○ヤマノブリザードの2頭軸による三連複の購入を決断。そのヤマノブリザードはここ2走、不利の影響もあって力を出せていないが、ローカル場所のオープン特別なら当然馬券の対象として浮上する。
さらには、ヒモ穴の隠し味として、単勝100倍以上にまで人気を落としていた★川原ミツアキサイレンスを加えることも、もちろん忘れない。ジャングルポケットをギリギリまで追いつめた阪神大賞典の激走を、みな忘れているのだろうか?

さて、レースである。注目馬マチカネアカツキは、道中から絶好の手応え。一歩間違えると引っかかってしまうところだが、そこはさすがに鞍上・岡部。「世界遺産級」の騎乗技術を遺憾なく発揮し、うま~く宥めているようにみえた。4角では、ソツなく勝利を射程圏に入れる位置どりまで浮上。中団の外目からはヤマノブリザードもスパートの体制である。これなら、と思って安心してみていられる展開だった・・・・。隠し味ミツアキも手応え十分、おお、三連複300倍台の高配ゲットも夢ではないぞ!
が、ここからがいけなかった。あっさり先行勢をとらえるかに思えたマチカネアカツキが伸び脚ひと息。ヤマノブリザードも、ミツアキサイレンスと再三接触する肉弾戦を繰り広げるうちに失速してしまった。前では、中館スーパージーンが手応え以上のしぶとい粘りを発揮。内から伸びたロードフラッグ、外からど根性を発揮したミツアキサイレンンスが急追したところゴール!・・・・ううむ、隠し味のミツアキサイレンスがみごと馬券の対象になっても、軸2頭が沈没してしまっては、お話にならなりません。
それにしても、マチカネアカツキの敗因が不可解である。パドックの印象から、仕上げに狂いはなかったと思うし、日本ダービー3着の実績を思えば距離を原因にすることもできない。とりあえず、岡部騎手のコメントを待ちたいと思う。

続く宝塚記念は、ローエングリン・タップダンスシチー・ツルマルボーイの3頭を軸にした三連複と馬連で勝負。レース回顧は後の記事に譲るが、結果はご存じのとおり。タップダンスの横綱相撲に、ただただ脱帽である。
パドック映像をみて「好調時のデキには及ばない」と判断し、直前で評価を下げてしまったシルクフェイマスが2着に健闘したせいで、馬券ははずれです。
とはいえ、強い馬が持てる能力を全開し、強い勝ち方をしてくれたレースだったので、馬券のあたりはずれはともかく、気分爽快、納得のいく一戦だった。

そんなこんなで迎えた最終レース。ここまで的中ゼロだが、馬券的にはここが今日の勝敗をわける胸突き八丁といったところである。
まずは、福島12レース
注目馬◎マイネルホライズンは、いつもパドックでは気配をみせないタイプだけに、一見とぼとぼ歩いているようでも、状態に問題はなし。オッズのほうも、やはり前走の内容が評価されているせいだろうか、断然の一番人気だ。
正直、2倍以上つくなら単勝1点勝負でよいと思っていたが、やむなく注目馬からの馬単に狙いを変更する。相手は、ここに入れば能力上位と評価できる後藤オールゲイティー、ミツアキの夢よもう一度ということで川原マイネルプレシャス、さらにはパドックで気配が目に付いた吉田マイネルモンシェリ・水野ヤマニンアジャスト・田辺ニシノウズシオまで選択し、炎の5点勝負(笑)である。蛯名のジェシカあたりも意欲の連闘が買われ?人気していたが、あまりたいした馬には見えなかったので「消し」の評価とした。
レースでは、後藤が意表をつく逃げ。注目馬マイネルホライズンは、大西騎手が控える策を選択し中位後ろでじっくり構える展開となった。3角あたりまでに後藤がかなりのリードを確保していたので、もしや・・・・と焦ったが、終わってみれば能力上位◎の差しがきっちり決まる決着に。2着にも状態の良さを生かしたマイネルモンシェリが粘り、馬単30倍の配当
馬券的にはオールゲイティーとの組み合わせが本線だったため、あまり儲かりはしなかったけど、的中は的中である。自分で自分を誉めてあげたいです。

阪神12レース城崎特別(ダート1400)は、先週のプロキオンSになぞらえ、小牧ニホンピロサート=◎安勝タガノリファール、武豊エイシンハンプトン=○武豊ツムジカゼのイメージで、予想してみた。
前走で注目馬指名したツムジカゼが今回一本被りの人気を背負う状況だったが、以前回顧で指摘したようにエンジンの掛かりがちょっと遅いこの馬、さして届かずの結果が心配だった。そんなことから、今回は降級+外枠の条件に恵まれたタガノリファールのほうを主役と判断し、5倍以上ついていた単勝とタガノ→ツムジカゼへの馬単、2頭軸の三連複を購入することにした。
レース結果は、戦前の不安がみごとに的中・・・・。スタートから何だがモタモタしていたツムジカゼが直線追い込んで届かずの4着に終わったため、自分の馬券は単勝だけが当たりという結果に終わった。ううむ、的中して嬉しいのは「不安」ではなく「馬券」なのだけどねえ。収支はプラスでも、気分的にはちょっと複雑な最終レースであった。

というわけで1日が終わってみれば、メインの負けを最終で取り返し、差し引きすると、ちょい負けの結果です。予想の目のつけどころとしてはそれほど悪くなかったと思うのだが、それが馬券成績に直結しない。「博才がない」と言われてしまえばそれまでだけど、まだまだ修行不足を実感するばかりである。

さて、来週から本格的に夏競馬ムードに突入。G1がないと適度に力を抜いて馬券に集中できそうな気もするので、函館・福島を中心に捲土重来といきましょう。

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日曜日の注目馬(6/27)

トラブル発生・・・・。なぜか、TARGETの「JVオッズ取得」メニューから前日発売オッズを取得できない現象に悩まされている。TARGET側の問題なのか、あるいは、JRA-VAN側の問題なのか?原因もわからず、はっきり言って暗中模索の状態である。
「単勝1倍台は、注目馬指名しない」と土曜日に大見得をきったばかりなのに、この分だとその翌日から、いきなり公約違反を犯してしまう可能性が大きい。どうか、ご容赦を。

福島11レース 福島テレビオープン 3歳以上・オープン・芝1800・別定
◎3マチカネアカツキ 牡5 岡部幸雄
土曜日函館メイン、勝ったウインデュエルの強さは言うに及ばないが、鞍上・岡部騎手の騎乗ぶりもベテラン健在を思わせる素晴らしいものだった。道中はインで折り合いピタリ、勝負所でも前が空くのを計っていたかのような絶妙に仕掛けを披露。派手なアクションこそないが、馬を意のままの操る技術という点では、いまだこの人の右に出る者はいないのかもしれない。日曜福島メインの騎乗馬、このメンバーで力が抜けているのは間違いないし、56キロの斤量もまさに恵量。世界遺産級の技術の粋をここでも堪能できるだろう


福島12レース 3歳以上・500万下・芝2000・別定
◎13マイネルホライズン 牡4 大西直宏
けっして得意とはいえない渋った馬場で強豪・バアゼルテイオーをギリギリまで追いつめた前走の内容が秀逸。舞台は福島に変わるが、適性云々を議論する以前に、ここは能力差で押し切れる相手関係だ。

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2004/06/26

【宝塚記念展望】天皇賞組のレベルを占う

春の「最強馬」決定戦=宝塚記念(G1)。注目の枠順も確定し、あとは本番を待つばかりといった状況なのだが、肝心の自分の予想のほうが固まってこない(笑)過去の傾向と対策から「消せる馬」は何となく見当がついても、本命選びの作業で決定的ファクターが足りないという印象なのだ。
とはいえ、レースの構図を大づかみに眺めれば、前走・天皇賞組と別路線組(安田記念・金鯱賞等)の比較がポイントになることは間違いない。この視点から、天皇賞組の取捨を考察し、予想のプロセスを深めてみることにした。

※宝塚記念の過去戦績を対象とした分析では、「役に立たない?競馬分析blog」で桂馬さんが詳細なデータを提供している。タイトルとはうらはらに、たいへん参考になるデータ分析です。推奨。

さて、過去10年の宝塚記念を振り返ると、やはり最強馬決定戦にふさわしく、前走・天皇賞組の活躍が目立つ(10年間で6勝・8連対)。
しかし、天皇賞組が1頭も連に絡めず決着した年というのも、実は3回ある
まずは、天皇賞組が来なかった3回の宝塚記念を振り返ってみることから始めよう。

95年 勝馬ダンツシアトル(前走・京阪杯GⅢ1着)
<前走・天皇賞組の成績>
  エアダブリン     3着 (天皇賞 1番人気 5着)
  ゴーゴーゼット    8着 (天皇賞10番人気 6着)
  ハギノリアルキング  9着 (天皇賞 3番人気 3着)
  インターライナー  15着 (天皇賞 2番人気 4着)
  ライスシャワー   競争中止(天皇賞 4番人気 1着)

阪神大震災の影響で、京都開催で宝塚記念が行われた年だった。
淀の舞台に散ったライスシャワーが無事完走していれば・・・・という「たられば」もあるかもしれない。しかし、あらためて振り返ってみると、ステイヤー色の強い天皇賞組が、新興勢力ダンツシアトルのスピードの前にひれ伏し、軍門に下ったレースといった印象が強い。2着タイキブリザードも安田記念からの参戦と、スピード優位の決着だった。

98年 勝馬サイレンススズカ(前走・金鯱賞GⅡ1着)
<前走・天皇賞組の成績>
  シルクジャスティス  6着 (天皇賞 1番人気 4着)
  ローゼンカバリー   7着 (天皇賞 5番人気 3着)
  メジロブライト   11着 (天皇賞 2番人気 1着)

