2011/04/03

ブリッツェン、重賞制覇!

当ブログひとくち出資馬ブリッツェン(牡5)。重賞初挑戦となったダービー卿チャレンジ・トロフィー(G3)で、強敵相手に見事な逃げ切り勝ちを決めてくれました。最後はきわどい写真判定になったけれど、ゴールの瞬間、愛馬の勝利を確信。感激です。

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4月 3, 2011 ひとくち馬主日記 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/03/06

快挙!愛馬2頭がオープン入り

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春を思わせる陽気に恵まれた3月5日・土曜日。この日の自分は野暮用に追われ、競馬観戦も馬券のほうもパスを決め込んでいたのだが、そんなときに限って、当ブログひとくち出資馬2頭が勝利をマーク!阪神・武庫川ステークスを逃げ切ったブリッツェン(牡5)中山の障害未勝利を初戦で勝ち上がったレンディル(牡5)。愛馬2頭が同じ日に一挙にオープン入りを決めるという思いがけない慶事が待っていた。出資者にとっては、まさしく盆と正月が一緒に来たような最高の1日になった次第である。

まずはブリッツェン。夏の札幌を勝って準OPに再昇級して以降、強敵相手に消化不良のレースが続いていたけれど、元値はこのクラスでシルポートスピリタスに先着した実績がある。13頭と手頃な頭数、相手関係も弱化した今回は巧く立ち回れば上位の可能性もあるかも・・・・と期待していたのだが、勝利の決め手になったのは、やはり鞍上・藤田の「政治力」だった(笑)。ポンとスタートを決め、周りを睥睨すると他騎手に競りかけを許さない単騎スロー逃げに持ち込み、長い直線も絵に描いたような「おいでおいで」の展開に。まさしく北の独裁者の真骨頂というべき改心の騎乗である。
実は藤田騎手、3年間の夏に一度北海道で、デビュー2戦目のブリッツェンの手綱を取った経験がある。まだキャリアの乏しい愛馬に競馬の何たるかを教え込むような丁寧な騎乗ぶりが印象に残っているが、先行脚質のブリッツェンにとっては、豪腕・岩田や内田博幸以上に相性の良いパートナーと言えそうだ。今回の勝ち時計は1分35秒ゼロ。ハッキリ言って平凡な水準であり、時計比較の観点に立てばオープン昇級後は苦戦覚悟という評価になるのだろうが、単純な時計だけで語り尽くせないのが競馬の奥の深さ。もし、再び藤田とのコンビで今回と同様の展開に持ち込めるなら、重賞戦線でも意外性を発揮できるかもしれない。長い直線の上がり勝負に対応できた事実に着目するばら、春の新潟・谷川岳Sあたりで面白い結果を期待できるかもしれない。

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3月 6, 2011 ひとくち馬主日記 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2010/12/26

今年も1年がんばった

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当ブログひとくち出資馬も、今週は師走餅つき競馬に大挙5頭が出走。結果は、2着1頭・4着1頭・着外3頭という戦績でしたが、各馬とも無事完走してくれたし、本当に頑張ったと思います。
本日のレース。有馬記念の直後、阪神・摩耶ステークスで2着を死守したフェイムロバリーも良かったけれど、それ以上に褒めてあげたいのはこの馬・ステラリードですね。強豪揃いのオープン特別(ファイナルS)で6着なら、大満足の戦果です。まさか愛馬が、リルダヴァルファリダットに先着できるとは思ってもみなかったので・・・・。直線では、思わず声も出ました。
昨夏の重賞制覇からずっとスランプが続き、早熟だとか、もう終わっているとか、心ない評価を受けていたけれど、近2走は明らかに復調ムード。オープン特別でも、見せ場をつくり出資者を楽しませてくれています。晩成だった母の血が表にでてくるようなら、来年以降も息の長い活躍を期待できるでしょう。
とりあえず今年は本当にお疲れさま。そして、来年もがんばれ。

