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2004/05/20

オークス2着馬の研究(その2)

さあ、今日はオークス2着馬の傾向と対策の研究編です。

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1.血統
やはりと言うべきか、堂々5年連続で2着を確保をしているのが父サンデーサイレンス。優勝馬の父は過去5年間、サクラユタカオー・ブライアンズタイム・トニービン・ホワイトマズルときて、昨年のスティルインラブがダンスパートナー優勝以来久々のサンデー直子なのだから、こちらのほうがむしろ個性的でバラエティに富んでいる感じ。
サンデー産駒であることは、オークス2着馬を語る上で今や欠かせないファクターと言ってよいだろう。この傾向は、2400の長丁場を上がり34秒台でまとめなければ上位に来れない、瞬発力優位のオークス決着トレンドと軌を一にしているように思われる。

とはいえ、今年の登録馬に目を転じれば全20頭中、なんと11頭がサンデー直子(笑)マーベラスサンデーやフジキセキ産駒といった孫の世代までカウントすれば、なんと14頭が栄誉あるサンデーの一族だ。

これでは、何のための「傾向と対策」なのかわからないので、さらにキーファクターはないかと考察を続けてみた。

すると、4年前までの2着馬の父方か母方は、必ずノーザンダンサー系の血が入っていたことに、気がつく(唯一例外は、重馬場で争われた97年のナナヨーウイング)。01年のローズバドにしても母母父リファールである。良馬場で争われるオークス2着の条件として、父サンデーサイレンスの決め手だけではなく、ノーザンダンサーから補給される底力のアシストが必要ということか??

それから近2年の2着馬はいずれも、「サンデー×ネイティヴダンサー(エタン)」の配合パターンであったことにも注目しておきたい。ともにラストの決め手を生かす形で2着に突っ込んできた伏兵であり、スピード決着でのサンデーのキレを補強する意味合いで、この手の配合馬(サンデー×ネイティヴダンサー or サンデー×ミスプロ)にも、一応の警戒が必要かもしれない。

また、意外だったのは、いかにも「オークス向き」と思われるステイヤー風の血統が、ほとんど見あたらなかったということ。本番が近づくにつれ、新聞などでは「距離伸びて良い血統」などというもっともらしい記事がいろいろ出てくるとは思うが、一見スピード優先の血統でも十分通用しているので、これはあまり気にしないほうがよいだろう。

血統トレンドからの2着候補注目馬
 ギミーシェルター、グローリアスデイズ、ダイワエルシエーロ、ドルチェリモーネ、
 フレンチアイディア、マルカフローリアン、レクレドール、レディインブラック

2.戦績
前走桜花賞組、それ以外なら重賞・オープンの前走で3着以上していた実績馬であることが条件となっている。さすがはオークス2着、同世代牝馬ナンバー2の勲章は伊達ではない。ちなみに桜花賞組は着順不問という印象。2桁着順からの巻き返しも結構ありうるので注意。
本番で東京コースを初めて走る組がけっこう頑張っているので、府中実績もあまり結果に直結していない印象を受ける。ただし、優勝したウメノファイバーを含め、昔からクイーンカップ好走馬との相性は良いレースなので、当然注目が必要だろう。

戦績トレンドからの注目馬
 血統注目馬の中では、桜花賞組のギミーシェルター、ダイワエルシエーロ、レディイン ブラック。重賞・オープン上位のグローリアスデイズ、ドルチェリモーネあたり。
 
3.脚質・決まり手
各年の天候・馬場状態や展開・有力馬の動きひとつで変わってくるファクターなので、一定の傾向と対策を導き出すことは難しい。強いて言えば、逃げ馬の活躍例がないことくらいか。
また、例年この週からCコースでの施行となるため、4角後方で外に振られるような不器用なタイプも苦しいだろう。ロス無くインを立ち回り直線決め手を発揮できれば、それが上位への近道であることは間違いない。
非凡な決め手はあっても気性に課題を残すレディインブラックや、前走マクリがはまった印象の強いドルチェリモーネには、この点が減点材料になりそう。

4.結論
以上のファクターをクリアした、以下の3頭に注目してみたい。
 ギミーシェルター
 ダイワエルシエーロ
 グローリアスデイズ

5月 20, 2004 競馬予想・回顧アーカイブ |

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