天皇賞馬メジロブライトがゲート内で大暴れするというアクシデントはあったが、この年も、新興勢力サイレンススズカが持ち前のスピードで天皇賞組を圧倒した。2着は、天皇賞連対から目黒記念3着を経由し、ここに参戦していたステイゴールド。
ちなみに、この年の天皇賞は過去10年を通じ、最も時計の遅い決着であった。長距離戦でのスローペース症候群が頂点に達していた時期といえる。

02年 勝馬ダンツフレーム(前走・安田記念GⅠ2着)
<前走・天皇賞組の成績>
  出走なし

マンハッタンカフェ・ジャングルポケット・ナリタトップロードの戦線離脱により、なぜか前走天皇賞組が1頭も参戦していなかった年。こんな年もあるんですねえ。


前走・天皇賞組が惨敗した95年と98年の共通点を探れば、「ステイヤー色の強い天皇賞組」と「スピード優位の別路線組」の対決で、後者が前者を圧倒する結果に終わったという点である。しかし、歴代の宝塚記念馬のなかには、かつてのメジロマックイーンや近年のテイエムオペラオーのようにステイヤー色が強くても、マイラーや中距離勢を寄せ付けなかった勝馬もいるのだから、ステイヤー=不利とは一概に言い切れないだろう。
結局、これらの年の天皇賞組は相対的にレベルが低かったのではないか?
これが次にわいてきた疑問である。タイム面から、この点を検証してみたい。

下表は、過去10年間と今年の天皇賞(春)勝馬の走破時計を単純比較し、ランク付けを試みたものである。ランク付けの基準は、こんな感じ。

   3分16秒未満
   3分16秒~3分17秒9
   3分18秒~3分19秒9
   3分20秒以上

本来、スピード指数のような各年のバイアスを補正した指標を用いるのが適切なのだろうが、あいにく過去10年分のデータを持ち合わせていない。馬場差もペースもいっさい考慮していないシロモノではあるが、まあ、シンプルイズベストということで・・・・(笑)


年次天皇賞勝馬走破時計ランク付け備考
94ビワハヤヒデ   3.22.6阪神開催。稍重
95ライスシャワー  3.19.9重馬場
96サクラローレル  3.17.8
97マヤノトップガン 3.14.4レコードタイム
98メジロブライト  3.23.6
99スペシャルウィーク3.15.3
00テイエムオペラオー3.17.6
01テイエムオペラオー3.16.2
02マンハッタンカフェ3.19.5
03ヒシミラクル   3.17.0
04イングランディーレ3.18.4

春天が阪神競馬場(稍重馬場だった)で行われた94年を例外と位置づけてしまえば、ランク付けがC~Dに該当する年(95年・98年・02年)は、いずれも天皇賞組の宝塚記念好走例が無いという事実が明らかになる。

という観点から、あらためて今年の天皇賞を振り返ってみると、イングランディーレの走破時計が3.18.4。上記のランク付けではCランクに該当してしまうことになる。馬場差まで考慮し推定すれば、重馬場で行われた95年のレベルと大差のない決着ということができるかもしれない。
しかも、今回宝塚記念に出走してくるのは、2着以下のメンバーである。ちなみに、天皇賞最先着馬ゼンノロブロイの走破時計は3分19秒5。これは、02年のマンハッタンカフェが記録した勝ち時計と同タイムではある。しかし上がり3Fタイムを比較すると、マンハッタンの34.1に対し、ロブロイ35.1。ううむ、イングランディーレの大逃げに幻惑されたというエクスキューズがあるのかもしれないが、例年の天皇賞組との比較では、けっして誉められたものではない。


結論。どうやら、今年の天皇賞組のレベルは、あまり高くないようだ。
本命はスピード優位の別路線組(タップダンスシチー・ローエングリン・ツルマルボーイあたりが候補になる)を中心に考えるべきだろう。スピードに注目するなら、安田記念で折り合って先行していたローエングリンが、レース運び次第で最も面白い存在か。雨で渋った馬場でも、不安は少ないタイプであることも、心強い材料である。

天皇賞組は、原則として軽視したい。特に着順の悪いリンカーンは人気を背負うだけに消して妙味のあるタイプといえるだろう。だだし、天皇賞から別路線を経由して参戦する組の場合、98年ステイゴールドの巻き返し例があるので、チャクラ・ザッツザプレンティの2頭は2着候補として、一考する余地が残っているのかもしれない。

【宝塚記念 土曜日お昼時点の予想】
 ◎ローエングリン 
 ○タップダンスシチー
 ▲ツルマルボーイ
 注チャクラ 
 注ザッツザプレンティ
 注トレジャー

6月 26, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (3) | トラックバック (12)

土曜日の注目馬(6/26)

本日の注目馬指名はパスします。
出走馬のなかから、確勝級の強い本命としてあげるなら、阪神10レースのエイシンブーン函館メインのウインデュエルがいるけど、どちらも一本かぶりの人気が想定されます。
馬券的な妙味という意味では、まったく期待できないレースですし、今後、「単勝1倍台」の注目馬指名はできるだけやめようと思っているので、パス。これが結論です。

6月 26, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/24

【宝塚記念】 「強い世代」と「弱い世代」-タップダンスシチーはニッチな名馬か?

春競馬の総決算であり、現段階での現役最強馬決定戦と位置づけられるG1宝塚記念。今年も各世代を代表するオープン馬たちが顔を揃え、熱戦が期待できそうだ。




Photo:(C)Horses.JP

スポーツ紙では「過去10年、6歳以上の連対馬は皆無」というデータが話題となっているが、ちょっと視点をずらして、「世代間闘争」をキーワードにこのレースを眺めてみるとどうなるだろうか?現役最強馬を生み出すにふさわしい強い世代と、イマイチぱっとしない弱い世代の比較が今回のテーマである。例によって、競馬データベースソフトTARGET FRONTIER JVを使用し、分析してみた。

*宝塚記念の世代別成績(平成15年まで)


年齢同世代ダービー馬出走1着2着勝率連対率
現4歳世代ネオユニヴァース0%0%
現5歳世代タニノギムレット14.3%14.3%
現6歳世代ジャングルポケット11.1%33.3%
現7歳世代アグネスフライト120%0%
現8歳世代アドマイヤベガ1414.3%24.6%

3歳時にネオユニヴァースとサイレントディールが挑戦した現4歳世代の評価は、例数が少ないのでひとまず保留とするが、一見して現7歳世代が「弱い」という印象を受けるデータである。
同様にして、年間グランプリ有馬記念の成績も分析すると、どんな傾向が現れてくるだろうか?

*有馬記念の世代別成績(平成15年まで)


年齢同世代ダービー馬出走1着2着勝率連対率
現4歳世代ネオユニヴァース0%25%
現5歳世代タニノギムレット33.3%33.3%
現6歳世代ジャングルポケット12.5%12.5%
現7歳世代アグネスフライト120%8.3%
現8歳世代アドマイヤベガ166.3%12.5%

12頭が挑戦して連対わずか1頭という現7歳世代の頼りなさは、宝塚記念と同様の傾向を示しているといえる。ちなみに、唯一連対を果たした現7歳馬とは、1昨年ノーマークの大逃げで2着に粘りこんだタップダンスシチーである。

グランプリだけでは、データ数が足りないので、もう少し分析範囲を広げ、芝コースのG1古馬混合戦・距離1600~3200メートルを対象に、世代別の成績を比較してみよう。

*古馬混合G1の世代別成績 芝1600~3200(平成16年安田記念まで)


年齢同世代ダービー馬出走1着2着勝率連対率
現4歳世代ネオユニヴァース323.1%15.6%
現5歳世代タニノギムレット7611.8%15.8%
現6歳世代ジャングルポケット926.5%15.2%
現7歳世代アグネスフライト1224.1%9.0%
現8歳世代アドマイヤベガ13710127.3%16.1%

やはり現7歳が谷間の世代であることを裏づける結果になってしまった。
ちなみに、この世代のG1勝ち馬は、アグネスデジタル3勝、ゼンノエルシド1勝、そしてタップダンスシチーが1勝という内容である。この3頭、確かにG1制覇にふさわしい実績を残しているが、前後の世代と比較すれば、何となく「ニッチな名馬たち」という雰囲気が漂う。同世代のクラシック戦線において中心を占めていたのが、今は亡きエアシャカールやダイタクリーヴァ、トーホウシデンといった顔ぶれだったことを思い起こしてみても、やはりインパクトに欠けるという印象は免れない。

アグネスタキオン、クロフネといった超弩級の名馬を輩出した現6歳世代や、シンボリクリスエスが天下を取った現5歳世代、さらにはG1で勝ちきれなくても2着にはしっかり来ている優等生的な現4歳世代と比べると、どうしても小粒な感じのする現7歳世代。その屋台骨を事実上1頭で支えてきたタップダンスシチーが「現役最強」の称号を賭け、挑む宝塚記念。はたしてどんな結果が待っているのだろうか。

6月 24, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (2) | トラックバック (5)

2004/06/22

【重賞回顧】プロキオンS・・・・勝つべきタイミングを逃さなかった小牧太

1着 ニホンピロサート
得意距離に得意コース、斤量も前走から2キロ減。さらには、予想の段階から強調していたように先行馬に有利な外枠にも恵まれた今回は、今さらながら勝利に向けたお膳立てが全部整っていた感がある。
しかし、それにも増して強調されるべきは、道中・直線とも最高の騎乗で、有利な条件を生かし切った小牧騎手のファインプレーだろう。年齢を重ね、最近ちょっとズブさが出てきたこの馬にとって、こんな腕っぷしの強いジョッキーとのコンビはベストという印象を受ける。その小牧騎手、勝利インタビューでは「馬は勝てると思っていた。あとは騎手次第」と繰り返していたが、今日が勝つべきタイミングであることを知り、そのためにベストを尽くした者だけが言える台詞ではないだろうか。