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【有馬記念】逆転候補は内枠に

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JC降着の汚名返上に燃え、年末最後の大一番に臨む女傑ブエナビスタ。その一挙手一投足に注目が集まるのは当然のことと思うが、単勝1倍台・1強断然ムードの下馬評には、いささかの違和感を覚える。不安の種は、過去の戦績のなかに見いだすことができる。この女傑、案外と取りこぼしが多いのだ。
特に気になるのは、距離二千メートル以上・右回りという今回と同じ条件設定で過去に6戦して僅か1勝(京都記念)しかあげていないという事実。通算4度の出走機会をすべて先頭で駆け抜けた得意の左回り・府中コースとは対照的なこの戦績は、やはり気がかりな材料だ。なるほど、昨年の有馬記念を歴代優勝タイムと遜色のない優秀な時計で走破した実績を考えれば、右回りの中山イコール苦手コースと烙印を押すことはできない。だが、2周目の向正面から各馬がスパートを開始して、そこからゴールまでおよそ1000メートル以上も脚を使う耐久戦になりがちな有馬記念は、ブエナビスタが最も得意とする決め手勝負の展開とは様相を異にする一戦になる。ディープインパクトを彷彿とさせる決め手が売りの女傑といえど、けして楽観は許されないだろう。
今年の枠順は内枠に先行タイプが、外枠に差し・追込タイプが揃い、典型的な逃げ馬が不在。これなら各馬の隊列は1周目の4コーナーまでにあっさりと固まり、レースの流れは前半からスローペースに落ち着いてしまうのかもしれない。だが、スローになれば、それを見越し2周目の向正面でマクリ気味に仕掛けてくる馬もいるはずで、いずれにせよ勝負所からタフな展開が待っている。直線に向くまで各馬が待機を決め込む府中の中長距離戦とは質を異にする、中山らしい競馬になる。
ブエナビスタは昨年それを、ぶっつけ本番の乗り替わりと脚質転換で克服しているが、今年はスミヨンが安全運転を意識するあまり、3~4角大外をブン回していく策に出る可能性がある。これは中山コースで絶対にやってはいけない禁じ手。脚力の違いにものいわせ、一気に先頭を奪ってしまえば勝機もあるだろうが、内を回していく各馬に比べ相当な距離ロスを覚悟せざるを得ない。もしそんな展開になれば、他馬にも付けいる隙が生まれてくる。

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12月 26, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/12/19

【朝日杯フューチュリティS】素直に◎サダムパテック

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すいません、時間の関係で本日は結論だけ。
朝日杯は、◎サダムパテックと他馬との能力差を確認するためのレース。馬券は単勝1点のみ考えておけばいいでしょう。2倍前後のオッズなら、配当も悪くありません。
有馬記念の1週間前。スミヨンには、JCのブエナに投じた単勝の購入資金を損失補填してもらうつもりです。
以下は、おまけ。十数年前にちょっと流行ったこの唄をスミヨンに捧げたい。

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12月 19, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/12

【阪神ジュベナイルF】母と娘は似ていない

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母ダンスインザムード娘のダンスファンタジア。社台ファームの看板を背負う超良血のお嬢様というイメージは共通していても、実はこの母子、あんまり似ていない
カリカリとした気性で、パドックに登場するたび大暴れを繰り返し、スタッフの手を焼かせたお転婆の母に対し、まだ2歳の娘のほうは落ち着き払った気性の持ち主。パドックでもレースに行っても終始、悠揚迫らざるといった物腰を保ち、鞍上の指示にも忠実だ。この落ち着きがあれば、関東馬にとって鬼門というべき遠征時の環境変化にも、難なく対応することができるだろう。
母娘の体形を比べて見ても、トモ周辺の筋肉の充実は両者に共通した美点だが、胸前の肉付きでは娘のほうがひとまわり厚いという印象だ。デビュー時2戦の馬体重は450キロ台とけっして大型ではないけれど、豊かな骨量に恵まれており、将来は500キロ近くまで成長してきそうな雰囲気がある。例えてみるなら、前年の覇者アパパネに近いタイプ。中長距離戦よりもマイル前後の距離でこそ、最も真価を発揮できる競走馬に違いない。
府中の赤松賞から栗東留学を経て、暮れの阪神へ。本番に臨むステップもアパパネと共通しているあたりに、陣営の本気度の高さがうかがえる。関東の一番手が今年も2歳女王の座を射止める結末を期待して、単勝馬券で勝負してみたい。

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12月 12, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/12/05

【JCダート】逃げ切りは容易でない

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新設G3みやこSを逃げて勝ったトランセンドに人気が集まっているが、JCダートの舞台で「もう一丁」が効くかはどうかは微妙ではないかと思う。
東京開催時代を含むこのレース、過去10年間で逃げ切りが決まったのは昨年のエスポワールシチーによる僅か1例のみ。G1級の強豪たちから終始目標にされる不利はバカにできず、他馬との間によほどの力量差がなければ、逃げ切りは許してもらえないと考えたほういい。
そこで、◎シルクメビウス。同世代トランセンドと比較すると、ダート千八の持ち時計では僅かに劣るが、直接対決となった東海Sでは同馬をクビ差捉えての勝利がある。超ハイペースの激流に巻き込まれた船橋JBCでは苦しい追走になってしまったが、それも良い糧になったと前向きに解釈すれば、今回はむしろ展開が楽になりそう。みやこS2着以下武蔵野S組との比較では、前走G1出走のこちらを上位に評価する必要がある。
対抗格も、中央G3組よりも前走G1出走の強豪実績馬の格を重視。まだ馬体がヒョロッとして頼りない印象のキングスエンブレムよりも、兄ヴァーミリアンの重厚感がここでは勝るとジャッジする。

◎シルクメビウス
○トランセンド
▲ヴァーミリアン
△アドマイヤスバル
△オーロマイスター

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2010/11/28

【ジャパンカップ】女傑ブエナビスタに死角はないか?

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昨秋以降のブエナビスタの戦績を改めて振り返ってみると、9戦を消化して3勝しているが、その一方で2着以下も6回。無敵の女傑という印象の割には、意外と取りこぼしが多い事実に気がつく。特に二千メートルを超える距離では、有馬記念やドバイ遠征時など、好走しても勝ちきれずに終わっていることが多い。
天皇賞・秋で完全に開花した感のあるこの馬の本質。もしそれが、二千メートル前後の中距離への適性を志向するものだとすれば、2ハロン距離が伸びるJCの舞台で、あの強さを再現できるものだろうか?府中の芝二千四百では過去にオークス勝ちの実績があるが、今にして思えば、薄氷を踏むような僅差の勝利だった。
また、過去の女傑と呼ばれ天皇賞を制したエアグルーヴウオッカも、続くJCでは惜敗を喫したという因縁がある。「二度あることは三度ある」という思いに囚われてしまうと、前日売り単勝オッズ2倍台前半の評価に無条件の同意を与えてよいものか、脳裏には不安もよぎってくる。
だが、ブエナビスタが2着以下に敗れることは、おそらく無い。典型的な逃げ馬が不在の今年のJCは、スローペースの決め手勝負になると思うからだ。

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11月 28, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2010/11/21

【マイルCS】例年より低調な組み合わせなら

すいません、今日は時間の関係で結論だけ。
マイル路線の頂上決戦といえど、ウオッカ・カンパニーなど大駒がリタイアした後の今年は、かなり低調なメンバー構成になった。ならば、昔の名前で出ている旧勢力よりも、新興勢力の勢いを買いたいところ。前走・富士Sで旧勢力と勢いの違いをまざまざと見せつけたダノンヨーヨーの脚力を信頼する。鞍上にスミヨンを配してきた陣営の本気度も評価すべき。
相手は、昨年3着で日本適性を証明済みの外国馬サプレザと、外回りコースのマイル戦なら常に無視できないスマイルジャックだが、枠順の差で後者を上位に取る。
キンシャサノキセキも外枠。折り合いに進境を示しているといえど、勝ちきるまでの可能性は半信半疑といったところ。前走・スワンS組と3歳の良血トゥザグローリーは、前走の走破時計が平凡。馬券圏内に絡んでくるほどの勢いは感じられない。むしろ怖いのは条件戦で連勝街道を驀進中のゴールスキー。新潟・外回りで関屋記念を大きく凌駕した走破時計を記録している事実を軽視すべきではない。

◎ダノンヨーヨー
○スマイルジャック
▲サプレザ
△キンシャサノキセキ
△ゴールスキー

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2010/11/14

【エリザベス女王杯】3歳1番人気の本命視は危険?