小回りコースでの好走歴がないので、これ以降のローカル場所では今回の成績を鵜呑みにはできないタイプではあるが、盛岡の交流重賞・クラスターカップなどに挑戦してくれば有力視できるかも。

2着 エイシンハンプトン
この馬もずいぶんとズブい。もともとダッシュを効かせて前に行くタイプではないが、エンジンの掛かりが遅い分、やっと2着に間に合ったという印象だ。能力があるのは確かそうなのに、まだまだ本気で戦っていない感じである
常に人気を背負うタイプだけに、馬券的にもつきあい方が難しい。現状では、1400よりもマイル以上の距離がいいのかもしれない。

3着 インタータイヨウ
大外枠でスンナリとした競馬ができたのも良かったが、この季節になって、昨年とほぼ同じパターンで成績を上げてきた。個人的にはこの馬が2着に粘ってくれたほうが、好配当にありつけ嬉しかったのだが、3着でも、まあ、よしとしよう(笑)
小倉シリーズでは当然主役級の評価が必要。斤量も58キロまでなら実績があり、交流重賞に転戦しても上位候補の1角だろう。

4着 ニューベリー
重賞のこの相手を向こうに回して、スピードを発揮したレース内容には見所があった。ここに来ての地力強化には確かな手応えがあるのだろう。ただし、ダートなら1400専用という感じなので、夏のローカルシリーズ、いったいどこに出走してくるかが問題だが。

6着 ツルマルファイター
1400巧者ということで、ここ数走ひそかに期待してきたが、前走あたりは完全な力負け。今回もベストの条件で力出し切っての敗戦という印象を受ける。上位進出には展開の助けがほしい

7着 ビワシンセイキ
重賞戦線の上位常連だった昨年の勢いが戻らない。好調時にはパドックでも馬体をよく見せるタイプなのだが、今回も含め、最近ではあまり気配が目立たないことが気がかりである。まだ、状態面で復調途上ということなのかも

6月 22, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (3)

2004/06/21

つじあやの オヤジごころの琴線くすぐるカバー集

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6月×日金曜日、学生時代の友(♂)ふたりと久方ぶりに再会して、吉祥寺で一杯。話も弾んで酔いもほどよく回った2次会は、久しぶりにカラオケでもという展開になった。
自分の場合、ふだんの勤め先では、なかなか同世代だけでカラオケなどという機会に恵まれず、好きな歌を思いつくまま気がねなく歌うというチャンスもない。イマドキの若者たちの手前、ちょっと最近の歌でも・・・・と思いマイクを握ってみたら、つい15年度前のはやり歌を熱唱していたりする自分ですから、油断して地を出せないのだ。気ままにふるまっているようでも、オヤジはオヤジなりにけっこう気を使うのである。周囲に調子を合わせているだけという気もするけど。

そんなわけで、気の置けない同世代だけが集結し、カラオケボックスの密室にこもるとどうなるか?196×年生まれのわれらの世代による、70~80年代ソングの大懐メロ大会である。おぼろげな記憶をたどり、当日歌われた
レパートリーを記すとこんな感じだったかな。年がバレるな(笑)

どんなときも        槙原敬之
日曜日はストレンジャー 石野真子
カントリーガール     谷山浩子
カントリー・ロード     本名陽子(映画「耳をすませば」の主題歌ですね)
八月の濡れた砂     石川セリ(井上陽水の奥様ですね)
思い出のスクリーン    八神純子
悲しみよこんにちは    斉藤由貴
悲しみは雪のように    浜田省吾
わかってください      因幡晃
空と君のあいだに     中島みゆき
ぷかぷか          西岡恭蔵・・・・・

居並ぶ懐メロのなかでも、実は「ぷかぷか」って知らない歌だったのだが、なかなか味わいのある良い歌だなあと思った。煙草が好きで、自由奔放に生きるガールフレンドのことを歌った70年代フォークソングなんだけど、ちょっと口ずさんでみると実におおらかな優しい気分にさせてくれる。
最近は、煙草を吸ってるだけで、その人の人間性を全否定するようなちょっとトゲトゲしい風潮があるけど、こんな歌を聴いていると、もう少しみんな寛容になってもいいんじゃない?という気がしてくるから、不思議なものだ(私も実は愛煙家です)。

閑話休題。
そんな「ぷかぷか」をはじめ、自分たちオヤジ世代にとって宝物といえるような名曲を数々カバーしたつじあやのの新譜が発売された。
つじあやのというミュージシャン、眼鏡とウクレレの取り合わせ、ひなたぼっこをしている猫のようなまったりした歌声で、世間的にもだいぶ認知されつつあるようだが、自分にとっては、はっぴいえんどやスピッツのトリビュートアルバムではじめてその名を知った人である。自分より2世代くらい下の年齢なのに、音楽的な趣味嗜好がオヤジ心の琴線をそっとくすぐってくれる。とても他人とは思えないなどといったら、やはり迷惑だろうな(笑)
近所のCD屋を覗いてみたら、置いてなかったので、本日アマゾンにて注文完了。到着したら、しばらくは通勤途中のはなうたの友として愛聴盤になってしまいそうである。

6月 21, 2004 日記・コラム・つぶやき, 音楽 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/20

【結果・馬券回顧】日曜日の注目馬

<注目馬レース結果> 6月20日曜日

福島11レース バーデンバーデンC 3歳以上・OP・芝1200・ハンデ
◎13カルストンライトオ 牡6 大西直宏 2着(5番人気)
馬券 的中 複勝380円

阪神9レース  ウイルデイールM  3歳以上・1000万下・ハンデ
◎6サウスポール    牡4 武豊   3着(1番人気)
馬券 的中 複勝110円

<馬券成績表>


     着順 単勝回収率複勝回収率合計回収率
今週成績0-1-1-00.0%245.0%122.5%
通算成績7-1-1-5123.6%103.6%113.6%

単勝・複勝すべて100円づつ購入した場合の回収率です。

<回顧>
福島11レースで自信の◎を打ったカルストンライトオ
レース直前の時点になっても、単勝オッズは10倍台のまま!「これなら・・・・」と思って実馬券で勝負に出たが、「そのまま、そのままっ!」のかけ声もむなしく、結果は惜しい2着。道中モルフェデスペクタが内で併走する形になったのは誤算だったが、直線を向いた時点でもまだ余力十分。勝利をほぼ確信する展開だっただけに、あと一歩が詰めきれなかったのは残念というほかない・・・・。
とはいえ、現役屈指のスピードに衰えはないことを証明できたし、夏の短距離戦線の主役として、今後も活躍が期待できると思う。

阪神9レースの◎サウスポールは、同型の逃げ馬グリーンプレジャーとの兼ね合いでハナを譲る選択をしたのが、結果的にアダとなった。なるほど、逃げる有力馬が2頭揃いどちらも人気を背負う形になると、その2頭同士による「行った行った」決着はほぼありえないという典型的パターンである。オッズ面からみても買い方が難しいレースで、正直、勝負はしづらかった。
ただし、降級して1000万下ならサウスポールの能力は抜けている。
単騎逃げが見込めるメンバー構成になれば即勝機という評価を落とす必要はなく、次走以降も引き続き注目したい1頭だ。

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日曜日の注目馬(6/20)

福島11レース バーデンバーデンC 3歳以上・オープン・芝1200・ハンデ
◎13カルストンライトオ 牡6 大西直宏
開幕週のセオリーにしがたって、素直に逃げる馬を狙いたいのだが、なぜこんなに人気がない(前日単勝オッズ13倍台)?休み明けの成績「0-0-0-2」をみて、鉄砲が効かないタイプと思われているのだろうか?
しかし、グリーンチャンネルの調教ビデオを見る限り、今回は久々を感じさせないハツラツとした動きを示している。他にハナに拘るタイプもおらず、単騎逃げ確定の今回こそが狙いどころ

阪神9レース  ウイルデイールM 3歳以上・1000万下・ハンデ
◎6サウスポール    牡4 武豊
ここも素直にセオリーにしたがって、先行力上位の4歳降級馬を狙う
熊沢グリーンプレジャーが離して逃げる展開になるかもしれないが、そこは鞍上武豊を信頼(笑)。淀みない流れの2番手で、実質単騎逃げと同じ形に持ち込めれば、即勝機となる可能性は高い。

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【展望】プロキオンS、外枠有利は本当か?

「中山ダート1200は外枠を買え!」という競馬ファンにはお馴染みの格言があるが、阪神競馬場のダート1400も外枠有利の傾向があるコースと言われている。この二つのコース、スタート直後の芝コースを走る設定や直線の急坂、あるいは、テンから先行争いが激しくハイペースになりがちなレースの傾向など、確かに共通点が多いように感じられる。

競馬データベースソフトTARGET FRONTIERの作者・久根崎透氏は、著書「TARGET馬券新書」のなかで、阪神競馬場のダート1400メートルでは、「実力や人気に関係なく外枠を買え!」と推奨しており、論拠として外枠偶数番の勝率・単勝回収値が他に比べ明らかに高いことを指摘している。久根崎氏のデータ集計は00年~02年9月22日までを対象期間としているので、ここでは、それ以降となる02年9月28日~今年の第2回開催終了までの枠順別成績データを検索してみることにした。
(使用ソフト・TARGET FRONTIER JV)

検索結果は、以下のとおりとなった。

阪神ダート1400メートル枠順別成績(02年9月28日~)
132レース分

     勝率  連対率  複勝率  単回値   複回値
1枠   4.4%   11.3%   19.1%     18    58
2枠   6.8%   13.2%   21.0%     48    84
3枠   7.1%   17.9%   24.1%     118    106
4枠   7.7%   16.2%   23.9%     56    92
5枠   7.3%   14.7%   22.9%     119    85
6枠   8.7%   13.0%   19.4%     58    46
7枠   5.0%   10.8%   17.0%     29    47
8枠   8.1%   14.3%   20.1%     143    78

確かに6枠・8枠の勝率が高い傾向がみられる。
8枠の単勝回収値が143%と異様な高率であることが注目されるが、これは単勝187.9倍と69.2倍の穴馬が1頭づつ8枠から勝利したのが影響し、数字が引っ張りあげられれたものだ。
この期間中の8枠からの勝馬は全部で21頭いるが、うち17頭が単勝配当10倍以下、13頭が単勝配当5倍以下での順当な勝利をおさめている。全体としてみれば順当な決着が多く、「実力や人気に関係なく外枠を買え!」とまでは、言い切れないのかもしれない。
むしろ、以下のデータのほうが興味深いものがある。

阪神ダート1400メートル 1番人気・2番人気馬の成績
            勝率   連対率  複勝率 単回値 複回値
全枠番1番人気  37.1%  52.3%   68.2%     72   81
全枠番2番人気  16.7%  37.9%   52.3%     73   76
  8枠1番人気  53.3%  66.7%   80.0%    103   92
  8枠2番人気  27.8%  50.0%   61.1%    115   90

人気馬が8枠に入った場合、順当な決着となるという傾向を見事に裏づけるデータである。一般に単勝1番人気の馬が勝つ確率は3割と言われるが、阪神ダート1400の8枠の場合、5割を超える勝率に跳ね上がるのだから、「実力や人気のある馬がいたら外枠を買え!」という格言が成立しそうである

脚質的にみると、8枠に入った逃げ馬の単勝回収値13に対し、8枠先行馬の単勝回収値はなんと331!やはり好位の外で逃げ馬をマークできるタイプが、枠順の利を最大に生かせるのだろう

今年のプロキオンステークスで上記のデータに該当するのが、前日売りオッズ2番人気のニホンピロサート。前走・欅ステークスから斤量2キロ減となるのが魅力だが、このケースに該当する「阪神ダート1400・前走斤量から2~2.5キロ減・今回5番人気以内」の成績は、連対率58.3%、単勝回収値245円」。これなら、連勝馬券の軸としては、かなり信頼できるのではないか。
武豊エイシンハンプトンもなかなか強そうだが、枠順・斤量・脚質を考えれば、中心は「小牧太」と考え、応援したい。

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2004/06/16

【開幕間近】福島芝コースの馬場状態レポート

fukushima_baba.jpg
いよいよ今週末から夏競馬の開幕を迎える福島競馬場。1週間前時点の芝コースの状態は、はたしてどんなものか?そんなことまで気にしている自分はやはり競馬依存症かもしれないが(笑)、ともあれ先週の日曜日、馬場状態の「偵察」を目的に現地まで遠征してきたので、早速レポートします。

その前にまず、おさらい。福島といえば秋開催の荒れ馬場という印象が強いが、今年春の第1回開催では、そんなイメージを払拭するスピード馬場が最終週まで維持されていたことが記憶に新しい。開催がすすむにつれ、見た目は荒れ馬場らしくなってはいたのだが、いっこうに時計が遅くならない高速決着が続いていた。4月の好天に恵まれたせいか、あるいは馬場管理技術の進歩によるものか?最終日のGⅢの決着時計を単純比較すると、昨年のカブトヤマ記念が1分48秒1、今年の福島牝馬ステークスは1分46秒6である。

で、問題の先週日曜時点での馬場状態はどうか?

スタンド前の地点から馬場を望めば、もう夏競馬にふさわしい緑の絨毯が一面に広がっており、春開催ラストのイメージはもうない。
しかし、高い位置から眺めてみると、ところどころに芝を貼り替えた跡を確認することができる。特に目立っていたのが、3~4コーナーから残り200のハロン棒手前にかけての地点。これはおそらく春開催で痛んだ内目の部分を集中的に補修した痕跡だろう。

hosyuu.jpg


また、直線ゴール手前付近を上から眺めてみると、馬場のほぼ中央を境にして、内と外ではっきりと芝の色・生え方が異なっているのがわかる。やはり内目の方が、しっかりと芝が生えそろっている感じで、走りやすそうだ。春開催の傾向とこのような芝コースの状態をみれば、少なくとも開幕後1~2週の間は、逃げ・先行有利のスピード競馬が続くのではないだろうか

naigai.jpg

JRA提供のコース情報によれば、芝は洋芝と野芝の混植、直線部その他はカップリング芝補修を行ったとのことである。「カップリング芝補修」って何?という素朴な疑問はあるが、実際に確認した馬場状態そのものは、公式発表どおり「芝の生育も概ね良好な状態」と受けとめて問題はなさそうだ。

馬券の狙い目としては、やはり高速決着の実績と持ち時計のある4歳降級馬で前に行ける馬が中心。雨の影響を受け、時計の変化が激しかった中山・東京開催からの転戦組では、特に時計の速かった日に先行し好走していた組をマークしておくべきだろう。

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2004/06/15

風の又三郎、デビュー!

iwatebaken.jpg
カゼノマタサブロウ
牡 黒鹿毛 父 リアルボーイ 父 リアルシヤダイ
母 ブンブクメロディ 父 カツラギエース


6月13日盛岡競馬第4レース・新馬戦(芝1000)でデビューした珍名馬です。
素晴らしいネーミングと黒鹿毛の馬体に、ひとめぼれして思わず応援馬券を購入。
レースでは、出遅れてしまい後方からの追走。着外という残念な結果に終わりましたが、3角あたりからピッチを上げて追い上げてくる脚力には、なかなか非凡なものがありました。
いつの日か、中央競馬に「転校」してきて、旋風を起こしてくれるかもしれません。
どっどど どどうど どどうど どどう・・・・


6月 15, 2004 岩手競馬 | | コメント (0) | トラックバック (3)

2004/06/13

【重賞回顧】エプソムカップ  実質「重」馬場での上がり決着

大西騎手騎乗のマイネルアムンゼンが、好位から抜け出し、みごと2連覇を達成したエプソムカップ。
昨年と同じ稍重馬場のもとで争われたが、日曜日の東京・芝コースは前夜の雨の影響がかなり残って、先週以前との比較で2秒近く時計を要するタフなコンディションであった。稍重といっても限りなく「重」に近い状態であることを裏づけるように、決着時計が「1.47.9」。これは、先週土曜日の3歳未勝利戦(牝馬限定)さえ、下回るタイムである。

決着時計が平凡に終わったのは、馬場のせいだけではなく、スローペースの影響も大きかった。確かに、エーピーグリードが単騎でグングン飛ばしハイペースを演出した昨年と、ウインクリューガーがのらりくらりと先行した今年とでは、レースの質からしてまったく異なる。試みにレースのラップ・上がり時計を比較してみると、こんな感じだ。
今年のレースが、典型的なスローの上がり決着に終わったことが、裏づけられるだろう。

2003年
 稍重馬場 決着時計1.47.7
 テン3F通過34.2 5F通過58.5/上がり3F36.7(勝馬上がり3F36.0)

2004年
 稍重馬場 決着時計1.47.9
 テン3F通過35.8 5F通過61.0 上がり3F34.7(勝馬上がり3F34.5)

結局のところ、勝負の明暗を分けたファクターは「道悪適性」「上がり決着への対応力」であり、往々にして両立したがい、これら2つの長所を兼ね備えた馬たちが上位を独占する結果になったと言える。

「ハレルヤサンデー、マイネルアムンゼン、ダンツジャッジ、ワールドスケール、ウインクリューガー」を上位候補と予言していた自分の前日予想も、それなりに良いところを見てはいたが、よりによって本命に選択したのがウインクリューガーとは・・・・。トランプのババ抜きで、ジョーカーを掴んでしまった気分である。
そういえば、中京10レースの本命に選んだのは、「マイジョーカー」だった(笑)。

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【結果・馬券回顧】日曜日の注目馬

土曜日は馬券をお休みしていたので、今週の注目馬出走レースは日曜の2鞍のみ。
結果はこうなりました。

<レース結果> 日曜日
東京8レース 4歳以上・500万下・芝1800・別定
◎10バシュアース   牡5 デムーロ 1着(1番人気)
馬券 的中   単勝240円  複勝130円

中京10レース 関ヶ原ステークス 4歳以上・1600万下・芝1800・ハンデ
◎5マイジョーカー  牡4 池添謙一 4着(1番人気)
馬券 はずれ

<注目馬 馬券成績 今週分>
 2戦1勝 (1-0-0-1)
 単勝回収率  120.0%  複勝回収率  65.0%
 トータル回収率 92.5%
 
<注目馬 馬券成績 通算>
 12戦7勝 (7-0-0-5)
 単勝回収率  144.2%  複勝回収率  80.0%
 トータル回収率112.1%
 
回収率100%を下回ったが、「2戦1勝」なら、まずはよしとすべき成績なのだろう。
しかし、今週は実馬券の調子が最悪で、打つ手打つ手すべて裏目に出る悲惨な展開に・・・・
すっかり財布を軽くしてしまい、這々の体でウインズ福島を後にする羽目になった。