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過去10年のレース結果を振り返ってみると、3歳勢と古馬勢がともに5勝をマーク。記録上、世代間の対戦成績は互角なのだが、まだ秋華賞の印象が強いせいか、戦前の下馬評では「3歳が強い」と囁かれる年が多いように思える。今年も、牝馬三冠の偉業を成し遂げたアパパネ擁する3歳勢に対して、ブエナビスタ・レッドディザイアの大駒2頭を欠いた古馬勢は劣勢。前日売りオッズの推移をみても、大方のファンが想定していると思われるのは、そんな勢力関係だ。
だが、秋華賞を好走し、ここでも人気を集める3歳勢は過去10年、意外と苦戦を強いられている。1番人気の支持を集めた3歳馬は8頭いるが、その戦績は「2-1-1-4」(連対率37.5%)。優勝回数は僅か2回に留まり、過半数の4頭が4着以下に敗れ去っている。
優勝を逃した馬たちのなかには、先頭でゴールを駆け抜けながら降着の憂き目に泣いたカワカミプリンセスなど不運な事例もあるが、テイエムオーシャン、エアメサイア、スイープトウショウなど、アパパネと比較しても能力的に見劣ると思えない名牝たちが古馬の壁に跳ね返されてきたことも、また事実。馬券の回収値という観点からデータを確認してみても、単勝回収値38・複勝回収値57と100%を大きく下回る数値が示され、3歳の1番人気から馬券を買うのは得策でないという教訓を示唆している。アパパネを本命に推すファンにとっては、少々気がかりな数値だろう。

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11月 14, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/07

中山大障害への道

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秋開催も5週目に入った日曜日の東京競馬場。第9レースに組まれていたtvk賞(1000万下・芝2000)で鮮やかな逃げ切り勝ちを決め、通算4勝目をマークした愛馬レンディル(牡4歳)です。
夏競馬のシーズンには北海道で4戦、9月の中山では1戦を消化した後の府中参戦でしたが、今回は中間の調整に何と障害練習を取り入れ、10月20日には秘かに障害試験に合格。ちょっと変わった調整過程を踏んでの参戦となりました。一時期は、横山義騎手を調教パートナーに迎え入れ、秋の東京開催での障害戦デビューを本気で検討していたふしのある同馬ですが、障害未勝利の直線走路となる「ダートが苦手」という情けない理由で、結局、平地競馬に逆戻り。それが、この結果に繋がるわけですから、競馬は面白い。
それでも、藤澤調教師は入障プランへの未練を捨てがたいようで、今日も表彰式のウイナーズ・サークルに登場するやいなや、破顔一笑しつつ「いやあ、ほんとは障害のほうがよかったんだけどなあ!」と思わずホンネを激白。これには、口取り記念撮影に臨んでいた出資者の皆さんも思わず苦笑を禁じ得ないというシーンがありました。

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11月 7, 2010 ひとくち馬主日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/31