つまずききはじめが、東京8レースのバシュアース
パドックに登場するや、条件戦に1頭だけオープン馬が混じっているような堂々たる風格を漂わせていたこの馬、たとえ初心者でも、「勝つのはこの馬!」と直感できるほど、断然の好気配だった。
朝の時点で5倍台、お昼になっても4倍を上回っていた単勝オッズは当然のごとく急降下し、最終的に2.4倍の1番人気。それでも、2倍以上はついていたのだから、馬券は単勝1点でよかったのだ・・・・
しかし、自分が選択したのは、武豊ケイアイボイジャー、小牧ゲイリースティングへの馬単・ワイド。パドック映像でケイアイボイジャーの腹が巻き上がり気味に見えたので、何だかいやな予感はしていたのだが、終わってみれば、この対抗2頭が4着・5着とは(笑)。バシュアースから2着ルーベンスメモリーとの馬単は一応押さえてはいたが、低配当決着のトリガミでは、お話にならない。

中京10レースのマイジョーカーは、必勝を期した出走であった分、池添騎手が大事に乗りすぎた印象。馬場の内目をついた馬たちが上位を独占するなかで、4角外を回しいては万事休すである。次走・函館記念挑戦を視野に入れていた今回こそが単勝の勝負どころと睨んでいただけに、正直、この結果には失望した。

これ以外にも、自分が軸馬として期待した、葉山特別レディーシップ(単勝)、エーデルワイスSカーティスクリーク(単勝・馬連・ワイド)、エプソムカップのウインクリューガー(単勝・複勝・馬連)、ファルコンSのシゲルドントイケ(ワイド・馬単2着づけ)などが、ことごとく討ち死して馬券に絡まず・・・・。ドントイケは、赤木騎手が内を捌いてくれることを期待したのに、出遅れて後方大外ブン回しだもんなあ。
泣きっ面にハチとばかりに、盛岡競馬みちのく大賞典のタイキシェンロンまで5着と馬券対象外の結果に終わる始末。

ううむ、ここまで当たらないと、もう打つ手はないです。
1週間じっくり頭を冷やして、夏競馬の開催に備えよう。

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日曜日の注目馬(6/13)

夜も更けてきました。
日曜日は、福島競馬場まで開幕1週間前の偵察に出かける予定なので、そろそろ床につかなければ・・・・。そんなわけで馬名だけの注目馬指名になります。

東京8レース 4歳以上・500万下・芝1800・別定
◎10バシュアース   牡5 デムーロ

中京10レース 関ヶ原ステークス 4歳以上・1600万下・芝1800・ハンデ
◎5マイジョーカー  牡4 池添謙一

【おまけ予想】
中京メイン・ファルコンSは、赤木高太郎鞍上のシゲルドントイケが荒れ馬場のインを捌いて浮上する展開に期待。馬券は有力どころとの馬単2着づけとワイドが狙いだろう(笑)。
福島でも買える盛岡メイン・一條記念みちのく大賞典は、菅原勲を鞍上に迎えて以降、充実著しいタイキシェンロンが名実とも岩手の新王者に君臨してくれるはず。

【日曜日 午後13:05追記】
バシュアースはデムーロ騎乗にもかかわらず、単勝4倍台の2番人気と意外に低評価の印象。これなら、武豊ケイアイボイジャーとの馬単・ワイドで勝負できそうな感じです。ルーベンスメモリーは、確かに堅実な成績だけど、単勝1番人気を背負うほどの評価を与えてよいものか・・・・とりあえず、馬券は◎との組み合わせで「押さえ」までとしました。

一方の、マイジョーカー。2番手グループの人気が割れており、馬連流しではトリガミの危険もあるので、ここは単勝の勝負所とみます。
(福島競馬場4階指定席にて)

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【重賞予想】エプソムC

仮柵を外した芝・Aコースでの開催も、今週で2週目を迎えた東京競馬場。
土曜日の時点では、直線インのコース取りを選択した馬有利の傾向がみられたが、日曜日のトラックバイアスは結局、雨次第ということになるだろう。
東京地方は今夜の夜半から日曜正午にかけ、降水確率60~80%の雨予報が報じれている。土曜日の午後11時現在、まだ本格的には降り出していない模様だが、稍重~重程度の馬場渋化までは、一応考慮に入れておいたほうがよいと思う。メインレースを迎える午後には、結局、安田記念と同様に内・外の有利不利の少ないコンディションとなっている可能性も・・・・。
実績・時計の比較からは混戦が予想されるメンバーだけに、道悪適性の判断が馬券の成否を分けることになりそうだ。

適性をふまえての本命候補は、内からハレルヤサンデーマイネルアムンゼンダンツジャッジワールドスケールウインクリューガーといったあたり。

新潟大賞典組が3頭いるが、最終週の新潟芝コースは「外ラチ沿い有利」の極端なトラックバイアスが作用していたことに注意を払うべき。特殊な条件のもとで争われたレースだけに、着順をそのまま鵜呑みにすることは危険だと思う。
事実、このレースではコース取りに恵まれなかった7着ブルーイレヴンが、次走金鯱賞でいきなり2着と好戦している。馬券的な妙味からいえば、大賞典で最もトラックバイアスの恩恵が少なく、それでいて4着に粘ったウインクリューガーが、今回面白いと思うが、どんなものか?NHKマイルカップから1ハロンの距離延長になるが、古馬になった今なら克服しても驚けない。G1馬の底力に期待してみよう。

相手は、上記各馬に加え、今回距離が嫌われ人気を落としているイシノミューズにも注目しておきたい。開幕週の中京芝コースで、大外ブン回しの策はさすがに不発に終わったが、広い東京コースでのびのび走ることが出きれば、末脚は確実。不良馬場の清水Sを差しきった実績もあるので道悪も意外に悪くない。武豊騎乗なのに、まったくの人気薄・・・・こんな伏兵が万馬券決着の片棒を担いでくれたら、痛快な気分だろう

◎ウインクリューガー
○ハレルヤサンデー
△マイネルアムンゼン
△ダンツジャッジ
△ワールドスケール
☆イシノミューズ

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2004/06/12

【サウスニア】カーティスクリーク、勇躍出陣!

ri_049.jpg

わがサウスニア軍団、3歳世代の出世頭カーティスクリーク
先週の時点で目標としていたユニコーンSを除外され、1週間待機していたが、いよいよ明日の日曜日・東京競馬場10レース「エーデルワイスステークス」(3歳900万下・芝1600)への出走が確定した。
中間の追い切りでは、ヤマノブリザード・スズノマーチとの3頭併せの真ん中に入って力強い走りを披露。納得いく状態での出走が叶いそうなのは、何よりである。

デビュー以来、これが初めての芝挑戦となるが、ダートコース発馬直後の芝部分を無難にこなしていることや、厩舎スタッフが声を揃えて「芝でも大丈夫」と太鼓判を押していることから、それほど心配する必要はなさそう。ピッチ走法でスピードを発揮してきたタイプゆえに、雨で馬場が渋っても評価を下げる必要がないのも心強い。

さて、問題となるのが相手関係・・・・。馬柱を見渡すと、カーティスと同様にダート路線からの転戦組が目立ち、G3のユニコーンSに比べれば、さすがに与しやすくなった印象である。強敵は、東京コースの芝短距離のオープン戦線で実績を残してきたフサイチホクトセイだろうか。しかし、この馬とて今回は休み明けでの出走、距離的にも1400がベストと思える。胸を借りるカーティスにとって、逆転の可能性は小さくないはずだ。

逃げ?好位差し?あるいは豪快な追込?ゲートが開くまでどんな競馬になるのか予想もつかないことや、指数・実績による裏付けをとれないことから、「日曜日の注目馬」には選定しなかったが、前日時点の単勝オッズがなんと5.8倍。これはなかなか食指をそそられる配当である(笑)そんなわけで単勝馬券を片手に、思い切り応援する。

6月 12, 2004 ひとくち馬主日記, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (1) | トラックバック (0)

2004/06/11

大沢温泉-夜空の渓流露天風呂

温泉つき単身出張行、2日目の目的地は宮沢賢治ゆかりの岩手県花巻市。さらにディープな世界へと踏み込んでみよう!というわけで、渓流露天風呂「大沢の湯」で名高い大沢温泉へと車を向けた。

oosawa.jpg

今夜の投宿先は、いまだ湯治場の雰囲気を色濃く残す自炊部への素泊まりだ。目的地に到着すると、平日の夕暮れ時にもかかわらず、駐車場には県外ナンバーの車がいっぱい。山間の「秘湯」なのに全国的に「有名」という、その存在自体が矛盾をはらんだ、不思議な旅館なのである。

玄関をくぐり帳場で宿帳に記帳(チェックイン?)すると、従業員の方が丁寧に部屋まで案内してくれる。昭和初期にでもタイムスリップしたようなレトロな雰囲気を漂わす廊下・階段をめぐり、通された自室はゆったりとした間取りの8畳間であった。もう夏も近い季節なのに部屋の真ん中にはコタツが置かれている。部屋の奥のふすまを1枚ちょっと明けてみると、そこはもう隣の部屋(笑)。このあたりはさすが湯治場らしく、なかなか微笑ましい。

さて、お目当ての温泉へ。とっぷりと日も暮れかかった時間帯なので、マンハッタン・トランスファーの「トワイライトゾーン」でも静かに口ずさみながら(笑)曲がりくねった廊下を「大沢の湯」へと向かう。豊沢川の渓流に面した混浴の露天風呂♪ できれば、混んでなければよいのだが、それは贅沢というものか。

風呂場へ入ってみると、若い男女のカップル?1組と男性数名の先客がいる。このカップル、おとなしく湯船にでも浸ってくれればいいのに、入口付近の洗い場で男が女の子の髪を洗ったりしてキャッキャとはしゃいでいる。これには正直、目のやり場に困った。
幸いなことに露天の浴槽はかなり大きく、真ん中あたりの柱を境にぐいっと湾曲している。一番奥まで行けばくだんのカップルを視界に入れずにすむ位置取りを確保できるのだが、せっかく大きな露天に来ていながら隅っこで遠慮しているのも、なんだか窮屈だ。そうこうしてるうちに、男性の先客はいなくなって、かわりに若い夫婦もの(?)がさらに2組も入ってきたりしたので、どうにも落ち着かず、そそくさと風呂場を後にしてしまった。

部屋に戻ったが、気分は不完全燃焼・・・・。これでは温泉に来た意味がない!そこで、夜もとっぷり暮れた10時過ぎの時間を見計らって、再び大沢の湯にトライしてみることにした。・・・・さすがにこの時間帯になると、もう人影はまばら。乾坤一擲のリベンジ(?)はどうやら成功したようである。
川のせせらぎをBGMに夜空を見上げ、ちょっと熱めのお湯をたたえた湯船でゆったりと手足を伸ばす。長時間のドライブで疲れた身体をそっと包み込むような、柔らかい浴感が素晴らしい。「俺の人生も、まだ捨てたもんじゃない」と思う至福のひとときだ(笑)

oosawa2.jpg


ちなみに自炊部(素泊まり)1泊のお値段は、浴衣・丹前・布団のレンタル込みで、3,210円!歯ブラシもひげ剃りも置いてないほんとうの素泊まりなので、宿泊にはそれなりの準備が必要になるが、温泉のレベルの高さを考えれば、もうタダ同然と思える。

「大沢の湯」以外に入湯可能な内湯(南部の湯、薬師の湯、豊沢の湯)は、今回パスしてしまったが、機会をみつけ、また行ってみよう。

6月 11, 2004 みちのく温泉 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/10

八戸温泉駅前旅館

今日は、ひさしぶりに温泉のお話を。

hachinohe1.jpg

青森県八戸市から岩手県花巻市をめぐる出張が入った。出張も2人連れ以上で行くとなると、宿泊場所の選定はどうしても無難なビジネスホテルになってしまうが、今回は出発から帰着まで自分ひとりだけ、交通機関も社用車でドライブという勝手気ままなプランである。支給された経費の範囲ならどこに泊まろうと俺の自由だ!というわけで、初日は写真の宿「八戸温泉駅前旅館」に、さっそくチェックイン。

八戸市内には、こんな感じのビジネス旅館風宿泊施設がけっこう立地しているのだが、そんななかでも、ここのセールスポイントは天然温泉付であること。「ろ過も加熱もせず、そのままの状態で浴槽に流しています」(旅館のHPより)と言われたら、思わず期待も膨らむではないか。
浴室設備は、1Fに大浴場(男風呂)がひとつ(ちなみに、女性用は複数ある家族風呂を利用してくださいということらしい)。ともあれ浴衣に着替えて、いそいそと大浴場へ向かった。

hachinohe2.jpg

扉を開けると、風呂場の造りは町の銭湯風でいたってシンプル。左手にサウナ室、その奥に大きめの浴槽がでーんと鎮座しており、注ぎ口からは、かなり多めのお湯がじゃあじゃあと勢いよく投入されている。笹濁りっぽい色のお湯をたたえた浴槽も、ジャグジー付きでグツグツ状態だ。これだけ見ていると一見循環温泉風なのだが、なかなかどうして!浴槽まわりの各所は温泉成分でしっかりと赤茶けた色に変色している。駅前の温泉施設には似つかわしくない堂々たる本格派のムードである
熱めのお湯は、なかなかパンチの効いた浴感。ジャグジーとの相性も悪くなく、これは気持ちがいい!ちょっと唇についたお湯をなめてみると、かなり濃厚な塩っけが感じられた。温度調節のため加水はしているとのことだが、ビジネス旅館でこんなしっかりした温泉に入れるのは、嬉しいかぎり。

翌朝の朝食もなかなか美味しくて、よかった。
出張の機会があれば、また利用することになるでしょう。

6月 10, 2004 みちのく温泉 | | コメント (4) | トラックバック (2)

2004/06/08

だんだんとウェブログらしく(笑)

わがblog「そのまま、そのままっ!」をオープンしてから、かれこれ3週間が経過。
どうやら3日坊主の壁を無事突破し、だんだんとウェブログらしい雰囲気になってきました。管理人が以前開設していたHPには、○年間にわたる長期休養(トロットスターの高松宮記念が最後の更新だったね・・・・)というありがちな前科があったけど、ここまでくれば、もう大丈夫でしょう(笑)

サイトデザインもあれこれと試行錯誤して、今の見た目にたどりついた次第。元のスタイルシートはココログが用意した「山手線」というシロモノだが、タイトルバナーを付けてみたら、見事に「昔の東北新幹線・あおば号」のような雰囲気にアップグレードされました。そのうち、「はやて」や「こまち」にも、挑戦してみます(笑)。
htmlのタグの書き方からして、完全に記憶から飛ばしていたオッサンにしては、頑張っているほうだと、自分で自分をほめてあげたい(^^;

myblog_list.gif

ところで、諸先輩のblogを拝見していると、リンク・リストが更新順に表示されるというちょっと気が利いた機能があって、どうしたらできるのかな・・・・?と気になっていたのだけれど、ふとしたことから、MyblogListというサービスを使えばよいことに今日気がつきました(発見が遅い!)。このサービスを利用して、自分のよく行くblogをあらかじめ登録しておけば、おおこれはなかなか便利!かなり使える機能であります。 

というわけで、さっそくサイドバーの右側に「Bookmark」としてMyblogListを表示しています。ここにリンクさせていただいた素晴らしいblogの管理人諸兄にあらためて感謝!!

6月 8, 2004 ウェブログ・ココログ関連, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/07

【結果】土曜・日曜の注目馬

<レース結果>
土曜日
中京7レース  3歳500万下・ダート1000・馬齢
◎13ナトゥーア     牡3 松永幹夫  1着(1番人気)
馬券 的中   単勝250円  複勝140円

東京11レース ユニコーンS GⅢ・3歳・ダート1600・別定
◎12カフェオリンポス  牡3 柴田善臣  4着(1番人気)
馬券 はずれ

日曜日
東京7レース  4歳以上500万下・芝2300・別定
◎ 2バアゼルテイオー  牡5 オリヴァー 1着(1番人気)
馬券 的中(笑)単勝120円  複勝100円


<注目馬 馬券成績 今週分>
 3戦 (2-0-0-1)
 単勝回収率  123.3%  複勝回収率  80.0%
 トータル回収率101.7%
 
<注目馬 馬券成績 通算>
 10戦 (6-0-0-4)
 単勝回収率  149.0%  複勝回収率  83.0%
 トータル回収率116.0%

単勝・複勝すべて100円づつ購入した場合の回収率です。


<回顧>
土曜日・中京のナトゥーアは、戦前の予想どおり距離短縮がズバリ、一目散の逃走劇で後続を圧倒してくれた。典型的なスピードタイプだけに、自分の形にハマると確かに強い。だが、裏を返せば脆さも抱えているということであり、今後の馬券的な狙い目は、この形をいつ再現できるか、その見極め次第ということになるだろう。

まいったのは、日曜日・東京のバアゼルテイオー。正直、ここまで単・複人気がカブってしまったのは、予期せぬ出来事だった。当てにいった予想とはいえ、こんな馬を注目馬としてとりあげたこと自体、誠に恥ずかしい話と言わざるを得ない。私の選択ミスです。
結果のほうも勝つには勝ったが、首の皮一枚残した形の辛勝・・・・。逃げるサムライワールドとの2頭軸で密かに狙っていた3連複もはずれ、まさに踏んだり蹴ったり。

6月 7, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

【回顧】安田記念 雨とアンカツには勝てぬ・・

稍重馬場での決戦となった今年の安田記念は、安藤勝己騎手騎乗のツルマルボーイが悲願のG1初優勝。2着には外から伸びたテレグノシスが入り、馬連31.2倍の中波乱決着となった。

奇しくも、このblogが6月5日に掲載した記事-【展望】安田記念 勝馬の条件-で、決め手評価を「◎」とした馬同士によるワン・ツーフィニッシュとなったわけだが、肝心の自分の馬券はといえば、2頭とも無印の評価・・・・・・。後方待機の差し脚質を嫌い、実績・能力を度外視して、評価を下げたことが完全に裏目に出た格好だ。ううむ、そもそも自分にとって安田記念は、年間のG1を通じて、最も相性が悪いレースなので、始まる前からいやな予感はしていたのだけれど。これは素直に完敗と反省するしかない。

結論から言えば、レース前の激しい降雨で状態急変し、内外の有利不利がほとんどなくなってしまった馬場コンディションが、レースの結果に大きく影響を与えていたと思う。つまり、イン有利のトラックバイアスを前提条件として「グリーンベルト争奪戦」と読んでいた、自分のレース予想のベースが根本から変わってしまったわけで、これではもう手も足も出ない。午前中から降り始めた雨は、天気予報で1時間あたり2ミリ程度の降雨と報じられていたが、実際にはグリーンチャンネルの中継画面にも、大粒の雨がハッキリ映るほどの降雨量になっていた。さすがにJRAも11レースの馬場発表を「稍重」に変更していたが、実際には、限りなく「重」に近いコンディションにまで渋化していたのではないか?