【天皇賞秋】馬場は内から回復する

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心配された台風は関東の東海上へと遠ざかって、天皇賞当日の東京競馬場は、好天に恵まれることがほぼ確実となった。問題は、芝コースの馬場状態。前日からの雨をたっぷりと含んだ不良馬場が果たしてどこまで回復してくるか。最終的な見極めは、午後のレースを観戦してからでも遅くはないが、経験的に考えてみると、天皇賞の時間帯には稍重程度まで戻るという想定で予想を組み立てたほうが無難だろう。
それに加えて、ぜひ頭に入れておきたいのは、東京コースでは馬場が回復に向かうと、ラチ沿いのあたりから乾燥が進み、内有利の傾向が強くなっていくという現象だ。
例えば、今年の毎日王冠。芝コースは前日の雨の影響を受け、不良という発表だったが、その後天候が回復に向かい、10~11レースの時間帯には重から稍重へと馬場状態の変化がアナウンスされていた。結果はご存じの通り、直線外に持ち出し一時は差しきる勢いを示していたスマイルジャックの脚が残り200メートルの地点で止まってしまい、ゴール前では内のコース取りを選択していた各馬が上位を独占するという波乱になった。03年の全面改修以降、東京競馬場で雨上がりのレースになると頻繁に出現したこのような現象は、知る人ぞ知るトラックバイアスで、当ブログでも「タップダンスシチーの法則」と命名し取り上げた経過があるのだが、今シーズンあたりから再び顕著になってきた感がある。
そのうえ更に、今週からは仮柵が3メートル外側に移動されBコースの設定に変わっており、また、土曜日には大事を取って開催が中止されている。そんな事情も考慮すれば、ラチ沿いの芝は水分を含んでいるといっても、たいへん良い状態のまま温存されており、内目のコース取りを選択した各馬にとっては、普段よりも走りやすい条件が整っていると考えることもできる。
ただでさえ、内枠有利・外枠不利が定石と言われる府中の芝二千。今年の天皇賞では、そんな傾向がいっそう強調される可能性が高い。脚質的には、外から長く良い脚を使ういわゆる府中巧者よりも、終始インの好位を立ち回れるタイプや、馬群を捌ける器用さをもった差し馬に注目すべき一戦になりそうだ。

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10月 31, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/28

【ラスベガス10年秋】ベガスでレンタカー(その2)

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ラスベガスに限らず海外旅行中のレンタカー利用といえば、旅行者にとってはちょっとした冒険である。乗り慣れない左ハンドルに、交通ルールの違い(米国ではクルマが右側通行です)にすんなり対応できるか?はたまた、ナビゲーション装置が無くては道に迷ってしまうのではないかなどと、クルマを借りる前から心配の種は尽きない。交通事故とまでいかなくても、見知らぬ土地で何か理不尽なトラブルに見舞われてしまったら?と、ついつい不安になってしまうのが人情だろう。
レンタルされる車両のコンディションはどうか?という問題もある。例えば、作家の村上春樹が昔出版した旅行記のなかにギリシアのロードス島でレンタルしたイタリア車(フィアット)の整備状況に関するエピソードが出てくるのだが、これがなかなか凄いお話だった。1台目は「サイド・ブレーキがほとんどきかないという有り様」。よくこんな車を客に貸すものだと文句を言い交換してもらった2台目のクルマも「フット・ブレーキを踏むたびに小型のニワトリを締め殺しているような悲痛な音がする」という代物だったらしい(村上春樹「遠い太鼓」新潮文庫版より引用)。営業用に貸し出されるレンタカーなら、キチンと整備されていて当たり前という日本の常識も、ひとたび他国に飛び出してみれば、まったくアテにできない可能性もあるのだ。
さて今回、当ブログ管理人がベガスのダラー・レンタカーから借りてきた韓国車キーア・フォルテ。こちらの具合はどうだったのかというと、ボディの外観はご覧のとおりピッカピカ。ブレーキ、照明、ワイパーとひと通り操作系の動作も試してみたが、とりたてて不安材料は見あたらなかった。さすがは街を挙げて、一人でも多くのリピーター獲得を目論む観光都市ラスベガス。この街ならばレンタカー業者といえど、遠方からの賓客を途方に暮れさせるような整備不良車を貸し出すヘマを演じる心配はない。さっそく左ハンドルを握って、街へと繰り出してみた。

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10月 28, 2010 旅打ちコラム | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/24