パトロールフィルムでチェックすると、内ラチから6~7頭分くらいの幅で緑鮮やかなグリーンベルトを視認することはできるが、直線各馬の伸びをみるかぎり馬場の内外で、ほとんど差がみられない。ツルマルボーイは坂を上りきってからグリーンベルトの外に持ち出し脚を伸ばしてきたし、テレグノシスに至ってはさらにその外を通っている。
一方、前走で稍重馬場にソツなく対応していたウインラディウスは、渋った馬場にもがき苦しむように着外沈没。この1点を取ってみても、安田記念の馬場が、京王杯当時の稍重以上にタフな状態になっていたことの裏づけになるのではないか?

こんな渋馬場なのに、道中のペースは昨年の良馬場とほとんど変わらぬハイラップ。イン有利・早めに良い位置取りを確保したいという騎手心理からか?外の各馬(特に香港のセルフフリット)が熨斗をつけて先行争いに興じる格好になり、これがまた、直線で差し馬勢の台頭を助ける形となった。

ここまで事前に読めていれば、実績上位の差し馬によるワン・ツー馬券など、たやすくゲットできたはずなのに、気がつくのはいつもレースが終わった後。あとの祭りとは、こんなことを言うのだろう(笑)

1着 ツルマルボーイ 安藤勝己
雨になるといつも新聞で「道悪は割引」などと報じられているが、稍重馬場での連対率50%の実績を残しており、そんなに神経質になる必要はなかった。昨年のJCくらいの極悪馬場でなければ、馬場状態不問のタイプとみてよいのだろう。
道中はじっくり内目、直線馬群がばらけるのを待ってから満を持して決め手を繰り出す安藤勝己騎手の好騎乗が光った。それにしても、目下絶好調のアンカツ、レースの流れを見切る眼力の確かさには恐ろしいものがある。脱帽の一言。

2着 テレグノシス  勝浦正樹
「父トニービン」の一点だけ注目してみても、府中の稍重馬場はどんとこいのクチだろう。坂の上りからグリーンベルトの外側に持ち出したこの馬が、グイグイ駆け上がってくるのを見て、思わずわが目を疑ったが、これは単に私の目のほうが曇っていただけ。

3着 バランスオブゲーム 田中勝春
得意の休み明けを凡走してしまった大阪杯当時は、いかにも仕上がり途上という頼りない印象だったが、今日は気配が一変しており絶好調をアピール。パドックで一番目立っていたといってもいいのではないか?その好調ぶりが逆にアダとなって、向正面行きたがってしまった。3着は健闘の部類も惜しまれるレース内容。道悪は悪くない。

4着 ユートピア     四位洋文
この馬も気配が目立っていた1頭。腹が巻きあがり華奢さだけが目に付いていた近走の頼りなさが解消され、プラス2キロの数字以上に逞しさが感じられた。ブリンカの効果も大きく、終始好位から渋太く上位に食い込んだ。
アドマイヤドン・サイレントディールといったダートの王者クラスがドバイのトラウマに悩まされるようなら、今年のダート戦線の主役に躍り出る可能性も

5着 ローエングリン   横山典弘
ハナには行けなかったが、内で控えたレース内容そのものは悪くない。しかし、戦法を問わずマイルのG1で主役を張れるほどの勢いが感じられなかったのも事実。むしろ、中距離戦線に活躍の場を求めたほうがいいのかもしれない。

13着 ファインモーション 武豊
相変わらず牝馬離れした雄大な馬格。マイナス体重の影響はそれほど感じなかった。
しかし、今日はインで揉まれ込む競馬になって、課題である気性の脆さをあらためて露呈する格好となった。見かけによらず、この娘は臆病者なのだ
思い起こせば一番強かった当時、この娘はいつも外から他をつぶす競馬をしていた。また、牡馬混合戦の有馬記念や毎日王冠になると、武豊がきまって逃げの手に出ていたこと・・・・。
こうした事実は、ファインモーションのウィークポイントが今日のような競馬であることを、いみじくも示唆していたということなのだろう。

14着 ウインラディウス  オリヴァー
本質的に道悪巧者ではない、ということなのだろう。
前走の快勝と今日の凡走のギャップは、こなせる馬場とこなせない馬場の微妙なボーダーラインが、その間に存在していたということでしか、説明がつかない。

教訓 馬場状態の急変はPAT馬券師の泣きどころ。
   雨が降ったら、金額はくれぐれも控えめに・・・・。

6月 7, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (1)

2004/06/06

日曜日の注目馬

東京7レース  4歳以上・500万下・芝2300・別定
◎2バアゼルテイオー 牡5オリヴァー
長期休養をはさんで中央への転厩後、5月だけで既にこのクラスを2勝。馬体もスッキリ絞れた前走では、58キロを背負い稍重馬場も何のその、豪快な伸び脚を披露してくれた。まさしくここでは役者が違う。前日売りオッズで単勝1倍台の一本被り。完全に当てにいってます(笑)

中京の注目はパスします。

6月 6, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (1) | トラックバック (0)

2004/06/05

【展望】安田記念 勝馬の条件





Photo:(C)Horses.JP

今週になって、再び仮柵がはずされ「Aコース」で施行されている東京競馬場・芝コース。キングカメハメハが馬場のど真ん中を通って突き抜けた先週とはレースの様相も一変したと見るべきで、内枠に沿って出現したグリーンベルトをめぐる各馬の陣取り合戦が、勝敗を分けるポイントになっている。


同じ条件(前週Cコース→当週Aコース)で施行された昨年の安田記念も、インを通っていた組(アグネスデジタル、アドマイヤマックス、ローエングリン)が上位を独占している。勝ったアグネスデジタルがマークした上がり3Fの時計が33.7。勝負どころでインを突ける器用さと鋭い決め手を兼ね備えていたことが、このレースの勝因となった。その一方で、前哨戦の京王杯でみせた末脚が評価され2番人気に推されていたテレグノシスが馬場の外を回さざるを得なかった分、なすすべもなく敗退したことは、まだ記憶に新しい。決め手自慢といっても、大外一気の戦法しかとれないようでは、通用しないのである。

そう、一口に安田記念(東京芝1600メートル)といっても、3週連続でBコースが使われていた一昨年までとは、レースの質からしてまったく変わってしまったと認識するしかない。

【Photo DataBaseに登録されている写真画像の
無断複写・転載・加工などの二次利用は禁止します。】

馬場の中央から豪脚を伸ばしてきたブラックホークのようなタイプが、仮に今年出走してきても、おそらく馬券の対象にはならないであろう。これでは、過去のデータに依存した血統分析のような手法を用いても、あまり意味はないことだと言わざるを得ない。

また、梅雨が近い季節ということで、お天気のほうも気になる。東京地方の日曜日の天気は「くもり時々雨」。午前6時以降の降水確率は50%だ。府中市で予想される降水量は、1時間に2ミリ程度なので、タイキシャトルが勝った年のように馬場が田んぼ化してしまう心配まではないと思うが、稍重ぐらいのコンディションは一応想定しておくべきだろう。とはいえ、今年の東京競馬場は、改修2年目で路盤が固まってきたせいか?重・稍重でもレコードを連発する変な馬場状態なので、高速決着への対応力は不可欠とみておいたほうがよい。

以上の各ファクターをふまえ、2004年の安田記念を制する「勝馬の条件」を整理するとこんな感じになるだろうか。

①インを通れる先行脚質、馬込みを気にしない気性
 勝利への最短コース=グリーンベルトを確保するという点で必須の条件といえる

②1分32秒台の高速決着に対応できる持ち時計

③上がり3ハロン33秒台の決め手

④道悪適性
 稍重ぐらいの馬場でも性能が低下しないという裏づけがほしい

これらにもう一つ、条件として加えるなら、ややスタミナ寄りの要素が要求される府中マイルのタフさを考慮し、1800~2000メートルのレースでの好走実績(距離適性)をあげておきたい。

そんな角度から出走各馬(日本馬)の適性を分析してみた。
◎・○・△・×の4段階評価としたが、たぶんに私の主観によるバイアスが反映されていることには、ご注意を(笑)

ファインモーション 
脚質気性○ 持ち時計△  決め手  ○ 道悪適性△  距離適性◎ 
道悪適性はよくわからないが、大飛びの走法なのでおそらくマイナス。
毎日王冠の大凡走から、東京コースは鬼門という可能性もある。
プラス材料はこの枠順。激しい気性を鞍上が制御し、決め手を発揮できるようなら。

マイソールサウンド
脚質気性○ 持ち時計○  決め手  △ 道悪適性○  距離適性◎
死角が少ないのは確かではあるが、府中コース向きの決め手に疑問。
中山記念の負け方と、58kgを背負ったとき良績がないこととが気がかり。
 
オーゴンサンデー
脚質気性× 持ち時計△  決め手  ○ 道悪適性△  距離適性△
左回り巧者ではあるが、あまりにも不器用。G1では役不足だろう。
 
ミデオンビット
脚質気性○ 持ち時計○  決め手  △ 道悪適性×  距離適性○
同型との兼ね合いと道悪競馬への対応力に疑問。素直に評価を下げたい。
 
ウインラディウス
脚質気性◎ 持ち時計○  決め手  ○ 道悪適性○  距離適性○
G1で足りるか?という素朴な疑問はあるが、最も死角が少ない印象。
近2年連対しているアドマイヤ両頭がそうであるように、東スポ杯好走の実績があることに要注目。
 
ローエングリン
脚質気性? 持ち時計◎  決め手  △ 道悪適性○  距離適性○
 「?」とした脚質・気性は、脚質が◎で気性が×(笑)
 高速決着への対応力では、やはり最右翼だろう。
 
イーグルカフェ
脚質気性△ 持ち時計○  決め手  ○ 道悪適性△  距離適性○
ダートでは馬込みを巧く捌けるが、芝では位置取りが後手に回りがち。
 
テレグノシス
脚質気性× 持ち時計○  決め手  ◎ 道悪適性○  距離適性○
トニービン産駒なので道悪に不安はなくても、脚質がやはり泣きどころ。
昨年の再現に終わるか??
 
メイショウボーラー
脚質気性◎ 持ち時計○  決め手  △ 道悪適性○  距離適性◎
「1キロ1馬身」で換算すると、時計的に1分33秒台フラットあたりまで大丈夫ということになるが?!

ジョウテンブレーヴ
脚質気性△ 持ち時計△  決め手  △ 道悪適性○  距離適性○
全盛期ですらG1で通用していなかったので、復調しても??
ただし、内田騎手とのコンビ再結成には注意が必要。
 
ユートピア
脚質気性? 持ち時計△  決め手  × 道悪適性?  距離適性○
初ブリンカーで気性の弱さが封印できれば、穴として一考の余地も。
 
メジロマイヤー
脚質気性○ 持ち時計△  決め手  △ 道悪適性×  距離適性○
ハナ条件なのにここは同型がズラリ。G1はそんなに甘くない。
 
ツルマルボーイ
脚質気性× 持ち時計○  決め手  ◎ 道悪適性△  距離適性◎
 能力には敬意を表しつつ、その脚質から馬券的には静観の評価が妥当。
 
ダンツジャッシ
脚質気性○ 持ち時計○  決め手  ○ 道悪適性◎  距離適性◎
困った。なぜか、ほとんど死角が見あたらない(笑)
臨戦過程に「?」が残り、直前気配を要確認だが、穴として一考する。
 
バランスオブゲーム
脚質気性◎ 持ち時計○  決め手  △ 道悪適性○  距離適性◎
毎日王冠勝ち実績のに、あらためて注目。
ウインラディウスから降ろされた勝春騎手の怨念(?)も加味して、それなりの評価を与える必要がある。

マイネルモルゲン
脚質気性△ 持ち時計○  決め手  ○ 道悪適性○  距離適性○
意外に死角が少ないが、あの激しい気性に、この大外枠は鬼門か?
ただし、G1のハイペースで折り合ってしまう可能性はある。
 
これ以外の外国馬2頭は、正直よくわからないが、過去にアメリカ馬の好走例がないことと、往々にして人気のない方が激走する傾向があると思うので、香港のセルフフリットのほうを上位にとりたい。ただし、JRA発表のプレレーティングをみるかぎり、どちらにしても「用なし」なのかもしれない。

結論。馬券的な中心はやはりウインラディウスか。
単勝オッズがおいしそうにみえるが、勝負に出るほどの度胸はないので、死角が少ない各馬への馬連と、バランスオブゲームとのワイドを押さえます。

6月 5, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (2) | トラックバック (3)

土曜日の注目馬

中京7レース  3歳500万下・ダート1000・馬齢
◎13ナトゥーア 牡3 松永幹夫
後続をブッちぎり未勝利を卒業した3走前(阪神ダート1000)の競馬と、馬っぷりの良さを見込んで、昇級即通用の器と評価していたが、近2走思わぬ足踏みを続けている。松永幹夫騎手いわく「敗因はイレコミ」。2走前のように、他馬に外から被される展開も良くないのだろう。メンタル面での課題だけに即解消とはいかないだろうが、今回は距離短縮・外目の枠と今回は条件が揃った。この相手ならダッシュ力にモノを言わせ押し切れないか。

東京11レース ユニコーンS G3・3歳・ダート1600・別定
◎12カフェオリンポス 牡3 柴田善臣
様々な路線から強豪が集結しており、相互の能力比較がなかなか難しい。
とはいえ、関東の大将格カフェオリンポスが、ヒアシンスSでマークした1.37.1は、同日開催の古馬G1フェブラリーS5着に相当するインパクトのあるもので、高速決着への対応力という点では、このメンバーでも頭ひとつ抜けた存在と言えるだろう。
東京開催も終盤戦。ダートコースは開催が進むにつれ、確実に高速化の傾向を辿ってきており、2月開催当時とほぼ同程度のコンディション。ひと息入っての久々の一戦になるが、調整過程に狂いがなければ、時計で関西馬を圧倒できる。

6月 5, 2004 今週の注目馬, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/03

【サウスニア】おいらはオフィサー!

楽しみにしていたカーティスクリークは、ユニコーンSを除外の憂き目に・・・・・・。
サウスニアHPによると、藤沢師は、早々と次の目標を、翌週のエーデルワイスS(3歳1000万下・芝1600m)に切り替えたようだ。同距離の東京1600が舞台とはいえ、今度はデビュー以来初となる芝挑戦となる。
しかし、走法からはおそらく芝でも大丈夫だと思うし、骨っぽい相手が揃うG3よりは与しやすい相手関係に恵まれる可能性は大きいだろう。初芝が嫌われて、配当的にも妙味が出るようなら、これはちょっと面白い馬券になるかもしれない。

さて、一口馬主の話題続きで今日は自分の出資馬のお話を。
2歳の愛馬に、名前がつきました♪

ci_001officer.jpg

オフィサー 牡2歳
父フサイチペガサス 
母サークリング(母父アイリッシュリバー)
関西・森厩舎所属

馬名の由来は、英語で'有資格の高級船員'の意。母名の訳'旋回'より、航海・船舶を連想しての命名・・・・とのこと。ううむ、なかなか響きがよく、強そうな感じがする良い名前だ。センスのよい命名者には、敬意を表します。


現在はまだ牧場での育成調教中なのだが、サウスニアの2歳同期生のなかでは真っ先に命名を受ける幸運に恵まれたので、これは思ったよりも早い入厩が期待できるかもしれない。新種牡馬の初子になるので、適性はまだわからないが、おそらくマイラーでダートもOK。となれば、デビューの選択肢もいろいろ考えられるだろう。できれば、夏の札幌戦か新潟戦のデビューを目標にしてくれると嬉しい。

とはいえ、自分の出資馬の場合、1歳上の3歳世代の馬名が決定したのも昨夏で、それが未だに未出走だからなあ(笑)。
過度な期待はしないで、デビューまでの道のりを気楽に楽しみたいと思う。

6月 3, 2004 ひとくち馬主日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/02

ユニコーンS 俄然注目カーティスクリーク

ダービーの興奮も去って、気分はすっかり「祭りの後」。
安田記念?もう5年以上、まともに馬券を的中させた記憶もない苦手のG1だなあ。
今年の登録メンバーを見渡しても、何とも掴みどころがない感じで、中心馬が絞れない。これでは勝負しようという意欲もわいてこないし、函館・福島戦の開幕まで、馬券のほうはちょっと控えめにしておこう。

そんな今週の注目は、土曜日・東京メインのGⅢユニコーンステークス

ri_040.jpg

わがサウスニア軍団からは、カーティスクリーク(父サザンヘイロー・藤沢和雄厩舎)が、勇躍ここに挑戦を予定している。デビュー戦直後から、このレースを目標に定め、青写真どおり、前走で500万下を突破してきた期待の逸材だ。ただし、残念ながら、私の出資馬ではありません(笑)。

キャリアはまだ僅か3戦。しかし、そのどれを取ってみても「鮮烈」と形容するほかないような、印象深い競馬をしてきているのが、この馬の注目される所以だろう。

3月、阪神競馬場に遠征して迎えたデビュー戦。1番人気を背負っていながら、スタート直後からまったく走る気なし(笑)、4角までフワフワと遊びながら馬群の最後方を追走し迎えた4コーナー、鞍上の岩田騎手もなかばやけくそ気味に大外をぶん回してきた。すると、突然やる気に目覚めたカーティス、あっという間に全馬をゴボウ抜きして、終わってみれば3馬身差の楽勝である。ダート戦でこんなレースをみせてくれたのは、同じ厩舎所属だったあのリアルヴィジョンのデビュー以来のことだろうか。

「何だこりゃあ?」というケッタイな印象を名詞代わりに、競走馬としてのキャリアを踏み出したこの馬、短期放牧をはさんだ2戦目には、東京ダート1600にその矛先を向けてきた。ユニコーンS出走に向けた第1ステップである。
ところが今度は、いきなり向正面でガツンとエンジンが掛かってしまう。一度その気になると、名手オリヴァーでさえ、もう手綱を押さえきれない暴力的なスピード(笑)。暴走気味に先頭集団をすすみ4コーナーを回わったが、坂のあたりから後続の有力所がしめしめとほくそ笑みながら(ほんとにそんな感じにみえた)、一完歩づつ差をつめてきた。危うし!東京の直線の長さを考えれば、この時点で馬券はもう紙くず同然だ。しかし、そこからこの馬、思いも寄らぬような二枚腰を発揮する。3頭の併せ馬状態でゴール板を通過し、写真判定に持ち込まれた決着でしっかり2着を確保してくれたのだ。

そして、迎えた3戦目では、一気に持ち時計を0.8秒も短縮し、前走で叩き合ったライバルを蹴散らしてのゴール。気性的にはほとんど成長がみられなかたけれど(笑)、「これは大物かも?」という期待に応える完勝だったと言える。オリヴァー騎手も「道中リラックスして走れるようになれば、もっともっと強くなる」とコメントしてくれた。

正直、ヒアシンスS組との比較で、あと0.7~0.8秒時計を詰めないと通用しないかもしれないが、順調さという面では、ブランク明けの人気所より一日の長があるこの馬。重賞級の淀みない流れに乗ってレースを運べれば、むしろ「リラックスして走れる」新たな一面がみられるかもしれない。厩舎のブランド力でそれなりの人気は覚悟しなければならないが、それでも注目の価値はある1頭として取り上げてみたい。

6月 2, 2004 ひとくち馬主日記, 競馬予想・回顧アーカイブ | | コメント (0) | トラックバック (1)