【菊花賞】ライスシャワーのように

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レース当週の木曜日に、ダービー馬エイシンフラッシュが突如として出走回避を表明。このニュースを境に、今年の菊花賞は2強対決から、ローズキングダムの1強断然ムードへとガラリと様相が一変した感がある。前売り単勝オッズは2倍ジャスト。単勝支持率に換算すると約4割のファンがこの馬の勝利を予測していることになる。これはもう堂々たる大本命というべきだろう。
当ブログ管理人が、この馬の実物を初めて目撃したのは、中山に遠征してきた皐月賞当日のパドックでのこと。だが、正直なところ、その第一印象は「見栄えがしない馬だなぁ」と言ういうほかなかった。ヴィクトワールピサアリゼオなど500キロを超す大型馬が堂々と周回していくなか、小兵のローズキングダムは他馬よりひと回りも二回りも小さく見える。おまけに、闘志や気合いを表面に見せることもなく、一完歩あたりの歩幅が小さい。そのため、パドックを周回してくうちに前を歩く馬との差がどんどん開いていってしまう。

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この日の馬体重は438キロ。今にして思えば、デビュー以来最も体を減らしての出走であり、体調も本調子とは言えなかったのだろう。もし、この馬が朝日杯を制した2歳王者なのだという予備知識を与えられていなければ、思わずノーマークにしてしまいそうな頼りない印象を覚えたものだ。
ところが、この小柄な黒鹿毛は、やはりただ者でなかった。皐月賞を凡走した後、不安も囁かれていたダービーで下馬評を覆す2着と健闘を示す。空前のスローペースとはいえ、距離が延びてこそ真価を発揮できるという、その本質が垣間見えたのだ。
ひと夏を越して体調さえ万全に整えることができれば、ローズキングダムには菊花賞の主役候補となりうる資格があるのではないか?」 当ブログ管理人の場合、ダービーのレース直後に、このような着想に思い至ったのだが、それには理由がある。今から18年前、430キロ台の小さな馬体で皐月賞を凡走後、ダービーで2着と一変を示し、三冠目の菊花賞で秘めたる資質を開花させたライスシャワー・・・・この稀代のステイヤーの蹄跡を思い起こせば、小さな馬格こそは長距離適性の高さを示唆するものとの仮説が成り立つのでは?と考えたのだ。
前走の神戸新聞杯では、462キロまで馬体重を増やしていたとはいえ、全く太目感はなく、小兵特有のシャープなフォルムを維持していたローズキングダム。薔薇の一族の悲願成就というよりも、淀を愛した孤高のステイヤーの志を受け継ぐ菊花賞制覇を期待したいと思う。

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10月 24, 2010 10年競馬予想・回顧 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/17

いやはや、頭が下がります。

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フェイムロバリー 牡5・1600万下
栗東・小崎厩舎所属(当ブログひとくち出資馬)
父ジェイドロバリー 母の父サンデーサイレンス
(写真は5月立夏ステークス当時に撮影)

牝馬三冠達成の余韻が残る淀の最終レース。ダイワスカーレットメモリアルで堂々の2着入賞を果たしたのは、愛馬フェイムロバリーでした。
休養明けの今回は、道中から抑えきれないほどの手応えで好位を追走。直線に入っても素質馬アデュラリア(2番人気)との長い叩き合いを譲ることなく、ゴール寸前ハナ差の先着でした。
募集当時の価格が一口2万円台(500分の1)と格安だった愛馬。出資を決めた時点ではあまり期待をしていなかったし、これまで当ブログでも話題を取り上げることも少なかったフェイムですが、いまや準オープン上位常連にまで出世しています。いやはや、ほんとうにひとくち馬主孝行な馬で頭が下がるばかりです。
叩き2走目となる次走は、天皇賞当日の最終レース・エアグルーヴメモリアル(東京ダ千四)あたりを目標に調整が進められることでしょう。土曜の秋嶺ステークス上位組との争いで楽観は許されませんが、この馬にとってもベストの条件での定量戦になります。長い直線をフルに生かした息の長い末脚に期待を寄せてみたいところです。

10月 17, 2010 ひとくち馬主日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)